スバルが、ミドルクラス「インプレッサ」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
新世代となり魅力をアップしたスバル新型インプレッサについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最新技術搭載!「新型インプレッサ」フルモデルチェンジ日本発売!
- スバル新型インプレッサの【変更点まとめ】
- 229.9万円から!スバル新型インプレッサのグレード、価格は?
- スバル新型インプレッサを試乗動画でチェック!
- 先進的!スバル新型インプレッサの外装(エクステリア)デザイン
- 全9色!新型インプレッサのボディカラーは?
- 維持!スバル新型インプレッサのボディサイズは?
- 最新装備!スバル新型インプレッサの内装(インテリア)デザイン
- 2タイプ!スバル新型インプレッサのスペック、走行性能は?
- 改善!スバル新型インプレッサの燃費は?
- 最新システム!スバル新型インプレッサの安全装備は?
- いつ?スバル新型インプレッサの発売日は?
- スバルインプレッサを「おさらい」
【最新情報】最新技術搭載!「新型インプレッサ」フルモデルチェンジ日本発売!
▼スバル新型インプレッサの画像
スバルが「インプレッサ」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
スバル・インプレッサは、ブランドのミドルクラスとして設定。派生クロスオーバーモデルとして「クロストレック(前モデル:XV)」もラインナップされています。
フルモデルチェンジした新型インプレッサでは、最新のデザインを採用し、ボディタイプからセダンを廃止。ハッチバックのモデル名を「インプレッサSPORT」から「インプレッサ」に変更したほか、新世代の11.6インチ大型インフォテインメントシステムを搭載。
また、安全システム「アイサイト」には新しくトリプルカメラを使用することで性能を向上。
日本仕様のパワートレインでは、これまで設定されていた1.6Lエンジンが廃止され、2Lガソリンと2Lハイブリッド「e-BOXER」が設定されています。
スバル新型インプレッサは、2023年4月20日に日本発売。価格は2,299,000円から3,212,000円となっています。
▼スバル新型インプレッサの動画
▼スバル・クロストレック
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▼スバル・レヴォーグ
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スバル新型インプレッサの【変更点まとめ】
▼スバル新型インプレッサの変更点
- 新世代の外装、内装デザインを採用
- 2Lガソリンエンジンと2Lハイブリッド「e-BOXER」を設定
- フルインナーフレーム構造を採用し、ねじり剛性を強化
- 内装に、11.6インチ大型インフォテインメントシステムを設定
- 安全システム「アイサイト」にトリプルカメラを採用し、性能を向上
- コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」に対応
- 1.6Lエンジン、セダン「G4」を廃止
- ハッチバックのモデル名を「インプレッサSPORT」から「インプレッサ」に変更
229.9万円から!スバル新型インプレッサのグレード、価格は?
▼スバル新型インプレッサの価格
- ST(2Lガソリン)
FF:2,299,000円、4WD:2,519,000円 - ST-G(2Lハイブリッドe-BOXER)
FF:2,783,000円、4WD:3,003,000円 - ST-H(2Lハイブリッドe-BOXER)
FF:2,992,000円、4WD:3,212,000円 - ※参考
▽クロストレックの価格
・Tourring
FF:2,662,000円、4WD:2,882,000円
・Limited
FF:3,069,000円、4WD:3,289,000円
▼グレード別装備
- 【ST(2Lガソリン)】
17インチアルミホイール(シルバー塗装)
トリコットシート[ブラック/グレー(シルバーステッチ)]
パドルシフト
フルオートエアコン(左右独立温度調整機能、クリーンフィルター付)
7インチセンターインフォメーションディスプレイ - 【ST-G(2L ハイブリッドe-BOXER)】
17インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)
トリコットシート[ブラック/グレー(シルバーステッチ)]
本革巻ステアリングホイール&本革巻シフトレバー
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ
キーレスエントリー&プッシュスタート - 【ST-H(2L ハイブリッドe-BOXER)】
17インチアルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)
ジャージシート[ブラック/グレー(シルバーステッチ)]
アルミパッド付スポーツペダル(アクセル、ブレーキ、フットレスト)
スバル新型インプレッサの価格は、1.6Lエンジンを廃止したことでアップしています。
しかし、価格アップを抑えるため、派生モデルの「クロストレック」には設定されていなかった2Lガソリンモデルをエントリーグレード「ST」としてラインナップ。
インフォテインメントシステムも他グレードの11.6インチから7インチに変更することで、選びやすい価格となっています。
▼参考:インプレッサ(前モデル)の価格
▽インプレッサスポーツ(ハッチバック)
- 1.6i-L EyeSight
FF:2,002,000円、4WD:2,222,000円 - 1.6i-S EyeSight
FF:2,244,000円、4WD:2,464,000円 - 2.0i-L EyeSight
FF:2,244,000円 - 2.0e-L EyeSight
4WD:2,563,000円 - Advance
4WD:2,783,000円 - STI Sport
FF:2,706,000円、4WD:2,926,000円
▽インプレッサG4(セダン)
- 1.6i-L EyeSight
FF:2,002,000円、4WD:2,222,000円 - 1.6i-S EyeSight
FF:2,244,000円、4WD:2,464,000円 - 2.0i-L EyeSight
FF:2,244,000円、4WD:2,464,000円 - 2.0i-S EyeSight
FF:2,486,000円、4WD:2,706,000円
スバル新型インプレッサを試乗動画でチェック!
先進的!スバル新型インプレッサの外装(エクステリア)デザイン
▼新型インプレッサの画像
▼参考:インプレッサ(前モデル)
スバル新型インプレッサの外装は、これまで採用されていたブランドデザインを深化させ、クルマの特徴を大胆に際立たせたデザインが採用されています。
ヘッドライトのデザインは、これまでよりシャープなスタイルとされ、より力強いデザインとしたエンジンフードやバンパーと組み合わせ。
ボディタイプにはこれまでセダンも設定されていましたが、新世代モデルはハッチバックのみに。
▼新型インプレッサ「RS」の画像
米国で復活設定された2.5Lエンジン搭載モデル「インプレッサRS」は、スポーツチューンサスペンションのほか、大容量ブレーキ、専用18インチダークグレーホイール、ブラックトリムパーツなどにより差別化されています。
全9色!新型インプレッサのボディカラーは?
▼新型インプレッサのボディカラー
- クリスタルホワイト・パール(有料色)
- アイスシルバー・メタリック
- マグネタイトグレー・メタリック
- クリスタルブラック・シリカ
- ピュアレッド
- サンブレイズ・パール(有料色)
- サファイアブルー・パール
- ホライゾンブルー・パール
- オアシスブルー(有料色)
新型インプレッサのボディカラーには、全9色のモノトーンが設定されています。
このうち、新型インプレッサのイメージカラーとなっている「サンブレイズ・パール」のほか、「クリスタルホワイト・パール」、「オアシスブルー」はオプションカラーとして選択できるようになっています。
維持!スバル新型インプレッサのボディサイズは?
▼新型インプレッサ
▼参考:インプレッサ(前モデル)
▼スバル新型インプレッサのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4475×1780×1515mm
- ホイールベース:2670mm
- 最低地上高:135mm
- 車重
2Lガソリン:1380kg
2L e-BOXER:1530kg - ※参考
▽インプレッサ(前モデル)
・全長×全幅×全高
5ドアハッチバック:4475×1775×1480mm
4ドアセダン:4640×1775×1455mm
・ホイールベース:2670mm
▽クロストレック(新世代モデル)
全長×全幅×全高:4480×1800×1580mm
ホイールベース:2670mm
▽レヴォーグ
全長×全幅×全高:4755×1795×1500mm
ホイールベース:2670mm
スバル新型インプレッサのボディサイズは、大幅な変更はなく維持されています。
ボディは、インナーフレームのみをアンダーボディに溶接で取り付け、その後にアウターパネルを溶接するフルインナーフレーム構造を採用。
インナーとアウター側を溶接したうえでアンダーボディに取り付ける従来の製造方法より部品点数を減らし、ボルトによる骨格同士の接合をスポット溶接に置き換えることできることで、ねじり剛性を強化。
また、新型インプレッサでは、ルーフパネルとブレースの間に高減衰マスチック(弾性接着剤)を採用することで、ルーフの振動によって発生する騒音を低減。
構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性向上などにより、乗り心地を向上。
さらに、応答遅れが少ないスポーティで上質なステアリングフィールを実現する、2ピニオン電動パワーステアリングを採用。ドライバーのステアリング操作軸をモーターアシスト軸から分離した構造とし、操舵初期のフリクションを低減。
リニアで滑らかなトルク伝達を可能にするとともに、操舵角に応じてステアリングのギヤ比が変化する「VGR(Variable Gear Ratio)」を採用することで、低速時の取り回しのよさと高速走行時の直進安定性を両立しています。
最新装備!スバル新型インプレッサの内装(インテリア)デザイン
スバル新型インプレッサの内装は、最新の装備を採用することにより上質感が追求されています。
▼7インチインフォテインメントディスプレイ
▼11.6インチインフォテインメントディスプレイ
装備には、エントリーグレードに7インチ、他モデルに11.6インチ大型ディスプレイが設定され、Apple CarPlay、Android Autoにも対応することでスマートフォンとの連携を強化。
シートは医学的知見を取り入れ、仙骨を押さえて骨盤を支える新型フロントシートを採用し、頭の揺れを抑制し、乗り心地を高めるとともに疲労を軽減。
さらに、シートと車体の固定構造を従来のブラケットを介した方法から、シートレールを直接車体に固定する構造に変更。これにより、取り付け部の剛性と振動収束性を向上。シートそのものの揺れを押さえ、乗り心地の質をアップ。
ラゲッジスペースは大きな荷室開口部と荷室容量を確保。6:4分割可倒式リアシートを活用することで、大きな荷物や長尺物の搭載も可能に。
▼インプレッサ「RS」の画像
「RS」モデルでは、専用のカラーリングを採用することでアグレッシブな印象に仕上げられています。
2タイプ!スバル新型インプレッサのスペック、走行性能は?
▼スバル新型インプレッサのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【ガソリン】
水平対向4気筒2Lガソリン
出力:154ps/19.7kgm - 【e-BOXER】
水平対向4気筒2L「FB20」+「e-BOXER」ハイブリッド
エンジン出力:148ps/20.0kgm
モーター出力:13.6ps/6.6kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
▽海外仕様
- 【RS】
水平対向4気筒2.5L
出力:185ps/24.6kgm
▽廃止
- 水平対向4気筒1.6L「FB16」
出力:115ps/15.1kgm
スバル新型インプレッサの日本仕様のパワートレインには、2Lガソリンエンジンとハイブリッド「e-BOXER」が搭載されています。
▼スバル「e-BOXER」パワートレイン
ハイブリッド「e-BOXER」は、モーターアシストによる低速トルクアップをメインとし、ガソリンエンジンより力強い走りと低燃費を実現。
日本仕様の新型インプレッサではこれまで設定されていた1.6Lエンジンが廃止され、「e-BOXER」が主力パワートレインとなっています。
改善!スバル新型インプレッサの燃費は?
▼スバル新型インプレッサの燃費
- 2Lガソリン:14.0km/L
- 2L「e-BOXER」:16.6km/L
スバル新型インプレッサの燃費は、最新のハイブリッドシステムを採用することにより改善されています。
また、1.6Lガソリンエンジンを廃止し、トルクに余裕がある2Lガソリンエンジンを設定することで、走行性能と環境性能が両立されています。
▼参考:インプレッサ(前モデル)の燃費
- 1.6Lガソリン:13.5~14.1km/L
- 2Lガソリン:12.4~14.0km/L
- 2L「e-BOXER」:15.2km/L
※WLTCモード値
最新システム!スバル新型インプレッサの安全装備は?
スバル新型インプレッサの安全装備には、改良された「アイサイト」が採用されています。
新型インプレッサに装備される「アイサイト」では、これまで搭載していたステレオカメラから画角を約2倍に拡大。
画像認識ソフトや制御ソフトを改良することで、より広く遠い範囲まで認識できるようにしたほか、フロントガラス取り付け式に変更するとともに、レンズフードを採用することで、レンズに誤って触れることがないように。
加えて、低速での走行時に新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラも新採用することで、プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大。
また、ハイ&ロービームランプとポジションランプに加え、ターンランプもLED化。さらに交差点での右左折時などに進行方向を照らすLEDコーナリングランプを採用し、夜間の視認性をアップしています。
いつ?スバル新型インプレッサの発売日は?
フルモデルチェンジしたスバル新型インプレッサは、ロサンゼルスオートショーにあわせ2022年11月17日に公開。日本で2023年3月2日に先行を予約開始し、2023年4月20日に発売されました。
スバルは主力モデルであるインプレッサを新世代とすることで、他モデルとの相乗効果をアップしていきたい考えです。
スバルインプレッサを「おさらい」
▼インプレッサWRX STI(初代GC8型)
スバル インプレッサ(IMPREZA)は、初代が1992年に登場した乗用車です。
ボディタイプは現在も販売されているセダンやハッチバックのほか、過去にはワゴンや2ドアクーペも製作されました。
レガシィの下位モデルという位置付けで登場し、以前レガシィが参戦していたWRC(世界ラリー選手権)での活躍で知名度を大きくあげました。
今は別モデルとして販売されているWRX STIは、インプレッサWRX STIとして初代から3代目までラインナップされスバルのスポーツイメージを牽引する存在に。
5代目の前モデルは2016年に登場し、スバルの新世代プラットフォームであるスバルグローバルプラットフォームを初めて採用することで、走行性能を向上。
「IMPREZA」のモデル名は、「紋章」「金言」などを表す英語の"IMPRESA"が由来となった造語になっています。
新型インプレッサについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!