ボルボが、ワゴン「V60」の新モデル日本発売を発表しました。
新世代となり性能を伸ばしたボルボ新型V60について、スペックや価格、サイズなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ボルボ新型V60クロスカントリーをフルモデルチェンジ日本発売!
- ボルボ新型V60の【特徴まとめ】
- ボルボ新型V60の外装(エクステリア)デザイン
- クロスオーバー!ボルボ新型V60クロスカントリー日本発売!
- ボルボ新型V60のボディサイズは?
- ボルボ新型V60の内装(インテリア)デザイン
- ボルボ新型V60のパワートレインとスペックは?
- ボルボ新型V60を試乗動画でチェック!
- ボルボ新型V60の燃費は?
- ボルボ新型V60の安全装備は?
- ボルボ新型V60の価格は?
- ボルボ新型V60の発売日は?
- ボルボV60を「おさらい」
【最新情報】ボルボ新型V60クロスカントリーをフルモデルチェンジ日本発売!
▼ボルボ新型V60クロスカントリーの画像
ボルボは、ワゴン「V60」のクロスオーバーモデルとなる「V60クロスカントリー」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
ボルボV60は、40シリーズと90シリーズの中間に位置し、ブランドの中心的ワゴンとしてラインナップされているモデルです。
フルモデルチェンジした現行モデルはワゴンが2018年9月に日本で発売されていました。
クロスオーバーとなる新型V60クロスカントリーは、ワゴンをベースに高い走破性能がプラスされ、走りを楽しむことができるようになっています。
▼ボルボS60
【ボルボ新型S60】フルモデルチェンジ日本発売!最新情報、PHVやボディサイズ、価格、燃費は?
▼ボルボXC60
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ボルボ新型V60の【特徴まとめ】
▼ボルボ新型V60の特徴
- パワートレインにガソリンのほか、プラグインハイブリッドを設定
- ブランドの最新デザインを採用
- ボディサイズを延長し、室内空間や荷室を拡大
- 安全システムをアップデートし、XC60で世界初採用されていた機能などを搭載
- クロスオーバーモデルとなる「V60クロスカントリー」を設定
▼ボルボ新型V60の動画
ボルボ新型V60の外装(エクステリア)デザイン
▼ボルボ新型V60の画像
ボルボ新型V60の外装は、上位モデルの「V90」などで採用する北欧神話の「トール・ハンマー」をモチーフとしたT字型ヘッドライトや、上部まで伸びるリアコンビネーションランプなどにより、上質なデザインに仕上げられています。
プレミアムカーの魅力を表現するため、ボディラインはこれまでより伸びやかに。
ボンネット、ボディサイドパネルは曲線に深い彫りを組み合わせた造形で構成され、細部までエッジを効かせた都市部にマッチするデザインになっています。
ボルボ新型V60を前モデルと比較!
▼ボルボV60(前モデル)
ボルボ新型V60を前モデルと比較すると、デザイン変更の大きさがわかりやすくなります。
前モデルでは軽快さや力強さが表現されていましたが、新型V60ではプレミアムワゴンとしてのエレガントさが重視されています。
クロスオーバー!ボルボ新型V60クロスカントリー日本発売!
▼ボルボ新型V60クロスカントリーの画像
ボルボは、V60のクロスオーバーSUVモデルとなる「V60クロスカントリー」の日本発売を発表しました。
ボルボ新型V60クロスカントリーは、ワゴンをベースにボディ下部のクラッディングパネルやスキッドプレートを追加装備。
最低地上高は65mmもアップした210mmとすることで、ワゴンスタイルながら他のSUVを凌ぐ高い走破性能をもったモデルに仕上げられています。
サスペンションも専用設計され、オフロードの走破性と乗り心地の快適性を両立。
駆動方式は標準で四輪駆動とされ、ヒルディセント・コントロールや新開発されたオフロード・モードが採用されています。
新型V60クロスカントリーのグレードには、新たに従来の「モメンタム」に相当する「クロスカントリー」と、上級仕様の「Summum」に相当する「クロスカントリー Pro」の2種類のグレードが用意されています。
▼ボルボ新型V60クロスカントリーの動画
ボルボ新型V60のボディサイズは?
▼ボルボ新型V60のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4760×1850×1435mm
※V60クロスカントリーは全高+65mm - ホイールベース:2870mm
- 参考
・ボルボ V60(前モデル)
全長×全幅×全高:4635×1865×1480mm
ホイールベース:2775mm
ボルボ新型V60のボディは、前モデルから全長が125mm拡大されました。
この変更により室内空間を大きくとり、ユーザーの快適性や広いラゲッジスペースが確保されています。
ボルボ新型V60の内装(インテリア)デザイン
ボルボ新型V60の内装は、上位モデルからくる上級装備を採用し、上質さと先進性が表現されています。
ディスプレイには、12.3インチのメーター用と9インチのインフォテインメント用の2つが搭載され、最新デザインに。
インフォテインメントシステムは、Android AutoやApple CarPlayに対応することでスマートフォンとの連携を強化しています。
ラゲッジ容量は、前モデルから99Lも大きい529Lまで拡大され、実用性をアップしています。
▼ボルボV60の室内サイズ
- 乗員:5人乗り
- ラゲッジ容量:529L~1441L
ボルボ新型V60のパワートレインとスペックは?
▼ボルボ新型V60のエンジンとスペック
- 【T8 プラグインハイブリッド】
直列4気筒 2Lガソリンツインチャージャー「Drive-E」+モーター
エンジン出力:318ps/40.8kgm
モーター出力:フロント 34ps/16.3kgm、リア 65ps/24.5kgm - 【T8ポールスター・エンジニアード】
直列4気筒 2Lガソリンツインチャージャー「Drive-E」+モーター
システム最大出力:420ps
0-100km/h加速:4.7秒 - 【T6 プラグインハイブリッド】
直列4気筒 2Lガソリンツインチャージャー「Drive-E」+モーター
エンジン出力:253ps/35.7kgm
モーター出力:フロント 34ps/16.3kgm、リア 65ps/24.5kgm - 【T5】
直列4気筒 2Lガソリンターボ
最高出力:254ps/35.7kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動:FF or 4WD
ボルボV60のパワートレインには、最新の「DRIVE-Eエンジン」からガソリンのほか、SUVのXC60でも人気になっているプラグインハイブリッドが設定されています。
最大トルクは「T5」ガソリンエンジンでも3.5L自然吸気エンジン並みとなる35.7kgmとなっており、延長された車体でも高い動力性能を発揮できるようになっています。
プラグインハイブリッドモデルには「T6」と「T8」が用意され、エンジン出力はT6が253ps/35.7kgm、T8が318ps/40.8kgmとされ、両モデルともに前後に電気モーターが1基ずつ搭載され4輪を駆動、高い走行性能と環境性能を発揮します。
新型V60では、ハイパフォーマンスモデルを手がける「ポールスター」が開発と高性能化を担当し、ホイール、ブレーキ、サスペンションを改良するとともにエンジンのECUに手を加え、最高出力420ps、最大トルク68.3kgmを発揮するモデルも設定され、走りを楽しむことができます。
ボルボ新型V60を試乗動画でチェック!
ボルボ新型V60は、注目度の高さから試乗動画が公開されています。
アップした使い勝手や質感、走りが高評価を受けています。
ボルボ新型V60の燃費は?
▼ボルボ新型V60の燃費と比較
- T5(2Lガソリン):12.9km/L
- T6 Twin Engine(2L PHEV)
WLTCモード燃費:13.7km/L
EV走行距離:48.2km - 参考
・ボルボXC60(2LガソリンPHV「T8」)
燃費:15.7km/L(ハイブリッドモード)
EV航続距離:46.4km
ボルボ新型V60の燃費は、2Lガソリンエンジンを搭載する「T5」で12.9km/Lとされています。
プラグインハイブリッドでは充電した電力を使用したEV走行も可能となり、EV航続距離は48.2kmと、日常を十分にカバーできる距離が確保されています。
ボルボ新型V60の安全装備は?
ボルボ新型V60の安全装備には、ボルボがブランドの大きなセールスポイントとしている先進安全システムが採用されています。
全面改良をうけたXC60で世界初採用された右折時対向車検知機能、道路逸脱回避支援システム、道路逸脱事故時保護機能なども搭載され、世界トップレベルの安全性が確保されています。
▼ボルボ新型V60の安全機能
- サイクリストとの衝突回避・被害軽減
- ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)
- オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)
- インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)
- 大型動物検知機能(夜間含む)
- ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
- ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避支援システム)
- ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
- パイロット・アシスト(車線維持支援システム)
- 被追突時警告機能(静止時オートブレーキ機能付)
- LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)
- CTA(クロス・トラフィック・アラート)
- LKA(レーン・キーピング・エイド)
- RSI(ロード・サイン・インフォメーション)
- DAC(ドライバー・アラート・コントロール)
- パーク・アシスト・パイロット(縦列・並列駐車支援システム)
- 360°ビューカメラ
- LEDヘッドライト(アクティブベンディング機能付)
- フル・アクティブ・ハイビーム(LEDヘッドライト)
- LEDフロント・フォグライト(コーナリング・ライト機能付)
- ランオフロード・プロテクション (道路逸脱事故時保護機能)
- 電動プリクラッシュ・テンショナー付フロントシートベルト
- 衝撃吸収機構付フロントシート
- 衝突時ブレーキペダルリリース機能
ボルボ新型V60の価格は?
▼ボルボ新型V60の価格
- T5 Momentum(FF/2Lガソリン):4,990,000円
- T5 Inscription(FF/2Lガソリン):5,990,000円
- T6 Twin Engine AWD Momentum(4WD/2L PHV):6,590,000円
- T6 Twin Engine AWD Inscription(4WD/2L PHV):7,490,000円
- T8 Twin Engine AWD Inscription(4WD/2L PHV):8,190,000円
- V60 クロスカントリーT5 AWD(4WD/2Lガソリン):5,490,000円【新設定】
- V60 クロスカントリーT5 AWD Pro(4WD/2Lガソリン):6,490,000円【新設定】
ボルボ新型V60の価格は、日本で499万円からとされました。
この価格は、前モデルのガソリンエンジン搭載車T5から20万円のダウンとなっています。
プラグインハイブリッドとなる「T6」と「T8」グレードは戦略的な価格設定とされ、ガソリン車との価格差が抑えられた749万円からに設定されています。
新しく設定されたクロスオーバーのV60クロスカントリーは全車4WDとなり、ワゴンで「Momentum」に該当するベースグレードが549万円、上位グレードとなる「Pro」が+100万円となっています。
ボルボ新型V60の発売日は?
ボルボV60に新設定されたV60クロスカントリーは、日本で2019年3月1日に予約受け付けを開始、発売日は4月17日に発売されました。
ボルボはV60の全面改良により、日本カーオブザイヤーを受賞したXC60と一緒にアピールし、相乗効果で60シリーズの販売を伸ばしたい考えです。
ボルボV60を「おさらい」
ボルボ・V60は、初代である前モデルが2010年に登場したステーションワゴンです。
セダンバージョンとなる2代目S60をベースに製作され、以前販売されていたV70とV50の中間に位置する、第3のワゴンモデルとなりました。
ボディデザインはステーションワゴンながら、クーペをイメージしたダイナミックなデザインとされ、ボルボならではの上質な仕上げとされました。
パワートレインには、2Lを中心にガソリンとディーゼルモデルを設定。
▼V60ポールスター
ハイパフォーマンススポーツモデルとして、ボルボのモータースポーツ部門が手がけたV60ポールスターもラインナップ。
367ps/47.9kgmを出力する2Lツインチャージャーエンジンと4WDシステム搭載し、人気モデルになっていました。
新型ボルボV60については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!