スバルが2024年9月13日、ミドルクラス「インプレッサ」に新しく特別仕様車「ST Smart edition」を設定、年次改良によりB型となった新モデルを発表しました。価格2,640,000円~3,371,500円となっています。
B型への改良により魅力をアップしたスバル新型インプレッサについて、スペックやグレード別価格などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】特別仕様車!「新型インプレッサ ST Smart Edition」日本発売!
- スバル新型インプレッサの【変更点まとめ】
- 大幅UP264万円から!スバル新型インプレッサのグレード、価格は?
- スバル新型インプレッサを試乗動画でチェック!
- 先進的!スバル新型インプレッサの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!スバル新型インプレッサの内装(インテリア)デザイン
- 2タイプ!スバル新型インプレッサのスペック、走行性能は?
- 改善!スバル新型インプレッサの燃費は?
- 最新システム!スバル新型インプレッサの安全装備は?
- 取り回しやすく!スバル新型インプレッサのボディサイズは?
- いつ?スバル新型インプレッサの発売日は?
- スバル・インプレッサを「おさらい」
【最新情報】特別仕様車!「新型インプレッサ ST Smart Edition」日本発売!
▼新型インプレッサ「ST Smart Edition」の画像
スバル・インプレッサは、ブランドのミドルクラスとして設定され、現行モデルは2023年4月にフルモデルチェンジ。派生クロスオーバーモデルとして「XV」からモデル名を変更した「クロストレック」もラインナップされています。
B型となった新型インプレッサでは、ハイブリッドシステム「e-BOXER」を非搭載とし価格を抑えたことで人気になっているエントリーグレード「ST」をベースとした新しい特別仕様車「インプレッサ ST Smart edition(スマートエディション)」を設定。
▼インプレッサ 特別仕様車「ST Smart Edition」の特別装備
- 17インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)
- コーナリングランプ&ステアリング連動ヘッドランプ
- LEDフロントフォグランプ
- サイドシルスポイラー
- アルミパッド付スポーツペダル(アクセル、ブレーキ、フットレスト)
- 運転席10ウェイ&助手席8ウェイパワーシート
- リバース連動ドアミラー+ドアミラーメモリー&オート格納機能
- 自動防眩ルームミラー
- 緊急時プリクラッシュステアリング
- スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/エマージェンシーレーンキープアシスト
新型インプレッサSTスマートエディションでは、LEDフロントフォグランプ、サイドシルスポイラー、ダークメタリック塗装17インチアルミホイールを装備。
また、インテリアでは、運転席10ウェイ&助手席8ウェイパワーシートを採用。
安全装備には、スバルリヤビークルディテクション、エマージェンシーレーンキープアシスト、インナービューミラー自動防眩ミラーが装備されています。
▼新型インプレッサ「ボディカラー:デイブレイクブルー・パール」
その他、新型インプレッサでは既存グレードの改良も実施され、オートビークルホールドボタンをホームボタンエリアに配置することで、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの使い勝手を向上。
SUBARU STARLINKでは、リモートエアコン機能を採用、マイカー検索にハザード点滅機能を追加。
オーディオレス車では、シルバー加飾付本革巻シフトレバー、ピアノブラック調シフトパネル、シルバーステッチシフトブーツ、艶黒塗装ドアミラー、本革巻ステアリングホイールを採用することで質感を向上。
ボディカラーには新しく「デイブレイクブルー・パール」が設定されています。
▼スバル・クロストレック
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▼スバル・レヴォーグ
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スバル新型インプレッサの【変更点まとめ】
▼スバル新型インプレッサの変更点
▽最新の変更点
- 特別仕様車「Smart Edition」を設定
- オートビークルホールドボタンをホームボタンエリアに配置し、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの使い勝手を向上
- SUBARU STARLINKに、リモートエアコン機能を採用、マイカー検索にハザード点滅機能を追加
- オーディオレス車に、シルバー加飾付本革巻シフトレバー、ピアノブラック調シフトパネル、シルバーステッチシフトブーツ、艶黒塗装ドアミラー、本革巻ステアリングホイールを採用
- ボディカラーに「デイブレイクブルー・パール」を設定
▽2023年4月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新世代の外装、内装デザインを採用
- 2Lガソリンエンジンと2Lハイブリッド「e-BOXER」を設定
- フルインナーフレーム構造を採用し、ねじり剛性を強化
- 内装に、11.6インチ大型インフォテインメントシステムを設定
- 安全システム「アイサイト」にトリプルカメラを採用し、性能を向上
- コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」に対応
- 1.6Lエンジン、セダン「G4」を廃止
- ハッチバックのモデル名を「インプレッサSPORT」から「インプレッサ」に変更
大幅UP264万円から!スバル新型インプレッサのグレード、価格は?
▼スバル新型インプレッサの価格
- ST(2Lガソリン)
FF:2,640,000円、4WD:2,871,000円 - ST-G(2Lハイブリッドe-BOXER)
FF:2,876,500円、4WD:3,107,500円 - ST-H(2Lハイブリッドe-BOXER)
FF:3,157,000円、4WD:3,371,500円 - 特別仕様車【新設定】
・ST Smart edition
FF:2,953,500円、4WD:3,168,000円
スバル新型インプレッサの価格は、改良によりアップしています。
アップ幅は、前モデルから「ST」グレードで341,000円、「ST-G」グレードで93,500円、「ST-H」グレードで165,000円となっています。
▼参考:スバル・インプレッサ(前モデル)の価格
- ST(2Lガソリン)
FF:2,299,000円、4WD:2,519,000円 - ST-G(2Lハイブリッドe-BOXER)
FF:2,783,000円、4WD:3,003,000円 - ST-H(2Lハイブリッドe-BOXER)
FF:2,992,000円、4WD:3,212,000円
スバル新型インプレッサを試乗動画でチェック!
先進的!スバル新型インプレッサの外装(エクステリア)デザイン
▼新型インプレッサの画像
▼参考:インプレッサ(前モデル)
スバル新型インプレッサの外装は、ブランドデザインを深化させ、クルマの特徴を大胆に際立たせたデザインが採用されています。
ヘッドライトのデザインは、前モデルよりシャープなスタイルとされ、より力強いデザインとしたエンジンフードやバンパーと組み合わせ。
ボディタイプは前世代にセダンも設定されていましたが、新世代モデルはハッチバックのみに。
▼新型インプレッサ「RS」の画像
米国では2.5Lエンジン搭載モデル「インプレッサRS」が復活設定され、スポーツチューンサスペンションのほか、大容量ブレーキ、専用18インチダークグレーホイール、ブラックトリムパーツなどにより差別化されています。
最新装備!スバル新型インプレッサの内装(インテリア)デザイン
スバル新型インプレッサの内装は、最新の装備を採用することにより上質感が追求されています。
▼7インチインフォテインメントディスプレイ
▼11.6インチインフォテインメントディスプレイ
装備には、エントリーグレードに7インチ、他モデルに11.6インチ大型ディスプレイが設定され、Apple CarPlay、Android Autoにも対応することでスマートフォンとの連携を強化。
シートは医学的知見を取り入れ、仙骨を押さえて骨盤を支える新型フロントシートを採用し、頭の揺れを抑制し、乗り心地を高めるとともに疲労を軽減。
さらに、シートと車体の固定構造を従来のブラケットを介した方法から、シートレールを直接車体に固定する構造に変更。これにより、取り付け部の剛性と振動収束性を向上。シートそのものの揺れを押さえ、乗り心地の質をアップ。
ラゲッジスペースは大きな荷室開口部と荷室容量を確保。6:4分割可倒式リアシートを活用することで、大きな荷物や長尺物の搭載も可能に。
▼インプレッサ「RS」の画像
海外仕様の「RS」モデルでは、専用のカラーリングを採用することでアグレッシブな印象に仕上げられています。
2タイプ!スバル新型インプレッサのスペック、走行性能は?
▼スバル新型インプレッサのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【ガソリン】
水平対向4気筒2Lガソリン
出力:154ps/19.7kgm - 【e-BOXER】
水平対向4気筒2L「FB20」+「e-BOXER」ハイブリッド
エンジン出力:148ps/20.0kgm
モーター出力:13.6ps/6.6kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
▽海外仕様
- 【RS】
水平対向4気筒2.5L
出力:185ps/24.6kgm
▽廃止
- 水平対向4気筒1.6L「FB16」
出力:115ps/15.1kgm
スバル新型インプレッサの日本仕様のパワートレインには、2Lガソリンエンジンとハイブリッド「e-BOXER」が搭載されています。
▼スバル「e-BOXER」パワートレイン
ハイブリッド「e-BOXER」は、モーターアシストによる低速トルクアップをメインとし、力強い走りと低燃費を実現。
日本仕様の新型インプレッサでは前世代に設定されていた1.6Lエンジンが廃止され、2Lエンジンに集約されています。
改善!スバル新型インプレッサの燃費は?
▼スバル新型インプレッサの燃費
- 2Lガソリン:14.0km/L
- 2L「e-BOXER」:16.6km/L
スバル新型インプレッサの燃費は、最新のハイブリッドシステムを採用することにより改善されています。
また、1.6Lガソリンエンジンを廃止し、トルクに余裕がある2Lガソリンエンジンを設定することで、走行性能と環境性能が両立されています。
▼参考:インプレッサ(前モデル)の燃費
- 1.6Lガソリン:13.5~14.1km/L
- 2Lガソリン:12.4~14.0km/L
- 2L「e-BOXER」:15.2km/L
※WLTCモード値
最新システム!スバル新型インプレッサの安全装備は?
スバル新型インプレッサの安全装備には、改良された「アイサイト」が採用されています。
新型インプレッサに装備される「アイサイト」では、以前搭載していたステレオカメラから画角を約2倍に拡大。
画像認識ソフトや制御ソフトを改良することで、より広く遠い範囲まで認識できるようにしたほか、フロントガラス取り付け式に変更するとともに、レンズフードを採用することで、レンズに誤って触れることがないように。
加えて、低速での走行時に新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラも新採用することで、プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大。
また、ハイ&ロービームランプとポジションランプに加え、ターンランプもLED化。さらに交差点での右左折時などに進行方向を照らすLEDコーナリングランプを採用し、夜間の視認性をアップしています。
取り回しやすく!スバル新型インプレッサのボディサイズは?
▼新型インプレッサ
▼参考:インプレッサ(前モデル)
▼スバル新型インプレッサのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4475×1780×1515mm
- ホイールベース:2670mm
- 最低地上高:135mm
- 車重
2Lガソリン:1380kg
2L e-BOXER:1530kg - ※参考
▽インプレッサ(前世代)
・全長×全幅×全高
5ドアハッチバック:4475×1775×1480mm
4ドアセダン:4640×1775×1455mm
・ホイールベース:2670mm
▽クロストレック(新世代モデル)
全長×全幅×全高:4480×1800×1580mm
ホイールベース:2670mm
▽レヴォーグ
全長×全幅×全高:4755×1795×1500mm
ホイールベース:2670mm
スバル新型インプレッサのボディサイズは、前世代から大幅な変更はなく取り回しやすい設計とされています。
ボディは、インナーフレームのみをアンダーボディに溶接で取り付け、その後にアウターパネルを溶接するフルインナーフレーム構造を採用。
インナーとアウター側を溶接したうえでアンダーボディに取り付ける従来の製造方法より部品点数を減らし、ボルトによる骨格同士の接合をスポット溶接に置き換えることで、ねじり剛性を強化。
また、新型インプレッサでは、ルーフパネルとブレースの間に高減衰マスチック(弾性接着剤)を採用することで、ルーフの振動によって発生する騒音を低減。
構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性向上などにより、乗り心地を向上。
さらに、応答遅れが少ないスポーティで上質なステアリングフィールを実現する、2ピニオン電動パワーステアリングを採用。ドライバーのステアリング操作軸をモーターアシスト軸から分離した構造とし、操舵初期のフリクションを低減。
リニアで滑らかなトルク伝達を可能にするとともに、操舵角に応じてステアリングのギヤ比が変化する「VGR(Variable Gear Ratio)」を採用することで、低速時の取り回しのよさと高速走行時の直進安定性を両立しています。
いつ?スバル新型インプレッサの発売日は?
B型に改良されたスバル新型インプレッサは、2024年9月13日に発表されました。
スバルは主力モデルであるインプレッサを改良することで、他モデルとの相乗効果をアップしていきたい考えです。
スバル・インプレッサを「おさらい」
▼インプレッサWRX STI(初代GC8型)
スバル インプレッサ(IMPREZA)は、初代が1992年に登場した乗用車です。
ボディタイプは現在も販売されているハッチバックのほか、過去にはセダンやワゴン、2ドアクーペも製作されました。
レガシィの下位モデルという位置付けで登場し、以前レガシィが参戦していたWRC(世界ラリー選手権)での活躍で知名度を大きくあげました。
今は別モデルとして販売されているWRX STIは、インプレッサWRX STIとして初代から3代目までラインナップされスバルのスポーツイメージを牽引する存在に。
5代目の前モデルは2016年に登場し、スバルの新世代プラットフォームであるスバルグローバルプラットフォームを初めて採用することで、走行性能を向上。
「IMPREZA」のモデル名は、「紋章」「金言」などを表す英語の"IMPRESA"が由来となった造語になっています。
新型インプレッサについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!