トヨタが、コンパクトミニバン「シエンタ」の新モデル発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップする新型シエンタについて、最新情報から価格や燃費、発売日などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】特別仕様車!トヨタ新型シエンタグランパー設定!
- トヨタ新型シエンタの【主な変更点まとめ】
- トヨタ新型シエンタの外装(エクステリア)デザイン
- 【特別仕様車】トヨタ新型シエンタグランパーの専用装備は?
- トヨタ新型シエンタのボディカラーは?(全16色)
- トヨタ新型シエンタのボディサイズは?
- トヨタ新型シエンタの内装(インテリア)は?5人乗りファンベース追加!
- トヨタ新型シエンタをカスタムする多彩なパーツが発売!
- トヨタ新型シエンタのパワートレインとスペックは?
- トヨタ新型シエンタの燃費は?
- トヨタ新型シエンタの安全装備は?
- トヨタ新型シエンタの価格は?
- トヨタ新型シエンタの発売日は?
- トヨタ・シエンタを「おさらい」
【最新情報】特別仕様車!トヨタ新型シエンタグランパー設定!
▼トヨタ新型シエンタグランパーの画像
トヨタが、コンパクトカー「シエンタ」の新モデルとなる「シエンタグランパー」の発売を発表しました。
トヨタ・シエンタは、「3列シートコンパクトミニバン」のコンセプトが人気になり、2015年に12年ぶりとなるフルモデルチェンジが実施されていたコンパクトカーです。
2018年9月にはマイナーチェンジが実施され、性能がアップしていました。
新設定された「GLAMPER」はシエンタ、アクア、ポルテ、スペイドの4車種に設定され、グランピングなどのカジュアルなアウトドアの雰囲気にあわせた専用のエクステリア装備のほか、安全性をアップし魅力的な仕上げとなっています。
トヨタ新型シエンタの【主な変更点まとめ】
▼新型シエンタの改良内容
- 特別仕様車となる「シエンタGLAMPER」を設定。
専用ボディカラーやエクステリアアクセントを採用し、安全装備を充実
▽2018年9月マイナーチェンジでの変更点
- フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプ、リヤランプ、ホイールキャップの意匠を変更
- 外板色に、ツートーン全6色を新設定。モノトーンは、新規設定色ベージュなどを含む全10色を設定
- 2列シート5人乗り仕様「ファンベース」を新設定
- パワースライドドア予約ロック機能(スマートロック操作)を新設定
- 後席への荷物の置き忘れを通知する、リヤシートリマインダーを日本初採用。
後席ドアの開閉でシステムが作動し、車両を停車しイグニッションをオフにすると、マルチインフォメーションディスプレイに荷物置き忘れ防止の通知メッセージを表示 - ハイブリッドシステムを最適化し、燃費性能を向上
- アクセルとブレーキを踏み間違えた時などに、障害物を検知して自動でブレーキをかけるインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ<静止物>)を新設定
- 歩行者(昼間)検知機能を追加した、Toyota Safety Senseを採用
- 車両を上から見たような映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビューモニターをオプション設定
- 先進安全システム「トヨタセーフティセンス」を標準装備する特別仕様車「シエンタ G Cuero」を通常グレード化
トヨタ新型シエンタの外装(エクステリア)デザイン
新型シエンタの外装は、「Fun & Active」な世界観および「斬新・スポーティさ」を継承しながら、フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプ、リヤランプ、ホイールキャップに新デザインが採用されています。
ボディカラーには、ツートーン全6色を新設定することで、よりデザインを楽しむことができるようになっています。
新型シエンタを前モデルと比較!
▼トヨタ・シエンタ(前モデル)
トヨタ新型シエンタを前モデルと比較すると、全体をシンプルに仕上げたスポーティなデザインとなっていることがわかります。
新型シエンタではデザインを一新することで、シエンタが持つ軽快さや使いやすさが表現されています。
【特別仕様車】トヨタ新型シエンタグランパーの専用装備は?
トヨタ新型シエンタには、特別仕様車となるシエンタグランパーが設定されました。
新型シエンタグランパーは、グランピングをはじめカジュアルなアウトドアの雰囲気に合う特別仕様車として制作。
漆黒メッキのグリルや、ドアミラー、ドアハンドル、ホイールキャップにブラック塗装を採用することで、デザインを引き締め。
インテリアもブラックインテリア、専用ファブリック巻きフロントドアアームレスト、コハクを配色したファブリックシート表皮とすることで、外観とコーディネートし上質な仕上げに。
その他、「衝突回避支援パッケージ Toyota Safety Sense」「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」「フルフラットデッキボード」を標準装備することで使い勝手がアップされています。
▼“GLAMPER meets TRD” アクティブキット
さらに、ブラック基調の特別アクセサリーとして、TRD製“GLAMPER”専用パーツが販売店装着オプションとして設定され、“GLAMPER”のアウトドアカジュアルテイストなデザインを引き立てることができるようになっています。
トヨタ新型シエンタのボディカラーは?(全16色)
▼新型シエンタのモノトーンボディカラー
トヨタ新型シエンタのボディカラーには、モノトーンと2トーンの新色ボディカラーが設定されました。
モノトーンボディカラーには新たにベージュが用意され、落ち着いた雰囲気を楽しむことができるようになっています。
▼新型シエンタの2トーンボディカラー
2トーンカラーはシエンタで初設定となっており、ルーフをブラックにした6パターンから選択することができます。
トヨタ新型シエンタのボディサイズは?
▼トヨタ新型シエンタのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4260×1695×1675mm
- ホイールベース:2750mm
- 車重:1320kg
- 乗員:5人~7人
トヨタ新型シエンタのボディサイズは、全幅1700mm未満の5ナンバーサイズながら、7人乗りにまで対応する広い室内空間が確保されています。
タイヤを車体の前後端に配置するロングホイールベースにより、最後列でも余裕があるスペースがつくられています。
全長は全モデルで25mm延長され、より伸びやかなデザインとされています。
トヨタ新型シエンタの内装(インテリア)は?5人乗りファンベース追加!
新型シエンタの内装には、新たに2列シート5人乗り仕様「シエンタ ファンベース」が設定されています。
▼シエンタ7人乗り仕様
▼シエンタ6人乗り仕様
▼シエンタファンベース5人乗り仕様【新設定】
シエンタファンベースは、2列目シートをフラットに収納することで荷室長2065mmが確保され、人気になっている車中泊にも使うことができるようになっています。


デッキサイド両側には、ユーティリティホールが9個ずつ配置され、ディーラー装着オプションのユーティリティフックやシステムバーと組み合わせることで、さまざまなアクティビティ用途に対応した荷室の使い方が可能とされました。
ラゲッジスペースは、ボードを使いフラットにすることで26インチの自転車2台を収納することなどができますが、アンダートレイにより高さのある荷物も積むことができるようになっています。
その他、新型シエンタでは、パワースライドドア予約ロック機能(スマートロック操作)が新設定され、パワースライドドアのクローズ中に施錠操作を行うと、クローズ後の施錠を予約。
後席への荷物の置き忘れを通知する、リヤシートリマインダーを日本初採用し、後席ドアの開閉でシステムを作動し、走行後、車両を停車しイグニッションをオフにすると、マルチインフォメーションディスプレイに荷物置き忘れ防止の通知メッセージが表示されます。
トヨタ新型シエンタをカスタムする多彩なパーツが発売!
▼新型シエンタTRDカスタムパーツ装着車
トヨタ新型シエンタには、TRDとモデリスタから多くのカスタムパーツが設定されています。
TRDからは新型シエンタのスマートなスタイルを伸ばすエアロキットが設定され、よりデザインを楽しむことができるようになっています。
▼新型シエンタ・モデリスタカスタムパーツ装着車
モデリスタのエアロキットはより質感を高めるため、デザインの重心を下げた仕上げとされています。
その他、新型シエンタはモデリスタから、5人乗り仕様シエンタファンベースの使い勝手をアップさせるカスタムパーツをラインナップ。
デザイン性を高めたラゲッジボード、収納スペースを増やすラック、使いやすさをアップするステップなどが用意されています。
トヨタ新型シエンタのパワートレインとスペックは?
▼新型シエンタのパワートレインとスペック
- ハイブリッドモデル
直列4気筒1.5L「1NZ-FXE」+電気モーター
エンジン最高出力:74ps/4800rpm
エンジン最大トルク:11.3kgm/3600-4400rpm
モーター出力:61ps/17.2kgm - ガソリンモデル
・FF
直列4気筒1.5L「2NR-FKE」
最高出力:109ps/6000rpm
最大トルク:13.9kgm/4400rpm
・4WD
直列4気筒1.5L「1NZ-FE」
最高出力:103ps/6000rpm
最大トルク:13.5kgm/4400rpm - トランスミッション:CVT
新型シエンタのパワートレインには、前モデルと同じくハイブリッド、ガソリンのFF用と4WD用の3種類のパワートレインが設定されています。
出力は前モデルから変更ありませんが、ハイブリッドモデルではアクアの改良時と同じくエンジンやハイブリッドシステムの制御見直しが実施され、燃費が向上しています。
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トヨタ新型シエンタの燃費は?
▼新型シエンタの燃費
- シエンタハイブリッド
・JC08モード:FF 28.8km/L
・WLTCモード【新燃費基準】
総合:22.8km/L
市街地:22.7km/L
郊外:23.9km/L
高速道路:22.1km/L - シエンタ(ガソリン):FF 20.2km/L、4WD 15.4km/L
新型シエンタの燃費は、ハイブリッドモデルでシステムの制御見直しにより改善しました。
前モデルでシエンタハイブリッドは27.2km/Lとなっていましたが、28.8km/Lと大幅に改善し、より使いやすいモデルに仕上げられています。
またシエンタハイブリッドは今回から、実燃費に近づく新燃費規格「WLTCモード」の値も公開されており、全テストモードで22km/L以上の低燃費になっています。
トヨタ新型シエンタの安全装備は?
トヨタ新型シエンタの安全装備は、これまで搭載されていた「Toyota Safety Sense C」を進化させた衝突回避支援パッケージとして、「C」が外れた「Toyota Safety Sense」が装備されています。
新しい「Toyota Safety Sense」は、検知対象に歩行者(昼間)を追加することで安全性を向上。
▼インテリジェントクリアランスソナー
アクセルとブレーキを踏み間違えた時などに、障害物を検知して自動でブレーキをかけるインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ<静止物>)が新設定されました。
また、車両を上から見たような映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビューモニターがオプション設定され、運転席からの目視だけでは見えにくい、車両周辺の状況をリアルタイムに確認することができるようになっています。
トヨタ新型シエンタの価格は?
▼トヨタ新型シエンタの価格
▽ガソリン車
- X(7人乗り/FF):1,850,200円
- G(7人乗り/FF):2,058,100円
- G GLAMPER(7人乗り/FF):2,069,100円【新設定】
- Gクロエ(7人乗り/FF):2,213,200円
- FUNBASE X(5人乗り/FF):1,809,500円
- FUNBASE G(5人乗り/FF):2,017,400円
- FUNBASE G GLAMPER(5人乗り/FF):2,028,400円【新設定】
- X(6人乗り/4WD):1,994,300円
- G(6人乗り/4WD):2,202,200円
- G GLAMPER(6人乗り/4WD):2,213,200円【新設定】
- Gクロエ(6人乗り/4WD):2,357,300円
▽シエンタハイブリッド
- X(7人乗り/FF):2,268,200円
- G(7人乗り/FF):2,424,400円
- G GLAMPER(7人乗り/FF):2,435,400円【新設定】
- Gクロエ(7人乗り/FF):2,579,500円
- FUNBASE(5人乗り/FF):2,227,500円
- FUNBASE G(5人乗り/FF):2,383,700円
- FUNBASE G GLAMPER(5人乗り/FF):2,394,700円【新設定】
新型シエンタに新設定された特別仕様車「グランパー」の価格は、202万8400円からとなっています。
この価格はベースモデルの「G」からのアップが抑えられ、お得な仕様となっています。
トヨタ新型シエンタの発売日は?
新型シエンタに設定された特別仕様車シエンタグランパーは、2019年10月4日に発売されました。
トヨタはシエンタにスタイルが魅力の新モデルを設定することで、より魅力をアピールしていく考えです。
トヨタ・シエンタを「おさらい」
▼シエンタ(初代)
トヨタ シエンタ(SIENTA)は、初代が2003年に登場したコンパクトミニバンです。
2001年に登場したホンダ・モビリオ(後継車はフリード)の対抗車種として計画され、コンパクトカーサイズとしながらも室内には最大7人乗りに対応できる3列シートを搭載しました。
2010年8月に一度販売を終了していましたが、後継車として製作された「パッソセッテ」「ブーンルミナス」の売れ行きが不調だったことから、9か月後の2011年5月に製造を再開。
その後、2015年に現行モデルの2代目が登場するまで12年間販売が継続されました。
現行モデルでは、アクアと同じシステムを搭載するシエンタハイブリッドも用意され、ミドルクラスミニバンでは大きいと感じるユーザーに人気のモデルになっています。
新型シエンタについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!