プジョーが、主力SUVモデル「3008」のマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップするプジョー新型3008について、スペックや燃費、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】プジョー新型3008マイナーチェンジ日本発売!
- プジョー新型3008の【主な変更点まとめ】
- プジョー新型3008の外装(エクステリア)デザイン
- プジョー新型3008のボディサイズは?
- プジョー新型3008の内装(インテリア)デザイン
- プジョー新型3008のパワートレインとスペックは?
- プジョー新型3008の燃費は?
- プジョー新型3008の安全装備は?
- プジョー新型3008の価格は?
- プジョー新型3008の発売日は?
- プジョー3008を「おさらい」
【最新情報】プジョー新型3008マイナーチェンジ日本発売!
▼プジョー新型3008の画像
プジョーが、クロスオーバーSUV「3008」の改良日本発売を発表しました。
プジョー3008は、ブランドの主力SUVとしてラインナップされ、2018年の日本販売ではブランドの25%の販売台数を獲得した人気モデルになっています。
マイナーチェンジした新型3008では、新世代のパワートレインを導入することで、走行性能や環境性能を改善し、魅力をアップしています。
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プジョー新型3008の【主な変更点まとめ】
▼プジョー新型3008の変更点
- Euro 6.2に対応する改良型ガソリンエンジンと8速ATを搭載
- ディーゼルモデルで70%以上装着された、「運転席メモリー付き電動シート&マルチポイントランバーサポート」「前席シートヒーター」「パノラミックサンルーフ」「360°ビジョン」をセットにした「ファーストクラスパッケージ」を「3008 GT Line」に設定
プジョー新型3008の外装(エクステリア)デザイン
▼プジョー新型3008の画像
プジョー新型3008の外装には、クロスオーバーSUVとしてのタフさとブランドの上質さをあわせもった最新のブランドデザインが採用されています。
フロントには、抑揚をもったボンネットと多面体グリッドで構成されたグリルが採用され、ヘッドライトはフルLEDとすることで鋭い印象に。
Aピラーからルーフライン、ドアシル下部にはクロームのトリムラインを配置することで、流麗でスポーティなスタイルとされています。
リアは、ブラックアウトされたテールエンド左右にエンブレムに採用せれているライオンの爪をイメージした”Lion’s Claw”テールライトを装備。
足回りの18インチ大型ホイールやプロテクションパーツのほか、力強いデザインのルーフレールを装備することで、スタイルが引き締められています。
プジョー新型3008のボディサイズは?
▼プジョー新型3008のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4450×1840×1630mm
- ホイールベース:2675mm
- 車重:1460kg
- ※参考
・プジョー308(ハッチバック)
全長×全幅×全高:4275×1805×1470mm
・プジョー308SW(ワゴン)
全長×全幅×全高:4600×1805×1470mm
プジョー新型3008のボディサイズは、ミドルクラスSUVとして、ハッチバックモデルの308から全長が175mm延長されています。
しかし、ワゴンの308SWより全長-150mmとすることで、取り回しのしやすさが重視されています。
プジョー新型3008の内装(インテリア)デザイン
プジョー新型3008の内装は、最新のブランドデザイン「i-Cockpit」により作られています。
「i-Cockpit」は4つのコンポーネントで構成され、機敏なステアリングフィールを生む小径ステアリングホイール、ダッシュボードの最上部に前方視界と連なるようにレイアウトされた12.3インチヘッドアップインストルメントパネル、質感を高めたハイセンターコンソール、ほとんどの操作系を集約したデジタルタッチスクリーンが採用されています。
プジョー新型3008ではその他、オープンエアを楽しむこともできるパノラミックサンルーフを採用することで開放感をアップ。
▼プジョー新型3008の画像
ラゲッジ容量は通常時で520L、後席を収納することで最大1580Lを使うことができるようになっています。
プジョー新型3008のパワートレインとスペックは?
▼プジョー製1.6Lガソリンエンジン
▼プジョー新型3008のパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.6Lガソリンターボ【日本導入】
出力:180ps/25.5kgm - 直列4気筒2Lディーゼルターボ【日本導入】
出力:177ps/40.8kgm - 【FFプラグインハイブリッド】
直列4気筒1.6Lガソリンターボ+電気モーター
出力:230ps
EV航続距離:40km - 【4WDプラグインハイブリッド】
直列4気筒1.6Lガソリンターボ+電気モーター×2
出力:300ps
EV航続距離:59km - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FF or 4WD
プジョー新型3008のパワートレインには、新搭載された1.6Lガソリンターボエンジンと、2Lディーゼルターボエンジンが搭載されています。
新搭載された1.6Lガソリンターボエンジンは、ガソリン微粒子フィルタを採用して排出ガスをクリーン化するとともに、フリクションを低減して欧州新排ガス規制のEuro 6.2に対応。
最高出力180psを発揮し、電子制御ウエストゲートバルブの採用により高効率化とハイレスポンス、スムーズな吹け上がりを実現。
2Lディーゼルエンジンは40.8kgmものトルクを発揮しながら、燃費性能にも優れたパワートレインとなっています。
▼8速オートマチックトランスミッション「EAT8」
いずれのエンジンも組み合わせるトランスミッションは新世代電子制御8速AT「EAT8」とされ、3つのドライブモードを用意。
「エコモード」はエアコンの最適化、フリーホイール機能により低燃費走行に貢献。
「通常モード」はシフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォートを最適化。
「スポーツモード」は、シフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの変更を行うことができるようになっています。
プジョー新型3008ではこの他1.6Lプラグインハイブリッドモデルが発表されており、4WDモデルでシステム合計出力300psを発揮。
EV走行距離は4WDモデルで59km、FFモデルで40kmと、実用性の高い数値になっています。
プジョー新型3008の燃費は?
▼プジョー新型3008の燃費
- 2Lディーゼル
JC08モード:17.8km/L - 1.6Lガソリン
・JC08モード:15.0km/L
・WLTCモード
複合:13.4km/L
市街地:9.8km/L
郊外:13.7km/L
高速道路:15.6km/L - 1.6Lプラグインハイブリッド
1.3L/100km(欧州値/約76.9km/L)
プジョー新型3008の燃費は、2Lディーゼルモデルで17.8km/Lの低燃費になっています。
新搭載された1.6LガソリンエンジンはJC08モード値で15.0km/Lとなり、新燃費規格のWLTCモード値でも複合13.4km/Lと、実燃費に優れたエンジンになっています。
プジョー新型3008の安全装備は?
プジョー新型3008の安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
安全システムには、「アクティブ・セーフティ・ブレーキ」「ディスタンス・アラート」「アクティブ・レーン・デパーチャー・ウォーニング」などを装備。
その他、「ドライバー・アテンション・ウォーニング」「スマートビーム」「スピードリミットサイン・リコグニッション」「アダプティブクルーズコントロール」「アクティブ・ブラインドスポットモニターシステム」により、ドライバーのアシストが行われます。
プジョー新型3008の価格は?
プジョー新型3008の価格は、1.6Lガソリンモデルが367万円からに設定されました。
「3008 GT Line」のオプションには新たに、「3008 GT BlueHDi」で約70%と高い装着率を得た、「運転席メモリー付き電動シート&マルチポイントランバーサポート」「前席シートヒーター」「パノラミックサンルーフ」「360°ビジョン」をセットにした「ファーストクラスパッケージ」(30万円高)が設定されています。
▼プジョー新型3008の価格
- 3008 Allure(1.6Lガソリン):3,670,000円
- 3008 Allure LED Package(1.6Lガソリン):3,850,000円
- 3008 GT Line(1.6Lガソリン):4,090,000円
- 3008 BlueHDi Clean Edition(2Lディーゼル):3,999,000円
- 3008 GT BlueHDi(2Lディーゼル):4,480,000円
プジョー新型3008の発売日は?
マイナーチェンジしたプジョー新型3008は、2019年5月21日に日本で発売されました。
プジョーは2018年の日本販売で25%と高い販売比率になっている3008に経済性に優れたエンジンやトランスミッションを導入することで、幅広いユーザーにアピールしていきたい考えです。
プジョー3008を「おさらい」
▼プジョー3008(初代)
プジョー3008は、初代が2009年に登場したクロスオーバーSUVです。
初代はプジョー「307」やシトロエン「C4」と共通したプラットフォームを使用したクロスオーバーモデルとして企画。
エクステリアにはボンネットとキャビンを一体とするモノフォルム形状を採り入れることで、コンパクトサイズでありながら高効率なパッケージを実現。
走行システムには、前輪駆動でも高い走破性能を発揮する「グリップコントロール」をプジョー車で初めて採用。
「グリップコントロール」は、マッド&スノータイヤと、「標準」「雪道」「オフロード」「砂地」「ESPオフ」の5種を任意に選択し、最適なトラクションコントロールが可能とされました。
現行モデルとなる2代目は2017年にフルモデルチェンジし、新世代のプラットフォームを採用することで効率を向上。
ボディデザインを前モデルのクロスオーバーMPVから、SUVスタイルに大幅変更。
これにより高い人気を獲得し、一般公開から約半年間でヨーロッパにおいて10万台のオーダーを獲得。
その半数は過去にプジョー車を所有したことがないユーザーであったことが発表されています。
新型プジョー3008については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!