プジョーが、フラッグシップ「508」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたプジョー新型508について、スペックや燃費などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】PHEVも!プジョー「新型508」改良日本発売!
- プジョー新型508の【変更点まとめ】
- 513.1万円から!プジョー新型508の価格は?
- 先進的!プジョー新型508の外装(エクステリア)デザイン
- 実用的!プジョー新型508のボディサイズは?
- 最新装備!プジョー新型508の内装(インテリア)デザイン
- スポーツPHV!「新型508 PEUGEOT SPORT ENGINEERED」も!
- 軽快!プジョー新型508のパワートレインとスペックは?
- プジョー新型508を試乗動画でチェック!
- 改善!プジョー新型508の燃費は?
- 最新システム!プジョー新型508の安全装備は?
- プジョー新型508の発売日は?
- プジョー508を「おさらい」
【最新情報】PHEVも!プジョー「新型508」改良日本発売!
▼プジョー新型508 GT HYBRIDの画像
プジョーが、「508」の改良日本発売を発表しました。
プジョー508はブランドのフラッグシップモデルとしてラインナップされ、現行車はサルーンが2018年11月、ワゴンの「508SW」が2019年6月にフルモデルチェンジしていました。
▼508 SW GT HYBRID
改良された新型508では、新たにプラグインハイブリッドシステムを搭載した「508 GT HYBRID」「508 SW GT HYBRID」を設定。
プラグインハイブリッドシステムは、180psの1.6Lガソリンエンジンに110psの電動モーターを組み合わせ、システムトータル出力225ps/36.7kgmを発揮。さらにトルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを用いたPHEV専用8速オートマチック「e-EAT8」を搭載。
これによりEV航続距離はWLTCモード値で56kmを実現し、スマートフォンの「MyPeugeotアプリ(iOSおよびAndroid OS対応)」により遠隔での充電やエアコンの操作に対応。
バッテリーは、満充電までの時間が200V/3kWで約5時間、200V/6kWで約2時間半となり、6年10万kmの保証を提供。
またエコカー減税、CEV補助金の支給対象とされ、重量税および環境税割免税、CEV補助金は20万円となっています。
あわせて改良では、「508」「508 SW」でグレードを「GT」に一本化し、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンで、従来オプションだったナッパレザーシートを全車標準装備。
また、新パッケージオプションとしてナイトビジョン、フルパークアシスト、360°カメラ、パノラミックサンルーフのセットを設定。
加えて、1.6Lガソリン車では燃費が改善され、WLTCモード値で15.6km/L(旧14.9km/L)、JC08モードで16.9km/L(旧16.7km/L)と、約5%アップしています。
プジョー新型508は2021年6月2日に発売。価格は5,131,000円~6,336,000円となっています。
▼プジョー308
【プジョー新型308】「新世代!」フルモデルチェンジ!最新情報、燃費やサイズ、価格は?
プジョー新型508の【変更点まとめ】
▼プジョー新型508の変更点
- プラグインハイブリッドモデル「508 GT HYBRID」「508 SW GT HYBRID」を設定
- グレードを「GT」に一本化し、ナッパレザーシートを全車標準装備
- 新パッケージオプションとしてナイトビジョン、フルパークアシスト、360°カメラ、パノラミックサンルーフのセットを設定
- 1.6Lガソリン車の燃費を改善
▽フルモデルチェンジ時の変更点
- ボディスタイルを、4ドアサルーンから5ドアファストバックに変更
- ステーションワゴンモデル「508SW」を設定
- 前モデルから70kg軽量化
- 第2世代「i-コックピット」を採用し、デジタルメータークラスターを装備
- パワートレインに8速ATを組み合わせたガソリン、ディーゼルモデルをラインナップ
▼プジョー新型508の動画
▼プジョー新型508SWの動画
513.1万円から!プジョー新型508の価格は?
▼プジョー新型508の価格
- 508 GT(1.6Lガソリン)::5,131,000円
- 508 GT BlueHDi(2Lディーゼル)::5,471,000円
- 508 GTHYBRID(1.6L PHEV):6,078,000円
- 508 SW GT(1.6Lガソリン):5,389,000円
- 508 SW GT BlueHDi(2Lディーゼル):5,729,000円
- 508 SW GT HYBRID(1.6L PHEV):6,336,000円
- 【パッケージオプション】:412,000円
(ナイトビジョン/パークアシスト/360°カメラ/パノラミックサンルーフ)
プジョー新型508の価格は、グレードが「GT」のみとされたことで、513万1000円からに設定されています。
前モデルはスタート価格が430万2000円からとなっていましたが、新型508では全パワートレインで統一された装備による、高い快適性がアピールされています。
▼参考:プジョー508の価格(前モデル)
- 508アリュール(1.6Lガソリン):430万2000円
- 508 GTライン(1.6Lガソリン):473万6000円
- 508 GT BlueHDi(2Lディーゼル):507万6000円
- 508 SWアリュール(1.6Lガソリン):456万1000円
- 508 SW GTライン(1.6Lガソリン):499万4000円
- 508 SW GT BlueHDi(2Lディーゼル):533万4000円
先進的!プジョー新型508の外装(エクステリア)デザイン
▼プジョー新型508の画像
プジョー新型508の外装は、前世代の4ドアセダンスタイルから5ドアクーペスタイルに変更され、高い運動性能が表現されています。
表情はアグレッシブ、ライトにはLEDを組み込むことで先進的なデザインに。
全高も低く抑えることで、ワイド&ローなボディラインが強調されています。
▼プジョー新型508SWの画像
ステーションワゴンの新型508SWも、フロントからソリッドなラインでリアまでつなぐことで高い運動性能を表現。
リアウィンドウを大きく傾斜させ、サルーンとの共通性をもったスタイルとされています。
実用的!プジョー新型508のボディサイズは?
▼プジョー新型508
▼プジョー新型508SW
▼プジョー新型508のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4750×1860×1420mm
※508SWは全長4790mm - ホイールベース:2750mm
- 車重:1510kg(508SW:1550kg)
- 参考
・プジョー508(前モデル)
全長×全幅×全高:4800×1860×1460mm
ホイールベース:2820mm
車重:1650kg
プジョー新型508のボディサイズは、全長を前モデルから縮小しながら伸びやかなスタイルとされています。
全高は-40mmと大きく下げることでデザイン性をアップ。
車重は、前モデルから140kg軽量につくられています。
ワゴンモデルとなる新型508SWは、サルーンから全幅と全高を維持しながら、全長を+40mmとすることで広いラゲッジスペースを確保、車重の増加は40kgに抑えられています。
最新装備!プジョー新型508の内装(インテリア)デザイン
プジョー新型508の内装には、第2世代のプジョーの先進システム「i-コックピット」が採用されています。
ダッシュボード中央にはインフォテインメントシステム用の10インチタッチスクリーンが配置され、メーターは前世代のアナログ式から、多彩な情報の表示に対応する12.3インチディスプレイに変更。
インテリアには、アンビエントライトやマッサージシートを装備。
▼新型508SW
ボディサイズは前モデルから縮小されましたが、後席足元空間は前モデルから+30mm、ラゲッジスペースはサルーンで14L増加した487L、ワゴンの508SWは530Lとされ、後部座席を折りたたむことで1500L以上まで拡大することができるようになっています。
▼プジョー新型508の室内サイズ
- ラゲッジ容量
508:487L~1537L
508SW:530L~1780L
スポーツPHV!「新型508 PEUGEOT SPORT ENGINEERED」も!
▼プジョー新型508プジョースポールエンジニアードの画像
プジョー508には、スポーツモデルとなる「508 PEUGEOT SPORT ENGINEERED(508PSE)」が発表されています。
508プジョースポールエンジニアードパワートレーンは、1.6Lターボエンジンと前後1基ずつのモーターを搭載したプラグインハイブリッドとされ、最高出力360ps、最大トルク53.0kgmを出力。
駆動方式は4WDとなり、0-100km/h加速タイムは5.2秒、最高速度は250km/h(リミッター)を発揮。
高い実用性も両立され、EV航続距離は42km、燃費は欧州値2L/100km(50km/L、充電電力使用時)、充電時間は家庭用コンセントで7時間以内、16Aの充電器で4時間、32Aのウォールボックスで2時間以内とされています。
また、足回りは専用となり、トレッドをフロントで24mm、リアで12mm拡大。
「コンフォート」「ハイブリッド」「スポーツ」の3モードを選択できる可変ショックアブソーバーのほか、ブレーキシステムにはフロント380mm&対向4ピストンキャリパーを装備。タイヤには20インチミシュラン製「Pilot Sport 4S」タイヤが採用されています。
加えて、走行モードには電力のみで走行する「エレクトリック」、状況に応じて内燃機関とモーターを使い分ける「ハイブリッド」、ハイブリッドモードをベースに快適な乗り心地を追求した「コンフォート」、走行性能を最大に高める「スポーツ」、滑りやすい路面でトラクション性能を向上する「4WD」を用意。
▼新型508SWプジョースポールエンジニアード
ボディタイプにはワゴンの「508SWプジョースポールエンジニアード」も設定され、ハイパフォーマンスPHVワゴンの走りも楽しむことができるようになっています。
軽快!プジョー新型508のパワートレインとスペックは?
▼プジョー製直列4気筒2Lディーゼルエンジン「BLUE HDi」
▼プジョー新型508のパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.6Lガソリンターボ
出力:180ps/25.5kgm - 直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:177ps/40.8kgm - 【HYBRID】
・直列4気筒1.6Lガソリンターボ+電気モーター
出力:225ps/36.7kgm
EV航続距離:56km - トランスミッション
8速AT(PHEVは専用8速AT「e-EAT8」) - 駆動方式:FF
プジョー新型508のパワートレインには、1.6Lガソリン、2Lディーゼルエンジンに加え、1.6Lプラグインハイブリッドが設定されています。
日本仕様には、180ps仕様の1.6Lガソリンターボと、177psの2Lディーゼルターボを設定。
組み合わせるトランスミッションは、前モデルの6速ATから多段化を進めた8速ATとすることでエンジンのパワーを効率良く利用することができるようになっています。
▼プジョー新型508ハイブリッドの画像
新型508ハイブリッドでは、電気モーターを組み合わせることで225ps/36.7kgmの出力を獲得し、56kmのEV航続距離が確保されています。
プジョー新型508を試乗動画でチェック!
プジョー新型508は試乗動画が公開されています。
新世代モデルとなりあがった基礎性能や、スタイリングが高い評価を受けています。
改善!プジョー新型508の燃費は?
▼プジョー新型508の燃費(WLTCモード値)
- 1.6Lガソリン(180ps):15.6km/L
- 2Lディーゼル(177ps):16.2km/L
※サルーン、ワゴン同値
プジョー新型508の燃費は、2LディーゼルモデルでWLTCモード値16.2km/Lとなっています。
改良では1.6Lガソリンエンジンの燃費が改善され、WLTCモードで15.6km/L(旧14.9km/L)、JC08モードで16.9km/L(旧16.7km/L)と、およそ5%向上しています。
最新システム!プジョー新型508の安全装備は?
プジョー新型508には、フラッグシップモデルとしてプジョー・シトロエングループの先進安全装備が採用されています。
安全システムには、緊急ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、走行レーン維持、オートライト、標識認識などのほか、夜間の視認性を高めるナイトヴィジョンが採用され、安心して走行ができるようになっています。
プジョー新型508の発売日は?
改良されたプジョー新型508は、2021年6月2日に日本で発売されました。
プジョーはフラッグシップモデルである508のラインナップを強化することにより、さらなるユーザーに新世代モデルの魅力をアピールしていきたい考えです。
プジョー508を「おさらい」
▼プジョー508(前モデル前期)
プジョー508は、初代となる前モデルが2011年に登場した上級モデルです。
それまで販売されていた407と607を統合し、プジョーのフラッグシップモデルとなりました。
ボディタイプは407と同じくセダンとSW(ワゴン)がラインナップされ、プラットフォームやエンジンは同グループの二代目シトロエン・C5と共有。
2014年にはマイナーチェンジが行われ、他モデルと同じく新世代のデザインになっていました。
現行モデルはフルモデルチェンジされ、2代目となっています。
新型プジョー508については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!