メルセデスマイバッハは、リムジンモデルとなる「マイバッハSクラス」のマイナーチェンジを発表しました。
さらなる上質が追求されたメルセデスマイバッハ新型Sクラスについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】メルセデスマイバッハ新型Sクラスがマイナーチェンジ日本発売!
- メルセデスマイバッハ新型Sクラスの【主な変更点まとめ】
- メルセデスマイバッハ新型Sクラスの外装(エクステリア)デザイン
- メルセデスマイバッハ新型Sクラスのボディサイズは?
- メルセデスマイバッハ新型Sクラスの内装(インテリア)デザイン
- メルセデスマイバッハ新型Sクラスのエンジンとスペックは?
- メルセデスマイバッハ新型Sクラスの燃費は?
- メルセデスマイバッハ新型Sクラスの安全装備は?
- メルセデスマイバッハ新型Sクラスの価格は?
- メルセデスマイバッハ新型Sクラスの発売日は?
- マイバッハを「おさらい」
【最新情報】メルセデスマイバッハ新型Sクラスがマイナーチェンジ日本発売!
メルセデスは2018年8月27日、マイバッハ新型Sクラスへの日本仕様マイナーチェンジを発表しました。
メルセデスマイバッハSクラスは、メルセデスの最上級サブブランドとされているメルセデスマイバッハが手がけるリムジンモデルとなっており、メルセデス・ベンツが販売するSクラスをベースにさらなる快適性が追求されています。
改良されたマイバッハ新型Sクラスでは、さらなる上質さを表現するデザインなどが採用されました。
▼新型メルセデスマイバッハSクラスの動画
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メルセデスマイバッハ新型Sクラスの【主な変更点まとめ】
▼メルセデスマイバッハ新型Sクラスの変更点
- 縦方向に走るルーバーが特徴の新フロントグリルやバンパーなどを採用
- 2トーンボディカラーを設定
- 「S650」に、流れるようなラインをインテリアウッドトリムに加える「designoブラウンマグノリアウッドフローイングライン」と「designoピアノラッカーウッドフローイングライン」をオプションとして用意
- 鏡面仕上げの20インチ鍛造アルミホイールを新しくオプション設定
メルセデスマイバッハ新型Sクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデスマイバッハ新型Sクラスの画像
メルセデスマイバッハ新型Sクラスの外装には新デザインが採用され、さらなる上質さが追求されました。
フロントグリルはこれまでの横ラインから垂直のルーバーグリルとなり、ベースとなるメルセデス・ベンツSクラスと差別化。
あわせて、フロントバンパーやバンパー下部のクローム加飾も見直しされています。
車体上部を色分けした2トーンボディカラーも設定され、9種類の組み合わせを用意。ダークカラーには、「ピアノラッカー・エフェクト」とされる風合いの2層クリアコートが採用されます。
ライトには、Multibeam LEDヘッドライトや、星空をイメージする「クリスタルルック」LEDリアコンビネーションランプが装備され、先進性が表現されています。
メルセデスマイバッハ新型Sクラスを前モデルと比較!
▼メルセデスマイバッハSクラス(前モデル)
メルセデスマイバッハ新型Sクラスを前モデルと比較すると、イメージの変化が大きく感じられます。
前モデルでも2018年型としてデザインが変更されており、二重の横ラインとしたグリルなどが採用されていましたが、2019年モデルではさらに見直されました。
▼メルセデスマイバッハSクラス(前の改良)
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メルセデスマイバッハ新型Sクラスのボディサイズは?
▼メルセデスマイバッハ新型Sクラスのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:5465×1915×1495mm
- ホイールベース:3365mm
- 車重:2300kg
- 参考
・メルセデス・ベンツSクラス(標準ボディ)
全長×全幅×全高:5125×1900×1495mm
ホイールベース:3035mm
車重:1970kg
・メルセデス・ベンツSクラス(ロングボディ)
全長×全幅×全高:5285×1915×1495mm
ホイールベース:3165mm
車重:2160kg
メルセデスマイバッハ新型Sクラスのボディサイズは、ベースとなるメルセデス・ベンツSクラスから延長され、リムジンボディとされています。
延長は、ベンツSクラスのロングボディから全長+180mm、ホイールベース+200mmとなっており、後席空間の拡大に使用されます。
メルセデスマイバッハ新型Sクラスの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・マイバッハ新型Sクラスの内装には、新色が設定されました。
追加トリムは「S650」に設定され、流れるような印象的なラインをウッドトリムに加える「designoブラウンマグノリアウッドフローイングライン」と「designoピアノラッカーウッドフローイングライン」がオプションで用意されています。
マイバッハSクラスの室内には、大型コックピットディスプレイやタッチコントロールステアリングホイール、64色のカラーがゆっくりと変化し続けるアンビエントライトを設定。
その他、クーリングボックス、シャンパングラスや格納式テーブルなどが備わるファーストクラスパッケージが用意されています。
メルセデスマイバッハ新型Sクラスのエンジンとスペックは?
▼メルセデス・マイバッハ新型Sクラスのエンジンとスペック
- 【S650】
エンジン:V型12気筒6Lツインターボ
最大出力:630ps
最大トルク:102.0kgm
トランスミッション:7速AT
駆動:FR - 【S560】【S560 4MATIC】
エンジン:V型8気筒4Lツインターボ
最高出力:469ps
最大トルク:71.4kgm
トランスミッション:9速AT - 駆動:FR or 4WD「4MATIC」
メルセデス・マイバッハ新型Sクラスには、出力が強化されたV型8気筒とV型12気筒のエンジンが搭載されています。
V型8気筒4Lツインターボエンジンを搭載するマイバッハS560は、低負荷のクルージング時に4気筒を停止する気筒休止システムを搭載し燃費性能を向上。
V型12気筒6Lツインターボエンジンを搭載するマイバッハS650は、630psの最高出力と、102kgmにもなる最大トルクでボディサイズが拡大されているメルセデス・マイバッハSクラスを軽快に加速させます。
両モデルのサスペンションシステムには、走行する道路状況をカメラで検知しサスペンションを調整する「マジックボディコントロール」を搭載し、凹凸を感じさせないフラットな乗り心地を実現。
コーナリング時には「ダイナミックカーブ機能」により車体をコーナー内側に最大2.65°傾け、乗員が遠心力を感じにくくなっています。
メルセデスマイバッハ新型Sクラスの燃費は?
▼メルセデス・マイバッハ新型Sクラスの燃費
- S560(V型8気筒4Lツインターボ)
FR:9.1km/L
4WD「4MATIC」:8.4km/L
メルセデス・マイバッハ新型Sクラスの燃費は、V型8気筒エンジンを搭載するS560の燃費が公開されており、最高9.1km/Lとなっています。
この燃費は同型のエンジンを搭載するメルセデス・ベンツSクラスのロングボディの燃費9.8km/Lから、0.7km/Lのダウンに抑えられています。
メルセデスマイバッハ新型Sクラスの安全装備は?
メルセデス・マイバッハ新型Sクラスの安全装備には、最上級モデルとして最新システムが採用されています。
機能には、車間距離を維持し追従走行を行う「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や、周辺状況を検知しステアリングアシストを行う「アクティブステアリングアシスト」などが用意されます。
▼メルセデス・マイバッハ新型Sクラスの安全装備
- アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
- リモートパーキングアシスト
- PRE-SAFEインパルス・サイド
- アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)
- PRE-SAFEサウンド
- アクティブレーンチェンジングアシスト
- アクティブレーンキーピングアシスト
- トラフィックサインアシスト
- アクティブブラインドスポットアシスト
- 緊急回避補助システム
- 渋滞時緊急ブレーキ機能
- アクティブエマージェンシーストップアシスト
- マルチビームLEDヘッドライト
メルセデスマイバッハ新型Sクラスの価格は?
メルセデス・マイバッハ新型Sクラスの価格は、装備の充実によりアップしています。
アップ幅はS560とS650ともに30万円となっており、S560に用意される4WD仕様は2WDと同価格になっています。
▼メルセデス・マイバッハ新型Sクラスの価格
- メルセデス・マイバッハ S560:23,980,000円
- メルセデス・マイバッハ S560 4MATIC:23,980,000円
- メルセデス・マイバッハ S650:29,300,000円
メルセデスマイバッハ新型Sクラスの発売日は?
新型メルセデス・マイバッハSクラスは、2018年8月27日に日本で発売されました。
メルセデス・マイバッハはよりよい装備やデザインとすることで、最高峰のラグジュアリー性をユーザーにアピールしていく考えです。
マイバッハを「おさらい」
▼マイバッハ・ランドレー
マイバッハ(Maybach)は、1909年にドイツで創業した高級車・エンジンメーカーです。
ダイムラー社を設立したゴットリープ・ダイムラーとエンジン研究を行っていたヴィルヘルム・マイバッハと息子のカール・マイバッハが設立し、飛行船ツェッペリン号に搭載されたV型12気筒エンジンを製作したことで知名度を高めました。
1920年代から1930年代には高級車の製造を行い、販売にも成功。
1952年のカール・マイバッハ引退にあわせ、ダイムラー・ベンツが50%の株式を所有し、後に傘下に納められました。
2002年に新設された「マイバッハ」ブランドとして復活し、ショートホイールベースの「57」とロングホイールベースの「62」(車名は5700mm、6200mmの車体長に由来)をラインナップ。
後部座席のみをソフトトップとした「マイバッハ・ランドレー」や、飛行船ツェッペリンの名前を冠したモデルも設定。
しかし2012年に、ロールスロイスやベントレーといった競合との販売に苦戦していたことからブランドを廃止。
2014年にメルセデスの最上級サブブランド「メルセデス・マイバッハ」として再度復活し、メルセデス・ベンツSクラスをベースとしたリムジンやカブリオレのほか、Gクラスベースのランドレーを販売しました。
▼メルセデス・マイバッハG650ランドレー
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▼メルセデス・マイバッハS650カブリオレ
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新型メルセデス・マイバッハSクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!