ルノーが、SUV「キャプチャー」のビッグマイナーチェンジを発表しました。
改良により魅力をアップした新型キャプチャーについて、スペックや価格などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!ルノー「新型キャプチャー」改良発売!
- ルノー新型キャプチャーの【変更点まとめ】
- 先進的!ルノー新型キャプチャーの外装(エクステリア)デザインは?
- 最新装備!ルノー新型キャプチャーの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!ルノー新型キャプチャーのスペック、走行性能は?
- 良好!ルノー新型キャプチャーの燃費は?
- 充実!ルノー新型キャプチャーの安全装備は?
- 使いやすく!ルノー新型キャプチャーのボディサイズは?
- アップ!ルノー新型キャプチャーの価格は?
- いつ?ルノー新型キャプチャーの発売日は?
- ルノー・キャプチャーを「おさらい」
【最新情報】進化!ルノー「新型キャプチャー」改良発売!
▼ルノー新型キャプチャー「Esprit Alpine」の画像
ルノーがSUV「キャプチャー」のビッグマイナーチェンジを発表しました。
ルノー・キャプチャーは、ブランドのコンパクトSUVとして製作され、現行モデルは2021年2月に日本でフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
マイナーチェンジをうけた新型キャプチャーでは、エクステリアに最新のデサインを採用。
また、これまで設定されていたスポーティモデル「RS Line」に代えて、ルノー傘下のスポーツカーブランド「Alpine(アルピーヌ)」にインスパイアされた「Esprit Alpine(エスプリ・アルピーヌ)」を設定。
加えて、サスペンションやステアリングをチューニングすることにより、走行性能をアップ。
最新のデジタルメーターやインフォテインメントシステムを搭載することにより、使い勝手が高められています。
ルノー新型キャプチャーは2024年4月4日に発表。販売は欧州で2024年後半に開始されます。
▼ルノー新型キャプチャーの動画
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ルノー新型キャプチャーの【変更点まとめ】
▼ルノー新型キャプチャーの変更点
- 新しいデザインを採用
- 「RS Line」に代え「Esprit Alpine」を設定
- サスペンションやステアリングをチューニング
- 最新のデジタルメーター、インフォテインメントシステムを装備
▽2022年9月の変更点
- ストロングハイブリッド「E-TECH HYBRID」を設定
▽2021年2月フルモデルチェンジ時の変更点
- 内外装に新世代デザインを採用
- ルノー日産グループで採用される新開発プラットフォームにより、ボディサイズを拡大
- 内装にタッチインフォテイメントディスプレイを装備
- 電動パーキングブレーキを採用
- Bose製専用オーディオシステムを採用
先進的!ルノー新型キャプチャーの外装(エクステリア)デザインは?
▼ルノー新型キャプチャーの画像
▼参考:ルノー・キャプチャー(前モデル)
ルノー新型キャプチャーの外装は、新世代のブランドデザインにより洗練されたスタイルに仕上げられています。
▼ルノー新型キャプチャーの画像
フロントには、新世代のブランドエンブレムのほか、新設定のバンパー、フルLEDヘッドライト、矢印形のデイタイムランニングライトを採用。
▼ルノー新型キャプチャーの画像
▼参考:ルノー・キャプチャー(前モデル)
リアは、テールライト内のグラフィックを変更することで、フロントとの統一感が高められています。
▼ルノー新型キャプチャー「Esprit Alpine」の画像
モデルタイプには、これまで設定されていたスポーティモデル「RS Line」に代えて、「Esprit Alpine(エスプリ・アルピーヌ)」を設定。
スレートグレーのバンパーインサート、グロスブラックのアクセント、専用19インチホイールにより、質感が高められています。
最新装備!ルノー新型キャプチャーの内装(インテリア)デザイン
ルノー新型キャプチャーの内装は、最新の技術を採用することで質感が高められています。
ディスプレイには、最新の10.25インチデジタルメーターのほか、10.4インチのタッチスクリーンインフォテインメントディスプレイを採用。
インフォテインメントシステムは、Googleビルトインを採用することにより、使い勝手をアップ。
スポーティモデルの「Esprit Alpine(エスプリ・アルピーヌ)」では、レザーに代わるサステナブルな「マルチテクスチャー」ファブリック、フランス国旗のエンブレム、ブルーのステッチ、ブルーグレーのダッシュボードインサート、アルミニウム製ペダルが採用されています。
その他、キャプチャーではシートバックの形状を工夫することで、後席乗員の膝回りスペースを前世代から17mm広い221mmとし、クラストップレベルのスペースを確保。
6:4分割可倒式リアシートは、前後に最大160mmのスライドが可能とされ、リアラゲッジ容量はクラス最大レベルの536Lを確保。
リアシートを倒すことで、最大1235Lを利用できるようになっています。
軽快!ルノー新型キャプチャーのスペック、走行性能は?
▼ルノー新型キャプチャーのパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.3Lターボ+マイルドハイブリッド
出力:160ps/27.5kgm
トランスミッション:パドルシフト付き7速DCT「7EDC」 - 【E-Tech(ハイブリッド)】
直列4気筒1.6L+電気モーター×2
エンジン出力:94ps/15.1kgm
メインモーター出力:49ps/20.9kgm
サブモーター(HSG)出力:20ps/5.1kgm
トランスミッション:エンジン4速AT/モーター2速AT - 【E-Techプラグインハイブリッド】【設定予定】
パワートレイン:直列4気筒1.6Lガソリン+電気モーター×2
出力:160ps
バッテリー容量:9.8kWh
EV航続距離:65km - 駆動方式:FF
ルノー新型キャプチャーのパワートレインには、直列4気筒1.3Lターボエンジンに加え、F1のパワートレインを参考に設計された1.6Lハイブリッドシステム「E-TECH」が採用されています。
「E-TECH」ハイブリッドは、メインモーターのほか、発電と走行のアシストを行うサブモーター「HSG(ハイボルテージ・スターター・ジェネレーター)」を搭載。
これに、エンジン4速、モーター2速のドッグクラッチ式トランスミッションを組み合わせることで効率を高め、走行シーンにあわせモーターやエンジンの駆動力を効率よく発揮することで、スムーズで力強い走りを実現します。
ガソリン車に搭載される1.3Lターボエンジンは小排気量ながら2.7L自然吸気エンジンに匹敵する大きなトルクを発揮し、新型キャプチャーを軽快に加速。
組み合わせるトランスミッションは、前世代の6速から7速に多段化されたデュアルクラッチ式「EDC」とされ、ダイレクト感のある走りを楽しむことができるようになっています。
良好!ルノー新型キャプチャーの燃費は?
▼ルノー新型キャプチャーの燃費
- 1.3Lガソリンターボ:17.0km/L(WLTCモード値)
- 1.6Lハイブリッド:22.8km/L(WLTCモード値)
- プラグインハイブリッド:71.4km/L(欧州値/充電電力使用時)
ルノー新型キャプチャーの燃費は、最新のパワートレインにより前世代から改善されています。
前世代は1.2Lエンジンを搭載し前の燃費規格であるJC08モード値17.2km/Lとされていましたが、新型キャプチャーではより実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値でガソリン車が17.0km/L、ハイブリッド車が22.8km/Lとされ、実燃費をアップしています。
充実!ルノー新型キャプチャーの安全装備は?
ルノー新型キャプチャーの安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
システムには、フロントガラス上部のカメラとフロントバンパー内のレーダーによるアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーンセンタリングアシストを組み合わせて運転をサポートする「ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト」を搭載。
また、フロントバンパー、両側ドアミラー、リアゲートに取り付けられた4つのカメラが車両の周囲の状況を撮影し、真上から見下ろしたような俯瞰映像を合成する「360°カメラ」などを採用し、安全性が高められています。
使いやすく!ルノー新型キャプチャーのボディサイズは?
▼ルノー新型キャプチャーのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4230×1795×1590mm
- ホイールベース:2640mm
- ※参考
・ルノー キャプチャー(前モデル)
全長×全幅×全高:4135×1780×1585mm
ホイールベース:2605mm
車重:1280kg
ルノー新型キャプチャーのボディサイズは、新世代プラットフォームを採用し前世代から拡大されています。
拡大幅は全長が+95mmとなっていますが、ホイールベースは+15mmと小幅の変更とされ、取り回しや悪路での走行性能が重視されています。
アップ!ルノー新型キャプチャーの価格は?
▼ルノー・キャプチャーの価格
- INTENS(1.3Lターボ):3,370,000円
- INTENS Tech Pack(1.3Lターボ):3,620,000円
- E-TECHハイブリッド(1.6Lハイブリッド):4,090,000円
・レザーパック装着車:4,240,000円
ルノー新型キャプチャーの価格は、改良によりアップします。
アップ幅は10万円ほどが見込まれ、高い機能性がアピールされます。
いつ?ルノー新型キャプチャーの発売日は?
大幅改良をうけたルノー新型キャプチャーは2024年4月4日に発表され、販売は欧州で2024年後半に開始されます。
ルノーは人気モデルのキャプチャーをリフレッシュすることで、他モデルとの相乗効果を高めていきたい考えです。
ルノー・キャプチャーを「おさらい」
ルノー・キャプチャー(Captur)は、初代となる前モデルが2013年に登場したコンパクトSUVです。
デザインは、マツダでデザイン本部長も務めたローレンス・ヴァン・デン・アッカーが初めて指揮を執り、ちから強いフォルムになっています。
ルノーと同グループの日産が販売するコンパクトSUV「ジューク」と基礎を共有し製作されましたが、全長は15mm小さく、ホイールハブもジュークのPCD114.3/5穴からルーテシアと同じPCD100/4穴となっているなど、ルノー向けに変更されています。
コンパクトモデルであることから価格がアップする4WDモデルは基本設定されていませんが、極寒で使用されるロシア仕様にのみ、パワートレインの全面見直しによりロッキングセンターデフを備える4WDモデルが用意されていました。
新型ルノー・キャプチャーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!