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【新型マツダ2】「圧縮比UP&特別仕様車!」2021年6月24日改良日本発売!最新情報、燃費、価格は?

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マツダが、コンパクトカー「マツダ2」の改良日本発売を発表しました。

 

改良により魅力をアップした新型マツダ2について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。 

 

▼この記事の目次

【最新情報】燃費UP!「新型マツダ2」マイナーチェンジ発売!

▼新型マツダ2の画像(ボディカラー:新色 プラチナクォーツメタリック)

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マツダが、コンパクトカー「マツダ2」の改良日本発売を発表しました。

 

マツダ2は、2019年に「デミオ」から世界統一の名称に変更されたブランドのエントリーモデルで、上位モデルからくる上質な内外装デザインや軽快な走りが人気になっています。 

 

▼「高圧縮SKYACTIV-G 1.5」

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▼「Diagonal Vortex Combustion」

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改良された新型マツダ2では、搭載する「SKYACTIV-G 1.5」エンジンにて、独自技術の「Diagonal Vortex Combustion」(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン:斜め渦燃焼)を加え、圧縮比を12から14に向上し、燃費はWLTCモード値で従来の19.0km/Lから20.3km/Lに最大6.8%改善。

  

加えて、制御プログラムには「e-SKYACTIV」の開発で培ったエンジン制御技術を採用することで、アクセル操作に対するクルマの応答性とコントロール性がアップされています。

 

その他、新型マツダ2では、ワイヤレス充電(Qi)とApple CarPlayワイヤレス接続をオプション設定。

 

4WD車にはフロントウィンドウにたまった雪を取り除きやすくするワイパーデアイサーを全車標準装備。

 

ボディカラーには「プラチナクォーツメタリック」が追加設定されています。

 

▼特別仕様車「マツダ2 サンリットシトラス」

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また、新しい特別仕様車として「Sunlit Citrus(サンリット シトラス)」を設定。

 

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シートやダッシュボード、ドアトリムに手触りのよいグレージュのスエード調人工皮革「グランリュクス」を使用し、差し色に“シトラス”を加えることで、“燦々と輝く太陽の下での南方への旅”をイメージした室内空間を表現。

 

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特別装備として、インテリアのテーマカラーとコーディネートした「専用キーシェル」「フロアマット」のほか、狭い駐車場や路地でも安心・安全の運転環境を提供する「360°ビューモニター」が採用されています。

  

新型マツダ2は2021年6月24日に発売。価格は145万9150円~271万1500円となっています。

 

▼新型マツダ2の動画

▼マツダ3

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▼次期型マツダ2

【新型マツダ2最新情報】フルモデルチェンジ!ロータリーEV、ディーゼル燃費、サイズ、価格や発売日は?

 

新型マツダ2の【主な変更点まとめ】

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▼新型マツダ2の変更点

  • 「SKYACTIV-G 1.5」エンジンにて圧縮比を向上し、燃費を改善。
    エンジンの制御プログラムを改良し、アクセル操作に対するクルマの応答性とコントロール性を向上
  • ワイヤレス充電(Qi)とApple CarPlayワイヤレス接続をオプション設定
  • 4WD車にワイパーデアイサーを全車標準装備
  • ボディカラーに「プラチナクォーツメタリック」を追加
  • 特別仕様車「サンリットシトラス」を設定

▽2020年12月の変更点

  • ブラックの専用アクセントを採用した「ブラックトーンエディション」を新設定

▽2020年5月の変更点

  • 特別仕様車「ホワイトコンフォート」を新設定
  • ボディカラーに「ポリメタルグレーメタリック」を設定

 

維持!新型マツダ2の価格、グレードは?

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▼新型マツダ2の価格

▽高圧縮1.5Lガソリン【新搭載】

  • 15C
    2WD:1,508,650円、4WD:1,728,650円
  • 15S
    2WD:1,622,500円、4WD:1,842,500円
  • 15S Smart Edition
    2WD:1,647,500円、4WD:1,867,500円
  • 15S PROACTIVE
    2WD:1,694,000円
  • 15S PROACTIVE S Package
    2WD:1,903,000円、4WD: 2,123,000円
  • 15S L Package
    2WD:2,090,000円、4WD:2,310,000円
  • 15S White Comfort
    6速AT2,167,000円、4WD:2,387,000円
  • 15S Proactive Smart Edition Ⅱ
    2WD:1,748,500円、4WD:1,968,500円
  • 15S Black Tone Edition
    2WD:1,798,000円、4WD:2,018,000円
  • 15S Sunlit Citrus【新設定】
    2WD:1,969,000円、4WD:2,189,000円

▽1.5Lディーゼル

  • XD
    2WD:1,903,000円、4WD:2,123,000円
  • XD PROACTIVE
    2WD:1,991,000円、4WD:2,211,000円
  • XD PROACTIVE S Package
    2WD:2,156,000円、4WD:2,376,000円
  • XD L Package
    2WD:2,458,500円、4WD:2,678,500円
  • XD White Comfort
    2WD:2,491,500円、4WD:2,711,500円
  • XD Black Tone Edition
    2WD:2,065,000円、4WD:2,285,000円
  • XD Sunlit Citrus【新設定】
    2WD:2,222,000円、4WD:2,442,000円

新型マツダ2の価格は、4WD車で装備を充実したことで1万1000円のアップとなっています。

 

しかし、高圧縮1.5Lガソリンエンジンへの変更では、前モデルから価格が維持されています。

 

上質!新型マツダ2の外装(エクステリア)デザイン

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新型マツダ2の外装には、2019年の改良時に上位モデルの「マツダ3」からくる最新のデザインが採用されています。

 

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▼参考:マツダ3

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グリルは前モデルで採用されていた水平のラインから、他モデルに採用されているメッシュパターンに変更。

 

バンパーを低重心なデザインとすることにより、マツダが持つスポーティなイメージがアップされています。

 

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あわせて、ホイールに高輝度塗装で質感を高めた16インチアルミホイールを採用することで、足元が引き締められています。

  

選べる!新型マツダ2の内装(インテリア)デザイン

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新型マツダ2の内装は、2019年の改良時に定評ある色づかいと仕立ての良さをさらに磨き「The art of shade expression」をテーマに個性豊かな3タイプが設定されています。

 

シート構造には、新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の考えが取り入れられ、頭がぶれにくくクルマとの一体感を高め、運転がしやすくなっています。

  

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装備には、「運転席 6Way パワーシート&ドライビングポジションメモリー機能(シート位置/アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)」や「自動防眩ルームミラー」が設定され、快適性をアップ。

 

インフォテインメントシステムのマツダ コネクトでは、Apple CarplayとAndroid Autoに対応することで、スマートフォンとの連携を強化。

 

また、室内空間は、ノイズ対策を施すことで会話のしやすい静粛性が実現されています。

 

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ラゲッジスペースもスッキリと使いやすい空間がつくられ、後席を折りたたむことでサイズの大きい荷物にも余裕をもって対応できるようになっています。

 

力強く!新型マツダ2のエンジンとスペックは?

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▼新型マツダ2のエンジンとスペック

  • 【高圧縮SKYACTIV-G1.5】【新搭載】
    直列4気筒1.5Lガソリン
    出力:110ps/14.5kgm
  • 【SKYACTIV-D1.5】
    直列4気筒1.5Lディーゼルターボ
    出力:105ps/25.5kgm
  • トランスミッション:6速AT or 6速MT
  • 駆動方式:FF or 4WD

新型マツダ2には、新たに高圧縮とされた1.5Lガソリンが搭載されています。

 

▼「Diagonal Vortex Combustion」

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高圧縮1.5Lガソリンエンジンは、「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン:斜め渦燃焼)」を加え、圧縮比を12から14に高め、最大トルクを+0.1kgmとするとともに、燃費を最大6.8%向上。

 

加えて、制御プログラムには新世代エンジン「e-SKYACTIV X」の開発で培ったエンジン制御技術を採用し、アクセル操作に対するクルマの応答性とコントロール性がアップされています。

 

乗り心地UP!新型マツダ2に「GVC Plus」搭載!

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新型マツダ2には、新世代車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス(SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS)」の第二弾として、「G-ベクタリング コントロール プラス (G-Vectoring Control Plus)」が搭載されています。

 

「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS」の第一弾である「G-ベクタリング コントロール(GVC)」は、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、車両の横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールし、四輪への接地荷重を最適化してスムーズで効率的な車両挙動を実現する世界初の制御技術となっていました。

 

第二弾となる「GVC Plus」では、新たにブレーキによる車両姿勢安定化制御(直接ヨーモーメント制御)を追加することで、より高い安定化効果を実現。

 

旋回中のドライバーのハンドル戻し操作に応じて外輪をわずかに制動し、車両を直進状態へ戻すための復元モーメントを与えることで安定性を向上。

 

ヨー、ロール、ピッチの各回転運動のつながりを高い旋回Gの領域まで一貫させ、素早いハンドル操作に対する車両の追従性を高めるとともに、挙動の収束性を大幅に改善しています。

 

これにより、緊急時の危険回避能力を高めるとともに、高速走行時の車線変更や、雪道など滑りやすい路面環境においても、人間にとって制御しやすく、より安心感の高い動きに仕上げられています。

 

マツダ2を試乗動画でチェック!

マツダ2は試乗動画が公開されています。

 

大幅改良により上がった質感が評価されています。

 

 

改善!新型マツダ2の燃費は?

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▼マツダ2の燃費(WLTCモード値)

  • 高圧縮1.5Lガソリン:20.3km/L
  • 1.5Lディーゼル:25.2km/L

新型マツダ2の燃費は、新搭載された高圧縮1.5Lガソリンエンジンにより改善しています。

 

改善幅は19.0km/Lから20.3km/Lへ6.8%のアップとなり、より優れた環境性能が実現されています。

 

最新システム!新型マツダ2の安全装備は?

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新型マツダ2の安全装備には、2019年の改良時に「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)[全車速追従機能付]」と「レーンキープアシストシステム(LAS)」が新採用されています。

 

また、夜間のより早い危険認知を追求し、左右20ブロックに分割したLEDを個別に点・消灯する「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)」も設定されています。

 

▼新型マツダ2の安全装備

  • マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
  • アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート
  • 360°ビュー・モニター
  • AT誤発進抑制機能(前進/後退)
  • アダプティブ・LED・ヘッドライト
  • ハイ・ビーム・コントロールシステム
  • 車線逸脱警報システム
  • スマート・シティ・ブレーキ・サポート
  • ブラインド・スポット・モニタリング
  • リア・クロス・トラフィック・アラート
  • リアパーキングセンサー(センター/コーナー)

 

軽快!新型マツダ2のボディサイズは?

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▼新型マツダ2のボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高:4065×1695×1500mm
  • ホイールベース:2570mm
  • 室内長×室内幅×室内高:1805×1445×1210mm
  • 乗員:5人乗り
  • 車重:1060kg(ディーゼル車は1150kg)
  • 最低地上高:145mm
  • 参考
    ・マツダCX-3
     全長×全幅×全高:4275×1765×1550mm
     ホイールベース:2570mm
     室内長×室内幅×室内高:1810×1435×1210mm
     乗員:5人乗り
     最低地上高:160mm
     車重:1230kg(ディーゼル車は1270kg)

新型マツダ2のボディサイズは、コンパクトクロスオーバーのCX-3から全長-210mm、全幅-70mm、全高-50mmとされ、取り回しの良さが魅力になっています。

 

しかし、ホイールベースは同じ2570mmとなっていることから室内サイズはCX-3とほぼ同サイズとなっており、使い勝手やスタイルの違いで選択することができます。

 

他車で135mm前後が多い最低地上高は、デザインを重視しながらも余裕がある145mmが確保されており、CX-3とは15mm差になっています。

 

いつ?新型マツダ2の発売日は?

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改良された新型マツダ2は、2021年6月24日に発売されました。

  

マツダは技術をアップデートすることで、よりユーザーへアピールしていく予定です。

 

デミオ/マツダ2を「おさらい」

▼マツダ・デミオ(初代)

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マツダ・デミオ(DEMIO)は、初代が1996年に発売されたコンパクトカーです。

 

デミオの車名の由来は、スペイン語で「私の」を意味する「de Mio」からとなっており、「自分流を楽しむ車」として命名されました。

  

初代は、バブル崩壊後のマツダ経営難の状況で開発され、既存のコンポーネントを活用することで短期間で発売。

 

ミニバンブームで全高1550mmまでの機械式駐車場に対応しないモデルが多くなる中、車高は機械式駐車場に入るぎりぎりのサイズとされ、フルフラット化が可能なシートなどにより実用性を重視した設計で評判になりました。

 

RJCカーオブザイヤー、日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞も獲得しヒット作になり、マツダの経営回復にも貢献しました。

 

▼マツダ・デミオ(2代目/マツダ2初代)

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2代目デミオでは、初代の 「広く実用的なコンパクトカー」というコンセプトを引き継ぎながらも、プラットフォームやパワートレインを一新することで競争力を向上。 

 

海外では、それまでマツダ「121」として販売していた小型車を統合し、名称も「Mazda 2」へ変更されました。

 

▼マツダ・デミオ(3代目/マツダ2 2代目)

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3代目デミオでは、2代目までのコンパクトミニバンから一般的なコンパクトハッチバックにスタイルを改め、モデルライフ中盤のマイナーチェンジではマツダの次世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を初採用することでガソリン車で30km/Lの燃費を実現し話題に。

 

海外仕様のマツダ2では初めて3ドアと4ドアセダンが設定され、ユーザーが拡大しました。

 

▼マツダ・デミオ(4代目/マツダ2 3代目)

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現行モデルの4代目デミオは、ブランド共通デザイン「魂動」を取り入れ2014年に登場。

 

クラスをこえた上質な内外装と、ディーゼルやマニュアルトランスミッションも選択できるパワートレインなどが人気になっています。

 

新型マツダ2については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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