ポルシェが、フラッグシップサルーン「パナメーラ」の新モデルを発表しました。
魅力をさらにアップするポルシェ新型パナメーラについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ポルシェ新型パナメーラGTS日本発売!
- ポルシェ新型パナメーラの【変更点まとめ】
- ポルシェ新型パナメーラの外装(エクステリア)デザイン
- ポルシェ新型パナメーラのボディサイズは?
- ポルシェ新型パナメーラの内装(インテリア)デザイン
- ポルシェ新型パナメーラのパワートレインとスペックは?
- ポルシェ新型パナメーラを試乗動画でチェック!
- ポルシェ新型パナメーラの燃費は?
- ポルシェ新型パナメーラの価格は?
- ポルシェ新型パナメーラの発売日は?
- ポルシェ・パナメーラを「おさらい」
【最新情報】ポルシェ新型パナメーラGTS日本発売!
▼ポルシェ新型パナメーラGTSの画像
ポルシェが、「パナメーラ」シリーズの新モデルとなる「パナメーラGTS」と「パナメーラスポーツツーリスモGTS」を発表しました。
ポルシェ・パナメーラは、ブランドのフラッグシップサルーンとしてラインナップされ、新世代になった現行モデルではエステート(ワゴン)となる「パナメーラスポーツツーリスモ」も新設定していました。
新しく発表された新型パナメーラGTSでは、460馬力を出力するV型8気筒エンジンを搭載し、高いパフォーマンスを楽しむことができるようになっています。
▼ポルシェ新型パナメーラGTSの動画
▼ポルシェ・パナメーラ次期型
【ポルシェ新型パナメーラ最新情報】マイナーチェンジ!スポーツツーリスモ/GTS/ハイブリッド/ターボ、サイズ、価格、発売日は?
ポルシェ新型パナメーラの【変更点まとめ】
▼ポルシェ新型パナメーラの変更点
- 「パナメーラGTS」を新設定。
V型8気筒4Lツインターボエンジンにより460馬力を出力し、3チャンバーエアサスペンションを含むダイナミックなシャシー、専用のデザインを採用。
インテリアトリムにアルカンターラを標準装備
ポルシェ新型パナメーラの外装(エクステリア)デザイン
▼ポルシェ新型パナメーラ
ポルシェ新型パナメーラの外装は、5ドアハッチバックセダンスタイルを採用し、流麗なデザインに仕上げられています。
各部にブランドを代表するスポーツモデル「911」からくるアクセントを採用することで、サルーンとしての大柄なボディサイズでも重たさを感じないように設計されています。
▼ポルシェ新型パナメーラスポーツツーリスモ
使い勝手を重視するユーザーのため、ラゲッジスペースを大きく設計したワゴンモデル「パナメーラスポーツツーリスモ」を現行モデルから設定し、サルーンと差別化。
使い勝手やオーナーの好みにあわせて、ボディスタイルを選択できるようになっています。
ポルシェ新型パナメーラのボディサイズは?
▼ポルシェ新型パナメーラのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
パナメーラ:5049×1937×1423mm
パナメーラスポーツツーリスモ:5049×1937×1428mm - ホイールベース:2950mm
- 車重
パナメーラ:1815kg
パナメーラスポーツツーリスモ:1880kg
ポルシェ新型パナメーラのボディサイズは、フラッグシップモデルとして5mを超える全長に設計されています。
エステートモデルとなるパナメーラスポーツツーリスモは、サルーンと全高が5mm違うだけとなっており、使い勝手で選択することができるようになっています。
ポルシェ新型パナメーラの内装(インテリア)デザイン
ポルシェ新型パナメーラの内装は、先進技術と最高品質の素材を組み合わせることで、上質な仕上げになっています。
メーターは、アナログとカラーディスプレイを組み合わせた表示とすることで、ドライバーが気持ちよく走りを楽しむことができるようになっています。
フラッグシップモデルとして重要になるリアシートは、左右の乗員用に大きな空間がとられ、さまざまな操作を集中して行うことができるコントロールパネルを中央に配置。
ワゴンのパナメーラスポーツツーリスモでは、通常時でサルーン+20Lとなる520L、後席を倒すことで最大1390Lものラゲッジスペースを利用できるようになっています。
ポルシェ新型パナメーラのパワートレインとスペックは?
▼ポルシェ新型パナメーラのパワートレインとスペック
- 【パナメーラ】【パナメーラ4】
V型6気筒3Lターボ
出力:330ps/45.9kgm - 【パナメーラ4S】
V型6気筒2.9Lターボ
出力:440ps/56.1kgm - 【パナメーラGTS】【新設定】
V型8気筒4Lツインターボ
出力:460p/63.2kgm - 【パナメーラターボ】
V型8気筒4Lツインターボ
出力:550ps/78.5kgm - 【パナメーラ4E-ハイブリッド】
V型6気筒2.9Lターボ + 電気モータープラグインハイブリッド
システム出力:462ps/71.4kgm
EV航続距離:50km - 【パナメーラ・ターボS E-ハイブリッド】
V型8気筒4Lターボ+電気モータープラグインハイブリッド
出力:680ps/86.7kgm
EV航続距離:50km - トランスミッション:8速デュアルクラッチ「PDK」
- 駆動方式:FR or 4WD
ポルシェ新型パナメーラのパワートレインには、2.9Lから4Lのターボエンジンのほか、プラグインハイブリッドシステムが搭載されています。
ベースモデルはV型6気筒3Lエンジンとされ、330ps/45.9kgmを出力することでフラッグシップサルーンを軽快に加速。
上位モデルには、排気量を縮小しながらも最新技術を採用することで出力をアップした2.9Lターボエンジンを採用。
新設定された「パナメーラGTS」と上位モデル「パナメーラターボ」には、低負荷時に4気筒を休止させることで燃費も改善したV型8気筒4Lターボエンジンが搭載されています。
また、2.9Lと4Lエンジンにはそれぞれ、電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルを設定。
2.9Lプラグインハイブリッドでは、462馬力の最高出力と、7L自然吸気エンジン以上となる71.4kgmの大トルクを発揮。
最上位の4Lプラグインハイブリッドは680馬力/86.7kgmと、他のポルシェ車で最上位とされている「ターボ」モデルを超える圧倒的性能を味わうことができるようになっています。
ポルシェ新型パナメーラを試乗動画でチェック!
ポルシェ新型パナメーラは、試乗動画が公開されています。
最上級の走行性能と高い質感が高評価を受けています。
ポルシェ新型パナメーラの燃費は?
▼ポルシェ新型パナメーラの燃費
- パナメーラ(3Lターボ)
7.5L/100km(約13.3km/L) - パナメーラ4S(2.9Lターボ)
8.1L/100km(約12.3km/L) - パナメーラGTS(4Lターボ)
10.3L/100km(約9.7km/L) - パナメーラ ターボ(4Lターボ)
9.3L/100km(約10.8km/L) - パナメーラ 4 E ハイブリッド(2.9Lプラグインハイブリッド)
2.5L/100km(約40.0km/L) - パナメーラ ターボ S E ハイブリッド(4Lプラグインハイブリッド)
2.9L/100km(約34.5km/L)
ポルシェ新型パナメーラの燃費は欧州値が公開されており、ガソリンエントリーモデルとなる3Lターボエンジンで約13.3km/Lとなっています。
プラグインハイブリッドモデルは、充電した電力を使用することで2.9Lモデルで約40km/Lの低燃費になっており、最上位の4Lモデルでも34.5km/Lとされています。
ポルシェ新型パナメーラの価格は?
ポルシェ新型パナメーラの価格は、1162万円からとなっています。
新設定されたパナメーラGTSは、「パナメーラ4S」と「パナメーラターボ」の中間モデルとして位置づけられ、1897万円からに設定されました。
▼ポルシェ新型パナメーラの価格
- パナメーラ:11,620,000 円
- パナメーラ 4:12,120,000 円
- パナメーラ 4 エグゼクティブ:13,320,000 円
- パナメーラ 4 スポーツツーリスモ:12,973,000 円
- パナメーラ 4S:16,280,000 円
- パナメーラ 4S エグゼクティブ:17,990,000 円
- パナメーラ 4S スポーツツーリスモ:17,043,000 円
- パナメーラ 4 E ハイブリッド:14,360,000 円
- パナメーラ 4 E ハイブリッド エグゼクティブ:15,580,000 円
- パナメーラ 4 E ハイブリッド スポーツツーリスモ:15,213,000 円
- パナメーラGTS:18,970,000円【新設定】
- パナメーラGTSスポーツツーリスモ:19,350,000円【新設定】
- パナメーラ ターボ S E ハイブリッド:28,310,000 円
- パナメーラ ターボ S E ハイブリッド エグゼクティブ:30,440,000 円
- パナメーラ ターボ S E ハイブリッド スポーツツーリスモ:29,073,000 円
- パナメーラ ターボ:23,770,000 円
- パナメーラ ターボ エグゼクティブ:25,900,000 円
- パナメーラ ターボ スポーツツーリスモ:24,533,000 円
ポルシェ新型パナメーラの発売日は?
追加設定されるポルシェ新型パナメーラGTSは、2018年11月下旬に日本での受注が開始されました。
ポルシェは人気の高いパナメーラのモデルラインナップを強化することで、さらなるユーザーにアピールしていきたい考えです。
ポルシェ・パナメーラを「おさらい」
▼ポルシェ・パナメーラ(初代)
ポルシェ・パナメーラ(Panamera)は、初代が2009年に登場した高級スポーツカーです。
車名の「パナメーラ」は、1950年代前半にメキシコで行われていた公道レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」からインスピレーションを受けたものとなっており、911シリーズに用意されている「カレラ」の名もこのレースに由来しています。
ポルシェ初のフル4シーターの4ドアセダンとして企画され、一流のスポーツカーでありながら高級サルーンの快適さを兼ねるモデルとしてつくられました。
初代はラゲッジを大きくとることで、独自のデザインと高い実用性を持つ設計となっていました。
2代目の現行モデルは2016年に登場し、前モデルの丸みを帯びたテールデザインはシャープに変更。
新たにスポーティなリアルスタイルを持つシューティングブレークスタイルのワゴン「パナメーラスポーツツーリスモ」が設定されました。
最上位ガソリンモデルのパナメーラターボは100kmまで3.8秒で加速し、ニュルブルクリンクでは前世代のポルシェ911GT3を超えるタイムを記録したことでも話題になりました。
新型ポルシェ・パナメーラについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!