日産が、ミニバン「セレナ」の一部仕様変更を実施し2024年9月9日に発売。価格は2,719,200円からとなっています。
改良により魅力をアップした新型セレナについて、スペックや装備などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新カラー&選びやすく!日産「新型セレナ」改良発売!
- 日産新型セレナの【変更点まとめ】
- ガソリン車は271万円からにダウン!日産新型セレナの価格は?
- 迫力UP!日産新型セレナの外装(エクステリア)デザイン
- 小変更!日産新型セレナのボディサイズは?
- 最新装備!日産新型セレナの内装(インテリア)デザイン
- カスタム!新型セレナ「AUTECH」「ステップタイプ」「マルチベッド」設定!
- 最新e-POWER!日産新型セレナのパワートレインとスペックは?
- 新型セレナを試乗動画でチェック!
- 20.6km/L!日産新型セレナの燃費は?
- プロパイロット2.0も!日産新型セレナの安全装備は?
- いつ?日産新型セレナの発売日は?
- 日産セレナを「おさらい」
【最新情報】新カラー&選びやすく!日産「新型セレナ」改良発売!
▼新型セレナ「クリスタルブラウン/利休 2トーン」の画像
日産セレナはブランドの主力ミニバンとしてラインナップされ、部分自動運転技術「プロパイロット」や軽快な走りが人気に。現行モデルは2022年11月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
一部仕様変更された新型セレナでは、ボディカラーに新しく「クリスタルブラウン」と、「クリスタルブラウン/利休ルーフ」の2トーン、エンジンフードまで塗り分けた「クリスタルブラウン/利休ルーフ・フード」の2トーンを追加。
また、価格設定が見直され、ガソリンエンジン搭載車全グレードで価格をダウンしています。
ハイブリッド4WD!「新型セレナe-POWER e-4ORCE」も追加設定!
新型セレナには、新世代モデルで発電用エンジンの排気量を前モデルの1.2Lから1.4Lに拡大することで高い走行性能と静粛性を両立していたセレナe-POWERの追加モデルとして、新型「セレナe-POWER e-4ORCE」が設定されます。
これまでe-POWERモデルはFF車のみとされていましたが、新型セレナe-POWER e-4ORCEではリアに82ps/19.9kgmまで出力を高めた最新の電気モーターを追加搭載することで4輪を駆動、最低地上高も+15mmとなる150mmまでアップ。
日産の新世代4WDシステム「e-4ORCE」は、減速時に駆動力を制御することで車体の揺れを軽減。加速時やコーナリング時には前後のモーターの駆動力を100:0~0:100まで可変し、ブレーキ制御もあわせることで走行性能を向上。
「SNOWモード」も採用することで、凍結路などでの発進性能や走行安定性をアップします。
新型セレナe-POWER e-4ORCEは、2024年10月の正式発表が予告されています。
新型セレナAUTECHスポーツスペックも復活設定!
新型セレナでは「AUTECH」グレードに、前世代に設定されていた「セレナAUTECHスポーツスペック(SPORTS SPEC)」が復活設定されます。
新型セレナAUTECHスポーツスペックは駆動方式がFFとされ、車体の剛性を高める専用パーツやパフォーマンスダンパー、スポーツサスペンションのほか、1インチアップとなる17インチホイール、専用チューニング車両制御システムにより走りをアップ。
セレナe-POWER e-4ORCEと同じく、2024年10月の正式発表が予告されています。
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日産新型セレナの【変更点まとめ】
▼新型セレナの変更点
- ガソリンエンジン搭載車の価格をダウン
- ボディカラー「インペリアルアンバー」を廃止し、「クリスタルブラウン」を新設定
- 「セレナe-POWER e-4ORCE」、「セレナAUTECHスポーツスペック」の設定を予定
▽2023年11月の変更点
- 特別仕様車「セレナハイウェイスターV Vセレクション」を設定
▽2022年11月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新設計したエクステリア、インテリアデザインを採用
- 改良により出力と燃費性能を向上した「e-POWER」ハイブリッドシステムを搭載
- 「e-POWER」の乗車定員を7人乗りから8人乗りに拡大
- 12.3インチデジタルメーター&12.3インチ大型インフォテインメントシステムを搭載
- ハンズオフに対応する運転支援システム「プロパイロット2.0」を搭載する最上級グレード「ルキシオン」を設定
- 「衝突回避ステアリングアシスト」、「プロパイロット パーキング」を初搭載
- 「e-POWER」にAC100/1500Wコンセントを設定
ガソリン車は271万円からにダウン!日産新型セレナの価格は?
▼日産新型セレナの価格
▽2Lガソリン
- X(8人乗り FF/4WD)
FF:2,719,200円、4WD:2,985,400円 - XV(8人乗り FF/4WD)
FF:2,988,700円、4WD:3254,900円 - ハイウェイスターV(8人乗り FF/4WD)
FF:3169,100円、4WD:3,435,300円 - AUTECH(8人乗り FF/4WD)
FF:3,633,300円、4WD:3,833,500円
▽1.4L「e-POWER」
- e-POWER X(8人乗り)
FF:3,248,300円 - e-POWER XV(8人乗り)
FF:3,548,600円 - e-POWER ハイウェイスターV(8人乗り)
FF:3,735,600円 - AUTECH(7人乗り FF)
FF:4,199,800円 - LUXION(7人乗り FF)
FF:4,847,700円
▼セレナ・カスタムモデルの価格
- 【セレナ・ステップタイプ】(乗員:8人)
・XV
FF:3,199,900円、4WD:3,466,100円
・ハイウェイスターV
FF:3,477,100円、4WD:3,743,300円
・e-POWER XV:FF 3,759,800円
・e-POWER ハイウェイスターV:FF 4,043,600円 - 【セレナ・マルチベッド】(乗員:5人、AUTECHのみ4人)
・XV
FF:3,559,600円、4WD:3,825,800円
・ハイウェイスターV
FF:3,740,000円、4WD:4,006,200円
・AUTECH
FF:4,182,200円、4WD:4,382,400円
・e-POWER XV:FF 4,119,500円
・e-POWER ハイウェイスターV:FF 4,306,500円
・e-POWER AUTECH:FF 4,748,700円
日産新型セレナは、既存グレードの価格変更が実施され、ガソリン車は「X」グレードで5万円、他グレードで10万円ほど価格をダウンしています。
「e-POWER」のFFモデルは、5万円ほどの価格アップとなっています。
▼参考:日産セレナ(前モデル)の価格
▽2Lガソリン
- X(8人乗り FF/4WD)
FF:2,768,700円、4WD:3,034,900円 - XV(8人乗り FF/4WD)
FF:3,088,800円、4WD:3,355,000円 - ハイウェイスターV(8人乗り FF/4WD)
FF:3,269,200円、4WD:3,535,400円 - AUTECH(8人乗り FF/4WD)
FF:3,733,400円、4WD:3,933,600円 - 【特別仕様車】
ハイウェイスターV「Vセレクション」(8人乗り FF/4WD)
FF:3,253,800円、4WD:3,520,000円
▽1.4L「e-POWER」
- e-POWER X(8人乗り FF)
FF:3,198,800円 - e-POWER XV(8人乗り FF)
FF:3,499,100円 - e-POWER ハイウェイスターV(8人乗り FF)
FF:3,686,100円 - AUTECH(7人乗り FF)
FF:4,150,300円 - LUXION(7人乗り FF)
FF:4,798,200円
▼セレナ・カスタムモデルの価格
- 【セレナ・ステップタイプ】(乗員:8人)
・XV
FF:3,300,000円、4WD:3,566,200円
・ハイウェイスターV
FF:3,480,400円、4WD:3,746,600円
・e-POWER XV:FF 3,710,300円
・e-POWER ハイウェイスターV:FF 3,897,300円 - 【セレナ・マルチベッド】(乗員:5人、AUTECHのみ4人)
・XV
FF:3,659,700円、4WD:3,925,900円
・ハイウェイスターV
FF:3,840,100円、4WD:4,106,300円
・AUTECH
FF:4,282,300円、4WD:4,482,500円
・e-POWER XV:FF 4,070,000円
・e-POWER ハイウェイスターV:FF 4,257,000円
・e-POWER AUTECH:FF 4,699,200円
迫力UP!日産新型セレナの外装(エクステリア)デザイン
▼新型セレナ「ベースモデル」の画像
▼参考:セレナ(前モデル)
日産新型セレナの外装は、新世代のデザインを採用することにより質感がアップされています。
フロントは縦型の最新ヘッドライトを採用し、バンパーサイドを強調することにより存在感をアップ。
▼新型セレナ「ハイウェイスター/ルキシオン」の画像
カスタムモデルとなる「セレナハイウェイスター」と最上級グレードの「セレナルキシオン」ではグリルを縦方向に拡大。
クロームのアクセントを採用することにより迫力を向上。
足元には、専用の16インチアルミホイールを装備することで質感をアップしています。
小変更!日産新型セレナのボディサイズは?
▼日産新型セレナのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
セレナ:4690×1695×1870mm
ハイウェイスター/ルキシオン:4765×1715×1870mm - ホイールベース:2870mm
- 車重:1670kg(e-POWER:1790kg)
- 最小回転半径:5.7m
- 最低地上高:135mm
- タイヤサイズ:205/65R16
- ※参考
▽セレナ(前モデル)
・全長×全幅×全高
セレナ:4685×1695×1865mm
セレナハイウェイスター:4770×1740×1865mm
・ホイールベース:2860mm
日産新型セレナのボディサイズは、ミドルクラスミニバンとしての取り回しを重視し、ベースモデルで全幅1700mm未満とする5ナンバーサイズが維持されています。
しかし、カスタムモデルの「セレナハイウェイスター」と最上級モデルの「セレナルキシオン」では全長と全幅を拡大、3ナンバーサイズとする専用のデザインを採用。
しかし、全幅は前モデルの「ハイウェイスター」の1740mmから1715mmに抑えられています。
最新装備!日産新型セレナの内装(インテリア)デザイン
日産新型セレナの内装は、最新の装備を採用することにより使い勝手がアップされています。
ディスプレイには、12.3インチのフルデジタルメーターのほか、12.3インチのインフォテインメントシステムを設定することで多彩な情報の表示に対応。
ドライブセレクトには、日産として初めてスイッチタイプの電制シフトを採用し、スッキリとした見た目と分かりやすい操作性を実現。
また、10.8インチのヘッドアップディスプレイも装備することで、ドライバーにわかりやすく情報が提供されます。
シートレイアウトは3列とされ、前モデルで7人乗りとされていたハイブリッド「e-POWER」車の乗車定員は、前輪駆動車でガソリン車と同じく8人乗りが可能に。
また、シートスライド機構を3列目にも標準装備したことで、フル乗車でもゆったりとした座り心地を実現。
運転席の足元は通過スペースを前モデルから120mm拡大し、運転席と助手席間の移動をしやすく。
室内には各所に収納が設定され、利便性が高められています。
また、ラゲッジスペースはクラストップの広さを確保。
車体後部のスペースが限られるシーンでもラゲッジに荷物を積み込むことができる「デュアルバックドア」も継続採用され、開口時のサイズを見直すことで、より狭い駐車スペースでも使用できるように。
スライドドアには、荷物をもった状態でもキックのジェスチャーにより開くことができる「ハンズフリーオートスライドドア」を設定。センサー感度を向上することにより使いやすく仕上げられています。
カスタム!新型セレナ「AUTECH」「ステップタイプ」「マルチベッド」設定!
▼新型セレナAUTECHの画像
新型セレナには、カスタムモデルとして「セレナAUTECH」、「セレナステップタイプ」、「セレナマルチベッド」が設定されています。
上級スポーツモデルの新型セレナAUTECHでは、どの角度から見ても美しく輝くようにデザインされたドットパターンのフロントグリルや、ブルーに発光するシグネチャーLEDを採用。
また、低重心とワイドスタンスを印象付け、スポーティさを演出するメタル調フィニッシュの専用パーツを車体下部に装備したほか、シグネチャーLEDを囲むフィニッシャーもメタル調フィニッシュとすることで、低重心、安定感をより強調するスタイルに仕上げ。
さらに、細部まで丁寧に作り込んだスポークフォルムにダーク金属調シルバーを組み合わせた専用16インチアルミホイールを採用。
インテリアではシート地に柔らかな手触りで体に馴染むレザレットを採用し、海面の波の動きをモチーフにした模様を採用。
インストフィニッシャーには紫檀(シタン)の木目調パネルを装備。色合いは光を受けるとさりげなくブルーに光るダークグレーに。
インテリア全体はブラック基調でコーディネートされ、ステアリングやシート、ドアトリムなどに「AUTECH」ブランドを象徴するブルーステッチを施し、e-POWER車はセカンドシートに「キャプテンシート」が採用されています。
▼新型セレナステップタイプの画像
新型セレナステップタイプでは、助手席と助手席側スライドドアから乗降する人が、同時に使えるロングステップを採用。
助手席ドアまたは助手席側スライドドアの開閉と連動して、ステップが展開・格納するほか、ステップイルミネーションも装備し、踏面に加えステップ下の路面も照らすことで暗い場所でも安心して乗降ができるようになっています。
▼新型セレナマルチベッドの画像
▼マルチベッド収納時
▼マルチベッド展開時
新型セレナマルチベッドでは、3列目シートを取り去った2列シート仕様とし、収納式のベッドシステムを装備。
ベッドマットにはシートと同じ防水性のある素材を採用。2mを超えるベッド長により、大人2人がゆったり就寝できるようになっています。
最新e-POWER!日産新型セレナのパワートレインとスペックは?
▼新型セレナのパワートレインとスペック
- 【ガソリンモデル】
直列4気筒2Lガソリン
出力:150ps/20.4kgm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF or 4WD - 【セレナe-POWER】
1.4Lガソリン(発電専用)+電気モーターハイブリッド
エンジン出力:98ps/12.5kgm
フロントモーター出力:163ps/32.1kgm
リヤモーター出力(e-4ORCE車):82ps/19.9kgm
駆動方式:FF or e-4ORCE【設定予定】
新型セレナのパワートレインには、前モデルに採用されていたマイルドハイブリッドシステムを省略した2Lガソリンエンジンと、最新の「e-POWER」ハイブリッドが搭載されています。
▼参考:セレナ(前モデル)のスペック
- 【ガソリンモデル】
直列4気筒2L「MR20DD」+電気モーター
最高出力:150ps/6000rpm
最大トルク:20.4kgm/4000rpm
モーター出力:2.6ps/4.9kgm
トランスミッション:CVT - 【セレナe-POWER】
パワートレイン:直列3気筒1.2L「HR12DE」(発電専用)+電気モーター
エンジン出力:84ps/10.5kgm
モーター出力:136ps/32.6kgm
「e-POWER」ハイブリッド車は前モデルで発電用として1.2Lガソリンエンジンが組み合わせられていましたが、新型セレナe-POWERでは排気量を1.4Lに拡大することにより発電量をアップ、発電時間も短縮することで静粛性を向上。
あわせて、前世代から走行用モーターのトルク、出力を向上させ、よりパワフルで気持ちの良い発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現。
AC100/1500Wコンセントも設定され、幅広いシーンで活用できるように。
新型セレナではこれまで設定されていたFF車に加え、リアにもモーターを搭載する4WD「e-4ORCE」の追加設定も予定され、凍結路などでの発進性能や走行安定性がアップされています。
新型セレナを試乗動画でチェック!
20.6km/L!日産新型セレナの燃費は?
▼日産新型セレナの燃費
- 2Lガソリン
FF:13.4km/L、4WD:11.6km/L - e-POWER
FF:20.6km/L、4WD:19.5km/L【新設定】
日産新型セレナの燃費は、改良されたパワートレインによりアップしています。
前モデルはハイブリッド「e-POWER」で18.0km/Lとされていましたが、新型セレナでは20.6㎞に。
マイルドハイブリッドシステムを省略したガソリンモデルでも、前モデルから0.2km/L燃費が改善されています。
▼参考:日産セレナの燃費(前モデル)
- 2Lマイルドハイブリッド:13.2km/L
- e-POWER:18.0km/L
※WLTCモード値
プロパイロット2.0も!日産新型セレナの安全装備は?
日産新型セレナの安全装備には、一部自動運転技術「プロパイロット」が全車標準採用されています。
採用されるプロパイロットは、ナビとあわせカーブ前で車速を調整する「ナビリンク機能付」のほか、高速道路の同一車線内でハンズオフが可能となる「プロパイロット2.0」を、最上級グレード「ルキシオン」に採用。
「プロパイロット2.0」は、車両に搭載されたカメラ、レーダー、ソナー、GPS、3D高精度地図データ(HDマップ)を組み合わせることで、車両の周囲360度の情報と道路上の正確な位置を把握するとともに、ドライバーモニターカメラを装備してドライバーが前方を注視しているか常に監視。
そのうえで「高速道路の複数車線をナビゲーションシステムと連動して設定したルートを走行し、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ、直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限り」において、同一車線内でハンズオフが可能に。
ルート走行を開始すると、追い越しや分岐なども含めてシステムがルート上にある高速道路の出口までの走行を支援。
▼プロパイロット2.0「車線変更支援」
ナビゲーションと周囲360度のセンシング情報に基づいて、ルート走行中の分岐や追い越しのための車線変更の適切な開始タイミングをシステムが判断し、ドライバーに提案。
ドライバーがハンドルに手を添え、スイッチ操作で承認することで車線変更支援が開始されます。
▼日産「プロパイロット2.0」の主な作動シーン
- ナビゲーションシステムで設定したルート上の高速道路の本線に合流し、ナビ連動走行が可能になるとディスプレイの表示と音でドライバーに通知。
- ドライバーがスイッチ操作でナビ連動走行を開始すると、ドライバーが設定した速度を上限に、先行車両との車間距離を一定に保ちながら車線中央を走行するよう支援。同一車線走行時にはドライバーが常に前方に注意し、道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、ハンズオフが可能に。
- 前方にドライバーが設定した速度より遅い車両が走行している場合、システムが追い越し可能と判断するとディスプレイへの表示と音でドライバーに提案。ドライバーがハンドルに手を添えてスイッチ操作で承認すると、右側の車線へ車線変更する。追い抜きが完了すると、車線変更可能なタイミングをシステムが判断し、同様の操作で元の車線へと戻る。
- ドライバーが自分の意思で車線変更を行ないたいときには、ハンドルに手を添えて方向指示器を操作し、システムが車線変更可能と判断すると車線変更。
- ルート上の高速道路出口に近づくとディスプレイの表示と音でドライバーに知らせ、連絡路へ分岐した後、ナビ連動ルート走行を終了。
その他、新型セレナでは、前方障害物を回避する際にドライバーのステアリング操作を支援する「衝突回避ステアリングアシスト」(全車標準装備)や、一度駐車した場所を駐車枠として記録することができる、メモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」(LUXION標準装備)を初搭載。
さらに「LUXION」では、リモコン操作でクルマの出し入れが可能となる「プロパイロット リモート パーキング」を搭載し、狭いスペースでの乗り降りや荷物の出し入れをスムーズに行なうことが可能になっています。
いつ?日産新型セレナの発売日は?
一部仕様変更された日産新型セレナは、2024年9月9日に発売されました。
日産はセレナを改良することで、販売を拡大していきたい考えです。
日産セレナを「おさらい」
▼日産セレナ(初代C23型)
日産セレナ(SERENA)は、初代が1991年に発売されたミドルクラスミニバンです。
セレナの車名の由来は、スペイン語で「晴々とした」「穏やかな」を意味する言葉となっています。
初代のC23型は、商用のC22型バネットコーチの後継モデル「バネットセレナ」として販売が開始されました。
その経緯から、日産の乗用車は型式の十の位が通常奇数になりますが、セレナでは本来小型商用車を表す「2」が現在まで採用されています。
▼日産セレナ(2代目C24型)
▼日産セレナ(3代目C25型)
3代目のC25型からは、ミドルクラスミニバンを持たないスズキに2007年からOEM供給され、スズキ「ランディ」としても販売。
▼日産セレナ(4代目C26型)
▼スズキ・ランディ(5代目C27型セレナOEM)
2016年に登場した前モデルの5代目C27型セレナは、部分自動運転技術のプロパイロットを搭載したことで人気モデルになり、2016年11月に発表された2017年次RJCカーオブザイヤーでは、ベストカーとテクノロジー部門の2部門を受賞。
2018年2月には期待されていたフルハイブリッド「e-POWER」をラインナップし、ミドルクラスミニバントップの販売台数を記録するなど、大きく人気をアップしました。
新型日産セレナについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!