マツダが、コンパクトSUV「CX-3」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型CX-3のスペックや燃費などについて、最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】質感大幅アップ!「新型CX-3」改良日本発売!
- マツダ新型CX-3の【変更点まとめ】
- 189.2万円から!マツダ新型CX-3の価格は?
- 上質!マツダ新型CX-3の外装(エクステリア)デザインは?
- より快適に!マツダ新型CX-3の内装(インテリア)デザイン
- 力強く!マツダ新型CX-3のエンジンとスペックは?
- 走り両立!マツダ新型CX-3の燃費は?
- 充実!マツダ新型CX-3の安全装備は?
- 使いやすく!マツダ新型CX-3のボディサイズは?
- いつ?マツダ新型CX-3の発売日は?
- マツダCX-3を「おさらい」
【最新情報】質感大幅アップ!「新型CX-3」改良日本発売!
▼マツダ新型CX-3の画像
マツダが、SUV「CX-3」の改良日本発売を発表しました。
マツダCX-3は、ブランドのエントリーSUVとしてラインナップされ、走行性能と取り回しの良さが人気になっています。
▼新型CX-3「ブラックグロッシーパッケージ」
改良された新型CX-3では、アンダーガードやホイールアーチガードに採用していた樹脂素材をグロスブラック塗装とすることで質感を高める新しいオプション「ブラックグロッシーパッケージ」設定。
▼新型CX-3「SuperEdgy」の画像
また、CX-3で初めてブラックの2トーンルーフを採用し、メッキガーニッシュ、ブラック塗装18インチアルミホイール、グロスブラックドアミラー、10wayパワーシートなどを装備する特別仕様車「SuperEdgy(スーパーエッジー)」をラインナップ。
インテリアは、黒を基本に、ダッシュボードやドアトリム、フロントシートバックなどに白を配色したほか、シート背面の中央部分や座面、エアコンルーバーリングには、挿し色としてカッパー(赤銅)色をアクセントとして使用。
シート素材は、座面・背面の中央部分に手触りの良いスエード調人工皮革・グランリュクスを使用し、サイドサポート部分には滑らかな質感の人工皮革が使用されています。
▼8インチディスプレイ
その他、新型CX-3の改良では、インフォテインメントディスプレイのサイズをこれまでの7インチから全車8インチに拡大し、4WDモデルにワイパーデアイサーを新装備したほか、ワイヤレス充電(Qi)とApple CarPlayワイヤレス接続をオプション設定。
▼新型CX-3「プラチナクォーツメタリック」
ボディカラーでは「エターナルブルーマイカ」が廃止され、新たに「プラチナクォーツメタリック」を設定。
パワートレインでは、これまで設定されていた2Lガソリンエンジン車を廃止し、1.5Lガソリンと1.8Lディーゼルエンジンの2タイプとされています。
マツダ新型CX-3は2021年10月14日に発表され、2021年11月下旬の発売を予定。価格は1,892,000円~3,212,000円となっています。
▼マツダCX-5
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マツダ新型CX-3の【変更点まとめ】
▼マツダ新型CX-3の改良点
- 2Lガソリンエンジン車を廃止
- 外装樹脂素材をグロスブラック塗装とする「ブラックグロッシーパッケージ」をオプション設定
- ブラック2トーンルーフを採用する特別仕様車「スーパーエッジー」を設定
- インフォテインメントディスプレイのサイズを8インチに拡大
- ワイヤレス充電(Qi)とApple CarPlayワイヤレス接続をオプション設定
- 4WDモデルにワイパーデアイサー新装備
- ボディカラー「エターナルブルーマイカ」を廃止し、「プラチナクォーツメタリック」を新設定
▽2020年6月改良の変更点
- 1.5Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」を追加設定
- ボディカラーに「ポリメタルグレーメタリック」を新設定
- インフォテイメントシステム「マツダ コネクト」で「Android Auto」と「Apple CarPlay」に対応
- 「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」に基づいて開発された新開発シートを搭載
189.2万円から!マツダ新型CX-3の価格は?
▼マツダCX-3の価格
▽1.5Lガソリン
- 15S
FF:1,892,000円、4WD:2,134,000円 - 15S Touring
FF:1,991,000円、4WD:2,233,000円 - 15S Urban Dresser
FF:2,271,500円、4WD:2,513,500円 - 15S SuperEdgy【新設定】
FF:2,491,500円、4WD:2,733,500円
▽1.8Lディーゼル
- XD
FF:2,284,000円、4WD:2,526,000円 - XD Touring
FF:2,453,000円、4WD:2,695,000円 - XD SuperEdgy【新設定】
FF:2,970,000円、4WD:3,212,000円
新型CX-3の価格は、4WD車にワイパーデアイサーが新しく装備されたことで、1万1800円のアップとなっています。
パワートレインラインナップは2Lエンジンが廃止され、1.5Lガソリンと1.8Lディーゼルの2タイプとなっています。
▼参考:マツダCX-3(前モデル)の価格
▽1.5Lガソリン
- 15S
FF:1,892,000円、4WD:2,122,200円 - 15S Touring
FF:1,991,000円、4WD:2,221,200円
▽2Lガソリン
- 20S PROACTIVE S Package
FF:2,486,000円、4WD:2,716,200円 - 20S Exclusive Mods
FF:2,657,600円、4WD:2,887,800円
▽1.8Lディーゼル
- XD
FF:2,492,600円、4WD:2,722,800円 - XD PROACTIVE S Package
FF:2,789,600円、4WD:3,019,800円 - XD Exclusive Mods
FF:2,932,600円、4WD:3,162,800円
上質!マツダ新型CX-3の外装(エクステリア)デザインは?
マツダ新型CX-3の外装は、“Exquisite&Edge(気品ある美しさと先鋭さ)”をテーマに、ブランドデザインである「魂動」が採用されています。
最新の改良では、外装に採用している樹脂素材をグロスブラック塗装とする新しいオプション「ブラックグロッシーパッケージ」を設定。
▼新型CX-3「スーパーエッジー」
また、CX-3で初めてブラックの2トーンルーフを採用する「スーパーエッジー」をラインナップ。
ボディカラーでは「エターナルブルーマイカ」が廃止され、新たに「プラチナクォーツメタリック」が設定されています。
より快適に!マツダ新型CX-3の内装(インテリア)デザイン
▼新型CX-3の画像
マツダ新型CX-3は内装もエクステリア同様に気品と先鋭さがコンセプトとされ、前モデルから質感が向上しています。
2020年6月の改良では、マツダの「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の理論に基づいて開発された骨盤を支持するシートを初搭載。
このシートは人間が歩く時の「骨盤が立って背骨がS字カーブを描いている状態」を座ったときに再現し、地面からの力を受け止めつつバランスを取ることで、頭の動きを安定させることが可能となっています。
▼8インチディスプレイ
また、新型CX-3ではインフォテイメントシステムの「マツダ コネクト」で「Android Auto」と「Apple CarPlay」に対応することで、スマートフォンとの連携を強化。
最新の改良では、インフォテインメントディスプレイのサイズを8インチに拡大し、ワイヤレス充電(Qi)とApple CarPlayワイヤレス接続をオプション設定することで、使い勝手が高められています。
▼マツダ新型CX-3の室内サイズ
- 室内長×室内幅×室内高:1810×1435×1210mm
- 乗員:5人乗り
力強く!マツダ新型CX-3のエンジンとスペックは?
▼マツダ新型CX-3のエンジンとスペック
- 直列4気筒1.5Lガソリン「SKYAVTIV-G1.5」
出力:111ps/14.7kgm - 直列4気筒1.8Lディーゼルターボ「SKYACTIV-D1.8」
出力:116ps/27.5kgm - トランスミッション:6速AT or 6速MT(ディーゼルに設定)
- 駆動:FF or 4WD
▽廃止
- 直列4気筒2Lガソリン「SKYAVTIV-G2.0」
出力:150ps/19.9kgm
新型CX-3は、これまで設定されていた2Lガソリンエンジンが廃止され、1.5Lガソリンと1.8Lディーゼルエンジンの2タイプが設定されています。
1.5Lガソリンエンジンは、それまでコンパクトカー「マツダ2」やミドルクラス「マツダ3」に搭載されていましたが、ボディサイズを拡大した「CX-30」の設定以降、CX-3の選びやすさも重視されるようになったことから2020年6月に新設定。
大きなトルクを持つ1.8Lディーゼルモデルと比較して選択することができるようになっています。
走り両立!マツダ新型CX-3の燃費は?
▼マツダ新型CX-3の燃費(WLTCモード値)
- 1.5Lガソリン
FF:17.0km/L、4WD:15.7km/L - 1.8Lディーゼル
FF:23.2km/L、4WD:21.2km/L - 2Lガソリン【廃止】
FF:16.2km/L、4WD:15.2km/L
新型CX-3の燃費は、実燃費に近い新燃費モード「WLTC」の数値が公開されており、1.8Lディーゼルモデルで23.2km/Lの低燃費となっています。
2020年6月の改良で新設定された1.5Lガソリンモデルは、1.8Lディーゼルと廃止された2Lガソリンの中間の燃費値となっており、車両価格も考慮した選択がしやすくなっています。
充実!マツダ新型CX-3の安全装備は?
マツダCX-3の安全装備には、夜間の歩行者認識精度が向上した「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)夜間歩行者検知機能付」が採用されています。
また、作動下限速度を0㎞/hまで拡大した全車速追従機能付「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」を採用することで安全性を向上。
その他、「360°ビュー・モニター」を全車にメーカーオプション設定、「自動防眩ルームミラー」を全車に標準装備することで、より快適に運転を楽しむことができるようになっています。
▼新型CX-3の安全装備
- マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
- アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート
- 360°ビュー・モニター
- AT誤発進抑制機能(前進/後退)
- アダプティブ・LED・ヘッドライト
- ハイ・ビーム・コントロールシステム
- 車線逸脱警報システム
- スマート・シティ・ブレーキ・サポート
- ブラインド・スポット・モニタリング
- リア・クロス・トラフィック・アラート
- リアパーキングセンサー(センター/コーナー)
使いやすく!マツダ新型CX-3のボディサイズは?
▼マツダCX-3のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4275×1765×1550mm
- ホイールベース:2570mm
- 最低地上高:160mm
- 車重:1210kg(ディーゼル車は1270kg)
- 参考
・CX-30
全長×全幅:4395×1795×1540mm
ホイールベース:2655mm
・CX-5
全長×全幅×全高:4545×1840×1690mm
ホイールベース:2700mm
マツダ新型CX-3のボディサイズは、上位モデルの「CX-30」から全長-120mm、全幅-30mmとすることで都市部でも扱いやすい設計になっています。
車体サイズを抑えることで、2020年6月に新設定された1.5Lガソリンエンジンでは車重が1210kgと軽量に仕上げられ、軽快な走りを楽しむことができるようになっています。
いつ?マツダ新型CX-3の発売日は?
改良されたマツダCX-3は、2021年10月14日に発表、2021年11月下旬に発売されます。
マツダは、人気になっている1.5Lガソリンエンジン車の走行性能を改善することで、CX-3の軽快な走りをユーザーにアピールしていく予定です。
マツダCX-3を「おさらい」
▼マツダCX-3
マツダ・CX-3(シーエックススリー)は、2015年に初代となる現行モデルが日本で発売されたクロスオーバーSUVです。
「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動-Soul of Motion」を全面採用した新世代車種の第5弾として投入され、CX-5の下位に位置するコンパクトSUVとされました。
エンジンは当初1.5Lディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」のみが設定され、2017年に海外で販売されていた「SKYACTIV-G 2.0」仕様が設定されるまでは、日本国内の乗用車で唯一のディーゼルエンジン専用車種でした。
SUVながら、マツダの他モデルからくる上質な内外装のデザインや、6速マニュアルトランスミッションを採用していることから、ディーゼルエンジンによる高い走行性能を楽しみたいユーザーに人気のモデルになっています。
新型CX-3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!