日産が「NV350キャラバン」の新モデルとなる「プレミアムGX BLACK GEAR」の発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型NV350キャラバンについて、スペックや価格などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】初の黒内装!「新型NV350プレミアムGX BLACK GEAR」発売!
- 日産新型NV350キャラバンの【主な変更点まとめ】
- 217.7万円から!日産新型NV350キャラバンの価格は?
- 精悍!日産新型NV350キャラバンの外装(エクステリア)デザイン
- 上質!NV350キャラバン プレミアムGX アーバンクロムも!
- 車中泊楽々!日産「新型NV350キャラバンマルチベッド」設定!
- カスタム!NV350キャラバンライダーもラインナップ!
- 多彩!日産新型NV350キャラバンのボディサイズは?
- 使いやすく!新型NV350キャラバンの内装(インテリア)デザインは?
- パワフル!日産新型NV350キャラバンのエンジンとスペックは?
- 走り両立!日産新型NV350キャラバンの燃費は?
- 充実!日産新型NV350キャラバンの安全装備は?
- 日産新型NV350キャラバンの発売日は?
- 日産キャラバンを「おさらい」
【最新情報】初の黒内装!「新型NV350プレミアムGX BLACK GEAR」発売!
▼日産新型NV350キャラバン「プレミアムGX BLACK GEAR」の画像
日産が「NV350キャラバン」の新しい特別仕様車となる「NV350キャラバン プレミアムGX BLACK GEAR(ブラックギア)」の発売を発表しました。
日産NV350キャラバンは、商用バンや乗用ワゴン、14人乗りマイクロバスなど多彩な仕様が設定され、そのスタイルも人気になっています。
新設定された新型NV350キャラバン プレミアムGX BLACK GEARは、現行キャラバン初となるプライベートユースをコンセプトにした特別仕様車として制作され、上級グレードである「プレミアムGX」をベースに、キャンプや釣り、自転車など、こだわりの趣味をもつユーザーに向けて、遊び心のある仕様を採用。
ボディカラーには専用色となる新色の「ステルスグレー」をはじめ、「ブリリアントホワイトパール」、「ファントムブラック」の3色のボディカラーを設定。
エクステリアは、ブラック基調の加飾を施した「ダークグレーメタル調グリル」やドアミラー、ドアハンドルに加え、オレンジのアクセントをフォグランプやドアミラーにプラス。
また、足回りには、高級感を高めた15インチアルミホイールを装備。
インテリアはNV350キャラバン初となるブラックを基調とされ、「ピアノブラック調加飾付ステアリング」や「ピアノブラック調インストシフトフィニッシャー」をはじめ、インストロアやグローブボックス、ドアトリム、フロアマットなどもブラックで統一。
エクステリア同様に、エアコンの吹き出し口周りや、運転席と助手席のシートに施されたダブルステッチに、オレンジの差し色が採用されています。
また、プレミアムGX BLACK GEARは安全装備に、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)」や「SRSエアバッグ<助手席>+2ステージロードリミッター付プリテンショナーシートベルト」を標準装備することで安全性をアップしています。
新型NV350キャラバン プレミアムGX BLACK GEARは2020年11月10日に発売。価格は3,192,200円~4,111,800円となっています。
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日産新型NV350キャラバンの【主な変更点まとめ】
▼日産新型NV350キャラバンの主な変更点
- ブラックを基調としオレンジの差し色を採用した特別仕様車「プレミアムGX BLACK GEAR」を設定
▽2020年9月の変更点
- 車中泊ニーズに対応した「マルチベッド」を新設定
- エンジンを一部改良し、10人乗りワゴンタイプの環境性能を向上
- 「送迎タイプ」に4WD車を新設定
- ワゴンDXに「助手席側ワンタッチオートスライドドア」を設定
▽2019年8月の変更点
- 特別仕様車「NV350キャラバン プレミアムGX アーバンクロム」を設定。
専用のダーククロム色をエクステリアに採用したほか、専用デザインのアルミホイールや、LEDヘッドランプやフロントプロテクターなどを特別装備
217.7万円から!日産新型NV350キャラバンの価格は?
▼新型NV350キャラバンの価格
- バン:2,176,900円~4,048,000円
【特別仕様車】
プレミアムGX アーバンクロム:3,259,300円~4,178,900円 - ワゴン:2,703,800円~3,623,400円
- マイクロバス:2,932,600~3,457,300円
- プレミアムGX BLACK GEAR【新設定】
2Lガソリン&FR:3,192,200円
2.5Lディーゼル&FR:3,798,300円
2.5Lディーゼル&4WD:4,111,800円 - マルチベッド
2Lガソリン&FR:3,403,400円
2.5Lディーゼル&FR:4,009,500円
2.5Lディーゼル&4WD:4,323,000円
新型NV350キャラバンは、バンのほかにワゴンとマイクロバス仕様も用意され、価格帯が広くなっています。
新設定された「プレミアムGX BLACK GEAR」では2Lガソリンと2.5Lディーゼルエンジンを搭載し、用途にあわせた選択ができるようになっています。
精悍!日産新型NV350キャラバンの外装(エクステリア)デザイン
▼NV350キャラバンの画像
日産新型NV350キャラバンの外装は、2017年の改良時に最新のデザインが採用され、質感がアップされています。
グリルはバンパーまで拡大し、バンパーのサイド部分もよりワイドな印象に仕上げ。
ヘッドライトにもより質感を高めた、2段デザインのLEDライトが装備されています。
▼日産新型NV350キャラバン ワイドボディ&マイクロバスの画像
車体は、ロングとスーパーロングの2種、ルーフは標準とハイルーフの2種、ボディ幅は標準とワイドの2種を組み合わせ設定され、用途にあわせて選択できるようになっています。
上質!NV350キャラバン プレミアムGX アーバンクロムも!
▼NV350キャラバン プレミアムGX アーバンクロムの画像
新型NV350キャラバンには、特別仕様車として「NV350キャラバン プレミアムGX アーバンクロム」が設定されています。
新型NV350キャラバン プレミアムGX アーバンクロムは、エクステリアデザインを重視する上級志向のユーザーに向けて、上質で存在感のあるスタイルを追求。
最上級グレードの「プレミアムGX」をベースに、専用のダーククロム色をグリル、ドアミラー、バックドアフィニッシャーに採用したほか、15インチアルミホイールを採用。
その他、ユーザーから人気の高いLEDヘッドランプやフロントプロテクターが特別装備されています。
さらに、サイドシルプロテクター&リヤアンダープロテクターをオプション設定し、よりスタイリッシュさを求めるユーザーにも対応。
メーカーオプションとして、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)」や「SRSエアバッグ〈助手席〉+2ステージロードリミッター付プリテンショナーシートベルト」、「ワンタッチオートスライドドア〈助手席側〉(挟み込み防止機構付)」なども設定され、使い勝手をアップすることができるようになっています。
車中泊楽々!日産「新型NV350キャラバンマルチベッド」設定!
▼新型NV350キャラバン「マルチベッド」の画像
「NV350キャラバン」には、ベッドシステムを搭載した 「NV350キャラバンマルチベッド」が設定されています。
新型NV350キャラバンマルチベッドは、荷室スペースに左右跳ね上げ式のベッドシステムと硬質のフロアパネルを装備することにより、車内での快適な休憩や宿泊のための機能を持ちながら、積載性も両立。
ベッドは荷室全面にわたって展開できるほか、左右に独立させた状態での使用にも対応。
また、ベッドをベンチとしてオプションのテーブルと組み合わせて使用し、アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味などに活用できるようになっています。
カスタム!NV350キャラバンライダーもラインナップ!
▼オーテックNV350キャラバンライダーの画像
日産新型NV350キャラバンには、オーテックが手掛けるカスタムカーとしてNV350キャラバンライダーが設定されています。
NV350キャラバンライダーは、専用のフロントグリルやフロントプロテクター、エンブレムなどを装備し、よりアグレッシブなデザインに仕上げ。
専用の本革巻ステアリングや防水シート、フロントマーカーLED、15インチアルミホイールなどを追加する「プロ・スタイル・パッケージ」も用意され、より質感を高めることができるようになっています。
多彩!日産新型NV350キャラバンのボディサイズは?
▼新型NV350キャラバンのボディサイズ
- 全長
・ロング:4695mm
・スーパーロング:5230mm - 全幅
・標準:1695mm
・ワイド:1880mm - 全高
・標準ルーフ:1990mm
・ハイルーフ:2285mm - 最低地上高:170mm
- 車重:1680~2100kg
新型NV350キャラバンのボディサイズは、グレードにより複数用意される全長、全幅、全高が組み合わせられ、幅広いニーズに対応することができるようになっています。
加えて、シートレイアウトもバンで2人乗りから9人乗り、ワゴンで10人乗り、マイクロバスで14人乗りと複数設定されており、乗員数と荷室のどちらかを重視した仕様とすることも可能になっています。
使いやすく!新型NV350キャラバンの内装(インテリア)デザインは?
新型NV350キャラバンの内装は、ボディサイズやシートレイアウトの選択により、荷室重視から多人数乗車までさまざまな用途に対応しています。
上級グレードの「プレミアムGX」「GX」のインテリアには、シルバーアクセントのステアリングや、ブラックにホワイトのラインを組み合わせたシートを装備。
快適性は、液晶モニターと大きなスイッチで使いやすいオートエアコンとリアクーラーにより向上。
▼日産NV350キャラバン「バン」
バックドアには、使う時間帯が早朝や深夜という人のために静かに閉めることができる「バックドアオートクロージャー」も用意されています。
▼日産NV350キャラバン「ワゴン」
▼日産NV350キャラバン「マイクロバス」
定員は、バンで2人~9人乗り、ワゴンで10人乗り、マイクロバスで14人乗りとなり、用途にあわせシートレイアウトを選ぶことができるようになっています。
▼日産NV350キャラバン「トランスポーター」
また、アウトドアスポーツを楽しむために使い勝手を高めたトランスポーターも設定。
車中泊のため、寝心地のよさにこだわったフラットなベッドシステムも用意され、ベッド下の収納スペースに荷物を積み込むことができるようになっています。
パワフル!日産新型NV350キャラバンのエンジンとスペックは?
▼日産製直列4気筒2.5Lディーゼルターボエンジン
▼日産新型NV350キャラバンのエンジンとスペック
- 直列4気筒2Lガソリン
出力:130ps/18.1kgm - 直列4気筒2.5Lガソリン
出力:147ps/21.7kgm - 直列4気筒2.5Lディーゼルターボ
出力:129ps/36.3kgm - トランスミッション:5速AT or 5速MT
- 駆動方式:FR or 4WD
新型NV350キャラバンのパワートレインには、3タイプのエンジンが設定されています。
2Lと2.5Lガソリンエンジンは、高速走行時のエンジンの不快なこもり音を抑制するバランサーシャフトの採用などにより、静粛性を追求。
2.5Lディーゼルターボエンジンは、4ナンバーバンクラストップの高トルクを実現し、パワフルな走りを実現しながら、低燃費に仕上げられています。
走り両立!日産新型NV350キャラバンの燃費は?
▼新型NV350キャラバンの燃費
- 2.5Lディーゼル:13.2km/L
- 2Lガソリン:10.4km/L
- 2.5Lガソリン:9.1km/L
※数値は全ボディタイプ中の最高値
新型NV350キャラバンの燃費は、主力モデルとしてラインナップされているディーゼルエンジンで13.2km/Lと良好な数値が確保されています。
2.5Lガソリンエンジンは、搭載車がスーパーロングボディやワゴンなどの車重があるモデルに限定されていますが、9.1km/Lと低下が抑えられています。
充実!日産新型NV350キャラバンの安全装備は?
新型NV350キャラバンの安全装備には、日産の先進安全システムが採用されています。
システムには、ミリ波レーダーで前方の車両を検知し衝突回避をサポートする「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、走行中の車両の安定性を高める「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」、坂道での発進をサポートする「ヒルスタートアシスト」を設定。
その他、資材などが置かれた狭い駐車スペースや荷物で後方視界が遮られている際などにサポートする「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」、「ディスプレイ付自動防眩式ルームミラー」などが採用されてます。
日産新型NV350キャラバンの発売日は?
NV350キャラバンに新設定された「プレミアムGX BLACK GEAR」は、2020年11月10日に発売されました。
日産はNV350キャラバンの質感をアップすることで、より広いユーザーにアピールしていく予定です。
日産キャラバンを「おさらい」
▼日産キャラバン(初代)
日産キャラバン(CARAVAN)は、初代が1973年に登場した商用バン、乗用ワゴンです。
初代は、標準ボディとロングボディの2種類が設定され、最大6人乗りのバンと9人乗りのコーチ、15人乗りのマイクロバスを設定。
エンジンには発売当初1.5Lと1.6Lのガソリンが搭載されましたが、その後2Lガソリンと2.2Lディーゼルを設定。
車体デザインは、長いスライドドアのレールを隠すためのボディを一周するモールが特徴となっていました。
▼日産キャラバン(2代目)
1980年に登場した2代目では、フロント部分に小型トラック「アトラス」と共有するパーツを使用。
シートには、前列中央のシート座面を跳ね上げ直接ラゲッジスペースへと移動できるウォークスルー機構が採用されました。
▼日産キャラバン(3代目)
1986年の3代目では、乗用モデルであるコーチのキャッチコピーに「ROYAL1BOX CARAVAN」を採用。
デジタルメーターが装備されるなど、質感が高められました。
▼日産キャラバン(4代目)
2001年登場の4代目は、衝突安全性を高めるためボディタイプをそれまでの1BOX型から、クラッシャブルゾーンを設けた1.2BOX型に変更。
▼日産キャラバン(5代目初期型)
現行モデルの5代目は2012年に登場し、車名をNV(Nissan Van)がつく新世代の「NV350キャラバン」に変更。
「小型商用車のトップブランド」と「クラス全体のシェア40%」を目指し、長年のライバルであるトヨタ・ハイエースを全ての面で圧倒するよう開発陣に指示し開発。
ディーゼル車には「クリーンディーゼル・テクノロジー」を採用した改良型のYD25DDTi型を採用することで、低回転から余裕のあるトルクを発生。
ガソリン車は、オルタネーター回生制御やフリクションの低減、アイドル回転数を低く抑えることなどにより燃費を向上。
2017年にはビッグマイナーチェンジが行われ、新しいデザインの採用や安全装備の充実により魅力をアップ。
いすゞにも「コモ(COMO)」としてOEM提供されています。
新型日産NV350キャラバンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!