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【新型カローラフィールダー最新情報】フルモデルチェンジ2019年発売!価格や燃費、ハイブリッドは?

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トヨタが、ミドルクラスである「カローラ」のワゴンモデル「カローラフィールダー」のフルモデルチェンジを予定しています。

 

サイズ拡大も予定される新型カローラフィールダーについて、デザインやスペック、価格などを最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】新型カローラフィールダーにフルモデルチェンジ!

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トヨタが「カローラフィールダー」のフルモデルチェンジを予定しています。

 

トヨタ・カローラはこれまで、日本で販売されている5ナンバーサイズのほかに海外で販売される3ナンバー仕様が用意され、「世界で一番売れているトヨタ車」となっていました。

 

フルモデルチェンジするワゴンモデルは、これまで日本で販売されていた「カローラフィールダー」、欧州で販売されていた「オーリスツーリングスポーツ」を統合するモデルとして開発。

  

日本でも発売したハッチバック「カローラスポーツ」をベースに、トヨタの主力モデルとして新世代に変更されます。

 

▼トヨタ・カローラスポーツ

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トヨタ新型カローラフィールダーの【主な変更点まとめ】

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▼トヨタ新型カローラフィールダーの主な変更点

  • 上位モデルとして用意されていたプレミオとアリオンを統合し、車体サイズを3ナンバーに拡大
  • TNGAプラットフォームを採用
  • 新開発のガソリンエンジンを搭載
  • プリウスに搭載された最新のハイブリッドシステムを採用
  • スポーツモデル「GT-FOUR」の設定を予定。
    最高出力250馬力を発揮する1.6Lターボエンジンを搭載

新型カローラフィールダーは、現行モデルのプリウスやC-HRなどに採用されたトヨタの新世代プラットフォームTNGAを採用し開発されます。

 

ボディサイズは、トヨタのモデルラインナップ見直しにより、カローラの上位に位置していたプレミオとアリオンを統合し拡大、3ナンバー化されます。

 

▼トヨタ・プレミオとアリオン

クラウン顔に!トヨタ 2016新型 プレミオ / アリオン 価格190万円~ 試乗動画

 

搭載されるエンジンもTNGAに最適化した新開発の2Lガソリンが用意され、日本向けには現行車と同じくハイブリッドモデルもラインナップされます。

 

トヨタ新型カローラフィールダーの外装(エクステリア)デザインは?

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トヨタ新型カローラフィールダーの外装は、ハッチバックにも採用されているスポーティなデザインに変化しています。

 

ボディサイズも上位モデルのアリオンとプレミオが統合されることで、上位ユーザーに対応できる3ナンバーサイズに拡大されます。

  

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ボディラインは、低重心化が可能なTNGAプラットフォームによりルーフラインが低くなっています。

 

また、先に発表されたカローラスポーツと共通するデザインアクセントも採用され、モデル間の共通性が重要視されています。

 

カラーパターンにはルーフとピラーをブラックとした2トーンカラーも設定されます。

 

▼カローラフィールダー

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トヨタ新型カローラフィールダーのボディサイズとプラットフォームは?

▼トヨタTNGAプラットフォーム

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新型カローラフィールダーのボディサイズは、日本仕様現行モデルの5ナンバーサイズから、全幅が1700mmを超える3ナンバーサイズに拡大します。

 

ホイールベースは前モデルから100mm延長した2700mmとなり、これによりミドルクラスとしての高い快適性を確保。

 

プラットフォームにはプリウスから採用された最新の「TNGA」が採用され、基礎性能をアップします。

 

▼新型カローラフィールダーのボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高:4500×1720×1540mm
  • ホイールベース:2700mm
  • 参考
    ・カローラスポーツ
     全長×全幅×全高:4375×1790×1460mm
     ホイールベース:2640mm

 

トヨタ新型カローラフィールダーの内装(インテリア)デザインは?

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新型カローラフィールダーの内装は、先に公開されたカローラスポーツからくる最新デザインが採用されます。

 

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薄型インパネと連続したドアトリムにより、心地よい開放感のある空間がつくられ、幅広で高さのあるセンターコンソールにより、安定感やワンランク上の車格感を実現。

 

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ピアノブラック素材にアクセントとしてシルバー加飾やステッチを施すことで、上質感を演出。

 

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ワゴンモデルとして、拡大されたボディサイズを使用した大きなラゲッジスペースは598Lの容量が確保され、利便性が向上しています。

  

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新開発されたスポーツシートは、ドライバーがより自然な姿勢で運転ができ、助手席の乗客はより乗り心地の良いドライブを楽しめるようクッション材を改良するとともに、フロント座席のヒップポイントを低くすることでホールド性がアップしています。

 

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センターコンソールはドライバーが操作しやすいように角度がつけられ、メーター内には高精細の大型7インチカラー液晶デジタルメーターを搭載。

 

インフォテインメントシステムには、タッチ操作が可能な8インチスクリーンを採用。

  

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シフトノブは現行モデルより下部へ移動し、大きくすることで操作性がアップしています。

  

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トヨタ新型カローラフィールダーのエンジンとスペックは?

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▼新型カローラフィールダーのパワートレインとスペック

  • 直列4気筒1.2Lターボ
    最高出力:116ps/5200-5600rpm
    最大トルク:18.9kgm/1500-4000rpm
  • 直列4気筒1.8L+電気モーターハイブリッド
    エンジン出力:99ps/14.5kgm
    モーター出力:82ps/21.1kgm
  • 直列4気筒2L+電気モーターハイブリッド【新開発】
    エンジン出力:183ps/18.4kgm
    モーター出力:109ps/20.6kgm
  • 【GT-FOUR】【2019年中頃設定予定】
    直列4気筒1.6Lターボ
    出力:250ps/27.0kgm
  • トランスミッション:6速AT or 6速MT

新型カローラフィールダーには、コンパクトSUVのC-HRに搭載されている1.2Lターボエンジンと1.8Lのハイブリッド、そして新開発の2Lハイブリッドが搭載されます。

  

▼「Dynamic Force Engine(2.0L)」の技術解説動画

2Lエンジンは、トヨタ・カムリに搭載された2.5Lの「Dynamic Force Engine」のダウンサイズ版となり、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などの様々なエネルギーロスを少なくして熱効率を向上させるとともに高出力を実現。

 

世界トップレベルとなる熱効率41%を達成し、従来型エンジンに比べて、低回転から高回転まで全域でトルクアップをしています。

 

▼2.0Lトヨタハイブリッドシステム(THSⅡ)の技術解説動画

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組み合わせられるハイブリッドシステムも新開発となり、現行モデルのプリウスに採用された小型・軽量・低損失化技術を継承し、高い燃費性能はキープしたまま、より走行性能を向上。

 

加速時にはエンジンの回転数を下げると同時に電池からの電力を高め、リニアで伸びのある加速感が実現されています。

 

その他、新型カローラフィールダーには、以前「カルディナ」に設定されたスポーツモデルの後継「カローラフィールダーGT-FOUR」が用意され、250馬力を出力するエンジンと6速MT、4WDの走りを楽しむことができるようになります。

  

トヨタ新型カローラフィールダーの燃費は?

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トヨタ新型カローラフィールダーの燃費は、ハッチバックからボディサイズを拡大することで燃費が若干ダウンすることになります。

 

カローラスポーツは1.8Lハイブリッド車で34.2km/Lとなっていましたが、ワゴンとなるカローラフィールダーでは32km/Lほどになるとみられています。

 

▼参考:トヨタ・カローラスポーツの燃費

  • 1.2ターボ:19.6km/L
  • 1.8Lハイブリッド:34.2km/L

  

トヨタ新型カローラフィールダーの安全装備は? 

新型カローラフィールダーの安全装備には、単眼カメラとミリ波レーダーの性能を向上させることで第2世代に進化した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が装備されます。

 

現行モデルでは、前世代のコンパクトカー用パッケージであるトヨタセーフティセンスCが搭載されていました。

 

▼トヨタセーフティセンス第2世代と前世代セーフティセンスの性能比較

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第2世代のトヨタセーフティセンスは、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方にいる車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」が搭載されています。

 

また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった交通標識をメーター内のディスプレイに表示する「RSA(ロードサインアシスト)」機能も追加。

 

さらに、後退時に左右後方から接近してくる車両を検知すると、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーにより警告する「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」や、ドアミラーで確認しにくい側後方エリアや後方から急接近してくる車両を検知してドアミラーLEDインジケーターで注意喚起を行なう「ブラインドスポットモニター(BSM)」を採用。

 

予防安全装備を充実させ、安全運転支援が強化されます。

 

 

トヨタ新型カローラフィールダーのコネクティッドカー技術とは?

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トヨタ新型カローラフィールダーには、車両の制御ネットワーク(CAN)に接続する車載通信機(DCM)を全グレードに標準搭載したコネクティッドカーとして制作され、トヨタが構築したコネクティッドカー向けの情報インフラである「モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)」から、様々なコネクティッドサービスが提供されます。

 

トヨタは、これを皮切りに、今後国内で発売されるほぼ全ての乗用車にDCMを搭載し、MSPFに収集される車両データを活用した安心サービスの提供と、それに必要なメーカー、販売店の業務基盤構築に力を入れていくとしています。

 

▼トヨタ・コネクティッドカー機能一覧

▽車両データによる充実の安心サービス

  • eケア走行アドバイス
    ナビの目的地設定などで好評のオペレーターサービスを、車両データと連携することにより、車両のトラブルの際にも頼りになる安心サービスを提供。eケア走行アドバイスでは、万一お客様のクルマに異常が発生した際、車両データから車両の状態を診断し、オペレーターがお客様に車載マイクとスピーカーを通じてアドバイス。販売店への入庫が必要な場合は、担当販売店、またはお近くの販売店に誘導。
  • eケアヘルスチェックレポート
    eケアヘルスチェックレポートでは、車両データから車両の状態をセンターが常時診断し、トラブルが発生する前に、担当の販売店からお客様に整備入庫をおすすめ。たとえば、バッテリーの始動時電圧が徐々に低下し、このままでは始動不良が想定される場合は、担当販売店の業務端末に予防整備のアラームが通知され、販売店のスタッフがそれに基づきユーザーに連絡し、バッテリーの交換をおすすめ。
  • ヘルプネット
    エアバッグの展開と連動する緊急通報サービス「ヘルプネット」は、衝突時の車両データから乗員のダメージを瞬時に解析し、消防本部に送信、消防本部で重症確率が高いと診断される場合はドクターヘリ等が出動し、医師が現場に直行する救命サービスを新たに全国規模に拡大。

▽走行データ連動型自動車保険プラン

  • DCMの標準搭載に伴い、従来の自動車保険に加え、走行データ連動型保険の適用が可能に。ユーザーはMSPFに蓄積された走行ビッグデータから算出した「安全運転スコア」をスマートフォンでチェックすることが可能。また、このスコアに連動する走行データ連動型自動車保険プラン「トヨタつながるクルマの保険プラン」が、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社より発売。この保険料金は、安全運転スコアと走行距離により毎月決定されスマートフォンに通知。割引率は、運転分保険料の最大80%、トータル保険料の9%の割引を受けることが可能。

▽DCM標準化で、より便利になったオンラインサービス

  • AI音声エージェント
    人工知能(AI)のバーチャルエージェントがユーザーの自然発話を聞き取り、ナビの目的地設定やオーディオの操作、機器の取り扱い説明などを提供。「このへんにある蕎麦屋を探して。駐車場のあるところがいい」など、複雑な発話でも理解することが可能。
  • LINEマイカーアカウント
    日常使い慣れたLINEアプリに、自分の愛車を「友だち」として追加し、クルマと会話することが可能。たとえば、LINEアプリのトーク機能で事前に行きたいところを伝えると、車載ナビの目的地にメモリー。また、目的地までの所要時間や距離を踏まえて、出発すべき時間や給油の必要性なども通知。
  • ハイブリッドナビ
    ナビシステムのプログラムや地図データをつねに最新版に維持。さらに目的地へのルート案内は、センター側にある最新の地図データとビッグデータ交通情報から探索し、最適なルートを案内。

 

トヨタ新型カローラフィールダーの価格は?

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新型カローラフィールダーの価格は、ボディサイズを拡大することでアップすることになります。

 

しかし現行モデルのユーザーにも対応するためアップ幅は抑えられ、安全システムの充実などもあわせ量販グレードで10万円ほどの変化になるとみられています。

 

▼参考:カローラフィールダーの価格(現行モデル)

  • 1.5Lハイブリッド:2,229,120円
  • 1.8Lガソリンエンジン:2,220,480円
  • 1.5Lガソリンエンジン:1,656,720円~


トヨタ新型カローラフィールダーの発売日は?

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新型カローラフィールダーの日本発売日は、セダンの「カローラアクシオ」とあわせて2019年春が予定されています。

 

カローラシリーズは、世界的に統一したハッチバックとワゴン、セダンをラインナップすることで、より質感があがった走りやデザインをアピールしていく予定です。

 

▼カローラアクシオ

【新型カローラアクシオ最新情報】フルモデルチェンジ!価格や燃費、ハイブリッドは?

 

トヨタ・カローラを「おさらい」

▼トヨタ・カローラ(初代)

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トヨタ・カローラ(COROLLA)は、1966年より製造されているトヨタの乗用車です。

 

セダンやハッチバック、ステーションワゴンのほか、2007年に発売されたトールワゴンのカローラルミオンまでユーザーのニーズにこたえた幅広いボディタイプと派生車が用意され、ホンダ・フィットが1位になる2002年度以前は33年間車名別日本国内販売台数第1位をまもっていました。

 

2016年には販売開始から50周年を迎え日本を代表する乗用車になっていますが、グローバルモデルとしても販売されており、「世界で最も売れているトヨタ車」にもなっています。

 

現行モデルは11代目として2012年に登場し、セダンのカローラアクシオとカローラフィールダーを販売。

 

2013年にはハイブリッドモデルも用意され、高い環境性能が人気になっています。

 

新型カローラフィールダーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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