ホンダが、軽自動車バン「N-VAN」の改良発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型N-VANのスペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】安全性UP!ホンダ「新型N-VAN」改良発売!
- 新型N-VANの【主な変更点まとめ】
- 133万円から!新型N-VANの価格と維持費は?
- 2モデル!新型N-VANの外装(エクステリア)デザインは?
- 広く!新型N-VANのボディサイズは?
- 使いやすく!新型N-VANの内装(インテリア)とシートレイアウトは?
- 車中泊やトランポに対応する新型N-VANカスタムパーツ設定!
- パワフル!新型N-VANのスペック、走行性能は?
- 新型N-VANを試乗動画でチェック!
- WLTCモード値に!新型N-VANの燃費は?
- 充実!新型N-VANの安全装備は?
- 新型N-VANの発売日は?
【最新情報】安全性UP!ホンダ「新型N-VAN」改良発売!
▼ホンダ新型N-VANの画像
ホンダが、「N-VAN」の改良発売を発表しました。
ホンダN-VANは、軽自動車ワゴン「N-BOX」をベースにした軽自動車バンとしてラインナップされ、その使い勝手の高さや軽快な走りが人気になっています。
改良された新型N-VANでは、ベースとなる「G」「L」グレードにも「オートライト/オートハイビーム」を追加することで機能をアップ。
▼新型N-VAN「フレームレッド」
▼新型N-VAN「サーフブルー」
「+STYLE FUN」グレードのボディカラーには、こだわりの趣味にも映える「フレームレッド」「サーフブルー」の2色を追加し、仕事も趣味も自分らしく生活を楽しむことができるようになっています。
また、N-VANでは改良にあわせ、標準ルーフを採用した「+Style COOL」グレードが廃止されています。
ホンダ新型N-VANは2021年2月25日に発売。価格は1,337,600円~1,959,100円となっています。
▼ホンダ新型N-VANの動画
▼ホンダN-BOX
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新型N-VANの【主な変更点まとめ】
▼新型N-VANの変更点
- 「G」「L」グレードに「オートライト/オートハイビーム」を追加
- 「+STYLE FUN」グレードのボディカラーに、「フレームレッド」「サーフブルー」の2色を追加
- 新燃費規格WLTCモード値に対応
- 標準ルーフを採用した「+Style COOL」グレードを廃止
▽ホンダN-VAN新設定時の特徴
- 全タイプ4ナンバー貨物車に該当し、自動車税の負担を軽減
- バモスのMR(ミッドシップ)からFFをベースとした駆動方式に変更
- センタータンクレイアウトを採用することで、室内空間を拡大
- テールゲートを薄型化することなどによりN-BOXから室内長を+60mmに
- 標準ルーフとハイルーフ仕様の2種を設定
- 助手席側スライドドアにピラーレス構造を採用することで、開口部を拡大
- N-BOXにも搭載された最新のパワートレインにより、走行性能と燃費を改善
133万円から!新型N-VANの価格と維持費は?
▼ホンダ新型N-VANの価格
- G
FF(6MT/CVT):1,337,600円
4WD(6MT/CVT):1,448,700円 - L
FF(6MT/CVT):1,472,900円
4WD(6MT/CVT):1,584,000円 - +style FUN
FF(6MT/CVT):1,707,200円
4WD(6MT/CVT):1,840,300円 - +style FUN Turbo
FF(CVT):1,826,000円
4WD(CVT):1,959,100円
▼軽自動車の自動車税額
- 【4ナンバー】(N-VANが該当)
業務用:3,800円
自家用 :5,000円 - 【5ナンバー】
業務用:6,900円
自家用 :10,800円
新型N-VANの価格は、1,337,600円からとなっています。
改良では標準ルーフの「COOL」グレードが廃止され、全車ハイルーフを採用。
また、新型N-VANでは全車4ナンバーの軽貨物車扱いになることで維持費が5ナンバー車と違い、自動車税が大幅に安くなります。
軽4ナンバー貨物車は初回車検が2年と5ナンバー車より1年短くなりますが、2回目以降も2年ごととなり、毎年車検を受ける必要がある普通車の4ナンバー貨物車より選びやすく、維持費節約効果が高くなっています。
2モデル!新型N-VANの外装(エクステリア)デザインは?
▼ホンダ新型N-VAN +STYLE FUNの画像
▼ホンダ新型N-VAN G / Lグレードの画像
ホンダ新型N-VANの外装は、商用向けとなる「G」「L」グレードのほか、一般ユーザー向けの「+Style FUN」の2つのデザインが用意されています。
ボディは、これまで設定されていた標準ルーフの「COOL」グレードが廃止されたことで、全グレードでハイルーフに。
助手席側スライドドアはピラーレス構造に変更されており、サイドからの荷物の積み込みもしやすくなっています。
サイドパネルには、強度を高め、見た目にもタフな印象を与える3本のビードラインを採用。
個人ユーザー向けの+Style FUNグレードでは、LEDのヘッドライトやフォグランプ、ルーフスポイラーや2トーンホイールキャップなどにより、デザイン性も高められています。
また、いざというときの利便性を高める装備として、リアバンパー中央部を取り外して簡単に引き出すことができるスペアタイヤが全車に標準装着されています。
広く!新型N-VANのボディサイズは?
▼新型N-VANのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
3395×1475×1945mm(ハイルーフ)
※4WD車は全高+15mm - ホイールベース:2520mm
- 車重:940kg
- 荷室長×荷室高:1630×1365mm
- 最大積載量:FF 350kg、4WD 300kg
- 参考
・ホンダN-BOX
全長×全幅×全高:3395×1475×1790mm
ホイールベース:2520mm
車重:890kg
ホンダ新型N-VANのボディサイズは、軽自動車規格に対応する全長や全幅に変化はありませんが、荷室がラゲッジドアの薄型化などにより拡大しています。
全高はベースとなる「N-BOX」から+155mmとすることで、高さのある空間を創出。
また、助手席側センターピラーレスを実現するため、助手席ドアと左側スライドドアには、ピラー相当の強度を持たせたドアインピラー構造を採用。ドアクローズ時はピラー構造と同等の衝突安全性能が確保されています。
これによりN-VANの全タイプが税額の安い4ナンバー貨物車に該当、高さがある広い荷室空間がつくられています。
使いやすく!新型N-VANの内装(インテリア)とシートレイアウトは?
ホンダ新型N-VANの内装はシートレイアウトが独自のものとなり、広い荷室をさらに便利に使うことができるようになっています。
新型N-VANではリアシートに加え、助手席シートにダイブダウン機能を採用し、運転席以外をすべてフラットに収納できるようになっています。
これにより、センタータンクレイアウトを採用する「N」シリーズならではの低床フロアに大きな荷物を積み込むことができるほか、マットを敷いて車中泊をするのもより快適になっています。
助手席側ドアは軽バン初のピラーレスとすることで、テールゲートと助手席側から効率的に積み下ろしができる「ダブルビッグ大開口」と名付けられた使い勝手を実現。
タイダウンフックにより、荷物をしっかり固定することもできるようになっています。
また、繰り返しの乗り降りに対する身体への負担を軽減するため、低床設計を採用し足の運びをスムーズにするとともに、腰の上下運動を最小限とする位置にシート座面高を設定。
腰をしっかりとサポートすることで、長時間の着座でも疲れにくい姿勢を保持するように仕上げられています。
シートクッションは繰り返しの乗り降りによる破れを抑えるため、クッション生地をサイドから下にまで一枚生地で張り込み、縫裁ラインを解消。摩耗のきっかけを最小限とすることで破れにくいシートが実現されています。
室内は使い勝手も重要視され、袋をかけておくことができるフックや紙パックにも対応するドリンクホルダー、急速充電可能なUSBジャックも採用されています。
▼ホンダ新型N-VANバイク積載動画
車中泊やトランポに対応する新型N-VANカスタムパーツ設定!
ホンダ新型N-VANには、ホンダアクセスと無限から多彩な純正アクセサリーが用意されています。
新型N-VAN用純正アクセサリーは、ワークとホビー、2つのシーンにおけるさまざまなニーズにあわせて、積載性、機能性、快適性をさらに高めるアイテムを用意。
インテリアでは、新型N-VANの特徴である広大な荷室空間を便利に使える純正アクセサリーとしてラゲッジスペースを2段に分けて使用でき、ラゲッジ用とリア用を組み合わせることで車中泊も可能にする「マルチボード」<ラゲッジ用/リア用>や、車両のバッテリーを使わずに家電製品を車内で使用できる「外部電源入カキット」など、使い勝手のよさを実現したアイテムをラインナップ。
「ラゲッジアシストポール」などにより、大型で長尺物の積載を便利にすることもできるようになっています。
▼ホンダアクセスN-VANカスタム
エクステリアでは、フロントグリルやホイールキャップにホワイトをあしらったポップな「White Coordinate」、ブラックのフードラッピングやデカールがクールなイメージの「Black Coordinate」という2つのコーディネートを用意。
また、車名を大胆にレイアウトした「フードエンブレム」や、カモフラージュ、ウッド、メタル調でさまざまな印象を楽しめる「デカール」、タフさを感じさせる「バンパーコーナーガーニッシュ」などが設定されています。
▼無限ホンダN-VANカスタム
無限(M-TEC)からは、「Circuit Style」をコンセプトに「俺のトランポ」「俺たちのモーターホーム」をキーワードに外装パーツやマフラーなどを開発。
外装パーツでは、フロントマスクのイメージを一新する「フロントグリルガーニッシュ」や「フロントアンダースポイラー」を設定。
フロントグリルガーニッシュはつや消しブラック塗装仕上げとされ、フロントアンダースポイラーは未塗装のほか、つや消しブラック塗装仕上げとカラード仕上げの3種類を用意。
また、ユニークなアイテムとして、N-VANのラゲッジスペースの使い勝手を向上させるコンテナボックス「無限折りたたみコンテナ」の販売を開始。
容量50.1LのMサイズの上に、容量20.8LのSサイズを積むことができるようになっています。
▼ホンダ新型N-VANカスタムパーツ装着車の動画
パワフル!新型N-VANのスペック、走行性能は?
▼660ccVTECエンジン
▼新型N-VANのパワートレインとスペック
- 直列3気筒660cc
最高出力:53ps/6800rpm
最大トルク:6.5kgm/4800rpm
トランスミッション:CVT or 6速MT - 直列3気筒660ccターボ
最高出力:64ps/6000rpm
最大トルク:10.6kgm/2600rpm
トランスミッション:CVT - 駆動方式:FF or 4WD
ホンダ新型N-VANには、「N-BOX」にも搭載されるブランドの最新エンジンが搭載されています。
自然吸気直列3気筒660ccは、N-BOXで採用した高効率エンジンをベースにN-VAN向けに最適化し、低速から高トルクを発生するとともに優れた燃費性能を実現。
6速のマニュアルトランスミッションも設定することで、幅広いニーズに対応しています。
▼電動ウェイストゲート
ターボ車には、N-BOXで軽自動車初の電動ウェイストゲートを採用していた最新のターボエンジンを搭載。
電動ウェイストゲートでは、過給圧を正確にコントロールすることで、アクセルを踏み込んだときのレスポンスをあげ、より軽快に低燃費も実現されています。
足まわりには、重量変化の大きい軽バンで安定した乗り心地を実現するため、リアトーションビームを大幅に強化したリアサスペンションを採用。
ブレーキには、車両の状態とドライバーのブレーキ操作を常にモニタリングして、必要に応じてVSAでブレーキ油圧を加圧して安定した制動力を発揮する「ハイドロリック・ブレーキ・ブースト」が装備されています。
新型N-VANを試乗動画でチェック!
ホンダ新型N-VANは、試乗動画も公開されています。
高い使い勝手と軽快な走りが高評価を受けています。
WLTCモード値に!新型N-VANの燃費は?
▼新型N-VANの燃費
- 自然吸気エンジン
JC08モード値:CVT 23.8km/L、6MT 18.6km/L
WLTCモード値:CVT 19.2km/L、6MT 19.8km/L - ターボエンジン
JC08モード値:CVT 23.6km/L
WLTCモード値:CVT 18.8km/L
新型N-VANの燃費は、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値に対応しています。
WLTCモード値では、自然吸気エンジンに設定される6速MT車でJC08モード値より燃費が改善し、CVT車より優れた燃費値となっています。
充実!新型N-VANの安全装備は?
ホンダ新型N-VANには、先進安全技術「ホンダセンシング」が全車標準搭載されています。
改良では、商用向けグレードとなる「G」「L」グレードにも「オートライト/オートハイビーム」を追加することで機能がアップしています。
▼ホンダセンシングの機能
- 衝突軽減ブレーキ<CMBS>
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- 路外逸脱抑制機能
- ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>
- LKAS<車線維持支援システム>
- 後方誤発進抑制機能
- オートハイビーム
新型N-VANの発売日は?
改良されたホンダ新型N-VANは、2021年2月5日に発売されます。
ホンダはN-VANをよりアクティブに使うことができる趣味向け&商用車としてアピールし、Nシリーズの人気を高めていきたい考えです。
新型N-VANについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!