フォルクスワーゲンは、PHEVの新型Golf GTE（ゴルフGTE）の日本発売を発表しました。
この記事では、ゴルフのプラグインハイブリッド版となるゴルフGTEのデザインや価格、パワートレインなどをご紹介します。
▼この記事の目次
- フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEはプラグインハイブリッド！
- フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの外装（エクステリア）デザイン
- フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの内装（インテリア）デザイン
- フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEのパワートレインは？
- フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの航続距離と燃費は？
- フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEのサイズと車重は？
- フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの機能と安全装備は？
- フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの価格、補助金は？
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEはプラグインハイブリッド！
▼フォルクスワーゲン ゴルフGTE
新型ゴルフGTEは、フォルクスワーゲンの主力モデルであるゴルフをベースにした、PHEV（プラグインハイブリッド）モデルです。
ベースとなるゴルフシリーズは先に2017年モデルとして改良されていました。
▼ゴルフ2017年モデルはこちら
デジタルメーター&半自動運転!VW 2017新型 ゴルフ / ゴルフヴァリアント 試乗動画
ゴルフGTEもベースモデル同様の改良を取り入れ、電気モーター搭載により電気を使っての走行も可能に。
ガソリンのスポーツモデル「GTI」のプラグインハイブリッドバージョンとして「GTE」の名前が採用され、走りも楽しめるようになっています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの外装（エクステリア）デザイン
▼フォルクスワーゲン ゴルフGTE
新型ゴルフGTEの外装は、プラグインハイブリッドとしてベースモデルのゴルフとは差別化されています。
グリルやライトには、アクセントカラーとしてブルーの差し色を採用。
リアランプには、”流れるウインカー”となるダイナミックターンインジケーターを備えるLEDテールランプをオプション設定。
フロントバンパーはゴルフGTIと同形状になり、C字型のLEDポジショニングランプを装着。
ホイールは17インチを装着し、ブレーキキャリパーはブルーになっています。
新型ゴルフGTEのボディカラーは？
新型ゴルフGTEのボディカラーには、以下の6色が設定されています。
- ピュアホワイト
- ホワイトシルバーメタリック
- アトランティックブルーメタリック
- ダークアイアンブルーメタリック
- ディープブラックパールエフェクト
- オリックスホワイト マザーオブパールエフェクト
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの内装（インテリア）デザイン
▼フォルクスワーゲン ゴルフGTE
新型ゴルフGTEの内装には、エクステリアと同じくブルーのアクセントが採用され、高い環境性能がイメージしやすくなっています。
▼Active Info Display
メーターには、アナログ型に代わる12.3インチ大型ディスプレイによるフルデジタルメータークラスターActive Info Displayがオプション設定されています。
Active Info Displayは、高解像度ディスプレイに速度計とタコメーター、モーター出力を表示するパワーメーターに加え、ナビゲーション、オーディオ＆ビジュアル機能の他、エネルギーフローや走行時間に占める電動走行の割合を表示。
モードに合わせてタコメーターの表示も自動的に変化し、ナビゲーションモードでは左右のメーターが通常モードより小さくなり脇に移動して、画面中央にインフォテインメントシステムDiscover Proと連動したマップをより大きくワイドに表示。
車両の設定や各種メニュー機能の操作、アクティブ・クルーズ・コントロールなどのアシスト機能の設定もできるようになっています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEのパワートレインは？
▼直列4気筒DOHC 1.4Lターボエンジン＋電気モーター
新型ゴルフGTEには、プラグインハイブリッドモデルとして、エンジンと電気モーターが組み合わせられたパワートレインが搭載されています。
▼新型ゴルフGTEパワートレインのスペック
- パワートレイン：直列4気筒1.4Lターボエンジン＋電気モーター
- エンジン最高出力：150ps/5000-6000rpm
- エンジン最大トルク：25.5kgm/1500-3500rpm
- モーター最高出力：109ps
- モーター最大トルク：33.6kgm
- トランスミッション：6速DSG（デュアルクラッチ式）
- 駆動：FF
新型ゴルフGTEの走行モードは？
▼ Eモード
▼ハイブリッドモード
▼バッテリーホールド / バッテリーチャージ
▼GTEモード
新型ゴルフGTEの走行モードは、5モードから選択できるようになっています。
- Eモード
EVモーターで走行 - ハイブリッドモード
エンジンと電気モーターを使用 - バッテリーホールド
駆動用バッテリー充電量を一定に維持 - バッテリーチャージ
駆動用バッテリーを優先的に充電 - GTEモード
アクセル反応や変速ポイントなどがスポーティになり、エンジンとモーターを同時に作動させてシステム最大出力を発生
電気モーターとエンジンを搭載するゴルフGTEでは、電気モーターを優先的に使用するモードなどのほか、GTがつくフォルクスワーゲンのスポーツモデルとして、フルパワーを発揮できるGTEモードが用意されています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの航続距離と燃費は？
▼駆動用リチウムイオンバッテリー
新型ゴルフGTEには、駆動用として総電圧352Vのリチウムイオンバッテリーが搭載され、EV航続距離と燃費は以下の通りになっています。
▼新型ゴルフGTEの航続距離と燃費
- EV走行航続距離：45km
- 燃費（JC08モード）：19.9km/L
ゴルフGTEは1回の満充電で45kmの電気モーターのみでの走行ができ、駆動用バッテリーの充電がなくなると、システムが自動でエンジン走行モードに切り替え、ガソリンを使用し走行します。
走行モードにはバッテリーを優先して充電するモードも用意されているため、夜間の帰宅時に静粛性の高いモーター走行を使うために、事前にエンジンを使って充電しておくこともできるようになっています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEのサイズと車重は？
新型Golf GTEのボディサイズは以下の通りです。
- 全長×全幅×全高：4265×1800×1480mm
- ホイールベース：2635mm
- トレッド（前/後）：1535/1510mm
- 最低地上高：140mm
- 車重：1580kg
ゴルフGTEのボディサイズはベースモデルから維持されています。
車重は、駆動用のモーターやバッテリー、エンジンを搭載しているため、ゴルフの通常モデル（Golf TSI Trendlineグレード値）の1240kgから、340kg重量が増加した1580kgになっています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの機能と安全装備は？
▼「Discover Pro」のe-mobility専用メニュー
新型Golf GTEの安全装備には、以下のシステムが搭載されています。
▼VW新型Golf GTEの安全装備
- レーンキープアシストシステム「Lane Assist」
- アクティブクルーズコントロール「ACC」（全車速追従機能付）
- 渋滞時追従支援システム「Traffic Assist」
- プリクラッシュブレーキシステム「Front Assist」（歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付）
その他、機能装備として「Volkswagen Car-Net」による各種モバイルオンラインサービスが提供され、スマートフォンとインフォテイメントシステムの接続を簡単にする「App-Connect」はApple CarPlayやAndroid Autoなどに対応。
テレマティクス機能「Guide＆Inform」の利用で、オンライン充電ステーション検索など最新の情報に基づくナビゲーションが受けられ、予約充電なども行なえるEV/PHEV専用サービス「e-Remote」に対応しています。
フォルクスワーゲン新型ゴルフGTEの価格、補助金は？
新型ゴルフGTEの価格と補助金は以下の通りです。
- 価格：469万円
- クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金：20万円
eゴルフは補助金を利用することで実質449万円で購入することができます。
新型ゴルフGTEの販売は、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで通常モデルと同じように行われます。
