ルノーが、SUV「キャプチャー」の新モデルとなる「キャプチャーE-TECH HYBRID」の日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型キャプチャーについて、スペックや価格などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】ハイブリッド!ルノー「新型キャプチャーE-TECH」日本発売!
- ルノー新型キャプチャーの【変更点まとめ】
- 337万円から!ルノー新型キャプチャーの価格は?
- 力強く!ルノー新型キャプチャーの外装(エクステリア)デザインは?
- スポーティ!新型キャプチャーRSラインも!
- 使いやすく!ルノー新型キャプチャーのボディサイズは?
- 最新装備!ルノー新型キャプチャーの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!ルノー新型キャプチャーのスペック、走行性能は?
- ルノー新型キャプチャーを試乗動画でチェック!
- PHEV!「新型キャプチャーE-Techプラグインハイブリッド」も!
- 改善!ルノー新型キャプチャーの燃費は?
- 充実!ルノー新型キャプチャーの安全装備は?
- いつ?ルノー新型キャプチャーの発売日は?
- ルノー・キャプチャーを「おさらい」
【最新情報】ハイブリッド!ルノー「新型キャプチャーE-TECH」日本発売!
▼ルノー新型キャプチャーE-TECHハイブリッドの画像
ルノーが「キャプチャー」の新モデルとなる「キャプチャーE-TECH HYBRID」の日本発売を発表しました。
ルノー・キャプチャーは、ブランドのコンパクトSUVとして製作され、現行モデルは2021年2月に日本でフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
新設定されたキャプチャーE-TECHハイブリッドは、クーペSUV「アルカナ」、コンパクト「ルーテシア」に続いて、パワートレインにF1の技術を参考に設計し、ドッグクラッチ式トランスミッションを組み合わせた最新の1.6Lストロングハイブリッドシステム「E-TECH」を採用することで、燃費はWLTCモード値22.8km/Lを実現。
専用装備として、シフトレバーをリバースに入れた際に左右後部に接近する車両を検知し警告する「リアクロストラフィックアラート」や、10.2インチフルデジタルインストゥルメントパネル、シフトベースとリアゲートのE-TECHロゴを採用。
加えて、パッケージオプションとして「レザーパック」(レザーシートと運転席電動シート)も設定されています。
新型キャプチャーE-TECHハイブリッドは2022年9月1日に日本発売。価格は409万円~424万円となっています。
▼ルノー新型キャプチャーE-TECHハイブリッドの試乗動画
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ルノー新型キャプチャーの【変更点まとめ】
▼ルノー新型キャプチャーの変更点
- ストロングハイブリッド「E-TECH HYBRID」を設定
▽2021年2月フルモデルチェンジ時の変更点
- 内外装に新世代デザインを採用
- ルノー日産グループで採用される新開発プラットフォームにより、ボディサイズを拡大
- 内装にタッチインフォテイメントディスプレイを装備
- 電動パーキングブレーキを採用
- Bose製専用オーディオシステムを採用
337万円から!ルノー新型キャプチャーの価格は?
▼ルノー新型キャプチャーの価格
- INTENS(1.3Lターボ):3,370,000円
- INTENS Tech Pack(1.3Lターボ):3,620,000円
- E-TECHハイブリッド(1.6Lハイブリッド):4,090,000円【新設定】
・レザーパック装着車:4,240,000円【新設定】
ルノー新型キャプチャーの価格は、337万円からとなっています。
新設定されたハイブリッドモデルは、ガソリン車の上位グレードから47万円のアップとされています。
力強く!ルノー新型キャプチャーの外装(エクステリア)デザインは?
▼ルノー新型キャプチャーの画像
ルノー新型キャプチャーの外装は、新世代のブランドデザインによりアグレッシブな印象に仕上げられています。
フロントには、ルノーのブランドデザインであるコの字型のフルLEDヘッドライトが採用され、SUVとしての力強さをアップ。
リアランプはヘッドライトのイメージにあわせた細いラインのみとすることで、ボリューム感あるボディラインを強調。
車体設計は空力を最適化し、走行抵抗や風切り音の低減が行われています。
ルノー新型キャプチャーを前モデルと比較!
▼ルノーキャプチャー(前モデル)
新型キャプチャーの外装を前モデルと比較すると、前モデルはコンパクトクロスオーバーとしての親しみやすさが重視されていましたが、新型キャプチャーではより上級が意識されています。
スポーティ!新型キャプチャーRSラインも!
▼新型キャプチャーRSラインの画像
ルノー新型キャプチャーには、設定を予定するスポーティモデル「RS Line」が発表されています。
新型キャプチャーRSラインは、専用のエクステリアデザインによりベースモデルと差別化。
足元には、18インチの専用ホイールを採用。
リアには、台形のツインエキゾーストを装備。
インテリアにはレッドのラインを加えることで、よりアグレッシブな印象に仕上げられています。
使いやすく!ルノー新型キャプチャーのボディサイズは?
▼ルノー新型キャプチャーのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4230×1795×1590mm
- ホイールベース:2640mm
- ※参考
・ルノー キャプチャー(前モデル)
全長×全幅×全高:4135×1780×1585mm
ホイールベース:2605mm
車重:1280kg
ルノー新型キャプチャーのボディサイズは、新世代プラットフォームを採用し拡大されています。
拡大幅は全長が+95mmとなっていますが、ホイールベースは+15mmと、取り回しや悪路での走行性能が重視されています。
最新装備!ルノー新型キャプチャーの内装(インテリア)デザイン
ルノー新型キャプチャーの内装は、最新の技術を採用することで上質なデザインに仕上げられています。
センターに配置される縦型の7インチタッチインフォテイメントシステムは、エンジン回転数や速度などの表示に対応。
センターコンソールにはUSBポートを2つ、AUX入力を1つ装備し、Apple CarPlayやAndroid Autoによりスマートフォンとの連携を強化。
センターコンソールは宙に浮いているようなデザインとされ、軽い操作感で正確な変速操作が可能なシフト・バイ・ワイヤー技術を使った「e-シフター」を装備。
センターコンソール下には、スマートフォンの収納スペースを設け、「インテンス テックパック」グレードにはワイヤレスチャージシステムが装備されます。
インテリア素材は、ユーザーが手を触れる部分に高品質なソフト素材を採用。
また、新しい防音材の追加、フロントガラスへの防音フィルムの追加、シーリング方法の見直しなどにより、静粛性も大きく高められています。
オーディオには、Boseが開発した「フレッシュ エア スピーカー(Fresh Air Speaker)」が採用され、車外からの空気を取り入れることで豊かでパワフルな低音を再生する革新的な小型サブウーファーを採用。
さらに低域を再生する4つのウーファー、高域を再生する4つのトゥイーターの9スピーカー構成とされ、立体的な音響効果が実現されています。
その他、新型キャプチャーでは、シートヒーター付フロントシートの座面が15mm長くなり、包み込むような形状でサポート性を向上。
また、シートバックの形状を工夫し、後席乗員の膝回りスペースを前モデルから17mm広い221mmとし、クラストップレベルのスペースを確保。
6:4分割可倒式リアシートは、前後に最大160mmのスライドが可能となっており、リアラゲッジ容量はクラス最大レベルの536Lを確保。
リアシートを倒すことで、最大1235Lを利用できるようになっています。
軽快!ルノー新型キャプチャーのスペック、走行性能は?
▼ルノー新型キャプチャーのパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.3Lターボ
出力:154ps/27.5kgm
トランスミッション:パドルシフト付き7速DCT「7EDC」 - 【E-Tech(ハイブリッド)】【新設定】
直列4気筒1.6L+電気モーター×2
エンジン出力:94ps/15.1kgm
メインモーター出力:49ps/20.9kgm
サブモーター(HSG)出力:20ps/5.1kgm
トランスミッション:エンジン4速AT/モーター2速AT - 駆動方式:FF
ルノー新型キャプチャーのパワートレインには、直列4気筒1.3Lターボエンジンに加え、F1のパワートレインを参考に設計された1.6Lハイブリッドシステム「E-TECH」が採用されています。
「E-TECH」ハイブリッドは、メインモーターのほか、発電と走行のアシストを行うサブモーター「HSG(ハイボルテージ・スターター・ジェネレーター)」を搭載。
これに、エンジン4速、モーター2速のドッグクラッチ式トランスミッションを組み合わせることで効率を高め、走行シーンにあわせモーターやエンジンの駆動力を効率よく発揮することで、スムーズで力強い走りを実現しています。
ガソリン車に搭載される1.3Lターボエンジンは小排気量ながら2.7L自然吸気エンジンに匹敵する大きなトルクを発揮し、新型キャプチャーを軽快に加速。
組み合わせるトランスミッションは、前モデルの6速から7速に多段化されたデュアルクラッチ式「EDC」とされ、ダイレクト感のある走りを楽しむことができるようになっています。
その他、新型キャプチャーでは、最新プラットフォームの採用により軽量化しながら高剛性を実現し、サスペンションの動きをしなやかに。
ステアリングのギヤ比は前モデルから約10%低められ、フロントアクスルの高剛性化もあわせ、走行安定性が高められています。
ルノー新型キャプチャーを試乗動画でチェック!
PHEV!「新型キャプチャーE-Techプラグインハイブリッド」も!
▼キャプチャーE-Techプラグインハイブリッドの画像
▼ルノー新型キャプチャーE-Techプラグインハイブリッドのスペック
- パワートレイン:直列4気筒1.6Lガソリン+電気モーター×2
- エンジン出力:160ps
- バッテリー容量:9.8kWh
- EV航続距離:65km
ルノー新型キャプチャーには、設定を予定するPHEVモデル「キャプチャーE-Techプラグインハイブリッド」が発表されています。
新型キャプチャーE-Techプラグインハイブリッドは、エンジンに直列4気筒1.6Lガソリンを採用し、電気モーターと組み合わせ。
電力のみを使用し、65kmの走行が可能となっています。
これにより燃費値は欧州で1.5L/100km(約66.7km/L、充電電力使用時)が実現されています。
改善!ルノー新型キャプチャーの燃費は?
▼ルノー新型キャプチャーの燃費
- 1.3Lガソリンターボ:17.0km/L(WLTCモード値)
- 1.6Lハイブリッド:22.8km/L(WLTCモード値)
- プラグインハイブリッド:71.4km/L(欧州値/充電電力使用時)
ルノー新型キャプチャーの燃費は、最新のパワートレインにより改善されています。
前世代は1.2Lエンジンを搭載し前の燃費規格であるJC08モード値17.2km/Lとされていましたが、新型キャプチャーではより実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値でガソリン車が17.0km/L、ハイブリッド車が22.8km/Lとされ、実燃費をアップしています。
▼参考:ルノー・キャプチャーの燃費(前モデル)
※JC08モード値
- 1.2Lガソリンターボ:17.2km/L
充実!ルノー新型キャプチャーの安全装備は?
ルノー新型キャプチャーの安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
システムには、フロントガラス上部のカメラとフロントバンパー内のレーダーによるアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーンセンタリングアシストを組み合わせて運転をサポートする「ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト」を搭載。
また、フロントバンパー、両側ドアミラー、リアゲートに取り付けられた4つのカメラが車両の周囲の状況を撮影し、真上から見下ろしたような俯瞰映像を合成する「360°カメラ」などを採用し、安全性が高められています。
▼ルノー新型キャプチャーの安全装備
- ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト
- 360°カメラ
- レーンセンタリングアシスト
- オートハイ/ロービーム
- パーキングセンサー(フロント、リア)
- ブラインドスポットワーニング(後側方車両検知警報)
- レーンキープアシスト(車線逸脱防止支援)/レーンデパーチャーワーニング(車線逸脱警報)
- トラフィックサインレコグニション(交通標識認識)
- セーフティディスタンスワーニング(前方車間距離警報)
- 横滑り防止装置(ESC)
- 緊急時ブレーキアシスト(EBA)
- 電子制御制動力配分システム(EBD)付きABS
- 全席シートベルトリマインダー
- タイヤ空気圧警報
いつ?ルノー新型キャプチャーの発売日は?
ルノー新型キャプチャーに新設定された「E-TECHハイブリッド」は、2022年9月1日に日本で発売されます。
ルノーは新世代となったキャプチャーに新モデルを導入することで、コンパクトモデルの「ルーテシア」などとあわせアピールしていく予定です。
ルノー・キャプチャーを「おさらい」
ルノー・キャプチャー(Captur)は、初代となる前モデルが2013年に登場したコンパクトSUVです。
デザインは、マツダでデザイン本部長も務めたローレンス・ヴァン・デン・アッカーが初めて指揮を執り、ちから強いフォルムになっています。
ルノーと同グループの日産が販売するコンパクトSUV「ジューク」と基礎を共有し製作されていますが、全長は15mm小さく、ホイールハブもジュークのPCD114.3/5穴からルーテシアと同じPCD100/4穴となっているなど、ルノー向けに変更されています。
コンパクトモデルであることから価格がアップする4WDモデルは基本設定されていませんが、極寒で使用されるロシア仕様にのみ、パワートレインの全面見直しによりロッキングセンターデフを備える4WDモデルが用意されています。
新型ルノー・キャプチャーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!