メルセデス・ベンツが、大型ミニバン「Vクラス」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型Vクラスについて、価格やスペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】装備大幅充実!メルセデス「新型Vクラス」日本発売!
- メルセデスベンツ新型Vクラスの【変更点まとめ】
- メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
- 存在感UP!新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
- 3種類!メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
- 上質!メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
- 多彩!メルセデスベンツ新型Vクラスのシートアレンジは?
- 開くルーフ!メルセデス「新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾン」設定!
- 力強く!メルセデスベンツ新型Vクラスのエンジンとスペックは?
- メルセデス・ベンツ新型Vクラスを試乗動画でチェック!
- 良好!メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
- 最新機能!メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
- メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
- メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
【最新情報】装備大幅充実!メルセデス「新型Vクラス」日本発売!
▼新型Vクラスの画像
メルセデス・ベンツが「Vクラス」の改良日本発売を発表しました。
メルセデス・ベンツVクラスは、ブランドのミニバンとしてラインナップされ、多彩なボディサイズやシートレイアウトなどの使い勝手が人気となり、現行モデルは2019年の東京モーターショーでビッグマイナーチェンジが発表されていました。
改良された新型Vクラスでは、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」と対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備。
「レーダーセーフティパッケージ」は、「アクティブブレーキアシスト」、車間距離を自動で維持する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」、「ブラインドスポットアシスト」、「レーンキーピングアシスト」などにより高い安全機能を提供。
「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」は、10.25インチディスプレイと対話型インフォテインメントシステムにより、多彩な機能を簡単に使用できるようになっています。
改良された新型Vクラスは、2020年7月13日に日本で発売。価格は781万円から938万円となっています。
メルセデスベンツ新型Vクラスの【変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型Vクラスの変更点
- 「レーダーセーフティパッケージ」と対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備
▽2020年5月の変更点
- ポップアップルーフを備える「V220dマルコポーロ・ホライゾン」を設定
▽2019年10月ビッグマイナーチェンジの変更点
- 外装に新しいデザインを採用し質感を向上
- 快適性と高級感を高めるエクスクルーシブシートをオプション設定
- アクティブブレーキアシストやアダプティブハイビームアシスト・プラスなどにより安全性を向上
- 2Lガソリンエンジンを搭載する「V 260 アバンギャルド ロング」を105台限定販売
▼Vクラスの特徴
- ボディサイズを標準、ロング、エクストラロングと3種類設定し、用途にあわせた選択を可能に
- Lディーゼルエンジンを搭載し、高い走行性能と環境性能を両立
- 2列目の取り外しも可能とする3列シートにより、多彩なシートアレンジに対応
メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格
- V 220 d AVANTGARDE:7,810,000円
- V 220 d AVANTGARDE long:8,050,000円
- V 220 d AVANTGARDE Extra-long:8,310,000円(受注生産)
- 【ポップアップルーフ】
V 220 d Marco Polo HORIZON:9,380,000円
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格は、781万円からとされています。
ボディサイズによるアップ幅は最大50万円とされ、用途にあわせた選択がしやすくなっています。
存在感UP!新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラス
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの外装は2019年の改良時に、より存在感をアップする最新のデザインが採用されています。
デザインはフロントを中心に変更され、バンパーは開口部を大きく取った新デザインになり、ヘッドライトには最新のLED技術を採用。
ホイールもより上質な新デザインとすることで、足元が引き締められています。
メルセデス・ベンツ新型Vクラスを前モデルと比較!
▼メルセデス・ベンツVクラス(前モデル)
▼メルセデス・ベンツVクラス(AMGエアロ仕様)
メルセデス・ベンツ新型Vクラスを前モデルと比較すると、より力強いデザインに仕上げられています。
前モデルはミニバンとしての実用性の高さをアピールすることが重要視されていましたが、新型Vクラスではプレミアムブランドとしてのデザイン性が追求されました。
3種類!メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツVクラス(ベースモデル)
▼メルセデス・ベンツVクラスロング
▼メルセデス・ベンツVクラスエクストラロング
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズと比較
- 全長
ベースモデル:4905mm
ロング:5150mm
エクストラロング:5380mm - 全幅:1930mm
- 全高:1880mm
- ホイールベース
ベースモデル&ロング:3200mm
エクストラロング:3430mm - 参考
・トヨタ・アルファード/ヴェルファイア
全長×全幅×全高:4950×1850×1950mm
ホイールベース:3000mm
・トヨタ・グランエース
全長×全幅×全高:5300×1970×1990mm
ホイールベース:3210mm
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズは、ベースモデル、ロング、エクストラロングと3種類が用意されています。
それぞれのボディサイズをベースモデルと比較すると、ロング仕様はホイールベースを維持しながら全長を+245mm、エクストラロングはホイールベース+230mm、全長は+475mmとなっています。
このサイズを上級ミニバンとしてライバルとなるトヨタ・アルファード/ヴェルファイアと比較すると、ベースモデルが近いサイズとなっています。
上質!メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの内装は、プレミアムミニバンとして上質さがアップされています。
▼エクスクルーシブシート
装備にはエクスクルーシブシートがオプション設定され、ヘッドレストクッション、オットマン、リラクゼーション機能などにより快適性を向上。
インテリアは、ダッシュボードに配置される丸い空調ダクトを、最新のメルセデスベンツ車にも採用されているタービンデザインに変更することでスポーティな仕上げに。
最新の改良では、会話をするように多彩な機能を使うことができる「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」が標準装備されています。
ルーフには、クラス最大サイズとなるパノラマルーフも設定され、開放感あるドライブを楽しむことができるように。
セパレートシートの間には折りたたみ式テーブルを配置することもでき、ベンチシートは2シーターと3シーターからチョイス。
シートは脱着することができるようになっており、用途にあわせて荷物スペースを拡大することができます。
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの室内サイズ
- ラゲッジ容量
ベースモデル:720-4500L
ロング:1030-5000L
エクストラロング:1410-5500L
多彩!メルセデスベンツ新型Vクラスのシートアレンジは?
▼7人乗りレイアウト
▼2列目&3列目対座レイアウト
▼5人乗りレイアウト
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのシートアレンジには、スタンダードな7人乗り3列シート状態のほか、2列目を回転させた対座シート状態も用意されています。
加えて、2列目シートを取り外し、3列目シートを大きく前にスライドさせる5人乗り状態でラゲッジを重視することも可能に。
「普段は5人乗り」という使い方ができるようになっています。
開くルーフ!メルセデス「新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾン」設定!
▼新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾンの画像
新型Vクラスには、ポップアップルーフを持つ「V220d Marco Polo HORIZON(マルコポーロ・ホライゾン)」が設定されています。
新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾンはルーフに、車内とは別のフルフラットな就寝スペースを確保。
ポップアップルーフ内には、2名まで使用可能なベッドとリーディングライトを装備。
また、ルーフ右側にはロールアップ機能を備えたサイドオーニングを装着することで、快適にオートキャンプなどを楽しむことができるようになっています。
シートレイアウトは、最大230度回転する運転席と助手席により、後席対面式のレイアウトに対応。
就寝時にはシートをフラットに収納することで、室内を最大3名の就寝スペースとして利用することができるようになっています。
その他、新型Vクラスマルコポーロでは、運転席下にリレー式のサブバッテリーを搭載し、エンジン停止時にもメインバッテリー上がりを心配することなく、電力を使用することができるようになっています。
力強く!メルセデスベンツ新型Vクラスのエンジンとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのエンジンとスペック
- 【V220d】
エンジン:直列4気筒2.2Lターボディーゼル
最高出力:163ps/38.7kgm - トランスミッション:7速AT
- 駆動方式:FR
メルセデス・ベンツ新型Vクラスには、2.2Lのディーゼルターボエンジンが搭載されています。
駆動方式はFRレイアウトとすることで、前輪の切れ角を大きくし取り回しやすさをあげ、自然な加速感に仕上げられています。
トランスミッションは7速ATを組み合わせ、ディーゼルエンジンの大きなトルクを活かすことができるようになっています。
メルセデス・ベンツ新型Vクラスを試乗動画でチェック!
メルセデス・ベンツ新型Vクラスは試乗動画が公開されています。
高い使い勝手が評価されています。
良好!メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費
- ディーゼル:15.3km/L
(ロング、エクストラロング同値)
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費は、全ボディタイプで15.3km/Lと発表されています。
実燃費ではロングボディの燃費が下がりやすくなりますが、トルクの大きいディーゼルエンジンを搭載していることでその差は小さくなっています。
最新機能!メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの安全システムには、「レーダーセーフティパッケージ」が全車標準装備されました。
「レーダーセーフティパッケージ」は、レーダーで先行車を検知し追突の危険を低減する「アクティブブレーキアシスト」、最適な車間距離を自動で維持し先行車にあわせ停止する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」を搭載。
その他、死角をレーダーでモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」、車線逸脱をステアリングの微振動で警告する「レーンキーピングアシスト」などが装備され、安全性が高められています。
メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
改良されたメルセデス・ベンツ新型Vクラスは、2020年7月13日に日本で発売されました。
メルセデス・ベンツはVクラスの機能をアップすることで、プレミアムブランドのミニバンとしての魅力をアピールしていく予定です。
メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツVクラス(初代)
メルセデスベンツ・Vクラスは、初代が日本で1998年に登場したミニバンです。
海外では、商用車バージョンとなる「ヴィトー(Vito)」も用意されています。
2003年に登場した2代目は、新車種として「ビアノ(Viano)」という車名で販売されましたが、2006年のマイナーチェンジ時にVクラスに戻されました。
駆動方式は、初代がエンジンを横置きするFFレイアウトとなっていましたが、2代目以降は、より走行性能を高めることができるFRレイアウトに変更。4WDがオプション設定されています。
現行モデルとなる3代目は2014年に発表され、2.2Lディーゼルエンジンには136ps、163ps、190psの3種類の出力を設定し、日本では中間となる163psモデルを販売。
シートの取り外しを可能とすることで、多彩なシートアレンジを可能に。
日本向け純正アクセサリーとして、リアエンターテイメントシステムや、頭上に軽量の荷物を収納するオーバーヘッドスペースネット、ロードバイク運搬用の車内用バイシクルホルダーなども用意されました。
新型メルセデス・ベンツVクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!