ダイハツが「ミラトコット」の新モデル発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップするダイハツ新型ミラトコットについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】特別仕様車!ダイハツ新型ミラトコットG“リミテッド SAIII”発売!
- ダイハツ新型ミラトコットの【変更点まとめ】
- ダイハツ新型ミラトコットの外装(エクステリア)デザイン
- ダイハツ新型ミラトコットのボディカラーは?(全12色)
- ダイハツ新型ミラトコットのボディサイズは?
- ダイハツ新型ミラトコットの内装(インテリア)デザイン
- ダイハツ新型ミラトコットのエンジンとスペックは?
- ダイハツ新型ミラトコットを試乗動画でチェック!
- ダイハツ新型ミラトコットの燃費は?
- ダイハツ新型ミラトコットの安全装備は?
- ダイハツ新型ミラトコットの価格は?
- ダイハツ新型ミラトコットの発売日は?
- 前モデルのダイハツ・ミラココアを「おさらい」
【最新情報】特別仕様車!ダイハツ新型ミラトコットG“リミテッド SAIII”発売!
▼ダイハツ新型ミラトコットの画像
ダイハツが、「ミラトコット(Mira TOCOT)」の特別仕様車となる「G“リミテッド SAIII”」の発売を発表しました。
ダイハツ・ミラトコットは、2018年3月で販売が終了しモダンなデザインを特徴としていた「ミラココア」の後継モデルとして製作された軽自動車です。
「トコット(TOCOT)」のモデル名は、「TO Character(自分らしさの表現)」「TO Comfortableness(安全・安心、運転しやすさ)」「TO Convenience(使いやすさ)」の頭文字「TO C~」から着想を得た造語になっています。
新設定された特別仕様車「ミラトコットG“リミテッド SAIII”」では、「G“SAIII”」グレードをベースに、外観に「TOCOT」エンブレム付の14インチフルホイールキャップを装備。
インテリアでは、ドアトリムやインナードアハンドル、エアコンレジスターノブなどをブラックとして落ち着いた車内を演出。
「UVカットガラス」(フロントドアウィンドウ)や「クリーンエアフィルター」「フロントパーソナルランプ」(バルブ)を特別装備することで快適性や使い勝手が高められています。
▼ダイハツ・ミライース
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ダイハツ新型ミラトコットの【変更点まとめ】
▼ダイハツ新型ミラトコットの変更点
- 特別仕様車「ミラトコットG“リミテッド SAIII”」を設定
▼2018年6月フルモデルチェンジ時の特徴
- ベースモデルのほか、3つのカスタムデザイン「アナザースタイルパッケージ」を設定
- 最新パワートレインにより燃費性能を向上
- キャンバス地のような質感に仕上げた2トーン「デザインフィルムトップ(Dラッピング)」仕様を設定
- ダイハツ独自のボディ骨格構造「Dモノコック」を採用し、高強度高剛性と軽量化を両立
- 安全装備にスマートアシスト3を採用
- SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンシールドエアバッグを軽自動車として初めて全車標準装備
ダイハツ新型ミラトコットの外装(エクステリア)デザイン
▼新型ミラトコット(モノトーンボディカラー)
▼新型ミラトコット(2トーンボディカラー)
ダイハツ新型ミラトコットの外装は、前モデルとなるミラココアで人気だったフロントライトの印象を強くするデザインを引き継ぎ、シンプルなデザインのベース車のほか3種類のスタイルが設定されています。
▼アナザースタイルパッケージ「クールスタイル」
▼アナザースタイルパッケージ「エレガントスタイル」
▼アナザースタイルパッケージ「スイートスタイル」
「アナザースタイルパッケージ」として用意されるデザインには、女性を意識した「スイートスタイル」、上質さをアップした「エレガントスタイル」、走りの良さを予感させる「クールスタイル」が設定され、それぞれ個性をもった配色やアクセントが採用されています。
ボディデザインは、スクエアなボディでフードの先端が見やすく車両感覚が掴みやすい造形とされています。
ヘッドライトには「Bi-Angle LEDヘッドライト(マニュアルレベリング機能付)」が全車標準装備され、視認性を高めるとともに精悍な表情とされています。
ダイハツ新型ミラトコットをミライース、ミラココアと比較!
▼ダイハツ・ミライース
▼ダイハツ・ミラココア
ダイハツ新型ミラトコットをベースモデルとなるミライース、実質的前モデルのミラココアと比較すると、両者の中間的デザインとなっています。
スポーティさが魅力のミライース、馴染みやすいデザインのミラココアそれぞれの特徴を取り入れ、新型ミラトコットでは角を強調したクラシカルなボディラインが特徴となっています。
ダイハツ新型ミラトコットのボディカラーは?(全12色)
▼ダイハツ新型ミラトコットのモノトーンボディカラー一覧
- セラミックグリーンメタリック
- ジューシーピンクメタリック
- サニーデイブルーメタリック
- ブラックマイカメタリック
- パールホワイトIII
- プラムブラウンクリスタルマイカ
- レモンスカッシュクリスタルメタリック
- ファイアークォーツレッドメタリック
ダイハツ新型ミラトコットには、モノトーンと2トーンカラーをあわせ、12パターンのボディカラーが設定されています。
▼ダイハツ新型ミラトコットの2トーンボディカラー一覧
- セラミックグリーンメタリック+キャンバス地調アイボリーデザイントップフィルム
- ジューシーピンクメタリック+キャンバス地調アイボリーデザイントップフィルム
- サニーデイブルーメタリック+キャンバス地調アイボリーデザイントップフィルム
- パールホワイトIII+キャンバス地調アイボリーデザイントップフィルム
2トーンカラーは、布のような素材感と触感にこだわったデザインフィルムとなっており、カラーだけではない独特のスタイルに仕上げられています。
ダイハツ新型ミラトコットのボディサイズは?
▼ダイハツ新型ミラトコットのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1530mm
- ホイールベース:2455mm
- 車重:720kg
- 参考
・ダイハツ・ミライース
全長×全幅×全高:3395×1475×1500mm
ホイールベース:2455mm
車重:650kg
ダイハツ新型ミラトコットのボディサイズは、ベースとなるミライースから全高+30mmとされています。
車重は車体サイズの変更や装備の充実によりミライースから増えていますが、高強度高剛性と軽量化を両立するダイハツ独自のボディ骨格構造「Dモノコック」により、720kgと軽量に抑えられています。
ダイハツ新型ミラトコットの内装(インテリア)デザイン
ダイハツ新型ミラトコットの内装は、柔らかな丸みを持つ陶器のような質感で暖かみのあるセラミックホワイトのインパネガーニッシュを使用することで、優しい印象とされています。
シートには、背もたれに明るいベージュ、シート座面に汚れが目立ちにくい茶色を配色した2色のコンビネーションカラーフルファブリックシートが採用されています。
室内空間は、水平基調のインストルメントパネル、角度をたてたフロントピラー、ドアパネルに取り付けられたサイドミラーなどにより、死角が少なく運転しやすい設計になっています。
室内高をミライースより30mm高い1270mmにすることで、ゆとりある頭上空間が確保されています。
使い勝手にも配慮され、ポケットを手の届く位置に配置。
スマートフォンの充電などができるUSB電源ソケットを2口装備するほか、身だしなみをチェックできる「バニティミラー」を運転席と助手席に採用。
最上位の「G“SA III”」グレードには、「シートヒーター(運転席/助手席)」も搭載されています。
さらに、フロントウィンドウにIR&UVカットガラス、フロントドアにスーパーUV&IRカットガラスを採用するなどし、日焼けの原因となる紫外線や暑さを生む赤外線が効果的に遮断されています。
新型ミラトコットでは加えて、ミライースで軽自動車初採用されていた「スイッチ式バックドアオープナー」を備え、爪の長い女性でもバックドアを操作しやすいようになっています。
ダイハツ新型ミラトコットのエンジンとスペックは?
▼ダイハツ新型ミラトコットのエンジンとスペック
- エンジン:直列3気筒660cc「KF型」
- 最高出力:52ps/6800rpm
- 最大トルク:6.1kgm/5200rpm
- トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
新型ミラトコットには、改良により走行性能や環境性能をアップしたパワートレインが採用されています。
最新パワートレインは、オルタネーターベルトのフリクションを低減してエネルギー効率を向上。
エアコンのコンプレッサーに動力損失の少ないスクロール式を採用することで、日常での燃費を改善します。
加えて、これまで燃費を重視していたアクセル操作に対するスロットル開度と変速線図の設定を見直し、キックダウンしたときの変速制御を最適化し加速性能をアップ。
電動パワステでステアリングギヤのフリクションを低減し、EPS制御をチューニングすることでより素直なハンドリングが実現されています。
ダイハツ新型ミラトコットを試乗動画でチェック!
ダイハツ新型ミラトコットは、試乗動画が公開されています。
専用のパーツにより高められたデザインや使い勝手を確認することができます。
ダイハツ新型ミラトコットの燃費は?
▼ダイハツ新型ミラトコットの燃費
- FF車:29.8km/L
- 4WD車:27.0km/L
- 参考
・ミライース
燃費:35.2km/L
・ミラココア(前モデル)
燃費:29.0km/L
ダイハツ新型ミラトコットの燃費は、FF車で29.8km/L、4WD車で27.0km/Lになっています。
装備やボディサイズの変更によりベースとなるミライースの35.2km/Lよりダウンしていますが、前モデルのミラココアから0.8km/L改善されました。
ダイハツ新型ミラトコットの安全装備は?
ダイハツ新型ミラトコットの安全装備には、世界最小サイズのステレオカメラを採用した衝突回避支援システム「スマートアシストIII」のほか、前方誤発進抑制機能のソナーセンサーが採用されています。
また、駐車時やすれ違い時に車両周辺を聴覚と視覚でサポートする、パノラマモニターとコーナーセンサーの両方を軽自動車で初めて設定。
加えて、全グレードにSRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)とSRSカーテンシールドエアバッグ(前/後席)が軽自動車初採用されています。
ダイハツ新型ミラトコットの価格は?
▼ダイハツ新型ミラトコットの価格
- 【FF】
L:107万4600円
L“SAⅢ”:113万9400円
X“SAⅢ”:122万0400円
G“SAⅢ”:129万6000円
G“リミテッド SA Ⅲ”:1,231,200円【新設定】 - 【4WD】
L:120万4200円
L“SAⅢ”:126万9000円
X“SAⅢ”:135万0000円
G“SAⅢ”:142万5600円
G“リミテッド SA Ⅲ”:1,360,800円【新設定】
ダイハツ新型ミラトコットの価格は、107万円からに設定されています。
安全装備を装着し主力モデルとなる「L“SAⅢ”」は、エントリーモデルから6万5000円高とされています。
新設定された特別仕様車の「G“リミテッド SA Ⅲ”」は、ベースとなる「G“SAIII”」から価格が抑えられています。
ライバルとなるスズキ・ラパンは107万7840円~149万2560円でラインナップされており、比較検討する場合は価格でも接戦となります。
ダイハツ新型ミラトコットの発売日は?
ダイハツ新型ミラトコットに設定された特別仕様車「G“リミテッド SA Ⅲ”」は、2019年7月29日に発売されました。
ダイハツはブランドのエントリーとなるミラシリーズを強化することで、幅広いユーザーにアピールする予定です。
前モデルのダイハツ・ミラココアを「おさらい」
ダイハツ・ミラココア(Mira Cocoa)は、初代となる前モデルが2009年に登場した軽自動車です。
登場前まで販売されていた「ミラジーノ」の後継モデルとして企画されました。
車名は飲み物の「ココア」がの由来になっており、ココアを飲んだときのほっとする雰囲気にイメージを重ね採用。
プラットフォームはミラと共有していましたが、ボディは専用設計となっていました。
他の軽自動車に設定される「カスタム」モデルは用意されませんでしたが、シルバーのルーフレールやドアミラーターンランプ、専用シートなどを採用した「ミラココアプラス」をラインナップ。
2018年3月に、ベース車になっていた7代目ミラとあわせて販売が終了され、世代交代によりミラトコットが発売されました。
新型ダイハツ・ミラトコットについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!