BMWが、フラッグシップセダン「7シリーズ」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップしたBMW新型7シリーズについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】EV一挙2モデル!「新型i7 M70 / i7 eDrive50」日本発売!
- BMW新型7シリーズ / i7の【変更点まとめ】
- 1554万円から!BMW新型7シリーズ / i7の価格は?
- BMW新型7シリーズ / i7を試乗動画でチェック!
- 迫力!BMW新型7シリーズ / i7の外装(エクステリア)デザイン
- 1タイプに!BMW新型7シリーズ / i7のボディサイズは?
- 最新装備!BMW新型7シリーズ / i7の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!新型7シリーズ / i7のパワートレインとスペックは?
- 走り両立!BMW新型7シリーズの燃費は?
- 充実!BMW新型7シリーズ / i7の安全装備は?
- いつ?BMW新型7シリーズ / i7の発売日は?
- BMW7シリーズを「おさらい」
【最新情報】EV一挙2モデル!「新型i7 M70 / i7 eDrive50」日本発売!
▼BMW新型i7「M70 xDrive」の画像
BMWが「7シリーズ」の電気自動車「i7」の新モデルとなる「i7 M70 xDrive」と「i7 eDrive50」の日本発売を発表しました。
BMW7シリーズは、ブランドのフラッグシップサルーンとしてラインナップされ、現行モデルは2022年7月にフルモデルチェンジし新世代となっていました。
追加設定された「i7 M70 xDrive」は、「i7」のハイパフォーマンスモデルとなり、前後に搭載するモーターによりシステムトータルで659ps/103.5kgmもの出力を発揮。4輪を駆動することで0-100km/h加速3.7秒のタイムを実現しながら、航続距離は488-560km(欧州値)が確保されています。
もう1モデルの「i7 eDrive50」は、455ps/66.3kgmのモーターによりBMW伝統の後輪駆動とされ、0-100km/h加速タイムは5.5秒、航続距離は575-611km(欧州値)とされています。
BMW「i7 M70 xDrive」と「i7 eDrive50」は2023年5月29日に日本発売。価格は「i7 M70 xDrive」が21,980,000円、「i7 eDrive50」が15,980,000円とされています。
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BMW新型7シリーズ / i7の【変更点まとめ】
▼BMW新型7シリーズ / i7の変更点
- 電気自動車「i7 M70 xDrive」と「i7 eDrive50」を追加設定
▽2022年7月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新デザインのエクステリアを採用
- 新世代パワートレインを採用し、V型12気筒エンジンを廃止
- 第8世代の「BMW iDrive」を搭載し、湾曲大型ディスプレイを採用
- 標準ボディとロングホイールベースモデルを統合し、ボディサイズを拡大
1554万円から!BMW新型7シリーズ / i7の価格は?
▼BMW新型7シリーズ / i7の価格
- BMW 740d xDrive Excellence:15,540,000円
- BMW 740d xDrive M Sport:15,540,000円
- BMW 740i Excellence:15,880,000円
- BMW 740i M Sport:15,880,000円
- BMW i7 eDrive50 Excellence:15,980,000円【新設定】
- BMW i7 eDrive50 M Sport:15,980,000円【新設定】
- BMW i7 xDrive60 Excellence:17,480,000円
- BMW i7 xDrive60 M Sport:17,480,000円
- BMW i7 M70 xDrive:21,980,000円【新設定】
BMW新型7シリーズの価格は、1554万円からとされています。
「i7 M70 xDrive」以外のモデルでは「Excellence」と「M Sport」の2タイプが同価格で選択できるようになっています。
BMW新型7シリーズ / i7を試乗動画でチェック!
迫力!BMW新型7シリーズ / i7の外装(エクステリア)デザイン
▼BMW新型7シリーズの画像
▼参考:7シリーズ(前モデル)
BMW新型7シリーズの外装には、存在感をアップする最新のデザインが採用されています。
フロントは大型化されたキドニーグリルのほか、上下2段とされたスワロフスキー製のクリスタル・ヘッドライトを採用。
ライトは、上部がデイタイムライトとターンランプ、ブラックアウトされた下部がヘッドライトとして機能します。
リアは前モデルからスタイルを維持しながら、テールライトの形状と内部のグラフィックを変更することで先進的な印象に。
▼BMW新型i7の画像
電気自動車の新型i7では、エクステリアにブルーのアクセントを採用することにより、内燃機関搭載車と差別化されています。
1タイプに!BMW新型7シリーズ / i7のボディサイズは?
▼BMW新型7シリーズ / i7のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:5391×1950×1544mm
- ホイールベース:3215mm
- ※参考
・7シリーズ(前世代標準ボディ)
全長×全幅×全高:5125×1900×1480mm
ホイールベース:3070mm
・7シリーズLi(前世代ロングホイールベース)
全長×全幅×全高:5265×1900×1485mm
ホイールベース:3210mm
BMW新型7シリーズのボディは、前モデルに設定されていた標準ホイールベースとロングホイールベースモデルが統合され、1タイプとなっています。
ボディサイズは前モデルのロングホイールベースモデルから全長、全幅、全高を大きく拡大していますが、ホイールベースの延長は+5mmに抑え、リアホイールステアリングシステムも設定することにより、都市部での取り回しにも配慮したつくりとなっています。
最新装備!BMW新型7シリーズ / i7の内装(インテリア)デザイン
BMW新型7シリーズの内装には新世代の装備が採用され、質感と使い勝手が高められています。
装備には最新の「BMW iDrive」が搭載され、12.3インチのデジタルメーターと14.9インチタッチ対応インフォテインメントディスプレイをあわせた湾曲ワイドスクリーンを採用し、ヘッドアップディスプレイとあわせ、多彩な情報をドライバーに提供。
BMW iDriveでは、より洗練されたインターフェースやホーム画面を採用し使い勝手を高めたほか、これまでより多くの機能の音声やジェスチャーでの制御に対応。
シフトレバーは小型のトグルに変更することで、センターコンソールのデザイン性を向上しています。
加えて、新型7シリーズでは、リヤシート用として31.3インチ8Kシアタースクリーンディスプレイをオプション設定。
ディスプレイは通常時ルーフ部分に収納され、多彩な機能のコントロールが可能なドア部分の5.5インチタッチディスプレイを操作することにより展開。
Amazon FireTVやその他のオンラインサービスにも対応。
音響には、標準で18台のスピーカー、オプションで36台のスピーカーを搭載するBowers&Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステムが設定され、4Dオーディオ機能を楽しむことができるようになっています。
パワフル!新型7シリーズ / i7のパワートレインとスペックは?
▼BMW新型7シリーズ / i7のパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【740i】
直列6気筒3Lガソリンターボ+48V MHEV
出力:380ps/55.0kgm
0-96km/h加速:5.0秒
トランスミッション:8速AT - 【740d】
直列6気筒3Lディーゼルターボ+48V MHEV
出力:300ps/68.3kgm
トランスミッション:8速AT - 【i7 eDrive50】(電気自動車)
電気モーター×1
出力:455ps/66.3kgm
航続距離:575-611km(欧州値)
バッテリー容量:105.7kWh - 【i7 xDrive60】(電気自動車)
電気モーター×2
出力:544ps/75.9kgm
航続距離:600km(欧州値)
バッテリー容量:105.7kWh - 【i7 M70 xDrive】(電気自動車)
電気モーター×2
出力:659ps/103.5kgm
航続距離:488-560km(欧州値)
バッテリー容量:105.7kWh
▽海外仕様
- 内燃機関車
・【760i xDrive】
V型8気筒4Lガソリンターボ+48V MHEV
出力:543ps/76.5kgm
0-96km/h加速:4.2秒
・【750e xDrive】
直列6気筒3Lガソリンターボ+PHEV
出力:490ps/71.4kgm
EV航続距離:87km
・【M760e xDrive】
直列6気筒3Lガソリンターボ+PHEV
出力:571ps/81.6kgm
EV航続距離:85km
BMW新型7シリーズには、新世代パワートレインを搭載する内燃機関車のほか、電気自動車「i7」が設定されています。
内燃機関車は最新のハイブリッドシステムと組み合わせ、高い走行性能と環境性能を両立。
電気自動車の「i7」は、高出力のモーターにより走行性能を高めながら、大容量のバッテリーによい実用的な航続距離が確保されています。
新型7シリーズではその他、標準でエアサスペンションとアダプティブダンパーを採用し、オプションでリアホイールステアリングシステムとアクティブアンチロールパッケージを設定することにより、走行性能や快適性が高められています。
走り両立!BMW新型7シリーズの燃費は?
▼BMW新型7シリーズの燃費(WLTCモード値)
- 3LディーゼルMHEV:14.7km/L
- 3LガソリンMHEV:12.8km/L
BMW新型7シリーズの燃費は、ボディサイズを拡大することで前モデルからダウンしています。
しかし、最新パワートレインにより燃費の低下が抑えられ、ディーゼル車では14.7km/Lが確保されています。
▼参考:7シリーズ(前モデル)の燃費
- 3Lガソリン:12.2km/L
- 3Lディーゼル:15.4km/L
- 4.4Lガソリン:9.8km/L
- 6.6Lガソリン:7.6km/L
充実!BMW新型7シリーズ / i7の安全装備は?
BMW新型7シリーズには、ブランドの最新システムが搭載されています。
システムには、ステアリングアシストとレーンコントロールアシストを含むドライビングアシストプロフェッショナルを採用。
新型7シリーズでは、システムに使用する多くのセンサーを、キドニーグリル内に配置し、先進的なデザインと融合。
計算能力はこれまでのモデルの20倍となり、各種センサーからのデータを以前の2倍の早さで処理することができるようになっています。
いつ?BMW新型7シリーズ / i7の発売日は?
BMW7シリーズに新設定された「i7 M70 xDrive」と「i7 eDrive50」は、2023年5月29日に日本で発売されました。
BMWはフラッグシップモデルである7シリーズのラインナップを拡大することで、よりブランド力をアップしていきたい考えです。
BMW7シリーズを「おさらい」
▼BMW7シリーズ(初代)
BMW 7シリーズ(7Series)は、初代が1977年に登場したBMWのフラッグシップセダンです。
ライバル車には、メルセデス・ベンツSクラス、アウディA8が設定されています。
ライバル車の多くが専従の運転手が操縦する「ショーファードリヴンカー」としてアピールする中、BMW7シリーズはオーナーがハンドルを握る車「オーナードリヴンカー」としての性能が強くセールスされています。
前モデルとなる6代目は2015年に登場し、型式はG11が通常のホイールベース、G12がロングホイールベースとなっていました。
BMWの高環境性能ブランドであるBMW iで採用されたカーボンを使用したボディ構造「カーボン・コア」により、前モデルから最大130kgと大幅に軽量化。
クルマから降り、外部からリモートキーを操作することで駐車できる世界初の「リモートパーキング」を搭載したことで話題になりました。
新型BMW7シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!