マクラーレンが新たな限定モデル「MSO R」を発表しました。
旧モデルを限定復活!
▼この記事の目次
- マクラーレン650Sクーペと650Sスパイダーの限定モデルMSO Rとは?
- マクラーレンMSO Rの外装(エクステリア)デザイン
- マクラーレンMSO Rの内装(インテリア)デザイン
- マクラーレン650Sクーペと650Sスパイダーの限定モデルMSO Rの性能・スペックは?
マクラーレン650Sクーペと650Sスパイダーの限定モデルMSO Rとは?
▼マクラーレンMSO Rクーペ
マクラーレンの新型限定車として発表されたMSO Rシリーズは、マクラーレンブランドの主力「スーパーシリーズ」のモデル。
しかし、2017年始めにフルモデルチェンジした最新モデル「720S」ではなく、昨年まで販売されていた前モデル「650S」をベース車に採用。
▼マクラーレン720S
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▼マクラーレンMSO Rスパイダー
クーペボディのほか、オープンの650Sスパイダーをベースにしたモデルも用意。
それぞれ限定1台ずつが販売されますが、同じオーナーに2台揃って納車され、コレクションされるとのことです。
マクラーレンMSO Rの外装(エクステリア)デザイン
マクラーレンMSO Rの外装には、カーボンファイバーの中央ストライプを特徴とする印象的なリキッドシルバーのボディカラーが採用されました。
また、フロントバンパーとボンネット、ルーバーフェンダーやルーフスクープ、リアデッキまですべて、マクラーレンの特注部門MSOの職人が手作業で仕上げ、カーボンファイバー独特の柄が美しく見えるビジュアルカーボンファイバーを採用。
その他にも、フロントスプリッターとサイドブレードにピンストライプをアクセントに採用。
スプリッターとサイドスカート、シルパネル、ロッカーパネルなどにはMSO Rロゴをプラス。
装備されている5スポークホイールは、クーペのものはサテンブラック、スパイダーはグロスブラックで仕上げられています。
マクラーレンMSO Rの内装(インテリア)デザイン
マクラーレンMSO Rの内装には、アルカンターラ素材に黒いステッチが施されたレッドのシートを採用。
ヘッドレストには黒でMSO Rのロゴが刺繍されています。
ステアリングホイールには黒色のアルカンターラグリップとデルタレッドのセンターストライプを備えたカーボンファイバー製が装備されました。
マクラーレン650Sクーペと650Sスパイダーの限定モデルMSO Rの性能・スペックは?
▼マクラーレンMSO Rエンジン
マクラーレンMSO Rのベースになっている650SにはV型8気筒3.8Lツインターボエンジンが搭載されていますが、MSO Rにはクーペとスパイダーがそれぞれ500台ずつ生産されていた限定モデル「675LT」に採用された「M838TL」エンジンが搭載されています。
▼675LT
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M838TLエンジンの排気量はベースモデルと同じ3.8Lですが、専用設計のシリンダーヘッドとエキゾーストマニホールド、カムシャフトや軽量コネクティングロッドを採用することで出力を向上。
675LTではモデル名にあわせ675馬力となっていましたが、MSO Rではさらに出力をあげ688psに。
▼マクラーレンMSO Rパワートレインスペック
- エンジン:V型8気筒 3.8L ツインターボ「M838TL」
- 最高出力:688ps
- 最大トルク:71.4kgm
- ミッション:7速デュアルクラッチ「SSG」
高出力化にあわせ、排気ガスの流れを最適化する専用のチタン製排気システムも採用されました。