トヨタが、商用バン「プロボックス」の改良発売を2025年9月に予定しています。
改良により魅力をアップする新型プロボックスについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代安全システム搭載!トヨタ「新型プロボックス」改良発売!
- トヨタ新型プロボックスの【変更点まとめ】
- 機能美!トヨタ新型プロボックスの外装(エクステリア)デザイン
- 軽快!トヨタ新型プロボックスのボディサイズは?
- 実用的!トヨタ新型プロボックスの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!新型プロボックスのパワートレインとスペックは?
- 良好!トヨタ新型プロボックスの燃費は?
- 充実!トヨタ新型プロボックスの安全装備は?
- アップ!トヨタ新型プロボックスの価格は?
- いつ?トヨタ新型プロボックスの発売日は?
- トヨタ・プロボックスを「おさらい」
【最新情報】新世代安全システム搭載!トヨタ「新型プロボックス」改良発売!
トヨタ・プロボックスは、ブランドの主力ライトバンとして販売され、2018年12月にはハイブリッド仕様を新設定。マツダ「ファミリアバン」としてもOEM供給され、長期間にわたりトップシェアを獲得しています。
改良される新型プロボックスでは、安全システムを他モデルにも採用されている最新世代「トヨタセーフティセンス3.0(TSS 3.0)」に変更することで現行モデルの販売を継続。
「歩行者の横断」や「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」を採用。
また、「アダプティブクルーズコントロール」を搭載することで、長距離移動時の疲労を軽減することができるようになります。
▼トヨタ・ハイエース
▼マツダ・ファミリアバン(OEMモデル)
【マツダ新型ファミリアバン】改良発売!最新情報、燃費、価格は?
トヨタ新型プロボックスの【変更点まとめ】
▼トヨタ新型プロボックスの変更点
- 安全システム「トヨタセーフティセンス3.0(TSS 3.0)」を採用
- 「プロアクティブドライビングアシスト」、「アダプティブクルーズコントロール」を搭載
▽2024年4月の変更点
- バックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを標準装備
▽2022年1月の変更点
- ガソリン車とハイブリッド車の「DX」「DXコンフォート」、ガソリン車の「GL」を統合
- 新設定したガソリン車「G」とハイブリッド車「GX」グレードに、UVカット機能付プライバシーガラス、電動格納式ドアミラー、助手席パワーウインドウを装備
- AC100Vコンセントを全車標準装備
- AM/FMラジオを全車オプションに変更
- 「ボルドーマイカメタリック」と「ライトグリーンメタリック」のボディカラーを廃止
▽2018年12月の変更点
- 1.5Lハイブリッド仕様を新設定し、燃費性能と動力性能を改善。
オートエアコンやシートヒーター(運転席にオプション)、運転席横のスペースにセンターコンソール小物入れを標準装備するなど、快適で便利な仕様に制作 - 安全機能「トヨタセーフティセンス」に昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ」を標準装備
- 盗難防止用のイモビライザーを新たに標準装備
- USBポートを標準装備し、マルチホルダーのサイズを拡大することでスマートフォンやメモ帳などが楽に置けるように変更
機能美!トヨタ新型プロボックスの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ・プロボックス
トヨタ新型プロボックスの外装は、実用性の高さとちから強さを表現するデザインとされています。
ボディスタイルは大きな荷室を確保するため角をもったものとされ、運転時の見切りの良さにもつながっています。
軽快!トヨタ新型プロボックスのボディサイズは?
▼トヨタ新型プロボックスのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4245×1690×1525mm
- ホイールベース:2550mm
- 最低地上高:140mm
- 車重:1090kg
トヨタ新型プロボックスのボディサイズは、ライトバンとしての軽快さをもった仕上げとされています。
商用バンとして荷物を積んだときの動力性能も重要視されることから、高い耐久性を確保しながらも車重は1090kgと軽く仕上げられています。
実用的!トヨタ新型プロボックスの内装(インテリア)デザイン
新型プロボックスの内装は、実用性と使う人の快適性を高めた仕上げとされています。
エアコンのスイッチはL字型とすることで、手の届きやすい位置に1Lの飲み物のパックを置くことができるスペースを確保。
スマートフォンなどを置くマルチホルダーのすぐ下にはUSBやアクセサリー電源が配置され、100Vソケットを利用することで長時間外出する際にも電源をとることができるようになっています。
大きいインパネテーブルは高さが最適化され、車内でお弁当を食べるほか、PCを置く時も自然な体勢に。
ビジネス用のバッグはクルマに乗り込んですぐ横におけるようにし、長い時間の駐車で飲み物がぬるくなってしまったときは、ステアリング右側のドリンクホルダーを使用することでエアコンの風で冷やすことができるようになっています。
シートはリクライニング角度が大きくとられ、骨格も長時間の運転で疲れにくいように設計されています。
▼トヨタ新型プロボックスの室内サイズ
- 荷室長×荷室幅×荷室高
2人乗り時:1810×1420×935mm
5人乗り時:1040×1415×935mm - 最大積載量
2人乗り時:400kg
5人乗り時:250kg
力強く!新型プロボックスのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型プロボックスのパワートレインとスペック
- 1.5Lハイブリッド
エンジン出力:74ps/11.3kgm
モーター出力:61ps/17.2kgm
駆動方式:FF - 1.3Lガソリン
出力:95ps/12.3kgm
駆動方式:FF - 1.5Lガソリン
出力(FF):109ps/13.9kgm
出力(4WD):103ps/13.5kgm
駆動方式:FF or 4WD - トランスミッション:CVT
トヨタ新型プロボックスには、1.3Lと1.5Lガソリンのほか、1.5Lハイブリッドが設定されています。
1.5Lハイブリッドモデルは、モーターの低速トルクにより軽快な加速を実現。
あわせて、減速エネルギーを利用することで、燃費性能も高められています。
良好!トヨタ新型プロボックスの燃費は?
▼トヨタ新型プロボックスの燃費
- 1.5Lハイブリッド
JC08モード:27.8km/L
WLTCモード:22.6km/L - 1.3Lガソリン
JC08モード:17.6km/L
WLTCモード:16.6km/L - 1.5Lガソリン
JC08モード::19.6km/L
WLTCモード:17.2km/L
トヨタ新型プロボックスの燃費は、2018年に新設定された1.5Lハイブリッドモデルにより、大幅に改善されています。
以前は、アイドリングストップにも対応した1.5Lガソリンモデルで、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値が17.2km/Lとなっていましたが、ハイブリッド車では22.6km/Lが確保されています。
充実!トヨタ新型プロボックスの安全装備は?
トヨタ新型プロボックスの安全システムには、「Toyota Safety Sense」が搭載されています。
プロボックスには2016年の一部改良で、商用バンで初搭載となる衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームをセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」が全車に標準装備されていました。
2018年の改良では、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ」を標準装備。
さらに、盗難防止用のイモビライザーを新たに標準装備するなど、安全・防犯機能を採用。
最新の改良では、「歩行者の横断」や「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」を採用。
また、「アダプティブクルーズコントロール」を搭載することで、長距離移動時の疲労を軽減することができるようになります。
アップ!トヨタ新型プロボックスの価格は?
▼トヨタ・プロボックスのグレード・価格
▽ガソリン
- G
1.3L/FF:1,529,000円
1.5L/FF:1,708,000円、1.5L/4WD:1,870,000円 - F
1.5L/FF:1,777,000円、1.5L/4WD:1,939,000円
▽ハイブリッド
- GX
ハイブリッド/FF:1,828,000円 - GL
ハイブリッド/FF:2,000,000円 - F
ハイブリッド/FF:2,052,000円
トヨタ新型プロボックスの価格は、機能の充実によりアップします。
しかし、主力商用バンであることからアップ幅は抑えられ、スタート価格で5万円ほどの変更が見込まれています。
いつ?トヨタ新型プロボックスの発売日は?
改良されるトヨタ新型プロボックスは、2025年9月の発売が予定されています。
トヨタはプロボックスを改良することで販売を継続し、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
トヨタ・プロボックスを「おさらい」
▼トヨタ・プロボックス(初期モデル)
トヨタ・プロボックス(Probox)は、2002年に初代となる現行モデルが登場した商用バンです。
プロボックスの車名の由来は、 「Pro」と「箱」をを組み合わせた「プロフェッショナルのための箱」からの造語となっています。
プロボックスはカローラバン、兄弟車として設定されていたサクシードはカルディナバンの後継モデルとして製作されました。
この経緯から2014年の共通化前まで、商用ミドルクラスだったカルディナバンを引き継ぐサクシードの荷室が大きく、3尺×6尺(通称サブロクサイズ)の合板や畳が収まる荷室長が確保されていました。
2014年にはフルモデルチェンジに近い大規模改良が行われ、最新エンジンとトランスミッションを搭載するため、プラットフォームは初代ヴィッツのNBCプラットフォームから3代目ヴィッツなどに使われるBプラットフォームに変更。
そのままでは使用することができないため、プラットフォームの幅を60mmカットし、従来のアッパーボディと組み合わせられました。
ボディタイプには2013年までワゴンも設定されていましたが、カローラフィールダーに統合され、現在はバンのみが販売されています。
新型トヨタ・プロボックスについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!