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【ホンダ新型S660】1月10日マイナーチェンジ発売!最新情報、スペック/燃費、価格、発売日は?

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ホンダが、オープンスポーツ「S660」のマイナーチェンジ発売を発表しました。

 

改良により魅力をアップしたホンダ新型S660について、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】初大幅改良!ホンダ新型S660ビッグマイナーチェンジ発表!

▼ホンダ新型S660の画像

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ホンダが「S660」のビッグマイナーチェンジを発表しました。

 

ホンダS660は、「S360」や「S2000」などのホンダ「S」シリーズや、ホンダ「ビート」の歴史を受け継ぎ、軽自動車ながらオープントップのMRスポーツとして製作され人気になっています。 

 

初の大幅改良となる今回のマイナーチェンジでは、外装や装備内容を変更することでリフレッシュし、魅力がアップしています。

 

▼ホンダ新型S660の動画

 

ホンダ新型S660の【主な変更点まとめ】

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▼ホンダ新型S660の変更点

  • エクステリアに、新しいフロントグリルやヘッドライト、スポークタイプ新デザインアルミホイールなどを採用
  • 「α」グレードに、ターンライト付きドアミラー、アルカンターラ採用ステアリングホイールとシフトノブを装備
  • 「S660モデューロX」に、新色アルミホイール(ブラックスパッタリング仕上げ)、ナイトホークブラック・パールドアミラーカバー、専用アルカンターラ×本革ステアリングホイール、アルカンターラサイドブレーキカバー・シフトブーツ、専用スポーツレザーシートを採用
  • ベースモデルのボディカラーに「アクティブグリーン・パール」「アラバスターシルバー・メタリック」、S660モデューロXのボディカラーに「カーニバルイエローII」を新設定

【2018年5月改良】

  • 新たな上級スポーツモデルとなる「S660モデューロX」を追加設定
  • ベースモデルのS660に新色ボディーカラーのフレンチブルー・パールとブリティッシュグリーン・パール、ナイトホークブラック・パールを追加
  • S660専用「Gathers(ギャザズ)スカイサウンド インターナビ」が装着可能な「ナビ装着用スペシャルパッケージ」を設定

 

約10万円アップ!ホンダ新型S660の価格は?

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▼ホンダ新型S660の価格

  • α:2,321,000円
  • β:2,031,700円
  • モデューロX:3,042,600円

ホンダ新型S660の価格は、装備を充実することで価格がアップされました。

 

アップは上位の「α」グレードで約10万円とされ、小型オープンスポーツとしての充実した装備がアピールされています。

 

▼参考:ホンダS660の価格(現行モデル)

  • α:2,226,400円
  • β:2,017,400円
  • モデューロX:2,902,900円

 

スマートに!ホンダ新型S660の外装(エクステリア)デザイン

▼新型S660の新色「アクティブグリーン・パール」

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ホンダ新型S660の外装は、新しいデザインを採用することでよりスポーティなスタイルとなっています。

 

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フロントは、最新のホンダ車からくるソリッドなグリル形状を採用し、ヘッドライト内部のカラーをブラックにすることで質感を向上。

 

これまでブラックとされていたフロントガラスを囲うピラーはボディ同色とされ、バンパーにはLEDライトを配置。

 

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サイドミラーには、「α」グレードで新たにターンランプを採用することで新しいデザインが強調されています。

 

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ホイールは、これまでのカーブしたホイール面のデザインからスポークタイプとすることで軽快な走りを感じるスタイルに。

 

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リアでは、リアランプをこれまでのレッドからクリアとすることで、先進的なイメージに仕上げられています。

 

▼新型S660の新色「アラバスターシルバー・メタリック」

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また、ボディカラーには「アクティブグリーン・パール」、「アラバスターシルバー・メタリック」が新設定されています。

 

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S660はルーフが巻いてしまえるロールトップとなっており、ルーフ前方中央部のセンターロックとルーフサイドロックにより装着時には強いテンションがかかる構造で、高い密閉性を確保。

 

取り外しは各ロックを解除して巻き取るだけと簡単になっており、フロントフード内のユーティリティボックスに収納することができるようになっています。

 

質感向上!ホンダ新型S660の内装(インテリア)デザイン

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ホンダ新型S660の内装は、新しいデザインを採用することで質感が向上しています。

 

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改良では、これまでパンチングレザーとされていたステアリングホイール、シフトノブの素材が「α」グレードでアルカンターラに変更されています。

 

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メーターは速度と回転数をメインとすることで、走行中瞬間的に読み取ることが可能に。

 

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軽自動車で初採用されていた6速マニュアルトランスミッションは、ショートストロークでダイレクトな操作性とされています。

 

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ステンレスペダルはヒール&トゥがしやすいように配置され、荷重も最適化されています。

  

▼ホンダ新型S660の室内サイズ

  • 室内長×室内幅×室内高:895×1215×1020mm
  • 乗員:2人乗り

 

コンプリートカーも改良!ホンダ新型S660モデューロXの専用装備は?

▼新型S660モデューロXの新色「カーニバルイエローII」

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ホンダ新型S660には、コンプリートカーとして「S660モデューロX」が設定されました。

 

S660モデューロXは、Honda車を知り尽くした熟練のエンジニアが、ベース車両の走行性能、質感、デザインに「匠の技」を注いで完成させるコンプリートカーとして製作。

 

改良では、エクステリアに新色となるブラックスパッタリング仕上げのアルミホイールやナイトホークブラック・パールのドアミラーカバーを採用。

 

ボディカラーには「カーニバルイエローII」を新設定。

 

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インテリアには、専用アルカンターラ×本革ステアリングホイールを装備するほか、アルカンターラの採用部位をサイドブレーキカバー・シフトブーツなどに拡充し、デザインを変更した専用スポーツレザーシートが装備されました。

  

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S660 Modulo Xの開発では、「真のスポーツドライビングの喜び」をコンセプトに、存在感のあるデザインとともに、アルミホイールやサスペンション、空力パーツなど数々の専用装備により、意のままに操れる操縦性と、上質かつしなやかな乗り味を追求。

 

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デザインは、Modulo Xならではの空力設計に基づいた、グリル一体型専用フロントバンパーによる精悍なフロントデザインを採用。

 

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インテリアはレザーシートをはじめ、全体をボルドーレッドによりコーディネートし、ドライバーが見て触れて感じられる上質さをプラス。

 

グリル一体型専用フロントバンパーは、正面から入る風を狙った位置に導くエアガイドフィンの採用など操縦安定性を高めるため、空力性能を向上。

 

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また、専用フロントバンパーの空力特性に合わせて理想のバランスを実現するため、リアアクティブスポイラーにガーニーフラップを採用。

 

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さらに、幅広い走行シーンで高い接地性を発揮する専用サスペンション(5段階減衰力調整機構付)で、市街地など乗用域でのしなやかな乗り心地と、限界域でのコントロール性が両立されています。

 

▼ホンダ新型S660モデューロXの動画

 

気持ちいい!ホンダ新型S660のエンジンとスペックは?

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▼ホンダ新型S660のエンジンとスペック

  • エンジン:直列3気筒660ccターボ「S07A」
  • 最高出力:64ps/6000rpm
  • 最大トルク:10.6kgm/2600rpm
  • トランスミッション:6速MT or 7速パドルシフト付きCVT
  • 駆動方式:MR

ホンダ新型S660のエンジンには、専用チューニングされた「S07A」型エンジンが搭載されています。


S07A型エンジンはホンダの軽自動車「Nシリーズ」にも採用されていますが、S660では専用設計ターボチャージャーを採用することで、最大トルクを2600rpmで発生する力強さを持ちながらも、優れた伸びを実現する高回転型エンジンになっています。 

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エンジン搭載位置は低く、ホイールベース内に配置するミッドシップレイアウトとすることで、軽自動車の枠をこえた優れたハンドリング性能を実現。

 

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ミッドシップレイアウトとターボエンジンの組み合わせで課題になる冷却には、ロールバー両側のサイドエアインテークやアンダーカバーに設けたNACAダクトなど、独自の対策を採用し、優れた性能を常に発揮できるようになっています。

 

スポーツモデルで重要になるエンジンサウンドは、エンジン吸気口の配置やエアクリーナーのサイズを最適化し、エンジン排気音、ターボ音、ブローオフバルブの作動音がもたらす痛快な音を楽しむことができるようになっています。

 

走りUP!ホンダ新型S660の走行システムは?

▼アジャイルハンドリングアシスト

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ホンダ新型S660の走行システムには、軽自動車で初採用された「アジャイルハンドリングアシスト」が搭載されています。

 

アジャイルハンドリングアシストは、ブレーキを高精度に制御することで、旋回に入る際の応答性や旋回中のライントレース性をより高め、ミッドシップレイアウトならではの運動性能を限界まで発揮することが可能なシステムになっています。

 

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その他S660では、専用設計スポーツカーならではとなる4輪独立懸架サスペンションを採用し、走行状況に応じて最適なトー、キャンバー特性を獲得し、タイヤの高性能を引き出せるよう入念なダンパーセッティングを実施。

 

リアサブフレームは軽量・高剛性を追求し軽で初めてアルミ化することで、旋回時の安定感がアップしています。

 

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タイヤには、Hondaと横浜ゴムの共同開発によって生まれた専用仕様の「ADVAN NEOVA AD08R」を装備。

 

フロントに対して、駆動輪であり重量配分の大きいリアは余裕がある前後異径タイヤとすることで、路面に食らいつく強力なグリップ力を獲得。ホイールも軽量・高剛性を追求。

 

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またブレーキには、前後260mm大径ディスクブレーキを採用し、マスターパワーの特性を最適化しブレーキ操作のごく初期から素早く制動力が高まる鋭いレスポンスを実現するとともに、踏力をコントロールしやすい剛性感の高いブレーキフィールも実現。

 

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CVT車にはONにすることでより素早いアクセルレスポンスが得られ、メーターの照明も変化する「SPORTスイッチ」が搭載され、オープンカーならではのラグジュアリー性とスポーツ走行が両立されています。

 

ホンダS660の走りを試乗動画でチェック!

▼ホンダS660モデューロX

ホンダS660は、注目度の高さから試乗動画が公開されています。

 

MRレイアウトならではの運動性能と、高い安定性が評判になっています。

 

▼ホンダS660

▼ホンダS660【CVT】

 

走りと両立!ホンダ新型S660の燃費は?

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▼ホンダ新型S660の燃費

  • 6速MT:20.6km/L
  • CVT:20.0km/L
    ※WLTCモード値

ホンダ新型S660の燃費は、より実燃費に近いWLTCモード値が公開され、6速MT仕様で20.6km/Lとなっています。

 

スポーツモデルでハイグリップタイヤなども装備しながら、空力性能に優れた車体により良好な数値が確保されています。

 

装備充実!ホンダ新型S660の安全装備は?

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ホンダ新型S660には、約30km/h以下での前方車両との衝突の回避・軽減をサポートする「シティブレーキアクティブシステム」が採用されています。

  

その他、LEDヘッドライト、エマージェンシーストップシグナル、車両を安定させる「VSA(Vehicle Stability Assist)」、ヒルスタートアシスト機能などが採用されています。

  

走りのために!ホンダ新型S660のサイズ、車体設計は?

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▼ホンダ新型S660のボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高:3395×1475×1180mm
  • ホイールベース:2285mm
  • 最低地上高:125mm
  • 車重:830kg(CVTは850kg)
  • 参考
    ・ホンダ・N-ONE
     全長×全幅×全高:3395×1475×1610mm
     (ローダウンは全高1545mm)
     ホイールベース:2520mm
     最低地上高:150mm(ローダウンは140mm)
     車重:830kg

ホンダ新型S660のボディサイズは、同じ軽自動車でスポーツモデルとされている「N-ONEローダウン」と比較し全高-365mmとされています。

 

最低地上高もスポーツ走行を重視して市販車でトップクラスの125mmまで下げられており、ホイールベースも2285mmまで短縮することで切れ味鋭いハンドリングに仕上げられています。

 

車重はN-ONEと同じ数値になっていますが、S660はスポーツ走行に対応するボディ剛性の強化に使用されています。

 

いつ?ホンダ新型S660の発売日は?

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2020年モデルとしてマイナーチェンジしたホンダ新型S660は、2019年11月中旬から予約受け付けを開始、発表は2020年1月10日に開幕する東京オートサロン2020で行われ、発売日はベースモデルが1月10日、モデューロXが1月31日とされました。

 

前モデルとなる2019年型は2019年5月に受注が停止され、生産調整が行われていました。

 

ホンダは2015年に発売したS660初となる大幅改良を実施することで、さらなるユーザーにアピールしていきたい考えです。

 

ホンダS660を「おさらい」 

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ホンダ・S660(エスロクロクマル)は、初代となる現行モデルが2015年に登場した軽自動車オープンスポーツカーです。

 

1998年10月に販売を終了した「ビート」以来17年ぶりとなる軽自動車規格のオープンカーとして製作されました。

 

車名は「S500」「S600」「S800」「S2000」をラインナップしたホンダ伝統のオープンスポーツ「S」の第5弾とされていますが、他のSシリーズの駆動レイアウトがFRなのに対し、S660はビートからくるミッドシップレイアウトになっています。

 

開発主査には、本田技術研究所設立50周年を記念し開催された「新商品提案企画」でS660を提案、最優秀賞を獲得した26歳の椋本陵氏が選出され、ベテランエンジニアがバックアップあたったものの、平均年齢30代のチームメンバーで現代的スポーツカーの開発が目標に。

 

生産ラインは増大しやすいスポーツカーのコストを抑えるため軽自動車FF車用のラインを改修、人の手と機械を融合させた専用行程による少量生産とされました。

  

新型ホンダS660については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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