フォルクスワーゲンが、電気自動車SUV「ID.4」の新モデルとなる「ID.4 GTX」を発表しました。
フォルクスワーゲンブランドの主力SUVとなる新型ID.4について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ハイスペック!VW「新型ID.4 GTX」発表!
- フォルクスワーゲン新型ID.4の【特徴まとめ】
- 先進的!VW新型ID.4の外装(エクステリア)デザインは?
- 広く!フォルクスワーゲン新型ID.4のボディサイズは?
- 最新装備!VW新型ID.4の内装(インテリア)デザイン
- 新世代!VW新型ID.4のパワートレインとスペックは?
- 実用的!VW新型ID.4の航続距離と充電時間は?
- 最新システム!フォルクスワーゲン新型ID.4の安全装備は?
- フォルクスワーゲン新型ID.4の価格は?
- いつ?フォルクスワーゲン新型ID.4の日本発売日は?
【最新情報】ハイスペック!VW「新型ID.4 GTX」発表!
▼VW新型ID.4 GTXの画像
フォルクスワーゲンが、電気自動車SUV「ID.4」のハイスペックモデルとなる「ID.4 GTX」を発表しました。
フォルクスワーゲンID.4は、新しい電気自動車ブランド「ID.」のSUVとして、2020年9月に発表されていました。
新設定が発表された新型ID.4 GTXは電気モーターを、標準のID.4のリア1基構成から、前後1基ずつの合計2基構成に変更。
これにより最高出力は204psから299psにアップし、0-100km/h加速タイムは8.5秒から6.2秒まで大幅に短縮されています。
加えてID.4 GTXでは最新の4WDシステムを採用し、前後トルクを数ミリ秒で調整。
オプションとして、車高を15mmダウンするサスペンションとプログレッシブステアリングを装備する「スポーツパッケージ」、アダプティブショックアブソーバーを採用する「スポーツプラスパッケージ」を用意。
航続距離は480kmとされ、125kWでの急速充電により、30分で300kmの走行が可能な電力を充電することができるようになっています。
フォルクスワーゲン新型ID.4 GTXは2021年夏に欧州で発売。価格は50,415ユーロ(約665万円)となっています。
▼VW新型ID.4 GTXの動画
▼フォルクスワーゲンID.3
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フォルクスワーゲン新型ID.4の【特徴まとめ】
▼フォルクスワーゲン新型ID.4の特徴
- 最新の電気自動車SUVスタイルを採用
- 航続距離最大520kmを実現しながら、バッテリー充電時間を80%まで30分に短縮
- 電動パワートレインと電動車専用プラットフォームの採用により、広い室内空間を確保
- 新世代インフォテインメントシステムやARナビゲーションシステムを搭載
▼VW新型ID.4の動画
先進的!VW新型ID.4の外装(エクステリア)デザインは?
▼フォルクスワーゲン新型「ID.4」の画像
フォルクスワーゲン新型ID.4の外装には最新のデザインが採用され、先進的な印象に仕上げられています。
フロントには、「インタラクティブIQ.Light LEDマトリックスヘッドライト」を搭載し、状況にあわせて自在に配光を制御することで、対向車への幻惑を抑制。
ボディは空力性能を重視し制作され、Cd値を0.28まで低減することで航続距離の延長に貢献。
足元には20インチと21インチの大径ホイールを採用することで、力強い印象とされています。
広く!フォルクスワーゲン新型ID.4のボディサイズは?
▼フォルクスワーゲン新型ID.4のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4584×1852×1612mm
- ホイールベース:2765mm
- ※参考
・ID.3
全長×全幅×全高:4261×1809×1552mm
ホイールベース:2765mm
フォルクスワーゲン新型ID.4のボディサイズは、先に発表されたハッチバック「ID.3」から全長+323mmと拡大されています。
ホイールベースはID.3と共通になっていますが、配置の自由度が高い電動パワートレインとあわせ、新型ID.4では広い空間が確保されています。
最新装備!VW新型ID.4の内装(インテリア)デザイン
フォルクスワーゲン新型ID.4の内装は、ブランドの最新システムを採用し、使い勝手が高められています。
装備にはデジタルメーターのほか、標準で10インチ、オプションで12インチが選択可能となるインフォテインメントディスプレイが採用され、物理的なスイッチを減らすことでシンプルなデザインに。
各機能はタッチ操作のほか、音声認識機能「Hello ID」により利用することができるようになっています。
また、フロントウィンドウには拡張現実を利用した「AR head-up display」が装備され、実際の交通状況にあわせたナビゲーションを、ドライバーの目線から最大10m先に投影することが可能となっています。
室内空間は最大5人の乗車に対応し、ラゲッジルーム容量は通常時で543L、後席を倒すことで1575Lを確保。
電動式テールゲートも採用することで、足元のジェスチャーだけでラゲッジスペースにアクセスすることが可能となっています。
新世代!VW新型ID.4のパワートレインとスペックは?
▼フォルクスワーゲン新型ID.4のパワートレインとスペック
- 【ID.4】
電気モーター×1
最高出力:204ps/31.6kgm
駆動方式:後輪駆動
最高速度:160km/h
0-100㎞/h加速:8.5秒 - 【ID.4 GTX】
電気モーター×2基(前後1基ずつ)
システム合計出力:299ps
0-100㎞/h加速:6.2秒
駆動方式:4WD
フォルクスワーゲン新型ID.4のパワートレインには、高出力の電気モーターが搭載されています。
モーターはベース車で車体後部に1基、ID.4 GTXで車体の前後それぞれ1基ずつの合計2基を搭載し、EVならではの鋭い加速と力強い走りを実現。
ブレーキ制御システムは電気自動車用に新開発されたものとなり、多くのシーンでアクセルペダルのオン/オフで加減速をコントロールすることができるようになっています。
また新型ID.4は走行状況に応じて、電気油圧式ブレーキ制御システムがモーターによるブレーキ、通常のブレーキ、または組み合わせを使用して減速するかどうかを個々のアクスルごとに判断。モーターによるブレーキから通常のブレーキへの移行も滑らかに行われます。
その他、走行システムにはアダプティブシャシーコントロール「DCC」を標準装備し、「エコ」「コンフォート」「インディビジュアル」のモードを選択することが可能に。
さらに、電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」も装備され、走行性能が高められています。
実用的!VW新型ID.4の航続距離と充電時間は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.4の航続距離と充電時間
- バッテリー容量:77kWh
- 航続距離(欧州値)
ID.4:520km
ID.4 GTX:480km - 充電時間:30分(80%まで/急速充電使用時)
フォルクスワーゲン新型ID.4には、高効率の最新バッテリーが設定されています。
航続距離は走行抵抗が大きくなるSUVながら欧州値520kmとされ、実用的な距離を確保。
これらのバッテリーは、最新の急速充電器に対応することで充電時間を80%まで30分に短縮。
バッテリーは使用開始から8年経過、または16万kmの走行後に、使用可能容量の70%(53.9kWh)以上の保証が提供されています。
最新システム!フォルクスワーゲン新型ID.4の安全装備は?
フォルクスワーゲン新型ID.4の安全装備には、新世代システムが搭載されています。
システムには、車線維持「レーンアシスト」、被害軽減ブレーキ「自律緊急ブレーキフロントアシスト」、全車速対応「アダプティブクルーズコントロール」のほか、車線逸脱警報、カーブでの安定性を高めるブレーキサポートを搭載。
また、前走車との適切な車間距離を保つ「トラベルアシストコントロール」も装備。
一定時間、運転操作が行なわれない場合に自動停止する「ドライバー異常時対応システム」も搭載され、安全性が高められています。
フォルクスワーゲン新型ID.4の価格は?
▼フォルクスワーゲン新型ID.4の価格
- 【初回限定モデル】
・ID.4 1ST:49,950ユーロ(約615万円)
・ID.4 1ST Max:59,950ユーロ(約735万円) - ID.4 GTX:50,415ユーロ(約665万円)
フォルクスワーゲン新型ID.4の価格は、欧州で初回限定モデルが約615万円からに設定されています。
この価格は、電気自動車のエントリーモデルとなる「ID.3」の3万ユーロ(約370万円)より高価になりますが、追って価格を抑えたベーシックモデルが設定される予定です。
いつ?フォルクスワーゲン新型ID.4の日本発売日は?
フォルクスワーゲン新型ID.4の日本導入は、エントリーEVとなる「ID.3」とあわせ、2022年を予定していることがコメントされています。
フォルクスワーゲンは、新しい電気自動車ブランド「ID.」の1モデルとしてSUVの新型ID.4をラインナップすることで、ユーザーのニーズに対応していきたい考えです。
新型フォルクスワーゲンID.4については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!