メルセデス・ベンツが、大型ミニバン「Vクラス」のビッグマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップした新型Vクラスについて、価格やスペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】大幅改良!「新型Vクラス」マイナーチェンジ発表!
- メルセデスベンツ新型Vクラスの【変更点まとめ】
- 存在感UP!新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
- 3種類!メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
- 最新装備!メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
- ポップアップルーフ!「新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾン」も!
- 力強く!メルセデスベンツ新型Vクラスのパワートレインとスペックは?
- 良好!メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
- 最新機能!メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
- アップ!メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
- いつ?メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
- メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
【最新情報】大幅改良!「新型Vクラス」マイナーチェンジ発表!
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの画像
メルセデス・ベンツが「Vクラス」のマイナーチェンジを発表しました。
メルセデス・ベンツVクラスは、ブランドのミニバンとしてラインナップされ、多彩なボディサイズやシートレイアウトなどの使い勝手が人気となり、海外では電気自動車モデル「EQV」も設定されています。
マイナーチェンジした新型Vクラスでは、外装に新しいデザインを採用することで質感を向上。
また、最新の大画面インフォテインメントシステムを装備することにより、機能性をアップ。
加えて、ポップアップルーフをもつキャンピングカー仕様「Vクラス マルコポーロ」では、駐車した場所で車両の水平を確保するサスペンションシステムが新設定されています。
メルセデス・ベンツ新型Vクラスは2023年7月26日に発表。欧州で2024年から納車が開始される予定です。
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの動画
▼メルセデス・ベンツTクラス
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▼メルセデス・ベンツSクラス
メルセデスベンツ新型Vクラスの【変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型Vクラスの変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- 最新インフォテインメントシステムを採用
- キャンピングカー「Vクラス マルコポーロ」に、車両の水平を確保するサスペンションシステムが新設定
▽2022年7月の変更点
- 新モデル「V220dアバンギャルド エクストラロング ブラックスイート」を設定
▽2022年2月の変更点
- 新モデル「V220dエクスクルーシブロング・プラチナスイート」を設定
- 最新の2Lディーゼルエンジンと9速ATを搭載
- 「ブランドロゴプロジェクターライト」と「座面長延長機能」を全車標準装備
存在感UP!新型Vクラスの外装(エクステリア)デザイン
▼新型Vクラスの画像
▼参考:Vクラス(前モデル)
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの外装には、より存在感をアップする最新のデザインが採用されています。
新型Vクラスにはベースモデルのほか、「スタイル」、「アバンギャルド」、「エクスクルーシブ」のトリムが設定され、「スタイル」と「アバンギャルド」には「AMG Line」と「ナイトパッケージ」を設定。
グリルの周囲にはLEDも設定し、上質感を向上。
▼新型Vクラス「エクスクルーシブ」の画像
最上位となる「エクスクルーシブ」では、ボンネットオーナメントを備えた専用のグリルが採用されています。
▼新型Vクラスの画像
▼参考:Vクラス(前モデル)
その他、新型Vクラスではリアに、新しいテールランプやバンパーを装備。
足元には、17インチから19インチの新デザインのホイールが採用されています。
3種類!メルセデスベンツ新型Vクラスのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツVクラス(ベースモデル)
▼メルセデス・ベンツVクラスロング
▼メルセデス・ベンツVクラスエクストラロング
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズと比較
- 全長
ベースモデル:4905mm
ロング:5150mm
エクストラロング:5380mm - 全幅:1930mm
- 全高:1880mm
- ホイールベース
ベースモデル&ロング:3200mm
エクストラロング:3430mm - 参考
・トヨタ・アルファード/ヴェルファイア
全長×全幅×全高:4950×1850×1950mm
ホイールベース:3000mm
・トヨタ・グランエース
全長×全幅×全高:5300×1970×1990mm
ホイールベース:3210mm
メルセデス・ベンツ新型Vクラスのボディサイズには、ベースモデル、ロング、エクストラロングの3種類が用意されています。
それぞれのボディサイズをベースモデルと比較すると、ロング仕様はホイールベースを維持しながら全長を+245mm、エクストラロングはホイールベース+230mm、全長は+475mmとなっています。
最新装備!メルセデスベンツ新型Vクラスの内装(インテリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの画像
▼参考:Vクラス(前モデル)
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの内装は、新しい装備を採用することにより、プレミアムミニバンとして上質さがアップされています。
改良では、12.3インチデジタルメーターを一体化させた最新の12.3インチインフォテインメントシステム、静電容量式センサーを備えた新しいステアリングホイールを装備。
加えて、64色のアンビエントライトも採用することでデザイン性を向上。
▼エクスクルーシブシート
その他、新型Vクラスの装備にはエクスクルーシブシートが設定され、ヘッドレストクッション、オットマン、リラクゼーション機能などにより快適性を向上。
ルーフには、クラス最大サイズとなるパノラマルーフも設定し、開放感あるドライブを楽しむことができるように。
▼7人乗りレイアウト
▼2列目&3列目対座レイアウト
▼5人乗りレイアウト
シートアレンジには、スタンダードな3列シート状態のほか、2列目を回転させた対座シート状態も設定。
加えて、2列目シートを取り外し、3列目シートを大きく前にスライドさせる5人乗り状態でラゲッジを重視し、「普段は5人乗り」という使い方ができるようになっています。
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの室内サイズ
- ラゲッジ容量
ベースモデル:720-4500L
ロング:1030-5000L
エクストラロング:1410-5500L
ポップアップルーフ!「新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾン」も!
メルセデス・ベンツ「Vクラス」には、ポップアップルーフモデルとして「Marco Polo HORIZON(マルコポーロ・ホライゾン)」が設定されています。
新型Vクラスマルコポーロ・ホライゾンはルーフに、車内とは別のフルフラットな就寝スペースを確保。
ポップアップルーフ内には、2名まで使用可能なベッドとリーディングライトを装備。
また、ルーフ右側にはロールアップ機能を備えたサイドオーニングを装着することで、快適にオートキャンプなどを楽しむことができるように。
シートレイアウトは、最大230度回転する運転席と助手席により、後席対面式のレイアウトに対応。
就寝時にはシートをフラットに収納することで、室内を最大3名の就寝スペースとして利用することができるように。
また、運転席下にリレー式のサブバッテリーを搭載し、エンジン停止時にもメインバッテリー上がりを心配することなく、電力を使用することができるようになっています。
改良では、駐車場所で車両の水平を確保するエアサスペンションがオプション設定され、快適性が高められています。
力強く!メルセデスベンツ新型Vクラスのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスのパワートレインとスペック
- 【V220d】(ディーゼル車)
エンジン:直列4気筒2Lターボディーゼル
出力:163ps/38.7kgm
トランスミッション:9速AT
駆動方式:FR - 【EQV】(電気自動車)
パワートレイン:電気モーター
出力:204ps/36.9kgm
最高速度:160km/h
90kWhリチウムイオンバッテリー
航続距離:343km
・充電時間
急速充電器により、45分で80%まで充電が可能
メルセデス・ベンツ新型Vクラスには、最新の2Lディーゼルターボエンジンと電気自動車モデル「EQV」が設定されています。
2Lディーゼルエンジンは、以前搭載されていた2.2Lディーゼルエンジンと同じ出力を発揮しながら環境性能を向上。
トランスミッションも7速から9速ATに多段化し、ディーゼルエンジンの大きなトルクを活かすことができるように。
電気自動車モデルの「EQV」は、力強い走りを可能とするモーターと90kWhバッテリーにより、航続距離343kmが確保されます。
良好!メルセデスベンツ新型Vクラスの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費(WLTCモード値)
- 標準ボディ:13.2km/L
- ロング:12.9km/L
- エクストラロング:12.9km/L
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの燃費は、最新のパワートレインを採用することで標準ボディでWLTCモード値13.2km/Lとされています。
また、ボディサイズの大きいロングとエクストラロングでも12.9km/Lが確保され、選びやすくなっています。
最新機能!メルセデスベンツ新型Vクラスの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの安全システムには、「レーダーセーフティパッケージ」が全車標準装備されています。
「レーダーセーフティパッケージ」は、レーダーで先行車を検知し追突の危険を低減する「アクティブブレーキアシスト」、最適な車間距離を自動で維持し先行車にあわせ停止する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」を搭載。
その他、死角をレーダーでモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」、車線逸脱をステアリングの微振動で警告する「レーンキーピングアシスト」などが装備され、安全性が高められています。
アップ!メルセデスベンツ新型Vクラスの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格
- 950万円~
メルセデス・ベンツ新型Vクラスの価格は、最新装備の採用によりアップします。
前モデルは926万円からとされていましたが、新型Vクラスでは20万円前後のアップとなります。
▼参考:Vクラス(前モデル)の価格
- V 220 d アバンギャルド:9,260,000円
- V 220 d アバンギャルド ロング:9,540,000円
- V 220 d アバンギャルド エクストラロング:9,820,000 円
- V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート
13,250,000円 - V 220 d アバンギャルド エクストラ ロング ブラックスイート
13,300,000円
いつ?メルセデスベンツ新型Vクラスの発売日は?
マイナーチェンジしたメルセデス・ベンツ新型Vクラスは2023年7月26日に発表。欧州で2024年から納車が開始される予定です。
メルセデス・ベンツはVクラスをリフレッシュすることで、プレミアムブランドのミニバンとしての魅力をアピールしていく予定です。
メルセデスベンツ・Vクラスを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツVクラス(初代)
メルセデスベンツ・Vクラスは、初代が日本で1998年に登場したミニバンです。
海外では、商用車バージョンとなる「ヴィトー(Vito)」も用意されています。
2003年に登場した2代目は、新車種として「ビアノ(Viano)」という車名で販売されましたが、2006年のマイナーチェンジ時にVクラスに戻されました。
駆動方式は、初代がエンジンを横置きするFFレイアウトとなっていましたが、2代目以降は、より走行性能を高めることができるFRレイアウトに変更。4WDがオプション設定されています。
現行モデルとなる3代目は2014年に発表され、2.2Lディーゼルエンジンには136ps、163ps、190psの3種類の出力を設定し、日本では中間となる163psモデルを販売。
シートの取り外しを可能とすることで、多彩なシートアレンジを可能に。
日本向け純正アクセサリーとして、リアエンターテイメントシステムや、頭上に軽量の荷物を収納するオーバーヘッドスペースネット、ロードバイク運搬用の車内用バイシクルホルダーなども用意されました。
新型メルセデス・ベンツVクラスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!