フィアットが、大型バン「デュカト(Ducato)」の改良モデルとなる「デュカト シリーズ9」の日本発売を発表しました。
最新技術を搭載し高い魅力を持つ新型デュカトについて、スペックやサイズ、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】安全&快適性UP!フィアット「新型デュカト」改良日本発売!
- フィアット新型デュカトの【変更点まとめ】
- 580万円から!フィアット新型デュカトの価格は?
- 存在感!新型デュカトの外装(エクステリア)デザイン
- 2タイプに!フィアット新型デュカトのボディサイズは?
- 最新装備!フィアット新型デュカトの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!フィアット新型デュカトのエンジンとスペックは?
- 最新機能!フィアット新型デュカトの安全装備は?
- いつ?フィアット新型デュカトの発売日は?
【最新情報】安全&快適性UP!フィアット「新型デュカト」改良日本発売!
▼フィアット新型デュカトの画像
フィアット・デュカトは、商用車ブランド「フィアット・プロフェッショナル」のモデルとしてラインナップされ、欧州ではキャンピングカーのシェア7割以上を誇る人気モデルに。日本では以前、並行輸入されていましたが、2022年12月にフィアット初の商用車として正規導入されました。
新しい「デュカト シリーズ9」は、日本導入以来初めて、約1年半ぶりの新モデルとなり、活況を呈するキャンピングカー市場を見据え、これまでの商用車としての機能を向上させながら、キャンピングカーのベース車両としての魅力をアップ。
改良では、隔壁の前部にライニング(内張り)を施すとともに、後部にはコートフックを追加し、質感と使い勝手をアップ。
また、前モデルと比較してADAS(先進運転支援システム)を大幅に充実させ、新たにアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)やレーンセンタリング、トラフィックジャムアシストを装備し、安全性の向上を実現。
ボディカラーには「デュカト ホワイト」のほか、オプションカラーとして「エクスペディション グレー」「ランサローテ グレー」「メタリック ブラック」が設定されています。
その他、デュカトでは改良にあわせ前モデルに設定されていたロングホイールベース&ハイルーフの「L3H3」は廃止され、スタンダードモデル「L2H2」と、ロングホイールベース「L3H2」の2タイプとされています。
改良されたフィアット新型デュカト シリーズ9は2024年8月21日に日本発売。価格は580万円から597万5000円とされています。
▼フィアット・デュカトの動画
▼フィアット・ドブロ
【フィアット新型ドブロ】「新MPV!」日本発売!最新情報、ディーゼル燃費やサイズ、価格は?
フィアット新型デュカトの【変更点まとめ】
▼フィアット新型デュカトの変更点
- 隔壁の前部にライニング(内張り)を施したほか、後部にコートフックを追加
- 新たにアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)、レーンセンタリング、トラフィックジャムアシストを装備
- ロングホイールベース&ハイルーフの「L3H3」を廃止
▽2022年12月新設定時の特徴
- 最新のブランドデザインを採用
- AppleCarPlayとAndroidAutoに対応する10インチインフォテインメントシステムを設定
580万円から!フィアット新型デュカトの価格は?
▼フィアット新型デュカトの日本価格
- 【DUCATO Van】
L2H2:580万円
L3H2:597万5000円
L3H3:【廃止】
フィアット新型デュカトの価格は、580万円からとされています。
ボディタイプは前モデルで3タイプが設定されていましたが、改良では一番大きいボディの「L3H3」が廃止され、2タイプとされています。
存在感!新型デュカトの外装(エクステリア)デザイン
▼フィアット新型デュカト
フィアット新型デュカトは最新のデザインを採用することで、質感が高められています。
フロントは、グリルに大型のブランドエンブレムを配置し、バンパーにはスキッドプレート形状を採用することで力強いデザインに。
デイタイムランニングライトとダイナミックインジケーターを備えた最新のLEDヘッドライトにより、視認性も高められています。
ボディは、大型スライドドアや観音開きのリアゲートにより、大きなリアスペースへのアクセスをしやすく。
ホイールもより上質な新デザインとすることで、足元が引き締められています。
2タイプに!フィアット新型デュカトのボディサイズは?
▼フィアット新型デュカトのボディサイズと比較
- 【L2H2】
全長×全幅×全高:5410×2100×2525mm
ホイールベース:3450mm
最大積載量:1250kg - 【L3H2】
全長×全幅×全高:5995×2150×2525mm
ホイールベース:4035mm
最大積載量:1200kg - 【L3H3】【廃止】
全長×全幅×全高:5995×2050×2765mm
ホイールベース:4035mm
最大積載量:1200kg - ※参考
▽トヨタ・ハイエース
全長
・ロング:4695mm
・スーパーロング:5380mm
全高
・標準ルーフ:1980mm
・ミドルルーフ:2105mm
・ハイルーフ:2285mm
フィアット新型デュカトのボディサイズは、前モデルに設定されていた「L3H3」が廃止され、「L2H2」と「L3H2」の2タイプから選択できるようになっています。
ボディタイプの「L」は全長とホイールベース、「H」は全高のタイプとなっており、標準モデルとなる「L2H2」から、「L3H2」ではロングホイールベース化。
最大積載量は標準モデルで1250kgに対応。
これにより、欧州ではキャンピングカーのベース車としてトップシェアを獲得。広い空間をユーザーのニーズにあわせて使うことができるようになっています。
最新装備!フィアット新型デュカトの内装(インテリア)デザイン
フィアット新型デュカトの内装は、最新の装備を採用することにより使い勝手が高められています。
ディスプレイには7インチデジタルメーターのほか、AppleCarPlayとAndroidAutoに対応する10インチのインフォテインメントシステムを採用。
装備には、キーレスエントリーや電動パーキングブレーキ、ワイヤレス充電、3つのUSBポート(Type-A × 1, Type-C × 2)を搭載。
フロントキャプテンシートは180度回転させることができ、車両後方へのアクセスを容易に。
完全に後方を向いた状態からも前後にスライドさせることができるため、キャンピングカーとしての使用時には、テーブルとの距離を調整することができるようになっています。
力強く!フィアット新型デュカトのエンジンとスペックは?
▼フィアット新型デュカトのエンジンとスペック
- エンジン:直列4気筒2.2Lターボディーゼル「Multijet3」
- 出力:180ps/45.9kgm
- トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:FF
フィアット新型デュカトには、最新の2.2Lディーゼルターボエンジン「Multijet3」が搭載されています。
エンジンは、欧州で120馬力から180馬力まで多彩な最高出力が用意されていますが、日本仕様では最上位の180馬力モデルを設定。
トランスミッションには海外で用意される6速MTは設定されませんが、最新の9速ATを搭載することで、ディーゼルエンジンの大きなトルクを活かすことができるようになっています。
最新機能!フィアット新型デュカトの安全装備は?
フィアット新型デュカトには、最新の安全システムが搭載されています。
改良では、新たにアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)やレーンセンタリング、トラフィックジャムアシストを装備し、安全性を向上。
また、デュカトでは従来型のミラーを廃止し、デジタル処理したリヤビュー画像を表示するデジタルルームミラーも装備されています。
いつ?フィアット新型デュカトの発売日は?
改良されたフィアット新型デュカトシリーズ9は、2024年8月21日に日本で発売されました。
フィアットは、日本でブランド初の商用車として設定したデュカトを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
新型フィアット・デュカトについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!