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【BMW新型Z4最新情報】2019年3月25日フルモデルチェンジ日本発売!発売日やスペック、価格は?

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BMWが、オープンスポーツ「Z4」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。

 

トヨタ・スープラと共同開発された新型Z4の価格、スペックなどについて最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】BMW新型Z4にフルモデルチェンジ日本発売!

▼BMW新型Z4の画像

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BMWが、フルモデルチェンジしたオープンスポーツカー「Z4」の日本発売を発表しました。

 

BMW・Z4は、ブランドのオープンモデルとして以前販売され、新モデルは同じくフルモデルチェンジするトヨタ・スープラと共同開発。

 

市販モデルは2018年8月に米国で開催されたコンクールイベント「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で公開されていました。

 

▼BMW新型Z4ニュルブルクリンクタイムアタックの動画

BMW新型Z4は、ドイツ・ニュルブルクリンクでのタイムアタックにて340馬力の直列6気筒3Lツインターボエンジンを搭載する「Z4 M40i」を使用し、7分55秒41を記録。

 

このタイムは、オープンカーながらBMWのハイパフォーマンスクーペ「M4」の7分52秒に迫る走行パフォーマンスになっています。

  

▼トヨタ新型スープラ

【トヨタ新型GRスープラ最新情報】A90フルモデルチェンジ!TRDやサイズ、燃費、価格、発売日は?

  

BMW新型Z4フルモデルチェンジの【主な変更点・特徴まとめ】

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▼BMW新型Z4の変更点・特徴

  • 新世代直列4気筒2Lターボエンジンをベースに、軽快な走りが楽しめるオープンスポーツに
  • 3Lターボエンジンのハイスペックモデル「Z4 M40i」を設定
  • 先代と比較してねじり剛性を30%向上し、固定式ルーフを持つ「M4」を超える剛性を実現
  • 全幅を75mm拡大しながら、新開発プラットフォームや電動ファブリック・ルーフにより車重を60kg軽量化。
    前モデルの折畳み式ハードトップと比べて、低重心化に貢献
  • 30台限定車「M40i Frozen Grey」を設定
  • 「sDrive20i」に6速MTの設定を予定

新型BMW Z4は、トヨタとの協力により開発コストの効率をアップしたことで、クローズボディと比較し販売台数が少なくなりやすいオープンでも、新型Z4に最適化した最新技術が投入されています。

 

BMW Mが手がけるハイスペックモデルZ4 M40iも用意され、BMWの主力オープンスポーツになります。

 

BMW新型Z4の外装(エクステリア)デザイン

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BMW新型Z4の外装は、プレミアムオープンスポーツとしての存在感を高めた迫力あるデザインが特徴になっています。

 

ヘッドライトはBMWの最新デザインにあわせ高い位置に配置され、キドニーグリルは押し出し感を強めることでダイナミックなスタイルに仕上げられました。

 

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車体サイズは前モデルより延長され、スポーツ性能を高める低い車体により、気持ちのいい走りを想像させるデザインに。

 

ルーフは運動性能を重視し軽いソフトトップを採用。

 

時速50kmの走行時でも10秒と短時間でオープン/クローズが可能になっています。

 

▼BMW新型Z4(左)とトヨタ・スープラ(右)の比較画像

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共同開発されたトヨタ・スープラとは、並んでテスト走行をした姿も撮影されており、オープンとクーペそれぞれに最適化されたデザインが採用されていることがわかります。

 

BMW新型Z4を前モデルと比較!

▼BMW Z4(前モデル)

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BMW新型Z4を前モデルと比較すると、全体のデザインがより流麗に仕上げられていることがわかります。

 

グリルやバンパーのデザインもスピード感あるものとされ、高い運動性能が表現されています。

 

30台限定!新型Z4 M40i Frozen Grey発売!

▼BMW新型新型Z4 M40i Frozen Greyの画像

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BMW新型Z4には、30台限定車となる「Z4 M40i Frozen Grey」の設定が発表されました。

 

新型Z4 M40iフローズングレーは、30台のうち10台がBMWのオンライン・プラットフォーム「BMWプレ・オーダー」での申込者限定で販売され、受付は4月4日~5月10日の期間限定。

 

直列6気筒3Lターボエンジンに8速ATを組み合わせる「M40i」をベースに、ボディカラーに表面の光沢を抑えたマット仕上げの「フローズン・グレー」を特別色として採用。

 

また、エクステリアには「BMW Individualハイグロス・シャドー・ライン・プラス」と、19インチMライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング800Mを装備。

 

インテリアではデザインステッチが施されたコニャック色のヴァーネスカ・レザー・シートとアルミニウム・テトラゴン・トリム、ステアリング・ホイール・ヒーティング、Harman Kardonサラウンド・サウンド・システムを採用。

 

さらに購入者特典として、ラグジュアリー・ファッション・ブティック「バーニーズ・ニューヨーク」とコラボレーションしたスペシャルバッグを成約記念としてプレゼント。

 

このスペシャル・バッグには、新型Z4のソフトトップにインスパイアされたカバー、メッシュグリルからインスパイアされたメッシュ・ハンドル、さらにフローズン・グレーのボディカラーをイメージした刻印入りの裏地を採用するなど、今回の限定車をイメージした作りになっています。

 

BMW新型Z4のボディサイズは?

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▼BMW新型Z4のボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高:4335×1865×1305mm
  • ホイールベース:2470mm
  • 車重
    2Lターボ:1490kg
    3Lターボ:1570kg
  • ※参考
    ・トヨタ・スープラ
     全長×全幅×全高:4380×1865×1290mm
     ホイールベース:2470mm
     車重
      2Lターボ:1410kg
      3Lターボ:1520kg

BMW新型Z4のボディサイズは、共同開発されたトヨタ・スープラより全長が45mm短縮されています。

 

前先代モデルと比較すると、全長は+85mm、全幅は+75mmとなっていますが、ホイールベースは25mm短縮され、重心を下げるソフトトップを採用することで高い俊敏性、操作性を備えたモデルになっています。

 

BMW新型Z4の内装(インテリア)デザイン

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BMW新型Z4の内装は、2シーターオープンとしてつくられることで、BMWが強いこだわりを持つドライバー中心の走りが可能とされています。


ドライバーはホイールベースの中心に配置され、前後のタイヤの動きがしっかりと感じられるように仕上げられました。

 

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メーターは、BMWの上級セダンから引き継がれ、多彩な情報を表示するデジタルメーターに、大型インフォテインメントディスプレイを採用。

  

インフォテインメントシステムには、AI技術を活用した最新のBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを搭載。

 

トランクは、オープン/クローズ時共に281Lの容量が確保されています。

  

BMW新型Z4のエンジンとスペックは?

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▼BMW新型Z4のパワートレインとスペック

  • 【BMW Z4 sDrive20i】【日本導入】
    ・エンジン:直列4気筒2Lターボ
    ・出力:197ps/32.6kgm
  • 【BMW Z4 sDrive30i】
    ・エンジン:直列4気筒2Lターボ
    ・出力:255ps/39.8kgm
    ・0-100km/h加速:5.2秒
  • 【BMW Z4 M40i】【日本導入】
    ・エンジン:直列6気筒3Lターボ
    ・出力:340ps/51.0kgm
    ・0-100km/h加速:3.9秒
    ・最高速度:250km/h(リミッター)
  • トランスミッション:8速AT
  • 駆動:FR

BMW新型Z4には、1気筒あたりの排気量を500ccとしたBMWの新世代エンジンが搭載されています。

 

これにより、2LターボエンジンではsDrive20iと、海外仕様としてsDrive30iをラインナップ。

 

BMW Mが手がけるハイスペックモデルの「Z4 M40i」はエンジンを直列6気筒3Lターボにアップグレードし、最高出力は2シーターオープンの小型ボディにはとてもパワフルな340psにまで高められています。

 

サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン、リアが5リンクとされ、足回りにはマルチモード電子制御ダンパー、大容量ブレーキシステム、19インチホイールを採用。

 

電子制御リアディファレンシャルにより、切れ味鋭い走りに仕上げられています。

 

エントリーモデルとなる「sDrive20i」には、今後6速MTの設定が予定されています。

 

400馬力超えのBMW新型Z4Mの登場予定は?

新型Z4には、他モデルにも最高峰として用意されているBMW MモデルとなるZ4Mの登場が期待されています。

 

しかし、BMWは新型Z4Mの登場についての海外メディアの取材で「現時点では予定がない」としています。

 

新型Z4はオープンスポーツということでハイパフォーマンスモデルを期待する声は高まりますが、BMW Mモデルはブランドイメージ維持の目的からトップクラスの性能に仕上げられ、ベースモデルの2倍近い高価格設定になることもあります。

 

復活販売となる新型Z4では、販売の推移を見て検討されることになります。

 

BMW新型Z4の走りを試乗動画でチェック!

BMW新型Z4はレビュー動画が公開されています。

 

2シータースポーツとして最適化された走り味が高い評価を受けています。

 

 

BMW新型Z4の燃費は?

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▼BMW新型Z4の燃費

  • sDrive20i(2Lターボ):12.6km/L
  • M40i(3Lターボ):12.2km/L
    ※いずれも新燃費規格WLTCモード

BMW新型Z4の燃費は、新世代のパワートレインにより良好な数値に仕上げられています。

 

前世代のZ4は前の燃費規格であるJC08モード値で2Lエンジン搭載モデルが13.4km/Lなっていましたが、新型Z4ではより実燃費に近いWLTCモード値で12.6km/Lに。

 

3Lターボモデルでも12.2km/Lとされ、環境性能を意識せず選択できるようになっています。

 

BMW新型Z4の価格は?

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▼BMW新型Z4の価格

  • BMW Z4 sDrive20i:5,660,000円
  • BMW Z4 sDrive20i Sport Line:6,150,000円
  • BMW Z4 sDrive20i M Sport:6,650,000円
  • BMW Z4 M40i:8,350,000円
  • BMW Z4 M40i Frozen Grey:8,990,000円【30台限定】
  • ※参考
    ・トヨタ・スープラ
     SZ(2Lターボ/197ps):4,900,000円
     SZ-R(2Lターボ/258ps):5,900,000円
     RZ(3Lターボ/340ps):6,900,000円

BMW新型Z4の価格は、日本で566万円からに設定されました。

 

価格帯は、518万円から850万円という設定になっていた前モデルと比較してほぼ維持され、ライバルとなるポルシェ718ボクスターとも同等になっています。

 

クーペモデルとなる兄弟車のトヨタ・スープラは価格が490万円からとなっていますが、BMW新型Z4もオープンモデルとして比較しやすい設定になっています。

 

BMW新型Z4の発売日は?

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BMW新型Z4は、日本で2019年3月25日に発売されました。

 

生産は、メルセデス・ベンツやアウディなどのハイパフォーマンスモデルも手がけるオーストリアの自動車製造業者マグナ・シュタイアが、トヨタ・スープラとあわせて担当します。

 

BMW・Z4を「おさらい」

▼BMW Z4(初代 E85(オープン)/E86(クーペ)型)

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BMW Z4は、初代が2003年に登場した2シータースポーツカーです。

 

発売時期ではZ4の前に販売されていたZ3の後継モデルにあたりますが、開発はZ3と同時期から行われていたため、位置づけは上位モデルとなりボディサイズも拡大されています。

 

初代はE85型のロードスターのほか、E86型のクーペボディがラインナップしていました。しかし、2代目となるE89型ではリトラクタブル式ルーフを採用することで、ロードスターとクーペが統合されました。

 

モータースポーツに参戦するレーシングカーのベース車としても長い間選択され、日本で開催されるスーパーGTなどでも知名度をアップ。

 

▼BMW Z4(2代目 E89型)

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2代目は2016年で販売が終了し、BMWでは4シーターカブリオレモデルのラインナップが進みましたが、新型Z4は2シーターの軽快なオープンモデルを求めるユーザーの声にこたえ復活します。

 

新型Z4については最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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