ホンダが、軽自動車「N-WGN(エヌワゴン)」のマイナーチェンジ発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型ホンダN-WGNのスペックや価格などを、最新情報からご紹介します。
▼この記事に目次
- 【最新情報】リフレッシュ!「新型N-WGN」マイナーチェンジ発売!
- ホンダ新型N-WGN(エヌワゴン)の【変更点まとめ】
- 131万円から!ホンダ新型N-WGNの価格は?
- 洗練!ホンダ新型N-WGNの外装(エクステリア)デザイン
- 質感UP!ホンダ新型N-WGNの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!ホンダ新型N-WGNのエンジンとスペックは?
- 走り両立!ホンダ新型N-WGNの燃費は?
- 充実!ホンダ新型N-WGNの安全装備は?
- 軽快!ホンダ新型N-WGNのボディサイズは?
- いつ?ホンダ新型N-WGNの発売日は?
- ホンダN-WGNを「おさらい」
【最新情報】リフレッシュ!「新型N-WGN」マイナーチェンジ発売!
▼新型N-WGNの画像
ホンダが「N-WGN」のマイナーチェンジ発売を発表しました。
ホンダN-WGNは、ブランドの軽自動車「Nシリーズ」の1モデルとしてラインナップされ、広い室内やデザインが人気になっています。
2019年8月のフルモデルチェンジ後初の大幅改良となる今回は、Honda SENSINGの新機能となる「急アクセル抑制機能」をHonda車として初採用。
「急アクセル抑制機能」では、万が一、アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えた際に加速を抑制し、警告音とディスプレー表示でドライバーに注意喚起することで安全性が高められています。
▼新型N-WGNカスタムの画像
その他、N-WGNカスタムの外装に、よりスポーティーかつ存在感を高めたデザインを採用。
ハニカムスタイルに変更されたフロントグリルのほか、エンブレム、ライセンスガーニッシュ、ドアハンドル、フォグライトガーニッシュは力強さを感じさせるダーククロームメッキに。
シャークフィンアンテナと15インチアルミホイールには、ブラック塗装を採用。
インテリアには高級感溢れるフルプライムスムースシートを採用するなど、上質でスタイリッシュなデザインに仕上げ。
▼N-WGNの新ボディカラー
▼N-WGNカスタムの新ボディカラー
ボディカラーには、N-WGNとN-WGNカスタムの両モデルに「プレミアムサンライトホワイト・パール」、N-WGNのみに「フィヨルドミスト・パール」、N-WGNカスタムのみに「トワイライトミストブラック・パール」「メテオロイドグレー・メタリック」が設定されています。
▼新型N-WGN「STYLE+ BITTER」の画像
加えて新型N-WGNでは新しい特別仕様車として、Nシリーズ10周年を機に新しく「N-BOX」から設定されていた「STYLE +(スタイルプラス)」シリーズの新モデル「STYLE+ BITTER(スタイルプラス ビター)」をラインナップ。
「STYLE+ BITTER」では、エクステリアにクロームメッキの加飾を施したドアハンドルやリアライセンスガーニッシュ、グレーメタリック&ブラックの専用カラーリングで仕上げたホイールキャップなどを装備。
チャコールを基調としたインテリアには柔らかく質感の高いレザー調のプライムスムースとトリコット生地のコンビシートを採用。
また、新型N-WGNでは改良にあわせてグレード設定が見直され、N-WGNのターボ車、N-WGNカスタムのエントリーグレードが廃止されています。
マイナーチェンジした新型N-WGNは、2022年9月22日に発表、9月23日に発売。価格は1,317,800円~1,917,300円となっています。
▼ホンダN-BOX
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ホンダ新型N-WGN(エヌワゴン)の【変更点まとめ】
▼ホンダ新型N-WGNの変更点
- N-WGNカスタムに、新しいエクステリア、インテリアデザインを採用
- 特別仕様車「STYLE+ BITTER(スタイルプラス ビター)」を設定
- N-WGNのターボ車、N-WGNカスタムのエントリーグレードを廃止
- 「急アクセル抑制機能」をHonda車として初採用
▽2019年8月フルモデルチェンジ時の変更点
- 最新のエクステリア、インテリアデザインを採用
- CVTに、ブレーキペダルを踏むだけでエンジンブレーキを活用してスムーズに減速できる「ブレーキ操作ステップダウンシフト制御」を導入
- センタータンクレイアウトを採用する最新プラットフォームにより、室内空間を拡大
- 停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保ち、アクセルを踏むと自動解除で再発進できるオートブレーキホールド機能を採用
- ホンダの軽自動車で初めてテレスコピック&チルトステアリング機構を標準装備
- 全車に最新の安全システム「ホンダセンシング」を搭載。
渋滞追従機能付ACC、パーキングセンサーシステムをホンダの軽自動車で初採用 - パワーステアリングにホンダの軽自動車初となる「EPS新制御ロジック」を導入。
ステアリング操作に対して遅れの少ないアシストを可能とし、より自然で安心感のある操舵フィーリングを実現 - N-WGNカスタムにシャークフィンアンテナを軽自動車初採用
131万円から!ホンダ新型N-WGNの価格は?
▼ホンダ新型N-WGNの価格
- 【N-WGN】
・G
FF 1,317,800円、4WD 1,450,900円
・L
FF 1,419,000円、4WD 1,552,100円
・L 助手席回転シート車
FF 1,589,500円、4WD 1,722,600円
【特別仕様車/新設定】
・STYLE+ BITTER
FF 1,569,700円、4WD 1,702,800円 - 【N-WGNカスタム】
・L
FF 1,684,100円、4WD 1,817,200円
・L ターボ
FF 1,784,200円、4WD 1,917,300円
ホンダ新型N-WGNの価格は、1,317,800円からとなっています。
新設定された特別仕様車「STYLE+ BITTER」は、1,569,700円からとされています。
▼参考:ホンダN-WGNの価格(前モデル)
▽N-WGN
- G・Honda SENSING
FF 1,298,000円、4WD 1,431,100円 - L・Honda SENSING
FF 1,364,000円、4WD 1,497,100円 - L・ターボ Honda SENSING
FF 1,529,000円、4WD 1,662,100円
▽N-WGNカスタム
- G・Honda SENSING
FF 1,540,000円、4WD 1,673,100円 - L・Honda SENSING
FF 1,617,000円、4WD 1,750,100円 - L・ターボ Honda SENSING
FF 1,694,000円、4WD 1,827,100円
洗練!ホンダ新型N-WGNの外装(エクステリア)デザイン
ホンダ新型N-WGNの外装は、N-WGNカスタムに新しいデザインを採用することでリフレッシュされています。
▼新型N-WGNカスタムの画像
▼参考:N-WGNカスタム(前モデル)
新型N-WGNカスタムでは、特徴となっている多灯式ヘッドライトやシーケンシャルターンランプを維持しながら、よりスポーティなスタイルとされたハニカムグリルを採用。
加えて、エクステリアパーツにダーククロームやブラック塗装を採用することで、存在感あるスタイルに仕上げられています。
質感UP!ホンダ新型N-WGNの内装(インテリア)デザイン
▼N-WGNの画像
ホンダ新型N-WGNの内装は、質感を高めた最新のデザインに仕上げられています。
▼新型N-WGNカスタムの画像
▼参考:N-WGNカスタム(前モデル)
改良ではN-WGNカスタムに、高級感溢れるフルプライムスムースシートを採用することで、上質でスタイリッシュなデザインをアップしています。
その他、N-WGNでは、装備にフルオートエアコンが全車標準とされ、上位グレードの「L」と「L・ターボ」ではプラズマクラスター技術も採用。
シートは柔らかく包み込むような形状を採用して乗員の体をサポートし、フロントシートアームレストを全車標準装備。
リアドアの開口部はすっきりと滑らかなアーチ形状となっており、スムーズな乗り降りができるように仕上げられています。
ラゲッジスペースは、低床化することでスペースを拡大。
重い荷物や高さのある荷物を載せやすくするとともに、備え付けのボードを使うことで上下2段の積み分けが可能とされ、買い物等での荷物の積み降ろしの利便性も高められています。
パワフル!ホンダ新型N-WGNのエンジンとスペックは?
▼新型N-WGNのエンジンとスペック
- 直列3気筒 660cc
最高出力:58ps/7300rpm
最大トルク:6.6kgm/4800rpm
トランスミッション:CVT - 直列3気筒 660ccターボ
最高出力:64ps/6000rpm
最大トルク:10.6kgm/2600rpm
トランスミッション:7スピードモード+パドルシフト付きCVT - 駆動方式:FF or 4WD
ホンダ新型N-WGNには、最新の660ccエンジンが搭載されています。
660cc自然吸気エンジンには、可変バルブタイミングリフト機構「VTEC」が採用され、エンジンに取り込まれる空気の量の制御幅を広げることで、街中での発進加速から、坂道や高速道路でのパワーが必要な場面まで力強く、気持ちのいい走りに仕上げ。
▼電動ウェイストゲート
660ccターボエンジンでは、過給圧の制御に電動ウェイストゲートを採用。
過給圧を正確にコントロールすることで、アクセルを踏み込んだときのレスポンスをあげ、より軽快な走りと低燃費が実現されています。
組み合わせられるCVTは、ブレーキペダルを踏むだけでエンジンブレーキを活用してスムーズに減速できる「ブレーキ操作ステップダウンシフト制御」を導入。
下り坂でブレーキを踏んだ時には自動的にダウンシフト制御を行ない、コーナーリングではエンジン回転数をキープして安定感を保つほか、立ち上がりの再加速で力強いレスポンスを獲得。
また、シフトポジションで強くエンジンブレーキが発生するLレンジにかえ、穏やかにエンジンブレーキが働くSレンジを設定。
足まわりは全車でフロントスタビライザーを採用し、N-WGNカスタムの上位グレード2WD車にはリアスタビライザーも標準装備。
また、サスペンションには「横力キャンセルスプリング」を採用。
ダンパーに対してスプリングをオフセットさせる構造を用いることで、タイヤが上下動した時にダンパーロッドに発生する曲げ方向の力を低減し、穏やかで予想しやすい車両挙動に。
パワーステアリングも「EPS新制御ロジック」を導入し、従来のモーター負荷をもとにする転舵速度の予測から、舵角センサーによる実測値に変更することで、より自然で安心感のある操舵フィーリングが実現されています。
走り両立!ホンダ新型N-WGNの燃費は?
▼ホンダ新型N-WGNの燃費
- 自然吸気エンジン
FF:JC08モード 29.0km/L、WLTCモード 23.2km/L
4WD:JC08モード 25.4km/L、WLTCモード 21.2km/L - ターボエンジン
FF:JC08モード 25.8km/L、WLTCモード 22.0km/L
4WD:JC08モード 24.2km/L、WLTCモード 20.4km/L
新型N-WGNの燃費は、WLTCモード値23.2km/Lとなっています。
ターボエンジン車でも22.0km/Lが確保され、ニーズにあわせた選択がしやすくなっています。
充実!ホンダ新型N-WGNの安全装備は?
ホンダ新型N-WGNの安全装備には、最新安全技術「ホンダセンシング」が全車標準装備されています。
▼渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
「ホンダセンシング」では、「渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」機能を採用。
▼パーキングセンサーシステム
また、バックでの駐車をサポートするパーキングセンサーシステムも標準装備され、安全性が大きく高められています。
加えて、「電子制御パーキングブレーキ」を標準装備して停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保ち、アクセルを踏むと自動解除で再発進できるオートブレーキホールド機能を採用。
足の疲れが軽減され、快適な運転がサポートされます。
軽快!ホンダ新型N-WGNのボディサイズは?
▼ホンダ新型N-WGNのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1675mm
- ホイールベース:2520mm
- 車重:850kg
- ※参考
・N-WGN(前モデル)
全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm
ホイールベース:2520mm
車重:830kg
・N-BOX
全長×全幅×全高:3395×1475×1790mm
ホイールベース:2520mm
車重:890kg
ホンダ新型N-WGNのボディサイズは、軽自動車規格に対応するため全長と全幅が前モデルから維持されています。
しかし、最新プラットフォームを使用することで、空間効率をアップ。
全高の低いハイトワゴン向けに最適化するため、フロアの左右を横断するクロスメンバーを専用設計。
また、高粘度接着剤による接合部位を拡大し、フロア周辺の剛性を引き上げて振動を低減することで静粛性が高められています。
いつ?ホンダ新型N-WGNの発売日は?
マイナーチェンジした新型N-WGNは、2022年9月22日に発表、9月23日に発売されます。
ホンダは現行N-WGNの発売から3年にあわせ改良することで、他のNシリーズとの相乗効果を高めていきたい考えです。
ホンダN-WGNを「おさらい」
▼ホンダN-WGN
ホンダN-WGN(エヌワゴン)は、初代となる前モデルが2013年に登場した軽自動車です。
車名の「N-WGN」の由来は、Nシリーズが提案する「次世代の軽ワゴン」を表現したものとなっており、「WGN」はワゴンの略称をロゴタイプにしたもので、ミドルクラスミニバンの「ステップワゴン(STEP WGN)」と商標を共有しています。
2011年に発売した「Nシリーズ」の第4弾として企画され、軽自動車の「新しいベーシック」を目指すとして、それまで販売されていた「ライフ」の後継モデルになりました。
他のNシリーズにも採用された「センタータンクレイアウト」を採用することで室内空間が拡大され、全高はFF車で1655mm、4WD車で1675mmと、「ライフ」 (1610-1630mm)より高くされました。
エンジンは「S07A型」と、「N-BOX」や「N-ONE」と同じにされましたが、ホンダの軽自動車では初となるツインインジェクションシステムや金属ナトリウム封入中空排気バルブを新採用することで高圧縮比化(N-BOX:11.2、N-WGN:11.8)されました。
CVTも軽量・高効率化を進め、アイドリングストップ時に油圧を保持する電動油圧ポンプはより軽量な機械式の蓄圧タイプに変更されていました。
新型ホンダN-WGNについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!