マイナーチェンジしたトヨタの人気ミニバンのヴォクシーに、さらに新モデルが追加されました。
使いやすいボディサイズ、デザインが評判のヴォクシーの装備や燃費などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新型ヴォクシーZS煌が発売!マイナーチェンジ2017年モデルにも設定
- 新型ヴォクシーの【主な変更点まとめ】
- 新型ヴォクシーの外装(エクステリア)デザイン
- 新型ヴォクシーの内装(インテリア)デザイン
- 新型ヴォクシーにスポーツ仕様のGRスポーツ設定!
- 新型ヴォクシーのエンジンとスペック
- 新型ヴォクシーの燃費は?
- 新型ヴォクシーの安全装備は?
- 新型ヴォクシーのボディサイズと室内の広さは?
- 新型ヴォクシーのシートアレンジは?
- 新型ヴォクシーの価格は?
- トヨタ・ヴォクシーを「おさらい」
【最新情報】新型ヴォクシーZS煌が発売!マイナーチェンジ2017年モデルにも設定
▼特別仕様車ヴォクシーZS“煌”の画像
トヨタは11月24日、マイナーチェンジした新型ヴォクシーに、特別仕様車ZS“煌(きらめき)を設定することを発表し、同日に発売しました。
新型ヴォクシーZS煌は、エアロ仕様の「ZS」をベースに、フードモールやドアミラー、センタークラスターパネルなど、内外装の随所にシルバーを配し、よりクールな印象に仕上げられ、ボディカラーにはブラックを含む全5色を設定。
特別装備として、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア(デュアルイージークローザー、挟み込み防止機能付)、リヤオートエアコン、LEDルームランプを装備し利便性を高め、スーパーUVカット機能・IRカット機能付ガラスも採用されました。
新型ヴォクシーの【主な変更点まとめ】
▼新型ヴォクシーの主な変更点
- 外装
・ヘッドライトに薄型LEDを採用
・リヤデザインがよりワイドに
・エアロモデルによりちから強い専用のデザインを採用 - 内装
・格納式テーブル、充電用USB端子を装備
・天井までピアノブラック塗装で統一することで質感を向上
・よりシャープなデザインのメーターを装備 - 操縦安定性・快適性
・遮音性を向上
・空力パーツを追加
・ボディ剛性を向上
・ショックアブソーバーを改良 - クルーズコントロールを全車種標準装備
新型ヴォクシーでは、人気モデルになっていた3ナンバーエアロ仕様が専用のデザインになりました。
その他にも、走行性能や室内空間の快適性をあげる改良が行われ、性能が大幅に向上しています。
▼次期型ヴォクシー
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新型ヴォクシーの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ新型ヴォクシーZS(エアロ仕様)の画像
新型ヴォクシーの外装は、”スポーティ”を伸ばすために改良され、兄弟車で”精悍”とされたノア、”高級感”を強化したエスクァイアと、さらに差別化されました。
改良前から設定され、全幅が1700mmを超えることから3ナンバーとなっていたエアロ仕様のヴォクシーZSには専用のフロントデザインが用意されました。
ハの字をテーマにしたスタイルとし、スポーティでアグレッシブなイメージを強化。
切削光輝加工にダークグレーメタリック塗装を施した専用の16インチアルミホイールが設定されました。
▼トヨタ新型ヴォクシー(通常仕様)の画像
新型ヴォクシーでは通常仕様の外装も新しくなり、リアコンビネーションランプとバックドアガーニッシュは、ワイド感を表現するものになりました。
ボディカラーに新色のイナズマスパーキングブラックガラスフレークが設定され、全7色から選ぶことができるようになっています。
新型ヴォクシーの内装(インテリア)デザイン
新型ヴォクシーの内装は、天井までブラックで統一することで質感がアップしました。
▼新型ヴォクシーZS専用の内装
専用の外装になったエアロ仕様の新型ヴォクシーZSには、大人のスポーティ空間を演出するブラッドオレンジ&ブラックが専用のインテリアカラーとして設定されています。
また、余裕がある室内をさらに快適に過ごしてもらう装備として、充電用USB端子2つと、カップホルダー2つを備える助手席後部の格納式テーブルが全車に標準装備されました。
これにより、スマートフォンなどを車内で充電したい場合にも、アフターパーツを購入する必要がなくなっています。
ハイブリッド車で採用されるオプティトロンメーターは丸型リングを採用し、リング幅を細くすることでシャープな印象に仕上げられています。
新型ヴォクシーにスポーツ仕様のGRスポーツ設定!
▼ヴォクシーGRスポーツの画像
新型ヴォクシーには、前に販売していたトヨタのスポーツブランド「G’s」にかわる「GR」モデルとして、ヴォクシーGRスポーツが設定されました。
新型ヴォクシーGRスポーツは、専用のサスペンションやエアロパーツ、内装を装備。
その他にも車体剛性が強化され、ステアリングをきったときに気持ちいい走りが感じられるモデルに仕上げられています。
▼トヨタ ヴォクシーGRスポーツの専用装備
- 専用チューニングサスペンション
- ブレース追加
- 専用メーター(GRロゴ付)
- アルミペダル
- 小径ステアリングホイール
- 本革巻きシフトノブ(ディンプル+シルバーステッチ)
▼トヨタGRモデル一覧
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新型ヴォクシーのエンジンとスペック
▼新型ヴォクシー(ガソリンモデル)のパワートレインとスペック
- エンジン:直列4気筒2Lガソリン「3ZR-FAE」
- 最高出力:152ps/6100rpm
- 最大トルク:19.7kgm/3800rpm
- トランスミッション:7速スポーツモード付きCVT
- 駆動方式:FF or 4WD
- 乗員:7人乗り or 8人乗り
▼新型ヴォクシーハイブリッドのパワートレインとスペック
- パワートレイン:直列4気筒2Lガソリンエンジン「2ZR-FXE」+電気モーター
- エンジン最高出力:99ps/5200rpm
- エンジン最大トルク:14.5kgm/4800rpm
- モーター最高出力:82ps
- モーター最大トルク:21.1kgm
- トランスミッション:電気式無段変速機
- 駆動方式:FF
- 乗員:7人乗り
新型ヴォクシーのパワートレインには、アイドリングストップ機能を備えた2Lのガソリンエンジンと、力強さから人気のハイブリッド仕様が設定されています。
エアロ仕様で3ナンバーボディとなるヴォクシーZSは、ガソリンとハイブリッドのどちらでも選択することができます。
スポーツブランド「GR」モデルとなるヴォクシーGRスポーツには、ガソリンエンジン仕様のみが設定されています。
新型ヴォクシーの燃費は?
▼新型ヴォクシーの燃費
- ヴォクシー(2Lガソリン):FF 16.0km/L、4WD 15.0km/L
「X」グレードの4WDモデルのみ14.8km/L - ヴォクシーハイブリッド:FF 23.8km/L
新型ヴォクシーの燃費は、7人乗りと8人乗りが同じ燃費値となっており、3ナンバーのエアロ仕様でも同じになっています。
ガソリンモデルもしくはハイブリッドで、燃費を気にせず好みのグレードを選択することができるようになっています。
新型ヴォクシーの安全装備は?
新型ヴォクシーの安全装備には、トヨタの安全システム「Toyota Safety Sense C」が採用されています。
トヨタセーフティセンスCでは、衝突被害軽減ブレーキの「プリクラッシュセーフティシステム」、車線逸脱を防止する「レーンディパーチャーアラート」、「オートマチックハイビーム」機能を利用することができます。
新型ヴォクシーのボディサイズと室内の広さは?
▼新型ヴォクシーのボディサイズと室内サイズ
- 全長×全幅×全高
エアロ仕様(ヴォクシーZS):4710×1735×1825mm
標準仕様:4695×1695×1825mm(4WDは全高1865mm) - 車重
ハイブリッド
・標準仕様(FF):1610kg
・エアロ仕様(FF):1620kg
ガソリン
・標準仕様:FF 1570kg、4WD 1650kg
・エアロ仕様:FF 1600kg、4WD 1680kg - 室内長×室内幅×室内高:2930×1540×1400mm
新型ヴォクシーには、全幅1700mを超え3ナンバーサイズとなるエアロ仕様が用意され、ボディサイズに違いがあります。
車重はガソリンとハイブリッドを比較すると最大40kg差となっています。
室内サイズは、部活などに通う子供が車内で立って着替えることができる1400mmの室内高が確保されています。
新型ヴォクシーのシートアレンジは?
▼7人乗り仕様のシートアレンジ
新型ヴォクシーのシートアレンジは、2列目が2人乗りとなる7人乗り仕様と、2列目が3人乗りとなる8人乗り仕様で違う使い勝手になっています。
7人乗り仕様の2列目キャプテンシートは、3列目を左右に跳ね上げることで810mmのスライドが可能になっており、広い室内を4人乗りとしても使うことができます。
▼8人乗り仕様のシートアレンジ
8人乗り仕様は2列目シートを580mmスライドさせることができ、後ろに移動させて広く使うほか、前に跳ね上げてラゲッジスペースを広げることもできるようになっています。
新型ヴォクシーの価格は?
▼新型ヴォクシーハイブリッドの価格
- HYBRID ZS:3,269,160円
- HYBRID V:3,142,800円
- HYBRID X:3,014,280円
▼新型ヴォクシー(ガソリン)の価格
- ZS
FF:7人乗り 2,775,600円、8人乗り 2,745,360円
4WD:7人乗り 2,970,000円、8人乗り 2,939,760円 - V
FF:7人乗り 2,786,400円、8人乗り 2,756,160円
4WD:7人乗り 2,991,600円、8人乗り 2,961,360円 - X
FF:7人乗り 2,496,960円、8人乗り 2,466,720円
4WD:7人乗り 2,702,160円、8人乗り 2,671,920円 - Xサイドリフトアップチルトシート装着車
FF:7人乗り 2,671,000円
4WD:7人乗り 2,861,000円 - ZS“GR SPORT”:3,257,280円
▼新型ヴォクシーZS煌(特別仕様車)の価格
- ガソリン
FF:7人乗り 2,869,560円、8人乗り 2,839,320円
4WD:7人乗り 3,063,960円、8人乗り 3,033,720円 - ハイブリッド
FF:7人乗り 3,363,120円
トヨタ・ヴォクシーを「おさらい」
▼トヨタヴォクシー(初代)
トヨタ・ヴォクシー (VOXY) は、トヨタグループでミニバンや商用車を手がけるトヨタ車体が製造を担当しているミドルクラスミニバンです。
初代は 「ライトエース・ノア」の後継車として姉妹車の「ノア」(旧タウンエース・ノア)と同時に2001年に発売。
ライバルには日産・セレナとホンダ・ステップワゴンが設定され、初代から現行モデルまで2Lエンジンを搭載しています。
現行モデルの3代目は2014年に登場し、ハイブリッドモデルが設定されました。
ネッツ店向けのヴォクシーのほか、兄弟車としてカローラ店向けのノア、トヨタ店とトヨペット店向けのエスクァイアが用意され、トヨタブランドの全販売チャネルでラインナップされています。
初代から設定されている特別仕様車「ヴォクシー煌(きらめき)」は、定番モデルとなっています。