プジョーが、ミドルクラス「308」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
新世代となり魅力をアップしたプジョー新型308について、スペックや燃費、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】全面改良!プジョー「新型308」フルモデルチェンジ日本発売!
- プジョー新型308の【変更点まとめ】
- 305.3万円から!プジョー新型308の価格は?
- プジョー新型308を試乗動画でチェック!
- スポーティ!プジョー新型308の外装(エクステリア)デザイン
- 広く!プジョー新型308のボディサイズは?
- 最新装備!プジョー新型308の内装(インテリア)デザイン
- 力強く!プジョー新型308のパワートレインとスペックは?
- プジョー新型308を試乗動画でチェック!
- 走り両立!プジョー新型308の燃費は?
- 最新装備!プジョー新型308の安全装備は?
- いつ?プジョー新型308の発売日は?
- プジョー308を「おさらい」
【最新情報】全面改良!プジョー「新型308」フルモデルチェンジ日本発売!
▼プジョー新型308の画像
プジョーが、「308」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
プジョー308は、ブランドの主力となるミドルクラスモデルとしてラインナップされ、ハッチバックのほか、ワゴンの「308SW」、スポーツモデルの「308GTi」も設定することで人気になっています。
フルモデルチェンジした新型308では、新世代のデザインや新しいブランドエンブレムを採用し、プラグインハイブリッドモデルも設定。
インテリアには、デジタルメーターや10インチの大型インフォテインメントシステムを採用することで、新世代のプジョー車を牽引するモデルとしての魅力をアップしています。
プジョー新型308は2022年4月13日に日本発売。価格は305万3000円~530万6000円となっています。
▼プジョー2008
【プジョー新型2008最新情報】フルモデルチェンジ!電気自動車e-2008/ディーゼルの燃費やサイズ、価格、発売日は?
▼プジョー3008
【プジョー新型3008】ビッグマイナーチェンジ!最新情報、燃費やサイズ、価格は?
プジョー新型308の【変更点まとめ】
▼プジョー新型308の変更点
- 新世代の内外装デザインを採用
- ボディサイズを拡大
- 10インチ最新インフォテインメントシステム、デジタルメーターを装備
- プラグインハイブリッドモデルを設定
▼プジョー新型308の動画
305.3万円から!プジョー新型308の価格は?
▼プジョー新型308の価格
▽プジョー308(ハッチバック)
- 308 Allure(1.2Lガソリンターボ):3,053,000円
- 308 Allure BlueHDi(1.5Lディーゼルターボ):3,277,000円
- 308 GT BlueHDi(1.5Lディーゼルターボ):3,969,000円
- 308 GT HYBRID(1.6LガソリンターボPHEV):4,906,000円
▽プジョー308SW(ワゴン)
- 308 SW Allure(1.2Lガソリンターボ):3,253,000円
- 308 SW Allure BlueHDi(1.5Lディーゼルターボ):3,477,000円
- 308 SW GT BlueHDi(1.5Lディーゼルターボ):4,369,000円
- 308 SW GT HYBRID(1.6LガソリンターボPHEV):5,306,000円
プジョー新型308の価格は、装備を充実することでアップしています。
アップ幅はスタート価格で16万1000円とされ、ワゴンの「308SW」はハッチバックから20万円のアップとなっています。
▼参考:プジョー308の価格(前モデル)
▽308(ハッチバック)
- 308Allure(1.2Lガソリン):289万2000円
- 308Allure BlueHDi(1.5Lディーゼル):310万5000円
- 308GT Line BlueHDi(1.5Lディーゼル):336万円
- 308GT BlueHDi(2Lディーゼル):365万6000円
▽308SW(ワゴン)
- 308SW Allure(1.2Lガソリン):314万4000円
- 308SW Allure BlueHDi(1.5Lディーゼル):335万8000円
- 308SW GT Line BlueHDi(1.5Lディーゼル):361万3000円
- 308SW GT BlueHDi(2Lディーゼル):390万9000円
▽308GTi
- 308 GTi by PEUGEOT SPORT(1.6Lガソリン):451万2000円
プジョー新型308を試乗動画でチェック!
スポーティ!プジョー新型308の外装(エクステリア)デザイン
▼プジョー新型308の画像
▼参考:プジョー308(前モデル)
プジョー新型308の外装は、新世代のデザインを採用することで先進的な印象とされています。
フロントは、エンブレムにも採用されるライオンの爪をイメージした縦長のデイタイムライト/ウインカーユニットを装備。
ヘッドランプには、プジョー初の超薄型マトリックスLEDテクノロジーを採用。
グリルはフレームレスとすることで、質感をアップしています。
▼参考:プジョー308(前モデル)
リアはこれまでより低重心なスタイルとし、テールランプも小型化。
▼新型308SWの画像
新型308のボディタイプにはワゴンの「308SW」も設定され、ニーズにあわせた選択に対応。
滑らかなボディラインによりCd値(空気抵抗係数)はハッチバックで0.28、ワゴンで0.277まで低減され、走行効率を改善しています。
広く!プジョー新型308のボディサイズは?
▼新型308
▼新型308SW
▼プジョー新型308のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
308(ハッチバック):4420×1850×1475mm
308SW:4655×1850×1485mm - ホイールベース
308(ハッチバック):2680mm
308SW:2730mm - ※参考
・308(前モデル)
ハッチバック:4275×1805×1470mm
ワゴン:4600×1805×1470mm
308GTi:4275×1805×1455mm
プジョー新型308のボディサイズは、前世代から全長を拡大したコンパクトモデル「208」とのバランスを取るために延長されています。
車体は、新世代プラットフォームを採用することで広い室内空間を確保したほか、電動パワートレインに対応する柔軟性もつくられています。
最新装備!プジョー新型308の内装(インテリア)デザイン
プジョー新型308の内装は、最新のブランドデザイン「3D i-Cockpit」により仕上げられています。
新型308では情報のわかりやすさを再考し、10インチデジタルメーター内の配置やデザインを3Dとすることで、重要な情報を大きく手前に表示。
インフォテインメントシステムは、ディスプレイサイズを10インチに拡大。
タッチ操作により各種機能をコントロールできるようにすることで、使いやすさがアップされています。
その他、新型308では、ワイヤレス充電パッドや8色のLEDアンビエントライト、10スピーカーのフォーカル製サウンドシステム、電動パワーシートのほか、メインディスプレイに空気の質を表示しながら、汚染ガスや粒子をろ過するクリーンキャビン機能も採用。
室内空間は、ホイールベースの延長によりリアの足元スペースが拡大され、快適性を向上。
▼新型308(ハッチバック)
▼新型308SW(ワゴン)
ラゲッジスペースは、ハッチバックのガソリン車で通常時412L、後部座席を折りたたむと最大1,323Lに。
ワゴンの308SWでは通常時608L、後部座席を収納することで最大1634Lを利用することができるようになっています。
力強く!プジョー新型308のパワートレインとスペックは?
▼プジョー新型308のパワートレインとスペック
- 【ガソリン】
直列3気筒1.2Lガソリンターボ
出力:130ps/23.5kgm - 【ディーゼル】
直列4気筒1.5Lディーゼルターボ
出力:130ps/30.6kgm - 【FFプラグインハイブリッド】
直列4気筒1.6Lガソリンターボ+電気モーター
システム出力:225ps/36.7kgm
EV航続距離:64km - トランスミッション:8速AT
- 駆動方式:FF
プジョー新型308のパワートレインには、最新のガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドが搭載されています。
1.2Lガソリンエンジンは、最新の欧州環境規制ユーロ6.2に対応するために各部を改良。
新インジェクションシステムを採用し、250barの高圧燃料噴射ポンプや2つのセンサー、ガソリン専用GFP(Gasoline Particle Filter)を搭載するほか、ターボチャージャーも電子制御式に変更することできめ細やかな制御が可能となっています。
1.6Lプラグインハイブリッドは、走行用バッテリー容量を前世代の11.8kWhから12.4kWhに増量し、EV走行距離を64kmとすることで実用性をアップ。
スマートフォンアプリによる充電などの設定、確認も可能になっています。
▼8速オートマチックトランスミッション「EAT8」
新型308で組み合わせる新世代電子制御8速AT「EAT8」には3つのドライブモードが設定され、「エコモード」はエアコンの最適化、フリーホイール機能により低燃費走行に貢献。
「通常モード」はシフトタイミング、ドライバビリティ、コンフォートを最適化。
「スポーツモード」は、シフトアップポイントの高速化、アクセルレスポンスの向上、ステアリングフィールの変更を行うことができるようになっています。
プジョー新型308を試乗動画でチェック!
走り両立!プジョー新型308の燃費は?
▼プジョー新型308の燃費(WLTCモード値)
- 1.2Lガソリン:17.9km/L
- 1.5Lディーゼル:21.6kmL
プジョー新型308の燃費は、ボディサイズを拡大しながら、最新のガソリンエンジンと8速ATにより17.9km/Lとなっています。
1.5Lディーゼルモデルでは21.6km/Lまで高められ、大きなトルクによる走りを楽しむことができるようになっています。
▼参考:プジョー308の燃費(前モデル)
※前燃費規格JC08モード値
- 1.2Lガソリン:17.0km/L
- 1.5Lディーゼル:24.3km/L
- 2Lディーゼル:18.7km/L
最新装備!プジョー新型308の安全装備は?
プジョー新型308の安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
安全システムには、二輪車や歩行者、夜間検知に対応する「アクティブセーフティブレーキ」、ストップ&ゴー機能付き「アクティブクルーズコントロール」、「レーンポジショニングアシスト」「レーンキープアシスト」を装備。
また、「360°ビジョン」、「ブラインドスポットモニターシステム・ロングレンジ」、「リアトラフィックアラート」、「ポストコリジョンセーフティブレーキ」なども採用することにより、安全性が高められています。
いつ?プジョー新型308の発売日は?
フルモデルチェンジしたプジョー新型308は、欧州で2021年3月18日に発表。日本では2022年4月13日に発売されました。
プジョーはブランドの主力モデルである308に最新のデザインやパワートレインを採用することで、より幅広いユーザーにアピールしていく考えです。
プジョー308を「おさらい」
▼プジョー308(初代)
プジョー308は、初代が2007年に登場したミドルクラスハッチバック、ワゴン車です。
モデル名の「308」は、3桁目が車格、1桁目が世代を表しており、307の後継車として開発。同じ車格ナンバーを持つ1969年発表の「プジョー304」からは50年製造が継続されている車種になっています。
初代308は下位モデルとして販売していた「207」からボディサイズを拡大したミドルクラスとして設計され、プジョー初の「08」世代として登場。
エンジンにはBMWと共同開発した1.4Lおよび1.6L自然吸気エンジン、1.6L直噴ターボエンジンを採用。
トランスミッションには当初4速ATが採用されていましたが、マイナーチェンジにより全車6速ATにアップデートされました。
▼プジョー308(2代目)
前モデルの2代目308は2013年に登場し、それまで末尾の数字が増えていたネーミングルールを変更した初めての車種となりました。
外観デザインは上質を意識し大幅に変更され、前モデルに設定されていたオープンモデル「308CC」は廃止されました。
プラットフォームには新世代のモジュラー形式「EMP2」を採用することで、車重を前モデルから最大140kg軽量化。
2014年3月発表のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得したことでも人気になり、先進技術が随時投入されるなどプジョーの主力車種になっています。
新型プジョー308については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!