フォルクスワーゲンが、電気自動車SUV「ID.4」の標準グレードの日本受注開始を発表しました。
フォルクスワーゲンブランドの主力SUVとなる新型ID.4について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】販売好調で販売前倒し!VW「新型ID.4」標準グレード日本発売!
- フォルクスワーゲン新型ID.4の【変更点まとめ】
- 514万円から!フォルクスワーゲン新型ID.4の価格は?
- VW新型ID.4を試乗動画でチェック!
- 先進的!VW新型ID.4の外装(エクステリア)デザインは?
- 広く!フォルクスワーゲン新型ID.4のボディサイズは?
- 最新装備!VW新型ID.4の内装(インテリア)デザイン
- ハイスペック!VW「新型ID.4 GTX」も!
- 新世代!VW新型ID.4のパワートレインとスペックは?
- 実用的!VW新型ID.4の航続距離と充電時間は?
- 最新システム!フォルクスワーゲン新型ID.4の安全装備は?
- いつ?フォルクスワーゲン新型ID.4の日本発売日は?
【最新情報】販売好調で販売前倒し!VW「新型ID.4」標準グレード日本発売!
▼VW新型ID.4の画像
フォルクスワーゲンが、電気自動車SUV「ID.4」の標準グレード日本発売を発表しました。
フォルクスワーゲン新型ID.4は、2017年に公開されていたコンセプトモデル「ID.CROZZ」の市販バージョンとなる電気自動車で、フォルクスワーゲンの電気自動車ブランド「ID.」のSUVとして設定。
2022年11月に日本初回導入モデル「Launch Edition」が発売されていました。
今回発表された通常グレードは、多くの販売拠点において「Launch Edition」の
在庫が早期に完売・あるいは品薄となってきている状況を考慮し、2023年以降の生産で、同年第2四半期以降の販売分となる標準グレードの販売活動を前倒して開始。
▼「Launch Edition」と「標準グレード」の比較
2023年以降生産モデルはバッテリー容量などは従来モデルと変更ありませんが、制御にかかわるハードウェアおよびソフトウェアの改良により、航続距離を52kWhバッテリーの「Lite」で388kmから435km、77kWhバッテリー「Pro」で561kmから618kmに延長。
これに伴い、価格が変更されています。
フォルクスワーゲン新型ID.4の標準グレードは日本で2022年12月22日から受注を開始し、2023年第2四半期の発売を予定。価格は5,142,000円~6,488,000円となっています。
▼VW新型ID.4の動画
▼フォルクスワーゲンID.2 all
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▼フォルクスワーゲンID.3
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フォルクスワーゲン新型ID.4の【変更点まとめ】
▼フォルクスワーゲン新型ID.4の変更点
- 標準グレードの受注を開始
- 航続距離を延長
▽2022年11月新設定時の特徴
- 最新の電気自動車SUVスタイルを採用
- 電動パワートレインと電動車専用プラットフォームの採用により、広い室内空間を確保
- 新世代インフォテインメントシステムやARナビゲーションシステムを搭載
- ハイスペックモデル「ID.4 GTX」の設定を予定
514万円から!フォルクスワーゲン新型ID.4の価格は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.4の価格
- Lite(170ps/52kWh):5,142,000円
- Pro(204ps/77kWh):6,488,000円
フォルクスワーゲン新型ID.4の価格は、制御にかかわるハードウェアおよびソフトウェアの改良により、導入記念モデルからアップしています。
アップ幅は「Lite」グレードで143,000円、「Pro」グレードで123,000円となっています。
▼参考:ID.4導入記念モデルの価格
- Lite Launch Edition(170ps/52kWh):4,999,000円
- Pro Launch Edition(204ps/77kWh):6,365,000円
VW新型ID.4を試乗動画でチェック!
先進的!VW新型ID.4の外装(エクステリア)デザインは?
▼フォルクスワーゲン新型「ID.4」の画像
フォルクスワーゲン新型ID.4の外装には最新のデザインが採用され、先進的なスタイルに仕上げられています。
フロントには、「インタラクティブIQ.Light LEDマトリックスヘッドライト」を搭載し、状況にあわせて自在に配光を制御することで、対向車への幻惑を抑制。
ボディは空力性能を重視し制作され、Cd値を0.28まで低減することで航続距離の延長に貢献。
足元には20インチと21インチの大径ホイールを採用することで、力強い印象とされています。
広く!フォルクスワーゲン新型ID.4のボディサイズは?
▼フォルクスワーゲン新型ID.4のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4585×1850×1640mm
- ホイールベース:2770mm
- ※参考
・VW ID.3
全長×全幅×全高:4261×1809×1552mm
ホイールベース:2770mm
・VW ティグアン
全長×全幅×全高:4500×1840×1675mm
ホイールベース:2675mm
フォルクスワーゲン新型ID.4のボディサイズは、欧州で先に発表されたハッチバック「ID.3」から全長+324mmと拡大され、内燃機関を搭載するミドルSUV「ティグアン」より大きい設計となっています。
ホイールベースはID.3と共通となっていますが、配置の自由度が高い電動パワートレインにより広い空間が確保されています。
最新装備!VW新型ID.4の内装(インテリア)デザイン
フォルクスワーゲン新型ID.4の内装は、ブランドの最新システムを採用し、使い勝手が高められています。
装備にはデジタルメーターのほか、標準で10.4インチ、上位グレード「Pro」で12インチのインフォテインメントディスプレイが採用され、物理的なスイッチを減らすことでシンプルなデザインに。
室内空間は最大5人の乗車に対応し、ラゲッジルーム容量は通常時で543L、後席を倒すことで1575Lを確保。
電動式テールゲートも採用することで、足元のジェスチャーだけでラゲッジスペースにアクセスすることが可能となっています。
ハイスペック!VW「新型ID.4 GTX」も!
▼VW新型ID.4 GTXの画像
フォルクスワーゲン新型ID.4には、ハイスペックモデルとなる「ID.4 GTX」が公開されています。
新型ID.4 GTXは電気モーターを、標準のID.4のリア1基構成から、前後1基ずつの合計2基構成に変更。
これにより最高出力は204psから299psにアップし、0-100km/h加速タイムは8.5秒から6.2秒まで大幅に短縮されています。
加えてID.4 GTXでは最新の4WDシステムを採用し、前後トルクを数ミリ秒で調整。
オプションとして、車高を15mmダウンするサスペンションとプログレッシブステアリングを装備する「スポーツパッケージ」、アダプティブショックアブソーバーを採用する「スポーツプラスパッケージ」を用意。
航続距離は480kmとされ、125kWでの急速充電により、30分で300kmの走行が可能な電力を充電することができるようになっています。
▼VW新型ID.4 GTXの動画
新世代!VW新型ID.4のパワートレインとスペックは?
▼フォルクスワーゲン新型ID.4のパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【Lite】
電気モーター×1
最高出力:170ps/31.6kgm
駆動方式:後輪駆動 - 【Pro】
電気モーター×1
最高出力:204ps/31.6kgm
駆動方式:後輪駆動
▽海外仕様
- 【ID.4 Pro4Motion】
電気モーター×2基(前後1基ずつ)
システム合計出力:265ps
0-100㎞/h加速:6.9秒
駆動方式:4WD - 【ID.4 GTX】
電気モーター×2基(前後1基ずつ)
システム合計出力:299ps
0-100㎞/h加速:6.2秒
駆動方式:4WD
フォルクスワーゲン新型ID.4のパワートレインには、高出力の電気モーターが搭載されています。
モーターはベース車で車体後部に1基、海外仕様に設定される「ID.4 Pro4Motion」と「ID.4 GTX」で車体の前後それぞれ1基ずつの合計2基を搭載し、EVならではの鋭い加速と力強い走りを実現。
ブレーキ制御システムは電気自動車用に新開発されたものとなり、多くのシーンでアクセルペダルのオン/オフで加減速をコントロールすることができるようになっています。
また新型ID.4は走行状況に応じて、電気油圧式ブレーキ制御システムがモーターによるブレーキ、通常のブレーキ、または組み合わせを使用して減速するかどうかを個々のアクスルごとに判断。モーターによるブレーキから通常のブレーキへの移行も滑らかに行われます。
その他、走行システムにはアダプティブシャシーコントロール「DCC」を標準装備し、「エコ」「コンフォート」「インディビジュアル」のモードを選択することが可能に。
さらに、電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」も装備され、走行性能が高められています。
実用的!VW新型ID.4の航続距離と充電時間は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.4の航続距離と充電時間
- 【Lite】
・バッテリー容量:52kWh
・航続距離(WLTCモード値):435km
・充電時間
94kW急速充電使用時:36分(80%まで)
6kW普通充電使用時:約9時間(満充電まで) - 【Pro】
・バッテリー容量:77kWh
・航続距離(WLTCモード値):618km
・充電時間
94kW急速充電使用時:42分(80%まで)
6kW普通充電使用時:約13時間(満充電まで) - ※参考
▽77kWhモデル欧州値
・ID.4 Pro4Motion:517㎞
・ID.4 GTX:480km
フォルクスワーゲン新型ID.4には、高効率の最新バッテリーが設定されています。
航続距離は走行抵抗が大きくなるSUVながら、2023年以降生産モデルは、制御にかかわるハードウェアおよびソフトウェアの改良により、航続距離を52kWhバッテリーの「Lite」で388kmから435km、77kWhバッテリー「Pro」で561kmから618kmに延長。
バッテリーは、最新の急速充電器に対応することで充電時間を80%まで42分に短縮。
バッテリーは使用開始から8年経過、または16万kmの走行後に、使用可能容量の70%(53.9kWh)以上の保証が提供されています。
最新システム!フォルクスワーゲン新型ID.4の安全装備は?
フォルクスワーゲン新型ID.4の安全装備には、新世代システムが搭載されています。
システムには、車線維持「レーンアシスト」、被害軽減ブレーキ「自律緊急ブレーキフロントアシスト」、全車速対応「アダプティブクルーズコントロール」のほか、車線逸脱警報、カーブでの安定性を高めるブレーキサポートを搭載。
また、前走車との適切な車間距離を保つ「トラベルアシストコントロール」も装備。
一定時間、運転操作が行なわれない場合に自動停止する「ドライバー異常時対応システム」も搭載され、安全性が高められています。
いつ?フォルクスワーゲン新型ID.4の日本発売日は?
フォルクスワーゲン新型ID.4の標準グレードは、日本で2022年12月22日から受注を開始し、2023年第2四半期の発売が予定されています。
フォルクスワーゲンは、電気自動車ブランド「ID.」の1モデルとしてSUVの新型ID.4をラインナップすることで、ユーザーのニーズに対応していきたい考えです。
新型フォルクスワーゲンID.4については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!