ジープが、コンパクトSUV「レネゲード(Renegade)」のマイナーチェンジを発表しました。
さらなるジープユーザー拡大を狙う新型レネゲードのスペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】大幅改良!新型「レネゲード」マイナーチェンジ発表!
- ジープ新型レネゲードの【変更点まとめ】
- タフに!ジープ新型レネゲードの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!ジープ新型レネゲードの内装(インテリア)デザイン
- PHVも!ジープ新型レネゲードのエンジンとスペックは?
- 悪路走破!ジープ・レネゲードの走行性能は?
- 良好!ジープ新型レネゲードの燃費は?
- 最新システム!ジープ新型レネゲードの安全装備は?
- 取り回しやすく!ジープ新型レネゲードのボディサイズは?
- アップ!ジープ新型レネゲードの価格は?
- いつ?ジープ新型レネゲードの発売日は?
- ジープ・レネゲードを「おさらい」
【最新情報】大幅改良!新型「レネゲード」マイナーチェンジ発表!
▼ジープ新型レネゲード・トレイルホークの画像
ジープが、SUV「レネゲード」のマイナーチェンジモデルを発表しました。
ジープ・レネゲードは、ブランド最小モデルとして製作され、ジープらしい走りとタフなデザインが人気になっています。
改良された新型レネゲードは、エクステリアに新しいデザインを採用したほか、最新のデジタルメーターやステアリングホイールを採用することで魅力をアップしています。
新型レネゲードは、2022年中頃の北米、欧州発売が予定されています。
▼ジープ新型レネゲードの動画
▼ジープ・コンパス
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▼フィアット500X(基礎共有モデル)
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ジープ新型レネゲードの【変更点まとめ】
▼ジープ新型レネゲードの変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- デジタルメーター、新しいステアリングホイールを装備
▽2020年11月の変更点
- プラグインハイブリッドモデルとなる「レネゲード4xe」を設定。
1.3Lガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせた4WDシステムを採用
▽2019年5月改良
- 1.3Lエンジンを採用する「トレイルホーク」「ロンジチュード」を新設定
タフに!ジープ新型レネゲードの外装(エクステリア)デザイン
▼ジープ新型レネゲード・トレイルホークの画像
▼参考:レネゲード(前ベースモデル)
▼参考:レネゲード・トレイルホーク(前モデル)
ジープ新型レネゲードの外装は、新しいデザインを採用することで、より力強い印象に仕上げられています。
フロントは、より引き締まったグリルスタイルとし、バンパーの高さをアップ。
▼ジープ新型レネゲード・トレイルホークの画像
▼参考:レネゲード(前ベースモデル)
▼参考:レネゲード・トレイルホーク(前モデル)
リアでは、新しいデザインのテールランプやバンパーを採用することにより、新型レネゲードの特徴的な外観がつくられています。
最新装備!ジープ新型レネゲードの内装(インテリア)デザイン
ジープ新型レネゲードの内装は、新しい装備を採用することにより、使い勝手が高められています。
装備には、最新のデジタルメーターやステアリングホイールを採用。
Apple CarPlayとAndroid Autoに対応する8.4インチインフォテインメントシステムとあわせ、走行状況の表示など、多彩な情報がドライバーに提供されます。
その他、新型レネゲードでは、スマートフォンホルダーやカップホルダーのほか、多くの収納スペースが用意され、実用性を向上。
開放感あるルーフも採用し、SUVの魅力を楽しむことができる室内空間になっています。
PHVも!ジープ新型レネゲードのエンジンとスペックは?
▼ジープ新型レネゲードのエンジンとスペック
▽ガソリンモデル
- エンジン:直列4気筒1.3Lターボ
- 出力
ロンジチュード/リミテッド:151ps/27.5kgm
トレイルホーク:179ps/27.5kgm - トランスミッション:6速DCT or 9速AT(トレイルホーク)
- 駆動方式:FF or 4WD(トレイルホーク)
▽PHEV【レネゲード4xe】
- パワートレイン:直列4気筒1.3Lターボ+電気モーター×2
- システム出力(2種類)
「リミテッド」:191ps
「トレイルホーク」:239ps - トランスミッション:6速AT
- 駆動方式:4WD
- バッテリー容量:11.4 kWh
- EV航続距離:48km
▽欧州仕様
- 【レネゲード E-Hybrid】
直列4気筒1.5Lガソリンターボ+モーター
エンジン出力:130ps/24.5kgm
モーター出力:20ps/13.7kgm
トランスミッション:7速DCT
ジープ新型レネゲードには、新世代の1.3Lガソリンエンジンが採用されています。
1.3Lエンジンは小排気量ながら151ps/27.5kgmを出力し、高い環境性能も両立。
上位モデルとなる新型レネゲードトレイルホークは専用チューニングとなり、出力を179psまでアップ。
トランスミッションはベースモデルで6速デュアルクラッチ、トレイルホークでは9速オートマチックとされ、エンジンの性能を最大限活かすことができるようになっています。
また、プラグインハイブリッドモデル「レネゲード4xe」も設定され、直列4気筒1.3Lターボエンジンと電気モーターを組み合わせ、前輪をエンジンとモーターが、後輪駆動をモーターが駆動する4WDシステムを採用。
充電した電力のみを使用した走行も可能となっています。
また、欧州仕様にはもう1つのハイブリッドモデルとして「E-Hybrid」も設定され、ミラーサイクルや12.5:1の高圧縮比、デュアル可変バルブタイミング、高タンブル吸気ダクトなどにより燃焼効率を高めた新開発1.5Lターボエンジンに、始動時や低速時、クルージング時、駐車操作時に、EV走行を可能とする電気モーターを組み合わせ。
加えて、新開発7速デュアルクラッチトランスミッションや48Vベルトスタータージェネレーター、効率を向上させた回生ブレーキを使用した「オートチャージ」機能付きのインテリジェントブレーキシステムも採用することで、ガソリンエンジン車から最大15%の燃費改善が可能となっています。
悪路走破!ジープ・レネゲードの走行性能は?
レネゲードは、トレイルホークの4WDシステムに「Jeepアクティブドライブロー」が採用され、走行状況に応じて自動で4×2から4×4に切り替えることができるようになっています。
またセレクテレインシステムも標準装備することで、走行モードを 「AUTO」「SNOW」「SAND」「MUD」「ROCK」の5つのいずれかに切り替え、あらゆる路面状況で優れた走行安定性が確保されます。
レネゲードトレイルホークは、ジープが市販車のテストを行う米国オフローダーの聖地「ルビコントレイル」を走破することが可能な証である「トレイルレイテッド」バッジも装着しその性能がアピールされています。
良好!ジープ新型レネゲードの燃費は?
▼ジープ新型レネゲードの燃費(WLTCモード)
- 1.3Lターボ:13.5km/L
- 1.3L PHV
リミテッド(191ps):17.3km/L
トレイルホーク(239ps):16.0km/L
ジープ新型レネゲードの燃費は、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモードの値が発表され1.3Lターボエンジン車で13.5km/Lとなっています。
PHVはハイスペックモデルのトレイルホークでも16.0km/Lとされ、充電した電力を使用することで実燃費を伸ばすことができるようになっています。
最新システム!ジープ新型レネゲードの安全装備は?
ジープ新型レネゲードの安全装備は2019年の改良時に、スピードアシストや交通標識認識などが採用されています。
安全システムの標準装備グレードもミッドレンジまで拡大され、より選びやすくなっています。
▼ジープ新型レネゲードの安全装備
- エアバッグシステム
- LaneSense車線逸脱警報プラス
- 前面衝突警報
- アダプティブ クルーズ コントロール
- エレクトロニック・スタビリティ・コントロール
- Parkviewリアバックアップカメラ
- ParkSenseリアパークアシスト
- Parkviewリアバックアップカメラ
- キーレス Enter’N Go
- 雨量感知機能ワイパー
- オートヘッドライト
取り回しやすく!ジープ新型レネゲードのボディサイズは?
▼ジープ新型レネゲードのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4255×1805×1695mm(トレイルホークは全高1725mm)
- ホイールベース:2570mm
- 最低地上高:170mm(トレイルホーク:200mm)
- 車重:1400kg(トレイルホーク:1560kg)
- 参考
・ジープ・コンパス
全長×全幅×全高:4400×1810×1640mm
ホイールベース:2635mm
最低地上高:180mm
車重:1630kg
ジープ新型レネゲードのボディサイズは、上位モデル「コンパス」と比較しコンパクトで、都市部から細い林道のようなオフロードまで取り回しやすい設計になっています。
オフロード性能を高めたレネゲードトレイルホークは車高を30mmアップ、駆動方式が4WDとなることで車重がアップしますが、ハイスペックなエンジンにより走行性能を向上しています。
アップ!ジープ新型レネゲードの価格は?
▼ジープ新型レネゲードの価格
- 350万円~570万円
ジープ新型レネゲードの価格は、装備の充実によりアップします。
前モデルは338万円からとなっていましたが、新型レネゲードでは350万円ほどからが見込まれています。
▼参考:ジープ・レネゲード(前モデル)の価格
- ロンジチュード(1.3L/6速DCT/FF):3,380,000円
- リミテッド(1.3L/6速DCT/FF):4,090,000円
- トレイルホーク(1.3L/9速AT/4WD):3,970,000円
- リミテッド4xe(1.3L/PHV/4WD):5,500,000円
- トレイルホーク4xe(1.3L/PHV/4WD):5,550,000円
いつ?ジープ新型レネゲードの発売日は?
改良されたジープ新型レネゲードは、2022年中頃の北米、欧州発売が予定されています。
ジープはより魅力的なつくりとした新型レネゲードを発売することで、競合モデルが増えているコンパクトSUV市場で、ジープ独自のスタイルや走行性能をアピールする予定です。
ジープ・レネゲードを「おさらい」
ジープ・レネゲード(RENEGADE)は、初代となる現行モデルが2015年に登場したコンパクトSUVです。
モデル名は英語で「反逆者」を意味し、過去にラングラーやチェロキーなどに使用されたグレード名を新モデルに使用することで、新世代のジープを表現するものとされています。
開発は同グループで基礎を共有するフィアットのSUV「500X」と共同で行われましたが、4WDシステムはジープが担当することでノウハウが活かされています。
▼ウィリスMB
デザインは、ジープの原点となったウィリスMBの現代版をイメージして製作され、ブランド伝統のセブンスロットグリルや台形のホイールアーチを採用。
デザインアクセントに、ガソリンの運搬に使用されたジェリー缶をモチーフにした「X」の形が内外装に使用されています。
新型レネゲードについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!