BMWが、オープンスポーツ「Z4」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたBMW新型Z4のデザインやスペックなどについて、最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新顔!BMW「新型Z4」マイナーチェンジ日本発売!
- BMW新型Z4の【変更点まとめ】
- 714万円から!BMW新型Z4の価格は?
- 新スタイル!BMW新型Z4の外装(エクステリア)デザイン
- 走り集中!BMW新型Z4の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!BMW新型Z4のエンジンとスペックは?
- 走り両立!BMW新型Z4の燃費は?
- 俊敏!BMW新型Z4のボディサイズは?
- いつ?BMW新型Z4の発売日は?
- BMW・Z4を「おさらい」
【最新情報】新顔!BMW「新型Z4」マイナーチェンジ日本発売!
▼BMW新型Z4の画像
BMWが、スポーツカー「Z4」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
BMW・Z4は、ブランドのオープンモデルとして設定され、2019年に新世代となった現行モデルは、トヨタが販売するスポーツクーペ「GRスープラ」と共同開発、基礎を共有したモデルとなっています。
マイナーチェンジしたBMW新型Z4は、新しいエクステリアデザインを採用することで質感が高められています。
BMW新型Z4は2022年12月16日に日本発売。価格は7,140,000円~8,940,000円となっています。
▼トヨタGRスープラ
BMW新型Z4の【変更点まとめ】
▼BMW新型Z4の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
▽2019年3月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新世代直列4気筒2Lターボエンジンをベースに、軽快な走りが楽しめるオープンスポーツに
- 3Lターボエンジンのハイスペックモデル「Z4 M40i」を設定
- 先代と比較してねじり剛性を30%向上し、固定式ルーフを持つ「M4」を超える剛性を実現
- 全幅を75mm拡大しながら、新開発プラットフォームや電動ファブリック・ルーフにより車重を60kg軽量化。
前モデルの折畳み式ハードトップと比べて、低重心化に貢献
714万円から!BMW新型Z4の価格は?
▼BMW新型Z4の価格
- BMW X4 sDrive20i:7,140,000円
- BMW Z4 M40i:8,940,000円
BMW新型Z4の価格は、改良にあわせアップしています。
しかしアップ幅は、設定される2グレードともに1万円に抑えられています。
▼参考:BMW Z4(前モデル)の価格
- BMW Z4 sDrive20i M Sport:7,130,000円
- BMW Z4 M40i:8,930,000円
▼参考:トヨタGRスープラの価格
- SZ(2Lエンジン/197ps/8速AT):4,995,000円
- SZ-R(2Lエンジン/258ps/8速AT):6,013,000円
- RZ(3Lエンジン/387ps/8速AT or 6速MT):7,313,000円
新スタイル!BMW新型Z4の外装(エクステリア)デザイン
▼BMW新型Z4の画像
▼参考:BMW Z4(前モデル)
BMW新型Z4の外装は、新しいデザインを採用することで、プレミアムオープンスポーツとしての質感がアップされています。
フロントは、ヘッドライトの周囲をブラックとし、グリル内にハニカム形状を新採用。
サイドエアインテークも変更することで迫力あるデザインに仕上げられています。
その他、BMW Z4では、ルーフに運動性能を重視した軽量なソフトトップを採用。
時速50kmの走行時でも10秒と短時間でのオープン/クローズが可能となっています。
走り集中!BMW新型Z4の内装(インテリア)デザイン
BMW新型Z4の内装は、2シーターオープンとしてつくられることで、BMWが強いこだわりを持つドライバー中心の仕上げとされています。
ドライバーはホイールベースの中心に配置され、前後のタイヤの動きがしっかりと感じられるように。
ディスプレイは、多彩な情報を表示するデジタルメーターに、大型インフォテインメントディスプレイを採用。
インフォテインメントシステムには、AI技術を活用したBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを搭載。
トランクは、オープン/クローズ時共に281Lの容量が確保されています。
パワフル!BMW新型Z4のエンジンとスペックは?
▼BMW新型Z4のパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【BMW Z4 sDrive20i】
エンジン:直列4気筒2Lターボ
出力:197ps/32.7kgm - 【BMW Z4 M40i】
エンジン:直列6気筒3Lターボ
出力:387ps/51.0kgm - トランスミッション:8速AT
- 駆動:FR
▽海外仕様
- 【BMW Z4 sDrive30i】
エンジン:直列4気筒2Lターボ
出力:258ps/40.8kgm - トランスミッション:8速AT or 6速MT
BMW新型Z4には、1気筒あたりの排気量を500ccとしたBMWの新世代エンジンが搭載されています。
BMW Mが手がけるハイスペックモデルの「Z4 M40i」はエンジンを直列6気筒3Lターボにアップグレードし、最高出力は2シーターオープンの小型ボディにはとてもパワフルな387psにまで高められています。
サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン、リアが5リンクとされ、足回りにはマルチモード電子制御ダンパー、大容量ブレーキシステム、19インチホイールを採用。
電子制御リアディファレンシャルにより、切れ味鋭い走りに仕上げられています。
走り両立!BMW新型Z4の燃費は?
▼BMW新型Z4の燃費(WLTCモード値)
- sDrive20i(2Lターボ):12.6km/L
- M40i(3Lターボ):12.2km/L
BMW新型Z4の燃費は、新世代のパワートレインにより良好な数値に仕上げられています。
前世代のZ4は前の燃費規格であるJC08モード値で2Lエンジン搭載モデルが13.4km/Lなっていましたが、新型Z4ではより実燃費に近いWLTCモード値で12.6km/Lに。
3Lターボモデルでも12.2km/Lとされ、環境性能を意識せず選択できるようになっています。
俊敏!BMW新型Z4のボディサイズは?
▼BMW新型Z4のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4335×1865×1305mm
- ホイールベース:2470mm
- 車重
2Lターボ:1490kg
3Lターボ:1570kg - ※参考
・トヨタGRスープラ
全長×全幅×全高:4380×1865×1295mm
ホイールベース:2470mm
BMW新型Z4のボディサイズは、共同開発されたトヨタ「GRスープラ」より全長が45mm短縮されています。
前先代モデルと比較すると、全長は+85mm、全幅は+75mmとなっていますが、ホイールベースは25mm短縮され、重心を下げるソフトトップを採用することで高い俊敏性、操作性を備えたモデルになっています。
いつ?BMW新型Z4の発売日は?
マイナーチェンジしたBMW新型Z4は2022年9月28日に発表、日本では2022年12月16日に発売されました。
BMWは、オープンスポーツのZ4を改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
BMW・Z4を「おさらい」
▼BMW Z4(初代 E85(オープン)/E86(クーペ)型)
BMW Z4は、初代が2003年に登場した2シータースポーツカーです。
発売時期ではZ4の前に販売されていたZ3の後継モデルにあたりますが、開発はZ3と同時期から行われていたため、位置づけは上位モデルとなりボディサイズも拡大されています。
初代はE85型のロードスターのほか、E86型のクーペボディがラインナップしていました。しかし、2代目となるE89型ではリトラクタブル式ルーフを採用することで、ロードスターとクーペが統合されました。
モータースポーツに参戦するレーシングカーのベース車としても長い間選択され、日本で開催されるスーパーGTなどでも知名度をアップ。
▼BMW Z4(2代目 E89型)
2代目は2016年で販売が終了し、BMWでは4シーターカブリオレモデルのラインナップが進みましたが、新型Z4は2シーターの軽快なオープンモデルを求めるユーザーの声にこたえ復活し販売されています。
新型Z4については最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!