ダイハツが、コンパクトSUV「ロッキー」の改良発売を予定しています。
改良により魅力をアップするダイハツ新型ロッキーのスペックや装備などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】安全性UP!ダイハツ「新型ロッキー」改良発売!
- ダイハツ新型ロッキーの【変更点まとめ】
- アップ!ダイハツ新型ロッキーの価格は?
- 迫力+!ダイハツ新型ロッキーの外装(エクステリア)デザインは?
- 最新装備!ダイハツ新型ロッキーの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!ダイハツ新型ロッキーのスペック、走行性能は?
- ダイハツ新型ロッキーを試乗動画でチェック!
- 商標出願 室内広々!新型ロッキースペースも!
- 大幅改善!ダイハツ新型ロッキーの燃費は?
- 充実!ダイハツ新型ロッキーの安全装備は?
- 軽快!ダイハツ新型ロッキーのボディサイズは?
- いつ?ダイハツ新型ロッキーの発売日は?
- 前モデルのダイハツ・ビーゴを【おさらい】
【最新情報】安全性UP!ダイハツ「新型ロッキー」改良発売!
ダイハツ・ロッキーは、ブランドのコンパクトSUVとして2019年11月に現行モデルを発売。2021年にはハイブリッド車も追加設定され、軽快な走りや使い勝手が人気に。トヨタ「ライズ」、スバル「レックス」としてOEM供給もされています。
改良される新型ロッキーでは、車体の前後に2個ずつ採用されていたコーナーセンサーに加え、新たに2個のバックソナーを採用することで最新の法規に対応。
また、これまで4WD車に標準採用、ハイブリッド車を含む2WD車でオプションとされていた「寒冷地仕様(ヒーター付ドアミラー、ウインドシールドデアイサー、PTCヒーター)」が2WD車に標準装備されます。
改良されるダイハツ新型ロッキーは、2024年11月の発売が予定されています。
▼ダイハツ・タフト
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▼ダイハツ・ロッキースペース
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▼トヨタ・ライズ(OEMモデル)
▼スバル・レックス(OEMモデル)
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ダイハツ新型ロッキーの【変更点まとめ】
▼ダイハツ新型ロッキーの変更点
- バックソナー2個を新採用
- 2WD車に「寒冷地仕様(ヒーター付ドアミラー、ウインドシールドデアイサー、PTCヒーター)」を標準装備
▽2021年11月の変更点
- 1.2Lシリーズハイブリッドシステムを搭載する「ロッキーハイブリッド」を設定。
AC100V/1500Wアクセサリーコンセントをオプション採用 - ガソリンFF車に1.2L自然吸気エンジンを新搭載
- ハイブリッド車とガソリン車最上位グレード「Premium G」に電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能を装備し、アダプティブクルーズコントロールに停止保持機能を採用
- 安全システムに、路側逸脱警報、ふらつき警報、最高速度と一時停止標識の検知機能を追加
- ウエルカムランプ機能を全車に採用
- 「PremiumG HEV」と「PremiumG」に「CTA(コーナリングトレースアシスト)」を標準装備
- ボディカラーに「スムースグレーマイカメタリック」を新設定。「ブライトシルバーメタリック」を廃止
- 上位グレード「G」と「Premium」を統合し、「Premium G」を設定
▽2019年11月新設定時の特徴
- 兄弟車となるトヨタ「ライズ」と差別化した専用デザインを採用
- 最新プラットフォーム「DNGA」採用車第2弾として制作
- パワートレーンに1Lターボ、「D-CVT」を採用
- 4WD車に、発進時やタイヤスリップしやすい路面の走行時に、車両の状態に合わせて最適なトルクを後輪に配分するダイナミックトルクコントロール4WDを採用
- LEDデジタルスピードメーターと7インチTFTカラー液晶ディスプレイをシームレスに表示する新デザインメーターを採用
- 「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」や「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)」を含む安全技術を採用。
「ブラインドスポットモニター」と「リヤクロストラフィックアラート」の2つの新機能を採用 - ディスプレイオーディオやカーナビゲーションとスマートフォンを接続することで、多彩なサービスを提供する「ダイハツコネクト」を採用
アップ!ダイハツ新型ロッキーの価格は?
▼ダイハツ・ロッキーの価格
▽1.2Lガソリン(全車FF)
- L
FF:167万7000円 - X
FF:182万円 - Premium G
FF:206万8000円
▽ロッキーハイブリッド
(1.2Lハイブリッド/全車FF)
- X HEV
FF:212万6000円 - Premium G HEV
FF:235万7000円
▽1Lガソリンターボ(全車4WD)
- L
4WD:195万4800円 - X
4WD:209万6700円 - Premium G
4WD:232万8200円
新型ロッキーは、装備の充実と原材料価格の高騰などによりアップします。
アップ幅は4WD車で10万円ほど、寒冷地仕様が標準化される2WD車では13万円ほどが予定されています。
迫力+!ダイハツ新型ロッキーの外装(エクステリア)デザインは?
新型ロッキーの外装は、大型のグリルを採用し力強いスタイルに仕上げられています。
安心を感じさせる厚みのあるロアボディと、薄く軽快なキャビンを支える張り出したフェンダー、17インチの大径タイヤでSUVらしい力強さを強調。
デザイン要素をシンプルで明快にすることで、コンパクトでありながらクリア感と力強い存在感を表現されています。
ヘッドライトは全グレードでフルLED化するとともに、安全性と先進性を表現したLEDシーケンシャルターンランプを採用して周囲からの視認性が高められています。
最新装備!ダイハツ新型ロッキーの内装(インテリア)デザイン
新型ロッキーの内装は、シルバー加飾を施した背の高いフロントコンソールや、高い位置にあるスポーティなシフトレバーとコクピットタイプのインパネデザインにより、SUVらしいワクワクする空間が表現されています。
2021年の改良では、ハイブリッド車とガソリン車の最上位グレードに電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能を採用。
また、Alexa Autoに対応する「プレミアムナビ」が新たにオプション設定され、自宅のAmazonデバイスと連携することもできるようになっています。
装備では、先進性とプレミア感のあるフル液晶を想起させるデザインを採用した「アクティブ マルチ インフォメーションメーター」を上位グレードに設定。
4種類のデザインをステアリングスイッチの操作で選択できるようになっています。
フロントシートは背もたれサイドの形状を最適化して、ホールド性を向上。
座面を長くし形状を最適化することでフィット性を高め、安心感ある座り心地を実現。
さらに、豊富なポケッテリアを設定することで使い勝手を向上。
フロントコンソールの高さを生かしてサイド部分にもポケットを配置するなど、デザインと使い勝手のよさが両立されています。
ラゲッジスペースはコンパクトモデルながらFF駆動ベースとすることで広い空間がとられ、最大容量369Lの大容量ラゲッジと80Lの大容量アンダーラゲッジを実現。
▼デッキボード上段時
▼デッキボード下段時
可動式デッキボードにより利便性がアップされ、デッキボード上段時では、後席シートを前倒しすることでフラットかつ奥行きのある空間となり、長尺物の収納にも対応。
さらに、デッキボードを取り外すと観葉植物など背丈の高い荷物も収納できるなど、様々なニーズに対応しています。
パワフル!ダイハツ新型ロッキーのスペック、走行性能は?
▼ダイハツ新型ロッキーのパワートレインとスペック
- 【ガソリン】
・直列3気筒1.2Lガソリン
出力:87ps/11.5kgm
駆動方式:FF
・直列3気筒1Lガソリンターボエンジン
出力:98ps/14.3kgm
駆動方式:4WD
・トランスミッション:CVT「D-CVT」 - 【ロッキーハイブリッド】
直列3気筒1.2Lエンジン+電気モーター「eスマートハイブリッド」
システム出力:106ps/17.3kgm
駆動方式:FF
新型ロッキーには、2021年の改良時に新たにハイブリッドモデルが設定されています。
ハイブリッドモデルは、新開発された「eスマートハイブリッド」システムを採用し、発電用となる直列3気筒1.2Lエンジンと、106馬力を発揮する走行用の電気モーターを組み合わせることで、走行性能をアップ。
その他、新型ロッキーはガソリンFF車に、それまでの1Lターボエンジンに代え、環境性能を高めた1.2L自然吸気エンジンが新たに搭載されています。
▼ダイハツ「D-CVT」
組み合わせるトランスミッションは「タント」に採用されていた新開発の「D-CVT」とされ、ギヤを組み込むことで、従来CVT同様の「ベルト駆動」に加え、より伝達効率の良い「ベルト+ギヤ駆動」が可能となる世界初の「パワースプリット技術」を採用。
高速域では「ベルト+ギヤ駆動」となり、伝達効率を約8%向上。
変速比幅をロー側、ハイ側ともに広げ、従来の5.3から7.3まで拡大することで、低速域でのパワフルでスムーズな加速と、高速域での低燃費で静かな走りが実現されています。
4WDシステムには、電子制御式カップリング機能を用いた「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用。
走行状態や路面状況を検知し、ECUで前後輪に100:0~50:50までシームレスにトルク配分を行なうことで、機械式カップリングを用いた4WDと比較して安定した走行性能を実現。
走行中のトルク配分は、マルチインフォメーションディスプレイで確認できるようになっています。
ダイハツ新型ロッキーを試乗動画でチェック!
商標出願 室内広々!新型ロッキースペースも!
ダイハツ新型ロッキーには、派生モデルとなる「ロッキースペース」の設定が予定されています。
新型ロッキースペースは、2022年12月に特許庁へ商標が出願されており、ホイールベースと全長を拡大することで、幅広いシーンで大きな室内空間を活用できるモデルとなります。
大幅改善!ダイハツ新型ロッキーの燃費は?
▼ダイハツ新型ロッキーの燃費
- 【1.2Lガソリン】(FF)
WLTCモード値:20.7km/L - 【1Lターボ】(4WD)
WLTCモード値:17.4km/L - 【1.2ハイブリッド】(FF)
WLTCモード値:28.0km/L
新型ロッキーの燃費性能は、2021年の改良時に1.2LエンジンとなったガソリンFF車と、最新パワートレインを採用したハイブリッド車でアップしています。
ハイブリッド車ではWLTCモード値28.0km/Lが確保され、大幅に燃費性能を向上しています。
▼参考:ロッキー(前モデル)の燃費
- 【1Lターボ】
・FF車
JC08モード:23.4km/L、WLTCモード:18.6km/L
・4WD車
JC08モード:21.2km/L、WLTCモード:17.4km/L
充実!ダイハツ新型ロッキーの安全装備は?
新型ロッキーの安全装備には、ステレオカメラの特性を余すことなく使い切る独自の制御ロジックを構築することで機能をアップした新世代スマートアシストが採用されています。
▼スマートパノラマパーキングアシスト
新世代スマートアシストには、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」のほか、左右のカメラが駐車枠の白線を検知し、音声と画面ガイドに加えてステアリング操作をアシストする「スマートパノラマパーキングアシスト」などを搭載。
歩行者や車両を検知対象とした「衝突警報機能および衝突回避支援ブレーキ機能」、
駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違い時における衝突被害軽減に寄与する「ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)」も採用することで、運転がアシストされます。
また、隣接する車線の死角を走る車両を検知してミラーインジケーターを点灯させドライバーに知らせる「ブラインドスポットモニター」と、後方を横切る車両を検知してミラーインジケーターとブザー音で注意喚起する「リヤクロストラフィックアラート」の2機能も採用、後方確認時の安全性をアップ。
2021年の改良では、新たに路側逸脱警報、ふらつき警報のほか、標識認識機能にこれまでの進入禁止検知に加え、最高速度、一時停止の検知機能を追加。
加えて、「PremiumG HEV」と「PremiumG」には、旋回時、車両が外側に膨らんでいると検知した場合、 内輪にわずかな制動力を加えることで旋回方向を補正、コーナリングの安定化に寄与する「CTA(コーナリングトレースアシスト)」が標準装備されています。
軽快!ダイハツ新型ロッキーのボディサイズは?
▼新型ロッキーのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3995×1695×1620mm
- ホイールベース:2525mm
- 最低地上高:185mm
- タイヤサイズ:195/60R17
- ※参考
・ダイハツ・ビーゴ
全長×全幅×全高:4005×1695×1690mm
ホイールベース:2580mm
車両重量:1160kg
乗員:5人
ダイハツ新型ロッキーのボディサイズは、前モデルとなる「ビーゴ」とほぼ同じサイズとされています。
これにより、既存ユーザーの乗り換えも検討しやすい作りとされました。
新型ロッキーは最新の技術により最適化したシャシーで前モデルから軽量化し、走りと燃費を向上しています。
いつ?ダイハツ新型ロッキーの発売日は?
改良されるダイハツ新型ロッキーは、2024年11月の発売が予定されています。
ダイハツはロッキーを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
前モデルのダイハツ・ビーゴを【おさらい】
▼ダイハツ・ビーゴ(初代)
ダイハツ・ビーゴ(Be-go)は、初代が2005年の東京モーターショーで公開され、2006年1月から2016年3月までの10年間、ロングライフ販売されたコンパクトSUVです。
車名の「Be-go」の由来は、英語の「be(ある・いる)」から「go(出る・行く)」への変化を意味し、積極的に行動できるクルマをイメージして命名。
ダイハツ「テリオス」の後継車として企画され、スズキ「ジムニーシエラ」や三菱「パジェロジュニア」などと同じく、本格的悪路走破性能を持つオフローダーとして開発されました。
この経緯からビーゴもヨーロッパなどでは2代目「テリオス」として販売されていました。
車体には、高剛性を確保できるラダーフレームとモノコックボディを一体化させた「ビルトインラダーフレーム式モノコック」を採用し、コンパクトカーでは希少な縦置きエンジン、FR駆動をベースにした4WDも用意。
トランスミッションには4速ATのほか、5速MTも用意され幅広いニーズに対応していました。
OEM車種としてトヨタから「ラッシュ」も販売され、実用性が高く、走行性能にも優れたコンパクトSUVとして人気になりました。
新型ダイハツロッキーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!