ホンダが、コンパクトカー「フィット」の5世代目となる「フィット5(FIT 5)」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
新世代となり性能を向上するホンダ新型フィットについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】第5世代でさらに進化!ホンダ「新型フィット5」フルモデルチェンジ!
- ホンダ新型フィット5の【変更点まとめ】
- アグレッシブ!ホンダ新型フィット5の外装(エクステリア)デザインは?
- 広く!ホンダ新型フィット5のボディサイズは?
- 最新装備!ホンダ新型フィット5の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!ホンダ新型フィット5のスペック、走行性能は?
- 走り両立!ホンダ新型フィット5の燃費は?
- 最新機能!ホンダ新型フィット5の安全装備は?
- アップ!ホンダ新型フィット5の価格は?
- いつ?ホンダ新型フィット5の発売日は?
- ホンダ・フィットを「おさらい」
【最新情報】第5世代でさらに進化!ホンダ「新型フィット5」フルモデルチェンジ!
ホンダ・フィットは、ブランドの主力コンパクトカーとしてラインナップされ、現行モデルの4代目「フィット4」は2020年に登場、2022年には新しいデザインやパワートレインを採用するなど、ビッグマイナーチェンジが実施されていました。
5代目としてフルモデルチェンジする新型フィット 5では、より走行性能を高めた最新のパワートレインを設定。
エクステリアデザインは新世代を象徴するものとされ、ボディサイズを拡大することで余裕のある走り、室内空間に仕上げ。人気になっている軽自動車「Nシリーズ」と差別化し、販売拡大を狙うつくりに。
インテリアにはAIアシスタントに対応する新世代インフォテインメントを採用。最新の安全システムも搭載することで、安全、快適に運転を楽しむことができるようになります。
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ホンダ新型フィット5の【変更点まとめ】
▼ホンダ新型フィット5の変更点
- 新世代のデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- 新世代インフォテインメントシステムを搭載
- 最新パワートレインにより走行性能を向上
アグレッシブ!ホンダ新型フィット5の外装(エクステリア)デザインは?
▼参考:ホンダ・フィット(現行モデル)
ホンダ新型フィット5の外装は、新しいデザインを採用することにより質感が高められます。
現行モデルは親しみやすさを重視したデザインとされていましたが、近年は、より迫力あるデザインがユーザーに求められるようになっていることから、新型フィットではワイド感をアップしたバンパーやスリムなスタイルの最新ヘッドライトを採用。
▼参考:ホンダ・フィットRS(現行モデル)
▼参考:ホンダ・フィットCROSSTAR(現行モデル)
また、現行モデルで人気になっているスポーツモデル「フィットRS」、クロスオーバーモデル「フィットCROSSTAR」を新世代でも継続設定することで、幅広いユーザーにアピールされます。
広く!ホンダ新型フィット5のボディサイズは?
▼ホンダ新型フィットのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4050×1695×1525mm
- ホイールベース:2550mm
- ※参考
▽ホンダ フィット(現行モデル)
・全長×全幅×全高:3995×1695×1515mm
※CROSSTARは全幅1725mm、全高+30mm
・ホイールベース:2530mm
▽ホンダ フリード
・全長×全幅×全高:4310×1695×1755mm
※クロスターは全幅+25mm
・ホイールベース:2740mm
ホンダ新型フィットのボディサイズは、5ナンバーサイズを維持することで取り回しの良さが魅力としながら、拡大することで広い室内空間と余裕のある走り味がつくられます。
2024年に新世代となったコンパクトミニバン「フリード」は、前世代から全長と全高がそれぞれ+45mmとされており、フィットとのサイズ差が大きくなっていました。
新型フィットでもボディサイズを拡大することで、人気になっている軽自動車と差別化し、普通車コンパクトカーの魅力をアピールします。
最新装備!ホンダ新型フィット5の内装(インテリア)デザイン
ホンダ新型フィット5の内装は、最新の装備やデザインを採用することにより、快適性が高められます。
インフォテインメントシステムには11.4インチの大型ディスプレイを設定し、クラウドサービスとの連携、ワイヤレスでのスマートフォン連携、音声で各種操作が可能となる最新AIアシスタントに対応することで使い勝手をアップ。
装備には、デジタルメーターや電動パーキングブレーキを採用し、最新の機能を使うことができるように。
インテリアには質感を高めた素材を採用することで、魅力が高められます。
パワフル!ホンダ新型フィット5のスペック、走行性能は?
▼新型フィット5のパワートレインとスペック
- 【ガソリン車】
直列4気筒1.5L
出力:125ps/14.5kgm - 【フィットハイブリッド】
直列4気筒1.5L+ハイブリッド
エンジン出力:110ps/14.0kgm
モーター出力:135ps/26.0kgm - 駆動方式:FF or 4WD
ホンダ新型フィットのパワートレインには、改良された最新パワートレインが採用されます。
▼参考:フィット(現行モデル)のスペック
- 【ガソリン車】
直列4気筒1.5L
出力:118ps/14.5kgm - 【フィットハイブリッド】
直列4気筒1.5L+2モーター「e:HEV」ハイブリッド
エンジン出力:106ps/13.0kgm
モーター出力:123ps/25.8kgm
駆動方式:FF or 4WD
現行モデルは2022年の改良時に、ガソリン車でそれまでの1.3Lエンジンから1.5Lエンジンに変更され走行性能が高められていましたが、新型フィットではより高い走行性能と環境性能を両立した最新エンジンを搭載。
ハイブリッド車は、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を進化させ、エンジンとモーターそれぞれの出力を向上することで、さらに余裕のある走りを実現。
エンジンの回転数を抑えることにより、静粛性も高められます。
走り両立!ホンダ新型フィット5の燃費は?
▼ホンダ新型フィット5の燃費
- 1.5Lガソリン:19.0km/L
- 1.5Lハイブリッド:32.5km/L
ホンダ新型フィット5の燃費は、最新パワートレインを採用することによりアップします。
現行モデルはガソリン車で、2022年の1.3Lから1.5Lエンジンへの排気量拡大時に20.4km/Lから18.7km/Lにダウンしていましたが、新型フィットでは走行性能を重視しながらも燃費を改善。
ハイブリッド車では、電動領域を拡大することで走行性能を高めながら、さらに環境性能が高められます。
▼参考:ホンダ・フィットの燃費(現行モデル)
- 1.5Lガソリン
FF:18.7km/L、4WD:16.6km/L - 1.5Lハイブリッド
FF:30.2km/L、4WD:25.4km/L
最新機能!ホンダ新型フィット5の安全装備は?
ホンダ新型フィット5の安全装備には、最新の「ホンダセンシング」が全車標準装着されます。
搭載されるホンダセンシングは、走行中の死角になりやすい自車の斜め後方車両を検知しドライバーへ注意を促す「ブラインドスポットインフォメーション」のほか、「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」、「近距離衝突軽減ブレーキ」、「渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)」を採用。
加えて、「オートハイビーム」、「パーキングセンサーシステム」、「急アクセル抑制機能」、「アダプティブドライビングビーム」、「後退出庫サポート」も設定することで安全性が高められます。
アップ!ホンダ新型フィット5の価格は?
▼ホンダ新型フィットの価格
- 180万円~300万円
ホンダ新型フィット5の価格は、最新装備の採用によりアップします。
しかし、主力コンパクトカーであることからスタート価格は抑えられ、180万円ほどからが見込まれています。
▼参考:ホンダ・フィット(現行モデル)の価格
▽1.5Lガソリン
- BASIC
FF:1,720,400円、4WD:1,922,800円 - HOME
FF:1,985,500円、4WD:2,186,800円 - RS(FF車のみ)
FF:2,153,800円 - CROSSTAR
FF:2,292,400円、4WD:2,495,900円 - LUXE
FF:2,305,600円、4WD:2,506,900円
▽ハイブリッド
- e:HEV BASIC
FF:2,138,400円、4WD:2,340,800円 - e:HEV HOME
FF:2,328,700円、4WD:2,533,300円 - e:HEV RS(FF車のみ)
FF:2,541,000円 - e:HEV CROSSTAR
FF:2,627,900円、4WD:2,831,400円 - e:HEV LUXE
FF:2,643,300円、4WD:2,846,800円
いつ?ホンダ新型フィット5の発売日は?
フルモデルチェンジするホンダ新型フィット5は、2025年末の発売が予定されています。
ホンダは主力コンパクトカーであるフィットを新世代とし、さらなるユーザーにアピールしていきたい考えです。
ホンダ・フィットを「おさらい」
▼ホンダ・フィット(初代)
ホンダ・フィット(FIT)は、2001年に初代が登場したコンパクトカーです。
英語表記は初代が「Fit」となっていましたが、2代目以降はすべて大文字の「FIT」に変更されており、海外では「ジャズ(Jazz)」のモデル名で販売されています。
ホンダのコンパクトカー「ロゴ」の後継車として製作され、現在では軽自動車の「Nシリーズ」にも採用されている燃料タンクを薄型樹脂製にし前席下に配置する「センタータンクレイアウト」とすることで、後部座席やラゲッジスペースを拡大。
広い室内空間を持っていたことで、人気モデルになりました。
▼ホンダ・フィット(2代目)
2007年に登場した2代目では、後期型へのマイナーチェンジ時にフィットハイブリッドを追加し燃費を30km/Lまで向上。
▼ホンダ・フィット(3代目)
2013年登場の3代目は、グローバル市場でもホンダの最量販車となることを目標にボディサイズを拡大しましたが、全幅を維持することで日本では5ナンバーサイズに。
基礎やパワートレインを共有するSUVの「ヴェゼル」、セダンの「グレイス」、コンパクトミニバンの「フリード」、ワゴンの「シャトル」も販売されました。
▼ホンダ・フィット(4代目)
4代目は2020年に登場し、グレードは「BASIC」、「HOME」、「NESS」、「CROSSTAR」、「LUXE」の5タイプ展開に。
2022年のマイナーチェンジ時には、それまで1.3Lだったガソリンエンジンを1.5Lに、「NESS」グレードは「RS」に変更されました。
新型ホンダ・フィットについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!