【改良新型はこちら】
【新型ロードスターND型】マイナーチェンジ!最新情報、ロードスターRF、スペック、発売日、価格、発売日は?
マツダが、スポーツクーペ「ロードスター」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップするマツダ新型ロードスターについて、価格や装備、スペックなどをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】30周年記念車!マツダ新型ロードスター限定日本発売!
- マツダ新型ロードスターの【主な変更点まとめ】
- マツダ新型ロードスターの外装(エクステリア)デザイン
- 新型ロードスタードロップヘッドクーペ設定へ!
- マツダ新型ロードスターのボディサイズは?
- マツダ新型ロードスターの内装(インテリア)デザイン
- マツダ新型ロードスターに特別仕様車「Caramel Top」設定!
- マツダ新型ロードスターのエンジンとスペックは?
- マツダ新型ロードスターの走りを試乗動画でチェック!
- マツダ新型ロードスターの燃費は?
- マツダ新型ロードスターの安全装備は?
- マツダ新型ロードスターの価格は?
- マツダ新型ロードスターの発売日は?
- マツダ・ロードスターを「おさらい」
【最新情報】30周年記念車!マツダ新型ロードスター限定日本発売!
▼マツダ新型ロードスター30周年記念車の画像
マツダが「ロードスター」の限定車となる「ロードスター30周年記念車」の日本予約受け付けについて発表しました。
4代目ND型マツダロードスターは2015年に発売され、軽量化により基礎性能を大幅にアップ。その後、独自のハードトップ機構を持つロードスターRFが追加されていました。
発表された限定車は、1989年に誕生した「ロードスター」の30周年を記念するアニバーサリーモデルとされ、世界3,000台限定、国内販売台数はソフトトップモデルの「ロードスター」とリトラクタブルハードトップモデルの「ロードスターRF」を合わせて150台が予定されています。
ロードスター30周年記念車は、専用装備のほか、ボディカラーに「今後のロードスターへの期待と心が沸き立つ一日の始まりを予感させる朝焼け」をイメージしたとするオレンジ系の専用色「レーシングオレンジ」を採用。
商談予約受付はウェブページで行われ、ソフトトップモデルが4月5日(金)から4月15日(月)、リトラクタブルハードトップモデルが5月27日(月)から6月10日(月)となっています。
▼「ロードスター30周年記念車」の概要
- ベース車
・ ソフトトップモデル「ロードスター」:RS(MT車)
・ リトラクタブルハードトップモデル「ロードスターRF」
RS(MT車)、VS(AT車) - 特別装備
・ ボディカラー:レーシングオレンジ
・ RAYS社製鍛造アルミホイール(RAYS ZE40 RS30)<30TH ANNIVERSARY 刻印入り>
・ “30TH ANNIVERSARY”オーナメント(シリアルナンバー付)
・オレンジをアクセントとしたカラーコーディネート(ブレーキキャリパー、シート、エアコンルーバーベゼル、 ドアトリム、インパネデコレーションパネル、シフトレバー、パーキングブレーキレバー など)
・ RECARO社製シート
・ BILSTEIN社製ダンパー(MT車のみ)
・ Brembo社製フロントブレーキキャリパー(オレンジ塗装)
・ NISSIN社製リアブレーキキャリパー(オレンジ塗装)
・ Boseサウンドシステム(AUDIOPILOT)+9スピーカー
・ アルカンターラをドアトリムやインパネ、シート表皮に採用
マツダ新型ロードスターの【主な変更点まとめ】
▼マツダ新型ロードスターの主な変更点
- ロードスター30周年記念車を限定日本発売。
販売台数は世界3,000台とし、国内販売台数はソフトトップとリトラクタブルハードトップを合わせて150台を予定。 - 取り外し可能なハードトップを持つ「ロードスタードロップヘッドクーペ」の設定を予定
▽2018年6月改良での変更点
- 2Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」の出力を向上
- 「SKYACTIV-G 1.5」に、SKYACTIV-G 2.0で開発した燃焼改善技術を織り込み、全回転域のトルクを高めながら、環境・燃費性能を向上
- 歴代ロードスターで初めてテレスコピックステアリングを採用
- 先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備し、「サポカーS・ワイド」に対応
- ホイール色を「ガンメタリック塗装」から「ブラックメタリック塗装」に変更
- 「ロードスターRF」の「VS」グレードの内装色に、新色スポーツタンとブラックを追加
- 「ロードスター」のマルチインフォメーションディスプレイ(MID)にグラフィカルな表示が可能なTFTカラー液晶を採用
- ロードスターに特別仕様車「Caramel Top」を設定
マツダ新型ロードスターの外装(エクステリア)デザイン
▼マツダ・ロードスター(ソフトトップモデル)
マツダ新型ロードスターの外装は、ブランドデザインの魂動を取り入れた筋肉質なボディラインになっています。
▼マツダ・ロードスターRF(ハードトップモデル)
ルーフは、ロードスターがソフトトップ、ロードスターRFが電動開閉機能を備えたハードトップとされ、スタイルを選ぶことができるようになっています。
▼ブラックメタリック塗装16インチアルミホイール
改良では、ホイールに採用されていた「ガンメタリック塗装」を「ブラックメタリック塗装」に変更することで、ピアノブラックのドアミラーとの統一感がアップしています。
新型ロードスタードロップヘッドクーペ設定へ!
▼新型ロードスタードロップヘッドクーペの画像
新型ロードスターは、市販化を検討する「ロードスタードロップヘッドクーペ」が公開されています。
新型ロードスタードロップヘッドクーペは、ルーフに取り外し可能なハードトップを装着。
ハードトップは、重量増や重心高のアップなどを抑えるため、カーボン製とされています。
これにより車重は1020kgに仕上げられ、ソフトトップの990kg〜1020kgで上位モデルと同等、ロードスターRFの1100kg〜1130kgからは大幅に軽くなっています。
マツダは、ソフトトップのロードスター、リトラクタブル・ファストバックのRFに加えて、ロードスタードロップヘッドの選択肢を用意することで、快適性の高いスポーツクーペを期待するユーザーにアピールしていきたい考えです。
マツダ新型ロードスターのボディサイズは?
▼マツダ新型ロードスターのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
ロードスター:3915×1735×1235mm
ロードスターRF:3915×1735×1245mm - ホイールベース:2310mm
- 車重
ロードスター:990kg
ロードスターRF:1100kg
マツダ新型ロードスターのボディサイズは、ハードトップモデルとなるロードスターRFが全高+10mmとなっています。
ロードスターRFは電動のルーフ開閉機構を備えながら、ルーフ上部のみを収納する新しいスタイルにより軽量化することで、1100kgと軽い車重に仕上げられています。
▼マツダ・ロードスターRFの開閉機構
マツダ新型ロードスターの内装(インテリア)デザイン
新型ロードスターの内装には、 歴代ロードスターで初めてテレスコピックステアリングが採用されました。
テレスコピックステアリングは、従来の上下42mmのチルト(角度調整)機能に加えて、新たにストローク30mmのテレスコピック(前後調整)機能を採用。
シートリクライニング量で換算すると、1~2ノッチ分の調整量を確保し、理想のドライビングポジションをつくることができるようになっています。
その他、ソフトトップモデルではマルチインフォメーションディスプレイ(MID)にグラフィカルな表示が可能なTFTカラー液晶を採用。
また、街中でも使用できるモータースポーツベース「NR-A」グレードでは、初めてステアリングにオーディオリモートコントロールスイッチが設定され、MID内での燃費表示が可能になっています。
ハードトップのロードスターRFに上級グレードとして用意される「VS」では、内装色に新色となるスポーツタンとブラックを追加。
魅力と個性を際立たせ、ユーザーの好みにあわせたチョイスができるようになっています。
マツダ新型ロードスターに特別仕様車「Caramel Top」設定!
▼マツダ新型ロードスターCaramel Topの画像
マツダ新型ロードスターでは、改良にあわせ新たな特別仕様車「Caramel Top」が設定されました。
「Caramel Top」は、上級グレード「S Leather Package」をベースに新採用のブラウンカラーのソフトトップとともに、スポーツタン色のインテリアカラーを組み合わせ。
エクステリアにボディカラーと同色のドアミラーや、深みと輝きが特徴的な高輝度塗装の16インチアルミホイールを採用。
さらに6スピーカー(ドア×2、フロントピラーツイーター×2、運転席ヘッドレスト×2)のオーディオシステムも装備されています。
マツダ新型ロードスターのエンジンとスペックは?
▼SKYACTIV-G 2.0エンジン
▼マツダ新型ロードスターのパワートレインとスペック
- ロードスター(ソフトトップ)【改良】
エンジン:直列4気筒 1.5L「SKYACTIV-G 1.5」
最高出力:132ps/7000rpm
最大トルク:15.5kgm/4500rpm - ロードスターRF(ハードトップ)【改良】
エンジン:直列4気筒 2L「SKYACTIV-G 2.0」
最高出力:184ps/7000rpm
最大トルク:20.9kgm/4000rpm - トランスミッション:6速MT or 6速AT
- 駆動方式:FR
マツダ新型ロードスターに搭載されるエンジンは、1.5Lと2Lのどちらも改良され、出力や走りの気持ちよさが向上しています。
▼参考:マツダ・ロードスター(前モデル)のスペック
- ロードスター
エンジン:直列4気筒 1.5L「SKYACTIV-G 1.5」
最高出力:131ps/7000rpm
最大トルク:15.3kgm/4800rpm - ロードスターRF
エンジン:直列4気筒 2L「SKYACTIV-G 2.0」
最高出力:158ps/6000rpm
最大トルク:20.4kgm/4600rpm
ロードスターRFに採用される「SKYACTIV-G2.0」エンジンは26ps/0.5kgmと大きく出力をあげ、合わせて最高回転数も従来の6800rpmから7500rpmに変更。高回転まで息の長い伸び感のある加速が実現されています。
この改良は、ソフトトップモデルで採用するFR専用設計の直列4気筒1.5L「SKYACTIV-G 1.5」エンジンで実現した、どこまでも加速が続くような伸び感を目指して実施。
スロットル径を2.5Lクラスまで拡大するとともに、吸気ポートを従来の独立ポートから吸気抵抗が少なく高出力化に適したコモンポートとし、SKYACTIV-Gシリーズで初採用。
また、スカート部を極限まで小さくするなど27gの軽量化を達成したピストン、新開発の高強度ボルトや肉厚の最適化によって41g減量したコンロッド、重量増を最小限に抑えながら高バランス化したクランクシャフトなどが採用されています。
また、排気カムシャフトはバルブ開弁角を拡大し、最大バルブリフトをアップしたほか、バルブと排気ポートの径を拡大。排気ポートは排気ガスのかい離を抑制する新しい形状とされました。
さらに、ポート壁面の受熱量を低減して吸気温度を低下させるとともに、ポートの形状を最適化したことでタンブル流(混合気の縦方向の流れ)を強化し、燃焼速度が高められています。
そのほか、フライホイールを従来のシングルタイプからエンジン側とトランスミッション側の2つのホイールで構成する「低イナーシャデュアルマスフライホイール」に変更。
また、エンジンサウンドの要になるエキゾーストパイプのメインサイレンサーでは排気ガスの経路や流れの見直し、高周波数成分を吸収するグラスウールの採用など、内部構造を一新。
これにより力強さを感じる周波数に調律し、低回転から高回転までリニアで伸びのある力強いサウンドを実現するとともに、アクセル操作に対するサウンドのフィードバックが強くなっています。
一方「SKYACTIV-G1.5」エンジンでは、フューエルポンプの高燃圧化とともに、インジェクターの微粒化、高拡散化、かつ多段燃料噴射化をすることで燃焼を改善し、燃焼速度を高めたことで異常燃焼を抑えながらトルクアップを実現。
また、ピストンは上部の外周に階段形状を設けることで未燃ガスを低減したほか、オイルリングの張力を最適化して機械抵抗を低減。
出力を1ps/0.2kgm上げ、300rpm最大トルクの発生回転数をダウンすることで扱いやすく仕上げながら、高回転型エンジンならではの伸び感はそのままに、燃費・環境性能が向上されています。
▼マツダロードスター1.5Lエンジンと2Lエンジンの比較
1.5Lと海外版2Lの差は!?マツダ ロードスター 試乗動画
マツダ新型ロードスターの走りを試乗動画でチェック!
マツダ新型ロードスターは、試乗動画も公開されています。
出力をあげたエンジンのフィーリングやチューニングされた排気音などが高評価を受けています。
マツダ新型ロードスターの燃費は?
▼マツダ新型ロードスターの燃費(WLTCモード値)
- ロードスター(ソフトトップ&1.5Lエンジン)
複合:17.2km/L
市街地:12.7km/L
郊外:17.9km/L
高速道路:19.7km/L - ロードスターRF(ハードトップ&2Lエンジン)
複合:15.8km/L
市街地:11.8km/L
郊外:16.0km/L
高速道路:18.3km/L
マツダ新型ロードスターの燃費は、より実燃費に近い新燃費検査「WLTCモード」の値が発表されており、ソフトトップの複合テストで17.2km/Lとなっています。
この燃費値を前モデルで公開されていた高い数値が出やすいJC08モード検査と比較すると1.4km/L下がっていますが、その下がり幅は改良により抑えられています。
ハードトップで2LエンジンとなるロードスターRFでは、前モデルのJC08モード値より+0.2km/Lとなっており、エンジン改良効果の大きさが感じやすい数値になっています。
▼マツダ・ロードスター(前モデル)の燃費(JC08モード値)
- ロードスター(ソフトトップ&1.5Lエンジン):18.6km/L
- ロードスターRF(ハードトップ&2Lエンジン):15.6km/L
マツダ新型ロードスターの安全装備は?
マツダ新型ロードスターの安全装備は、改良によって大幅に強化されました。
機能には、車両のほか歩行者も検知対象となった「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」に加え、「車線逸脱警報システム(LDWS)」、「ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)」と「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」(グレード別でいずれかを設定)といった先進ライトを採用。
「AT誤発進抑制制御(前進時)」との組み合わせで、「サポカーS・ワイド」に該当する安全性が確保されています。
マツダ新型ロードスターの価格は?
▼ロードスターRF
マツダ新型ロードスター30周年記念車の価格は、368万2800円からとされました。
ロードスターシリーズは2018年改良時の装備の充実などにより、前モデルから6万円ほどの価格アップになっています。
ソフトトップには、「S Leather Package」グレードをベースとした特別仕様車「Caramel Top」が設定され、新採用のブラウンカラーのソフトトップや6スピーカーオーディオなどが装備されています。
追加設定が予定される新型ロードスタードロップヘッドクーペは、複雑な機構を省くことにより、ロードスターRF同等の価格になるとみられています。
▼マツダ新型ロードスターの価格
▽30周年記念車【150台限定販売】
- ロードスター
SKYACTIV-G1.5/6MT:3,682,800円 - ロードスターRF
SKYACTIV-G2.0/6MT:4,303,800円、6AT:4,260,600円
▽カタログモデル
- ロードスターS
6速MT:2,554,200円 - ロードスターNR-A
6速MT:2,705,400円 - ロードスターS Special Package
6速MT:2,759,400円、6速AT:2,872,800円 - ロードスターS Leather Package
6速MT:3,094,200円、6速AT:3,207,600円 - ロードスターRS
6速MT:3,256,200円 - 特別仕様車 ロードスターCaramel Top
6速MT:3,094,200円、6速AT 3,207,600円
▼マツダ新型ロードスターRFの価格
- ロードスターRF S
6速MT:3,369,600円、6速AT:3,396,600円 - ロードスターRF VS
6速MT:3,650,400円、6速AT:3,677,400円 - ロードスターRF RS
6速MT:3,812,400円
マツダ新型ロードスターの発売日は?
マツダ新型ロードスターの30周年記念車はウェブページでの商談予約受付が、ソフトトップモデルが4月5日(金)から4月15日(月)、リトラクタブルハードトップモデルが5月27日(月)から6月10日(月)の期間に行われます。
追加設定が予定されるロードスタードロップヘッドクーペは、2019年後半の発売が見込まれています。
マツダ・ロードスターを「おさらい」
▼マツダ・ロードスター(ボディカラー:クラシックレッド)
マツダ・ロードスター(Roadster)は、マツダが製造・販売するオープンタイプのスポーツカーです。
初代NA型は1989年5月にアメリカで発売され、日本国内でも同年8月に先行予約を開始し、9月1日に発売。
当初は、マツダの5チャンネル販売体制から「ユーノス・ロードスター」 の名称で販売されていました。
1998年1月に初のフルモデルチェンジを受け2代目のNB型に変更。日本での販売名称が「マツダ・ロードスター」に変更されました。
2000年には生産累計53万1,890台を達成し、「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックにも認定。
2005年に登場した3代目NC型では新たに電動格納式ハードトップをラインナップし、現在のロードスターRFにつながるモデルになりました。
2015年には約10年ぶりのフルモデルチェンジで現行型の4代目ND型が登場。増加し続けていた車重が1トン未満まで軽量化されたことで評判になりました。
海外ではマツダ・MX-5のモデル名で販売され、ライトウェイトオープンスポーツカーの代名詞的存在になっています。
新型マツダ・ロードスターについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!