メルセデス・ベンツが、大型ミニバンとして販売しているVクラスの新モデルを発表しました。
より楽しさがアップする新型Vクラスについて、価格やスペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ガソリン車!新型Vクラス「V260 long」日本発売!
- メルセデスベンツ新型Vクラスの【特徴まとめ】
- メルセデスベンツ新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
- メルセデスベンツ新型Vクラス・マルコポーロとは?キャンピングカーカスタムに!
- メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
- メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
- メルセデスベンツ新型Vクラスのシートアレンジは?
- メルセデスベンツ新型Vクラスのエンジンとスペックは?
- メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
- メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
- メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
- メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
- メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
【最新情報】ガソリン車!新型Vクラス「V260 long」日本発売!
▼メルセデスベンツ新型VクラスV260 longの画像
メルセデス・ベンツが、大型ミニバン「Vクラス」のガソリン車となる「Vクラス V260 long」の日本限定発売を発表しました。
メルセデス・ベンツVクラスは、ブランドのミニバンとしてラインナップされ、多彩なボディサイズやシートレイアウトなど、上級ブランドならではの使い勝手が人気になっています。
新しく導入が発表された「V260 long」は、最大トルク35.7kgmを発生する2Lガソリンターボエンジンを搭載し7速オートマチックトランスミッションと組み合わせた、現行日本導入モデル初のガソリン車となっています。
装備には、人気の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」、本革シート、リクライニングが可能な3列目ベンチシート、センターコンソールアンダーボックス(ドリンクホルダー、カバー付)を採用。
さらに、足元にはグレーペイント18インチ5スポ―クアルミホイールを装着。
内装には、ブラウンウッド調インテリアトリムを採用し、高級感のある室内空間が演出されています。
▼新型Vクラス
【メルセデス新型Vクラス最新情報】マイナーチェンジ発表!マルコポーロやシートアレンジ、サイズ、ディーゼル燃費、価格は?
メルセデスベンツ新型Vクラスの【特徴まとめ】
▼メルセデスベンツ新型Vクラスの変更点
- ガソリン車となる「V260 long」を限定導入。
ボディカラーにオブシディアンブラックとロッククリスタルホワイトを設定し、それぞれ125代限定販売
▼Vクラスの特徴
- ボディサイズを標準、ロング、エクストラロングと3種類設定し、用途にあわせた選択を可能に
- 2.2Lディーゼルエンジンを搭載し、高い走行性能と環境性能を両立
- 2列目の取り外しも可能とする3列シートにより、多彩なシートアレンジに対応
メルセデスベンツ新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラス(標準エアロ)
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの外装は、他モデルと共通するブランドデザインの採用と大きな車体により、上質感ある仕上げとされています。
▼メルセデス・ベンツ新型VクラスV220dスポーツ(AMGエアロ仕様)
AMGデザインエクステリアを備える「V220dスポーツ」グレードも設定され、よりスポーティな外観を選ぶこともできるようになっています。
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラス・マルコポーロ
その他、ポップアップルーフを備えるVクラス・マルコポーロも設定することで、さまざまなレジャーシーンに対応。
リアドアにはガラスハッチを備え、省スペースでラゲッジスペースにアクセスすることができる工夫もされています。
メルセデスベンツ新型Vクラス・マルコポーロとは?キャンピングカーカスタムに!
▼メルセデス・ベンツ「V 220 d Marco Polo HORIZON(マルコ ポーロ ホライゾン)」
メルセデス・ベンツは2018年2月、3列シートを備える7人乗りミニバン「Vクラス」の日本仕様に、専用装備を採用した「V 220 d Marco Polo HORIZON(マルコ ポーロ ホライゾン)」を追加して発売しました。
メルセデス・ベンツ新型Vクラスマルコポーロは、ルーフ上に2人分のフルフラットな就寝スペースを確保するポップアップルーフを採用。
3列目シートをラゲッジルームセパレーターと連続させ3人分の就寝スペースを作り出す「フルフラット機能付ベンチシート」を専用装備することで、合計5人の車中泊が可能なカスタムモデルになっています。
前席には最大230度回転するシートを採用し、2列目シートと対面するシートアレンジも可能とし、フルフラット機能付ベンチシートにはアンダーシートボックスを装備。
ポップアップルーフにはリーディングライトも備え、快適に旅を楽しむことができるモデルになっています。
メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツVクラス(ベースモデル)
▼メルセデス・ベンツVクラスロング
▼メルセデス・ベンツVクラスエクストラロング
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズと比較
- 全長
ベースモデル:4905mm
ロング:5150mm
エクストラロング:5380mm - 全幅:1930mm
- 全高:1880mm
- ホイールベース
ベースモデル&ロング:3200mm
エクストラロング:3430mm - 参考
・トヨタ・アルファード/ヴェルファイア
全長×全幅×全高:4950×1850×1950mm
ホイールベース:3000mm
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズは、ベースモデル、ロング、エクストラロングと3種類が用意されています。
それぞれのボディサイズをベースモデルと比較すると、ロング仕様はホイールベースを維持しながら全長を+245mm、エクストラロングはホイールベース+230mm、全長は+475mmとなっています。
このサイズを上級ミニバンとしてライバルとなるトヨタ・アルファードとヴェルファイアと比較すると、ベースモデルが近いサイズとなっています。
メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの内装には、プレミアムミニバンとして上級システムが採用されています。
前席シートには、シートポジションなどをメモリーして簡単に呼び出せるメモリー付パワーシートを採用。
インフォテインメントシステムには、8.4インチワイドディスプレイとタッチパッド、音声認識などからなる「COMANDシステム」が搭載され、気軽に操作可能に。
空調は、前席左右独立、後席独立で温度設定ができるクライメートコントロールを装備することで、広い室内空間でも快適に過ごすことができるようになっています。
普段は2列目シート用のドリンクホルダーや小物置きとして使用できるトレイ付スライド式センターテーブルは、左右2枚の天板を広げることで2列目シートを後ろ向きにセットした対座シートアレンジでの休憩時などに便利なテーブルとすることができます。
ラゲッジスペースは、ベースモデルでも720L、エクストラロングでは1410Lまで大きく。
シートアレンジを変更することで、4500L以上のラゲッジ容量を持つ大型バンとしても使うことができます。
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの室内サイズ
- ラゲッジ容量
ベースモデル:720-4500L
ロング:1030-5000L
エクストラロング:1410-5500リットル
メルセデスベンツ新型Vクラスのシートアレンジは?
▼7人乗りレイアウト
▼2列目&3列目対座レイアウト
▼5人乗りレイアウト
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのシートアレンジには、スタンダードな7人乗り3列シート状態のほか、2列目を回転させた対座シート状態も用意されています。
加えて、2列目シートを取り外し、3列目シートを大きく前にスライドさせる5人乗り状態でラゲッジを重視することも可能に。
「普段は5人乗り」という使い方ができるようになっています。
▼Vクラスマルコポーロ「フルフラット機能付ベンチシート」
ポップアップルーフを備えルーフ上に2人分の就寝スペースを確保するVクラスマルコポーロでは、3人分のスペースを確保する「フルフラット機能付ベンチシート」も専用装備され、合計5人が車中泊することができるようになっています。
メルセデスベンツ新型Vクラスのエンジンとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのエンジンとスペック
- 【ディーゼル】
エンジン:直列4気筒2.2Lターボディーゼル
最高出力:163ps/38.7kgm - 【ガソリン】【2018年11月250台日本限定導入】
エンジン:直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:211ps/35.7kgm - トランスミッション:7速AT
- 駆動方式:FR(4WD設定なし)
メルセデス・ベンツ新型Vクラスには、2.2Lのディーゼルターボエンジンが搭載されています。
駆動方式はFRレイアウトとすることで、前輪の切れ角を大きくし取り回しやすさをあげ、自然な加速感に仕上げられました。
トランスミッションは7速ATを組み合わせ、ディーゼルエンジンの大きなトルクを活かすことができるようになっています。
日本に限定導入されたガソリン車は2Lターボエンジンを搭載し、トルクはディーゼルに迫る35.7kgmを発揮。
最高出力は211psとすることで、伸びやかな加速感が実現されています。
メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費
- ディーゼル:15.3km/L
(ロング、エクストラロング同値) - ガソリン:日本限定導入のため未発表
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費は、全ボディタイプで15.3km/Lと発表されています。
実燃費ではロングボディの燃費が下がりやすくなりますが、トルクの大きいディーゼルエンジンを搭載していることでその差は小さくなります。
メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型Vクラスには、先進安全装備として「CPA(衝突警告システム)」、車間距離を維持し先行車にあわせ減速、停止する「ディストロニック・プラス」、車線逸脱をステアリングの振動で警告する「レーンキーピングアシスト」などをパッケージ化した「レーダーセーフティパッケージ」が採用されています。
その他、長時間の走行によるドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知し警告する「アテンションアシスト」、走行中に横風を受けた場合に車両片側のブレーキを働かせて直進状態の維持をサポートする「クロスウインドアシスト」も装備。
ロングドライブや高速道路の走行でも、高い安全性が確保されました。
メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格
- V220d TREND (受注生産):550万円
- V220d:636万円
- V220d Sports:680万円
- V220d AVANTGARDE long:713万円
- V220d Sports long:819万円
- V220d AVANTGARDE Extra-long:749万円
- V220d Marco Polo HORIZON:846万円
- V260 long【ガソリン車/250台限定発売】:738万円
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格は、標準ボディが550万円、ロングが713万円、エクストラロングが749万円からに設定されています。
標準とロングボディには、AMGエアロなどを装備するスポーツが設定され、上位グレードとなっています。
新設定されたVクラスマルコポーロは846万円からになり、レジャーを楽しむユーザーにアピールされています。
メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのガソリン車「V260 long」は、2018年11月5日に日本で発売されました。
納車の開始は2019年1月ごろが予定されています。
メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツVクラス(初代)
メルセデス・ベンツ・Vクラスは、初代が日本で1998年に登場したミニバンです。
海外では、商用車バージョンとなる「ヴィトー(Vito)」も用意されています。
2003年に登場した2代目では、新車種として「ビアノ(Viano)」という車名で販売されましたが、2006年のマイナーチェンジ時にVクラスに戻されました。
駆動方式は、初代がエンジンを横置きするFFレイアウトとなっていましたが、2代目以降は、より走行性能を高めることができるFRレイアウトに変更。4WDがオプション設定されています。(日本未設定)
現行モデルとなる3代目は2014年に発表され、2.2Lディーゼルエンジンには136ps、163ps、190psの3種類の出力を設定し、日本では中間となる163psモデルを販売。
シートの取り外しを可能とすることで、多彩なシートアレンジを可能に。
日本向け純正アクセサリーとして、リアエンターテイメントシステムや、頭上に軽量の荷物を収納するオーバーヘッドスペースネット、ロードバイク運搬用の車内用バイシクルホルダーなども用意されました。
新型メルセデス・ベンツVクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!