トヨタが、上級セダン「カムリ」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型カムリについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新色も!トヨタ「新型カムリ」マイナーチェンジ発売!
- トヨタ新型カムリの【変更点まとめ】
- 349万円から!トヨタ新型カムリの価格は?
- 上質!トヨタ新型カムリの外装(エクステリア)デザインは?
- 最新装備!トヨタ新型カムリの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!トヨタ新型カムリのパワートレインとスペックは?
- 最新システム!トヨタ新型カムリの安全装備は?
- 走り両立!トヨタ新型カムリの燃費は?
- 2タイプ!トヨタ新型カムリのボディサイズは?
- いつ?トヨタ新型カムリの発売日は?
- トヨタ・カムリを「おさらい」
【最新情報】新色も!トヨタ「新型カムリ」マイナーチェンジ発売!
▼トヨタ新型カムリ「エモーショナルレッドⅢ」の画像
トヨタが、セダン「カムリ」の改良日本発売を発表しました。
トヨタ・カムリはブランドのミドルクラスセダンとして設定され、現行モデルはフルモデルチェンジ時にトヨタの新世代プラットフォーム「TNGA」や最新パワートレインを採用し人気になっています。
▼新型カムリ「オーカー」内装
改良された新型カムリでは、ボディカラー「エモーショナルレッド2」を「エモーショナルレッド3」に、本革シートの「ベージュ」は「オーカー」に変更。
また、装備するUSB端子がタイプAからタイプCに変更されています。
新型カムリは、OEMモデルのダイハツ「アルティス」とあわせ2022年8月1日に発売。価格はトヨタ カムリが3,495,000円~4,682,000円、ダイハツ アルティスが4,063,000円~4,261,000円となっています。
▼トヨタ・クラウン
▼トヨタ・ランドクルーザープラド
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▼トヨタ・カムリ(次期型)
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トヨタ新型カムリの【変更点まとめ】
▼トヨタ新型カムリの変更点
- USB端子をタイプCに変更
- ボディカラー「エモーショナルレッド2」を「エモーショナルレッド3」に変更
- 本革シート「ベージュ」を「オーカー」に変更
▽2021年2月改良時の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- ディスプレイオーディオのサイズを9インチに拡大
- 電動チルト&テレスコピックステアリングをレザーパッケージに標準装備、他グレードにオプション設定
- 安全システムの性能を向上し、自転車と夜間歩行者、右折時の対向車と右左折時の横断歩行者の検知に対応
- 「レーントレーシングアシスト」「ドライバー異常時対応システム」を新採用し、「レーダークルーズコントロール」にカーブ速度抑制機能を追加
- 「X」グレード以外に、パノラミックビューモニターをオプション設定
- ボディカラーにプレシャスメタルを新採用
- OEMモデル「ダイハツ・アルティス」にE-Four搭載車を設定
349万円から!トヨタ新型カムリの価格は?
▼トヨタ新型カムリの価格
- X
FF:3,495,000円、4WD:3,693,000円 - G
FF:3,804,000円、4WD:4,002,000円 - G“レザーパッケージ”
FF:4,374,000円、4WD:4,572,000円 - WS
FF:3,947,000円、4WD:4,145,000円 - WS“レザーパッケージ”
FF:4,484,000円、4WD:4,682,000円
▼OEMモデル「ダイハツ・アルティス」
- G
FF:4,063,000円、4WD:4,261,000円
トヨタ新型カムリの価格は、改良にあわせアップしています。
アップ幅は全車で1万円とされ、大きなイメージの変化なく選択できるようになっています。
▼参考:カムリ(前モデル)の価格
- X
FF:3,485,000円、4WD:3,683,000円 - G
FF:3,794,000円、4WD:3,992,000円 - G“レザーパッケージ”
FF:4,364,000円、4WD:4,562,000円 - WS
FF:3,937,000円、4WD:4,135,000円 - WS“レザーパッケージ”
FF:4,474,000円、4WD:4,672,000円
▼OEMモデル「ダイハツ・アルティス」(前モデル)
- G
FF:4,053,000円、4WD:4,251,000円
上質!トヨタ新型カムリの外装(エクステリア)デザインは?
▼トヨタ新型カムリの画像
▼参考:カムリ(前モデル)
トヨタ新型カムリの外装は、2021年の改良時に新しいデザインを採用することにより、上級ミドルクラスとしての質感がアップされています。
フロントは、バンパーやグリルが変更され、より低重心なスタイルを強調。
足回りは、新デザインのアルミホイールにより引き締められています。
リアは、ランプのグラフィックを変更することで、フロントとの統一感をアップ。
▼新型カムリWSの画像
▼参考:カムリWS(前モデル)
スポーツモデルとなる「カムリWS」では、専用のデザインによりベースモデルと差別化。
改良ではバンパーサイドのエアインテークを拡大することで、より迫力あるデザインに仕上げられています。
その他、新型カムリはボディカラーで、シルバーメタリックに代えてプレシャスメタルを新採用。
▼新型カムリ カスタムパーツ装着車
より個性をアップさせるカスタムパーツが、GRとモデリスタから設定されています。
最新装備!トヨタ新型カムリの内装(インテリア)デザイン
▼トヨタ新型カムリの画像
▼参考:カムリ(前モデル)
トヨタ新型カムリの内装は、2021年の改良時に新しい装備を採用することにより使い勝手がアップされています。
▼9インチディスプレイオーディオ(新採用)
改良では、2019年の改良時に採用されていたディスプレイオーディオのサイズを8インチから9インチに拡大。
インテリアパネルの配置も見直すことで、先進的な印象に仕上げられています。
▼新型カムリ「レザーパッケージ」
その他、新型カムリでは、電動化したチルト&テレスコピックステアリングを「レザーパッケージ」グレードに標準装備、他グレードにオプション設定することで使い勝手が高められています。
▼トヨタ新型カムリの室内サイズ
- 室内長×室内幅×室内高:2030×1535×1185mm
- 乗員:5人乗り
パワフル!トヨタ新型カムリのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型カムリのパワートレインとスペック
- 直列4気筒2.5L「Dynamic Force Engine」エンジン+モーターハイブリッド
最高出力:178ps/22.5kgm
モーター最高出力:120ps/20.6kgm
リアモーター出力(4WD車のみ):7.2ps/5.6kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD「E-Four」
トヨタ新型カムリには最新の2.5Lハイブリッドシステムが搭載され、2019年の改良時に新しくハイブリッド4WDシステム「E-Four」搭載車が設定されています。
▼Dynamic Force Engine
▼Dynamic Force Engine解説動画
トヨタ新型カムリハイブリッドのエンジンには、新世代のハイブリッド車用「Dynamic Force Engine」を採用。
ダイナミックフォースエンジンは、「TNGA(トヨタ・ニューグローバルアーキテクチャー)」に基づいて新開発され、吸気ポート形状の工夫などにより高吸気効率と高タンブルを両立させ、世界トップレベルの最大熱効率41%を達成しています。
トヨタ新型カムリでは、組み合わせる電気モーターも使用し、高トルクと高レスポンス、高い環境性能を実現。
▼E-Four
4WD車では、後輪を電気モーターで駆動する「E-Four」が組み合わせられ、高レスポンス、低燃費に仕上げ。
走行状況にあわせて駆動方式を変更することで、高い発進性と優れた操縦安定性が実現されています。
その他、スポーツグレードの「カムリWS」では、応答性の高い操舵フィーリングとフラットな走りを追求した専用のスポーツサスペンションが装備されています。
最新システム!トヨタ新型カムリの安全装備は?
トヨタ新型カムリの安全装備には、トヨタの先進安全システム「Toyota Safety Sense」が採用されています。
「Toyota Safety Sense」は、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーとそれに基づく統合的な制御により、クルマだけではなく、歩行者の認識も可能になり、事故の回避や衝突被害を軽減。
「ミリ波レーダー」は検知できる距離が長いのが特徴となっており、速度域の高い状況にも対応。
「単眼カメラ」は物体の形や大きさが識別するほか、クルマや白線、対向車のランプ、歩行者を認識することで、システムの信頼性を高めています。
2021年の改良時には、自転車と夜間の歩行者、右折時の対向車と右左折時の横断歩行者の検知に対応。
加えて、「レーントレーシングアシスト」、「ドライバー異常時対応システム」を新採用し、「レーダークルーズコントロール」にカーブ速度抑制機能を追加。
「X」グレード以外には、パノラミックビューモニターも新たにオプション設定されています。
走り両立!トヨタ新型カムリの燃費は?
▼トヨタ新型カムリの燃費
- FF車
WLTCモード値:27.1km/L
※Xグレード値、他グレードは24.3km/L - 4WD車「E-Four」
JC08モード値:24.6km/L
WLTCモード値:21.6km/L
トヨタ新型カムリは新燃費規格WLTCモード値に対応し、他モデルと比較しやすくなっています。
FF車のWLTCモード燃費値は、エントリーグレードの「X」で27.1km/L、他グレードで24.3km/Lとされています。
2タイプ!トヨタ新型カムリのボディサイズは?
▼トヨタ新型カムリのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4885×1840×1445mm
※カムリWSは全長4910mm、4WD車は全高1455mm - ホイールベース:2825mm
- 車重
FF車:1550kg
4WD車:1620kg - 最低地上高
FF車:145mm
4WD車:155mm - 参考
・カムリ(前モデル)
全長×全幅×全高:4850×1825×1470mm
ホイールベース:2775mm
トヨタ新型カムリのボディサイズは、ベースモデルとスポーツモデルの「カムリWS」で全長が違う2タイプが設定されています。
全高は新世代プラットフォームのTNGAを採用することで前世代から-25mmとなり、ワイド&ローな安定感あるスタンスに仕上げるとともに、安定感のある走りがつくられています。
いつ?トヨタ新型カムリの発売日は?
改良されたトヨタ新型カムリは、改良前モデルの受注を1月末に停止、新型カムリは2022年8月1日に発売されました。
トヨタは上級セダンであるカムリを改良することで快適性をアップし、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
トヨタ・カムリを「おさらい」
▼トヨタ・セリカカムリ
トヨタ・カムリ(CAMRY)は、初代にあたる「セリカカムリ」が1980年に登場したアッパーミドルクラスセダンです。
車名のカムリの由来は、日本語の「かんむり(冠) 」の異なる語形「かむり」からとされ、王冠を意味する「クラウン」、花冠を意味する「カローラ」などの流れを汲んだものとなっています。
初代の「セリカカムリ」は、スペシャリティカーとして販売されていた「セリカ」のセダンバージョンとして制作され、駆動方式は歴代カムリの中で唯一のFRとなっていました。
▼トヨタ・カムリ(セリカカムリから数えて2代目)
セリカカムリの発売から2年後という短期間でフルモデルチェンジした2代目では、モデル名からセリカが外れ、ゆったりした直進安定性と居住性によりロングクルージングを快適にするため駆動方式をFFに変更。
FF化によって、同時期に販売されていた上位モデルのクラウンより広い室内空間を持つとして人気になりました。
▼ダイハツ・アルティス(現行カムリOEM)
その後、2017年に登場した現行モデルの10代目まで改良が行われ、全世界100ヶ国で販売される主力グローバルモデルとなり、ダイハツにも「アルティス」としてOEM提供。
トヨタ車の車種別世界販売台数では、カローラ、ハイラックス、RAV4、ヤリス(日本名:ヴィッツ)に次ぐ第5位となっており、特に人気がある北米では16年間連続セダン販売台数1位を記録しています。
▼トヨタ・カムリNASCAR参戦レーシングカー
2007年からはカムリをベースにしたマシンにて、アメリカで最も人気のある自動車レース「NASCAR」の最高峰クラスにも参戦。
2008年3月には、外国車メーカーとして1954年のジャガー以来、日本車メーカーとして史上初となる優勝を達成。
2015年にはトヨタから参戦していたカイル・ブッシュが初のドライバーズチャンピオンを獲得。
2016年にはアメリカ以外の自動車メーカー初のマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得し、モータースポーツイメージの強いモデルにもなっています。
新型トヨタカムリについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!