メルセデス・ベンツが、大型ミニバン「Vクラス」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型Vクラスについて、価格やスペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】黒の専用装備!「新型Vクラス ブラックスイート」発売!
- メルセデスベンツ新型Vクラスの【変更点まとめ】
- 849万円から!メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
- 存在感UP!新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
- 3種類!メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
- 上質!メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
- 多彩!メルセデスベンツ新型Vクラスのシートアレンジは?
- ポップアップルーフ!「新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾン」も!
- 力強く!メルセデスベンツ新型Vクラスのエンジンとスペックは?
- 良好!メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
- 最新機能!メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
- メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
- メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
【最新情報】黒の専用装備!「新型Vクラス ブラックスイート」発売!
▼新型Vクラス「アバンギャルド エクストラロング ブラックスイート」の画像
メルセデス・ベンツが「Vクラス」の新モデルとなる「V220dアバンギャルド エクストラロング ブラックスイート」の日本発売を発表しました。
メルセデス・ベンツVクラスは、ブランドのミニバンとしてラインナップされ、多彩なボディサイズやシートレイアウトなど、使い勝手が人気となっています。
新設定された「V220dアバンギャルド エクストラロング ブラックスイート」は、全長5,380mm、ホイールベース3,430mmの大きなサイズによる広い室内空間を持つエクストラロングボディをベースに、フロントグリルやフロントバンパー、サイドミラーにブラックアクセントを施すとともに、足元には専用のブラックペイント19インチAMG7ツインスポークアルミホイールを採用。
また、インテリアは、カーボン調インテリアトリム、全席ナッパレザーシートとブラックルーフライナーによるシックで高級感あふれるインテリアを演出。
さらに、前席シートベンチレーター、デジタルルームミラー、冷蔵庫付きセンターコンソール、温冷機能付きカップホルダーのほか、2列目にはカップホルダー、 USBポート、スマートフォン用トレイ、小物入れが備わるエクスクルーシブシートを標準装備。
また、前席背面部にはシートバックテーブルを採用することで使い勝手が高められています。
新設定された「V220dアバンギャルド エクストラロング ブラックスイート」は2022年7月21日に日本で発売。価格は1218万円となっています。
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メルセデスベンツ新型Vクラスの【変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型Vクラスの変更点
- 新モデル「V220dアバンギャルド エクストラロング ブラックスイート」を設定
▽2022年2月の変更点
- 新モデル「V220dエクスクルーシブロング・プラチナスイート」を設定
- 最新の2Lディーゼルエンジンと9速ATを搭載
- 「ブランドロゴプロジェクターライト」と「座面長延長機能」を全車標準装備
▽2021年7月の変更点
- 安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」に、「リアクロストラフィックアラート」を追加
- 車両側のメディアディスプレイでスマートフォンアプリが使用可能となる「スマートフォン連携機能」を標準装備
- 「エクスクルーシブシートパッケージ」のシート素材をナッパレザーを変更。
カップホルダー、USBポート、スマートフォン用トレイ、小物入れを追加
849万円から!メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格
- V 220 d:8,490,000円
- V 220 d アバンギャルド ロング:8,750,000円
- V 220 d アバンギャルド エクストラロング:9,010,000 円
- V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート
12,180,000円 - V 220 d アバンギャルド エクストラ ロング ブラックスイート【新設定】
12,180,000円 - 【ポップアップルーフ】
V 220 d Marco Polo HORIZON:10,270,000円
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格は、849万円からとなっています。
新設定された「アバンギャルド エクストラ ロング ブラックスイート」は、2022年2月に追加設定された「エクスクルーシブ ロング プラチナスイート」と同じ1218万円とされ、シリーズの最上位モデルとなっています。
存在感UP!新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラス
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの外装は2019年の改良時に、より存在感をアップする最新のデザインが採用されています。
デザインはフロントを中心に変更され、バンパーは開口部を大きく取った新デザインになり、ヘッドライトには最新のLED技術を採用。
ホイールもより上質な新デザインとすることで、足元が引き締められています。
3種類!メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツVクラス(ベースモデル)
▼メルセデス・ベンツVクラスロング
▼メルセデス・ベンツVクラスエクストラロング
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズと比較
- 全長
ベースモデル:4905mm
ロング:5150mm
エクストラロング:5380mm - 全幅:1930mm
- 全高:1880mm
- ホイールベース
ベースモデル&ロング:3200mm
エクストラロング:3430mm - 参考
・トヨタ・アルファード/ヴェルファイア
全長×全幅×全高:4950×1850×1950mm
ホイールベース:3000mm
・トヨタ・グランエース
全長×全幅×全高:5300×1970×1990mm
ホイールベース:3210mm
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズには、ベースモデル、ロング、エクストラロングの3種類が用意されています。
それぞれのボディサイズをベースモデルと比較すると、ロング仕様はホイールベースを維持しながら全長を+245mm、エクストラロングはホイールベース+230mm、全長は+475mmとなっています。
上質!メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの内装は、プレミアムミニバンとして上質さがアップされています。
▼エクスクルーシブシート
装備にはエクスクルーシブシートが設定され、ヘッドレストクッション、オットマン、リラクゼーション機能などにより快適性を向上。
インテリアは、ダッシュボードに配置される丸い空調ダクトを、最新のメルセデスベンツ車にも採用されているタービンデザインに変更することでスポーティな仕上げに。
2020年の改良では、会話をするように多彩な機能を使うことができる「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」が標準装備されています。
ルーフには、クラス最大サイズとなるパノラマルーフも設定され、開放感あるドライブを楽しむことができるように。
セパレートシートの間には折りたたみ式テーブルを配置することもでき、ベンチシートは2シーターと3シーターからチョイス。
シートは脱着することができるようになっており、用途にあわせて荷物スペースを拡大することができます。
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの室内サイズ
- ラゲッジ容量
ベースモデル:720-4500L
ロング:1030-5000L
エクストラロング:1410-5500L
多彩!メルセデスベンツ新型Vクラスのシートアレンジは?
▼7人乗りレイアウト
▼2列目&3列目対座レイアウト
▼5人乗りレイアウト
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのシートアレンジには、スタンダードな7人乗り3列シート状態のほか、2列目を回転させた対座シート状態も用意されています。
加えて、2列目シートを取り外し、3列目シートを大きく前にスライドさせる5人乗り状態でラゲッジを重視することも可能に。
「普段は5人乗り」という使い方ができるようになっています。
ポップアップルーフ!「新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾン」も!
▼新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾンの画像
メルセデス・ベンツ「Vクラス」には、ポップアップルーフモデルとして「Marco Polo HORIZON(マルコポーロ・ホライゾン)」が設定されています。
新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾンはルーフに、車内とは別のフルフラットな就寝スペースを確保。
ポップアップルーフ内には、2名まで使用可能なベッドとリーディングライトを装備。
また、ルーフ右側にはロールアップ機能を備えたサイドオーニングを装着することで、快適にオートキャンプなどを楽しむことができるようになっています。
シートレイアウトは、最大230度回転する運転席と助手席により、後席対面式のレイアウトに対応。
就寝時にはシートをフラットに収納することで、室内を最大3名の就寝スペースとして利用することができるように。
また、運転席下にリレー式のサブバッテリーを搭載し、エンジン停止時にもメインバッテリー上がりを心配することなく、電力を使用することができるようになっています。
力強く!メルセデスベンツ新型Vクラスのエンジンとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのエンジンとスペック
- 【V220d】
エンジン:直列4気筒2Lターボディーゼル
最高出力:163ps/38.7kgm - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:FR
メルセデス・ベンツ新型Vクラスには、2022年2月の改良により最新の2Lディーゼルターボエンジンが搭載されています。
2Lディーゼルエンジンは、以前搭載されていた2.2Lディーゼルエンジンと同じ出力を発揮しながら環境性能を向上。
トランスミッションも7速から9速ATに多段化し、ディーゼルエンジンの大きなトルクを活かすことができるようになっています。
Vクラスでは、駆動方式をFRレイアウトとすることで前輪の切れ角を大きくし取り回しやすさをあげ、自然な加速感に仕上げられています。
良好!メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費(WLTCモード値)
- 標準ボディ:13.2km/L
- ロング:12.9km/L
- エクストラロング:12.9km/L
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費は、最新のパワートレインを採用することで標準ボディでWLTCモード値13.2km/Lとされています。
また、ボディサイズの大きいロングとエクストラロングでも12.9km/Lが確保され、選びやすくなっています。
最新機能!メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの安全システムには、「レーダーセーフティパッケージ」が全車標準装備されています。
「レーダーセーフティパッケージ」は、レーダーで先行車を検知し追突の危険を低減する「アクティブブレーキアシスト」、最適な車間距離を自動で維持し先行車にあわせ停止する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」を搭載。
その他、死角をレーダーでモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」、車線逸脱をステアリングの微振動で警告する「レーンキーピングアシスト」などが装備され、安全性が高められています。
メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
メルセデス・ベンツ新型Vクラスに新設定された「V 220 d アバンギャルド エクストラ ロング ブラックスイート」は、2022年7月21日に日本で発売されました。
メルセデス・ベンツはVクラスのラインナップを拡大することで、プレミアムブランドのミニバンとしての魅力をアピールしていく予定です。
メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツVクラス(初代)
メルセデスベンツ・Vクラスは、初代が日本で1998年に登場したミニバンです。
海外では、商用車バージョンとなる「ヴィトー(Vito)」も用意されています。
2003年に登場した2代目は、新車種として「ビアノ(Viano)」という車名で販売されましたが、2006年のマイナーチェンジ時にVクラスに戻されました。
駆動方式は、初代がエンジンを横置きするFFレイアウトとなっていましたが、2代目以降は、より走行性能を高めることができるFRレイアウトに変更。4WDがオプション設定されています。
現行モデルとなる3代目は2014年に発表され、2.2Lディーゼルエンジンには136ps、163ps、190psの3種類の出力を設定し、日本では中間となる163psモデルを販売。
シートの取り外しを可能とすることで、多彩なシートアレンジを可能に。
日本向け純正アクセサリーとして、リアエンターテイメントシステムや、頭上に軽量の荷物を収納するオーバーヘッドスペースネット、ロードバイク運搬用の車内用バイシクルホルダーなども用意されました。
新型メルセデス・ベンツVクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!