ランボルギーニが、ブランドのスーパースポーツ「ウラカン」の後継モデルとなる「テメラリオ(Temerario)」を発表しました。
新世代技術によりさらに走りをアップしたランボルギーニ新型テメラリオについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】圧倒される進化!ランボルギーニ「新型Temerario」発表!
- ランボルギーニ新型テメラリオの【変更点まとめ】
- 高空力!新型テメラリオの外装(エクステリア)デザイン
- 走り空間!新型テメラリオの内装(インテリア)デザイン
- 10,000rpm V8ターボハイブリッド!新型テメラリオのスペックは?
- 大幅UP!ランボルギーニ新型テメラリオの価格は?
- いつ?ランボルギーニ新型テメラリオの発売日は?
【最新情報】圧倒される進化!ランボルギーニ「新型Temerario」発表!
▼新型テメラリオの画像
ランボルギーニ・テメラリオ(Temerario)は、V型10気筒エンジンを搭載し人気モデルとなっていた「ウラカン」の後継モデルとして開発されたハイパフォーマンススポーツモデルです。
新型テメラリオでは、最新のデザインにより空力性能を向上、ホイールベースを延長し広い室内空間を確保したほか、新開発されたV型8気筒4Lツインターボエンジン+3モーターハイブリッドシステムを搭載。
専用開発されたエンジンは、量産型ターボエンジンとして驚異的な10,000rpmの回転数を実現することでエンジン単体で800ps、システム合計で920psまで出力を高めたほか、迫力あるエンジンサウンドを創出。
ドリフトモードや、道路、乗員、後部から撮影するトリプルカメラ、世界中のサーキットでのテレメトリデータ、Apple Watchにより計測される心拍数などを組み合わせ、走りを楽しむこともできるようになっています。
ランボルギーニ新型テメラリオは2024年8月17日に発表され、顧客への案内が開始されています。
▼ランボルギーニ新型テメラリオの動画(エキゾーストノートは動画0:51~)
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ランボルギーニ新型テメラリオの【変更点まとめ】
▼ランボルギーニ新型テメラリオの変更点
- 「ウラカン」の後継モデルとして開発
- 新世代デザインによりダウンフォースを向上
- 10,000rpmに対応する新開発V8エンジン+3モーターハイブリッドシステムを採用
- 新設計のシャシーにより室内空間を拡大、剛性を向上
- ドリフトモードや走行映像の撮影に対応するカメラを搭載
高空力!新型テメラリオの外装(エクステリア)デザイン
▼ランボルギーニ新型テメラリオの画像
▼参考:ランボルギーニ・ウラカン(前モデル)
ランボルギーニ新型テメラリオは、ブランドの最新コンセプトと伝統を組み合わせたデザインとされています。
▼ランボルギーニ新型テメラリオの画像
フロントには、スリム化されたヘッドライトと六角形のLEDランニングライトを装備。
▼参考:ランボルギーニ・ウラカン(前モデル)
リヤタイヤの前方には、新たにベントを装備することで空力性能が高められ、前モデルとなる「ウラカン」からダウンフォースを103%向上。
また、オプションとして軽量化を意味する「Alleggerita」パッケージも用意され、カーボン製のエアロパーツにより車重を12.7kgダウンするとともに、ダウンフォースを「ウラカン」から158%アップ。
新型テメラリオでは足元に、鍛造またはカーボン製の20インチと21インチホイールが設定されています。
走り空間!新型テメラリオの内装(インテリア)デザイン
ランボルギーニ新型テメラリオの内装は、最新の装備を採用することにより、機能性が高められています。
ディスプレイには、12.3インチデジタルメーターと8.4インチインフォテインメントシステムのほか、9.1インチディスプレイが助手席前にも配置され、走行状況などを確認することができるように。
室内空間は、前モデルの「ウラカン」から38mm延長され2658mmとなったホイールベースにより、ヘッドルームが33mm、レッグルームが45.7mm拡大され、身長195cmのドライバーでもヘルメットを着用し乗り込むことができるようになっています。
また、新型テメラリオでは内装オプションとして、カーボン製のドアパネル、軽量リアウィンドウガラスなどを含むライトウェイトパッケージが設定され、外装のAlleggeritaパッケージやカーボンホイール、チタン製エキゾーストをあわせることで、合計25kgを軽量化することができるようになっています。
10,000rpm V8ターボハイブリッド!新型テメラリオのスペックは?
▼新型テメラリオのエンジン画像
▼ランボルギーニ新型テメラリオのパワートレインとスペック
- パワートレイン:V型8気筒4Lツインターボ+電気モーター×3
- エンジン出力:800ps(789hp)/74.4kgm
- モーター出力(1基分):150ps
- システム合計出力:920ps(907hp)
- 0-100km/h加速:2.7秒
- 最高速度:343km/h
- バッテリー容量:3.8 kWh
- トランスミッション:8速DCT
- 駆動方式:4WD
ランボルギーニ新型テメラリオには、新開発されたV型8気筒ハイブリッドシステムが採用されています。
▼参考:ランボルギーニ・ウラカン(前モデル)のスペック
- エンジン:V型10気筒5.2L自然吸気
- 【ウラカンエボ】
出力:640ps/61.2kgm
0-100km/h加速:2.9秒(スパイダー:3.1秒)
0-200km/h加速:9.0秒
最高速度:325km/h - トランスミッション:7速DCT
- 駆動方式:4WD
前モデルとなる「ウラカン」はV型10気筒5.2自然吸気エンジンとされていましたが、新型テメラリオでは2基のターボチャージャーをV型エンジンのバンク内に収めた「ホットV」とすることで圧力損失を最小限としたV型8気筒4Lツインターボエンジンを搭載。
加えて、V型8気筒エンジンは高回転化に適したフラットプレーンクランクや、モータースポーツグレードの鋳造アルミニウムクランクケース、チタン製コンロッド、DLCコーティングバルブフォロワーなどを採用することで、量産型ターボエンジンとして驚異的な10,000rpmの回転数を実現。
これにより、エンジン単体で前モデル「ウラカン」の640ps/61.2kgmを大幅に上回る800ps/74.4kgmの出力を発揮するとともに、エキサイティングなエンジンサウンドを楽しむことができるようになっています。
組み合わせられる電気モーターは、フロントに2基、リアはエンジンとトランスミッションの間に1基搭載され、市街地モードのEV走行時には前輪駆動に、リアのモーターは30.6kgmのトルクによりターボラグを抑制。
各タイヤに最適な駆動力を配分するトルクベクタリング機能も搭載。
搭載するバッテリーは、7kWの充電設備により30分で充電を完了できるほか、出力が725psに低下しますが、エンジンを利用することにより6分で充電することも可能となっています。
その他、新型テメラリオでは、シャシーを「ウラカン」で採用していたアルミニウムとカーボンファイバーの組み合わせから、すべてアルミニウムに変更。これにより熱溶接部分を80%減少し、ねじり剛性を20%向上。また、重量を低減。
車重はハイブリッドシステムの採用により「ウラカン」より268kg重い1690kgとなっていますが、0-100km/h加速タイムは2.9秒から2.7秒に短縮、最高速度は325km/hから343km/hに向上。
ドライブモードには、Citta、Strada、Sport Corsaのほか、ESP(横滑り防止)をオフにするCorsa Plusの4モードが用意され、ドリフト走行にも対応。
さらに、道路、乗員、後部から撮影するトリプルカメラLamborghini Vision Unitの映像や、対応する世界中のサーキットでのテレメトリデータとApple Watchの心拍数を組み合わせ、走りを楽しむこともできるようになっています。
大幅UP!ランボルギーニ新型テメラリオの価格は?
▼ランボルギーニ新型テメラリオの価格
- 4800万円(予想価格)
ランボルギーニ新型テメラリオの価格は、最新パワートレインを採用することで前世代の「ウラカン」からアップします。
「ウラカン」は日本で3000万円台前半から設定されていましたが、新型テメラリオでは4000万円台後半が見込まれています。
▼参考:ランボルギーニ・ウラカンの価格
- ウラカンEVO:32,827,601円
- ウラカンEVOスパイダー:36,110,362円
- ウラカン EVO RWD:26,539,635円
- ウラカン EVO RWDスパイダー:29,193,599円
- ウラカンSTO:41,250,000円
いつ?ランボルギーニ新型テメラリオの発売日は?
ランボルギーニ新型テメラリオは2024年8月17日に発表され、顧客への案内が開始されています。
ランボルギーニはハイブリッド化した最新パワートレインを採用することにより、新世代の性能をアピールしていく予定です。
新型ランボルギーニ・テメラリオについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!