アウディが、ミドルクラスセダンとワゴンを担当する「A4」の新モデルを発表しました。
新モデルにより魅力をアップするアウディ新型A4について、スペックや価格、発売日などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】アウディ新型RS4アバントをフルモデルチェンジ日本発売!
- アウディ新型A4の【主な変更点まとめ】
- アウディ新型A4の外装(エクステリア)デザイン
- アウディ新型A4のボディサイズは?
- アウディ新型A4の内装(インテリア)デザイン
- アウディ新型A4のパワートレインとスペックは?
- アウディ新型A4を試乗動画でチェック!
- アウディ新型A4の燃費は?
- アウディ新型A4の安全装備は?
- アウディ新型A4の価格は?
- アウディ新型A4の発売日は?
- アウディA4を「おさらい」
【最新情報】アウディ新型RS4アバントをフルモデルチェンジ日本発売!
▼アウディ新型RS4アバントの画像
アウディが、「A4」シリーズのハイパフォーマンスモデル「RS4アバント」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
アウディA4は、アウディのミドルクラスとしてラインナップされ、セダンのほか、ワゴンの「A4アバント」、スポーツモデルの「S4」などをラインナップし、人気モデルになっています。
ハイパフォーマンスモデルとなる新型RS4アバントは、ベースモデルに続いて6年ぶりのフルモデルチェンジとなり、450馬力を発生する最新の2.9Lツインターボエンジンを搭載するなど、走行性能が大幅に強化されています。
▼アウディA4(2020年モデル)
【アウディ新型A4最新情報】2020年モデルマイナーチェンジ!セダン/アバント/S4/RS4の発売日や価格、サイズ、燃費は?
アウディ新型A4の【主な変更点まとめ】
▼アウディ新型A4の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「RS4アバント」を新設定。
新世代のV型6気筒2.9Lツインターボエンジンや8速ティプトロニックトランスミッション、フルタイム4WDシステム「クワトロ」、左右の駆動力配分を最適化するスポーツディファレンシャルなどを採用
アウディ新型A4の外装(エクステリア)デザイン
▼アウディ新型A4の画像
アウディ新型A4の外装は、よりスポーツ性能がイメージできる仕上げになっています。
フロントバンパーは、下部のラインを持ち上げることで表情をスマートにし、サイドのエアインテーク部分の造形も鋭く。
▼アウディ新型A4アバントの画像
リアは、エキゾーストをスクエア型とし、バンパー下部にディフューザーに近いデザインを取り入れることで、より軽快感あるスタイルとなっています。
▼アウディ新型RS4アバント
ワゴンボディで用意されるハイパフォーマンスモデルのRS4アバントは、車体幅を片側25mm広げたワイドスタンスとされ、カーボン製のエクステリアパーツも採用することで他モデルと差別化されています。
アウディ新型A4のボディサイズは?
▼アウディ新型A4のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
セダン:4750×1840×1430mm
アバント:4750×1840×1455mm
RS4アバント:4780×1865×1435mm - ホイールベース:2825mm
- 車重:
セダン:1450kg
アバント:1490kg
RS4アバント:1840kg
アウディ新型A4のボディサイズは、セダンとアバントの全長と全幅に違いがなく、使い勝手の違いで選ぶことができるようになっています。
現行モデルは最新のプラットフォームを採用することで前世代から120kg車重が軽量化され、軽快な走りを楽しむことができるようになっています。
最上位モデルとなるRS4アバントは、ハイスペックなエンジンによる走りを支えるために全幅を拡大し、全高をダウン。
車体剛性も大幅に強化され、より鋭い走りに仕上げられています。
アウディ新型A4の内装(インテリア)デザイン
アウディ新型A4の内装は、12.3インチのデジタル液晶メーター「アウディバーチャルコックピット」を採用するなど、最新世代のデザインに仕上げられています。
▼アウディ新型A4「Sライン」
スポーティモデルとなる新型A4Sラインでは、スポーツシートや専用のインテリアトリムを採用することで、より走りを楽しむことができるようにデザインされています。
▼アウディ新型RS4アバント
ハイパフォーマンスモデルの新型RS4アバントは、専用シートのほか、レザーフラットボトムステアリングを採用。
走行Gやタイヤ空気圧、駆動トルクを表示することが可能なヘッドアップディスプレイも採用されています。
▼アウディ新型A4の室内サイズ
- ラゲッジ容量
A4セダン:480L~962L
A4アバント:505L~1510L
アウディ新型A4のパワートレインとスペックは?
▼アウディ製V型6気筒2.9Lガソリンターボエンジン
▼新型A4のパワートレインとスペック
- 【35 TFSI】
直列4気筒1.4Lガソリンターボ
出力:150ps/25.5kgm - 【40 TFSI】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:190ps/32.6kgm - 【45 TFSI】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:252ps/37.7kgm - 【S4】
V型6気筒3Lガソリンターボ
出力:354ps/51.0kgm - 【RS4アバント】【新設定】
V型6気筒2.9Lガソリンツインターボ
出力:450ps/61.2kgm - トランスミッション
1.4L&2Lガソリン:7速デュアルクラッチ
3L&2.9Lガソリン:8速オートマチック - 駆動:FF or 4WD「Quattro」
アウディ新型A4のパワートレインには、ベースラインに1.4Lと2L、S4に3L、最上位のRS4には新世代の2.9Lガソリンターボエンジンが搭載されています。
1.4Lガソリンエンジンは、小排気量ながらも2.5L自然吸気エンジンなみのトルクにより、新世代プラットフォームで大幅に軽量化された新型A4を軽快に加速。
1.4Lと2Lのガソリンエンジンには7速のデュアルクラッチ式トランスミッションが組み合わせられ、ダイレクト感ある走りが可能とされています。
最上位のRS4アバントに搭載されるエンジンは、ポルシェ「パナメーラ」にも採用された最新モデルとなり、S4に搭載される3Lエンジンより100cc排気量を縮小しながらも、自然吸気エンジンでは1L分にもなるパワーとトルクアップを実現。
多段化を進めた8速ATを搭載することで、エンジン性能を最大限活かすことができるようになっています。
アウディ新型A4を試乗動画でチェック!
▼アウディ新型RS4アバント
アウディ新型A4シリーズは、試乗動画が公開されています。
高い質感と走行パフォーマンスが高評価を受けています。
▼アウディ新型A4
アウディ新型A4の燃費は?
▼アウディA4の燃費と比較
- 1.4Lガソリン:16.6km/L
- 2Lガソリン(190ps):16.6km/L
- 2Lガソリン(252ps):15.5km/L
- 3Lガソリン:12.7km/L
※セダンとアバント同値 - RS4アバント(2.9Lターボ):11.2km/L
アウディ新型A4の燃費は、軽量化された車体や高効率のエンジンにより最高16.6km/Lに仕上げられています。
エントリーとなる1.4Lガソリンと190psの2Lガソリンモデルは同じ燃費値になっており、走り味の違いで選択することができるようになっています。
450馬力を発生する最上位モデルのRS4アバントは、最新の2.9Lターボエンジンにより、11.2km/Lと良好な燃費値が確保されています。
アウディ新型A4の安全装備は?
アウディ新型A4の安全装備には、ステアリング操作をアシストする「トラフィックジャムアシスト」など、先進装備が採用されています。
「トラフィックジャムアシスト」は、0km/h-65km/h走行時に、前走車に合わせて加速、減速、ステアリング操作をアシストすることで、走行区分線や周囲の建物、隣車線や前方を走る車両を感知し、車両を誘導するシステムになっています。
その他、約85km/hまでの速度で周囲のクルマや歩行者を感知し、衝突の危険を予測すると表示と音でドライバーに警告するとともにブレーキを作動させる「アウディプレセンスシティ」なども装備されています。
アウディ新型A4の価格は?
アウディ新型A4に新設定されたRS4アバントの価格は、1196万円とされました。
中間グレードとなるS4と比較すると330万円ほどのアップになっており、ハイパフォーマンスを求めるユーザーにアピールされます。
▼アウディ新型A4の価格
▽A4セダン
- 35 TFSI S tronic:4,470,000円
- 35 TFSI Meisterstück S tronic:4,999,000円
- 40 TFSI Meisterstück S tronic:5,780,000円
- 45 TFSI Meisterstück quattro S tronic:6,460,000円
▽A4アバント
-
35 TFSI S tronic:
4,760,000円 - 35 TFSI Meisterstück S tronic:5,289,000円
- 40 TFSI Meisterstück S tronic:6,070,000円
- 45 TFSI Meisterstück quattro S tronic:6,750,000円
▽S4
- S4セダン:8,460,000円
- S4アバント:8,750,000円
▽RS4アバント【新設定】
- 11,960,000円
アウディ新型A4の発売日は?
アウディA4に新設定された新型RS4アバントは、日本で2019年1月28日に発売されました。
アウディはA4シリーズの最上位モデルを日本にもラインナップすることで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
アウディA4を「おさらい」
▼アウディA4(初代)
アウディ・A4(エーフォー)は、初代が1994年に発売されたミドルクラス(Dセグメント)モデルです。
1972年から製造されていた「アウディ80」とその上級仕様「アウディ90」の後継モデルとして企画され、初代はフォルクスワーゲンの5代目「パサート」と基礎を共有し開発。
縦置きエンジンの前輪駆動レイアウトをベースに4WDの「クワトロ」も設定され、ステーションワゴンの「A4アバント」も1年後に追加設定されました。
▼アウディA4(2代目)
▼アウディA4(3代目)
2代目以降は、フォルクスワーゲン・パサートが横置きエンジンレイアウトに変更したことから共有関係を解消。
2代目と3代目では、2ドアのカブリオレも製造されました。
▼アウディA4(4代目)
4代目では、ワゴンのアバントをベースにオフロード用装備を採用したクロスオーバー「A4オールロード・クワトロ」を設定。
2015年に登場した現行モデルの5代目では、車体を前モデルから若干拡大しながらも、最新のプラットフォームにより120kgも車重を軽量化。
「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の輸入車部門「インポートオブ・ザ・イヤー」も受賞しました。
新型アウディA4については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!