ホンダが、2024年7月に燃料電池車として新世代モデルが日本に復活導入されていたSUV「CR-V」の追加モデルとなるハイブリッド「CR-V e:HEV RS」の日本発売を2025年10月に予定しています。
新モデルにより魅力をアップするホンダ新型CR-Vのスペックや価格を最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】本命登場!ホンダ「新型CR-V e:HEV」フルモデルチェンジ日本発売!
- ホンダ新型CR-Vの【変更点まとめ】
- 洗練!ホンダ新型CR-Vの外装(エクステリア)デザインは?
- 大幅拡大!ホンダ新型CR-Vのボディサイズは?
- 最新装備!ホンダ新型CR-Vの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!ホンダ新型CR-Vのパワートレインとスペックは?
- ホンダ新型CR-Vを試乗動画でチェック!
- 走り両立!ホンダ新型CR-Vの燃費は?
- 充実!ホンダ新型CR-Vの安全装備は?
- 選びやすく!ホンダ新型CR-Vの価格は?
- いつ?ホンダ新型CR-Vの発売日は?
- ホンダCR-Vを「おさらい」
【最新情報】本命登場!ホンダ「新型CR-V e:HEV」フルモデルチェンジ日本発売!
ホンダCR-Vは、ブランドのフラッグシップSUVとしてラインナップされていましたが、日本では「ZR-V」の新設定により、5代目の販売を2022年12月に終了。6代目は2024年7月に燃料電池車「CR-V e:FCEV」として日本で復活設定されていました。
日本仕様に追加設定される「CR-V HEV RS」は、燃料電池車と差別化された専用のエクステリアデザインを採用し、2Lガソリンエンジンと電気モーター2基を組み合わせた「e:HEV」ハイブリッドシステムを搭載。
走行性能を重視したモデルとして、海外仕様に設定されている標準のハイブリッドモデルから足回り、パワートレイン、シャシーの制御システムを変更。専用のデザインアクセントを採用することで、走行性能の高さを表現。
装備には、デジタルメーターやコネクティッドサービスに対応する最新インフォテインメントシステムを採用。
前世代から大きく拡大されたボディにより、快適なドライブも楽しむことができるようになります。
▼ホンダZR-V
▼ホンダ・ヴェゼル
【新型ヴェゼル】「HUNT追加!&新デザイン/機能UP!」マイナーチェンジ日本発売!最新情報、サイズ、価格は?
ホンダ新型CR-Vの【変更点まとめ】
▼ホンダ新型CR-Vの変更点
▽最新の変更点
- 走行性能を高めたハイブリッド車「CR-V HEV RS」を追加設定
▽2024年7月フルモデルチェンジ時の変更点
- 燃料電池車「CR-V e:FCEV」を設定
- 新世代のエクステリアデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- デジタルメーターを搭載
- 新世代インフォテインメントシステムを搭載
洗練!ホンダ新型CR-Vの外装(エクステリア)デザインは?
▼ホンダ新型CR-Vハイブリッドの画像
▼新型CR-V e:FCEVの画像
▼参考:ホンダCR-V(前世代)
ホンダ新型CR-Vの外装は、最新のデザインを採用することで質感が高められています。
デザインはハイブリッド車と燃料電池車で差別化され、それぞれに鋭い印象のヘッドライトや押し出し感をアップしたグリルを採用。
▼参考:ホンダCR-V(前世代)
リアは力強いSUVスタイルを維持することで、大きなラゲッジスペースも確保されています。
大幅拡大!ホンダ新型CR-Vのボディサイズは?
▼新型CR-Vのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4805×1865×1690mm
- ホイールベース:2700mm
- 車重
CR-V e:FCEV:2010kg - ※参考
・CR-V(前世代)
全長×全幅×全高:4605×1855×1680mm
ホイールベース:2660mm
ホンダ新型CR-Vのボディサイズは、前世代から全長とホイールベースが大きく拡大されています。
これにより室内空間を広げ、快適性がアップされています。
最新装備!ホンダ新型CR-Vの内装(インテリア)デザイン
ホンダ新型CR-Vの内装は、新しい装備を採用することにより使い勝手がアップされています。
メーターには最新のデジタルメーターを採用し、多彩な情報の表示に対応。
室内空間はボディサイズにあわせ拡大し、快適性をアップ。
▼新型CR-Vハイブリッドの画像
▼新型CR-V e:FCEVの画像
ラゲッジスペースは燃料電池車で、 荷室部分に設置される水素タンクが棚状の平らな面で覆われ、上面から荷室の後端まで収納スペースを広げることができるフレキシブルボードを設定。荷室を上下2段に分けて使用できるようになっています。
パワフル!ホンダ新型CR-Vのパワートレインとスペックは?
▼新型CR-Vのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【CR-Vハイブリッド】【新設定】
直列4気筒2L+電気モーター×2「e:HEV」
エンジン出力:145ps/17.8kgm
モーター出力:184ps/32.1kgm
駆動:FF or 4WD - 【CR-V e:FCEV(水素燃料電池車)】
モーター出力:177ps/31.6kgm
一充填航続可能距離:621km
EV航続距離:61km
バッテリー充電時間:約2.5時間
駆動方式:FWD
▽海外仕様
- 直列4気筒1.5Lガソリンターボ
出力:190ps/24.5kgm
駆動:FF or 4WD
ホンダ新型CR-Vのパワートレインには、最新の燃料電池システムが採用されています。
燃料電池車「CR-V e:FCEV」は、燃料電池システムで発電、電気モーターで走行することで高い環境性能を実現。
従来のシステムから構造を見直すことでコストを3分の1、耐久性を2倍に。また、耐低温性能も向上。
加えて、水素の補給のほか、電気自動車のように走行用バッテリーの充電を可能とすることで使いやすく。
アダプタを使用することで、発電や充電した電力を外部に給電し、アウトドアや非常時などに活用することができるようになっています。
その他、新型CR-Vには、2Lハイブリッドと海外で1.5Lガソリンターボエンジンを設定。
1.5Lターボエンジンは、2.4L自然吸気エンジンと同等のトルクを低回転から発揮し、維持費もリーズナブルなコストパフォーマンスに優れたパワートレインに。
新型CR-Vハイブリッドでは、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。
e:HEVでは、発電用と走行用の2つのモーターを持ち、「モーターのみ」、「エンジンで発電しながら」、「エンジンのみ」を適切に切り替えながら走行。
発進加速や街中では電気モーターが、高速走行ではエンジンの働きを大きくすることで、それぞれが得意な領域を効率良く担当します。
ホンダ新型CR-Vを試乗動画でチェック!
走り両立!ホンダ新型CR-Vの燃費は?
▼ホンダ新型CR-Vの燃費
- CR-Vハイブリッド:40mpg(米国値/約17.1km/L)
- CR-Vガソリン:30mpg(米国値/約12.8km/L)
新型CR-Vの燃費は、ボディサイズを拡大することで前世代からダウンしています。
しかし、最新のパワートレインを搭載することでダウン幅は抑えられ、使いやすさがアピールされています。
▼参考:ホンダCR-V(前世代)の燃費
- CR-Vハイブリッド:21.2km/L
- CR-Vガソリン1.5Lターボ:14.2km/L
※WLTCモード値
充実!ホンダ新型CR-Vの安全装備は?
ホンダ新型CR-Vには、最新の先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」が全車標準装備されています。
搭載されるホンダセンシングは、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを採用。
車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、従来機能を拡充するとともに、近距離衝突軽減ブレーキを追加。
あわせて、「渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」機能を採用することで、ドライバーの疲労が軽減されています。
選びやすく!ホンダ新型CR-Vの価格は?
▼ホンダ新型CR-Vの価格
- ▽日本仕様
CR-V RS ハイブリッド:500万円【新設定】
CR-V e:FCEV(燃料電池車):809万4900円 - ※参考
▽海外仕様
【ガソリン】
グレード:「EX」「EX-L」
約470万円~(米国価格)
ホンダ新型CR-Vの価格は、装備の充実やボディサイズの拡大によりアップしています。
前モデルはスタート価格が日本で300万円前半からとなっていましたが、新型CR-Vで設定された燃料電池車「CR-V e:FCEV」は8,094,900円に。
追加設定されるハイブリッド車は、燃料電池車から大幅に価格をダウンした500万円ほどからとされ、CR-Vの主力モデルとなります。
▼参考:ホンダCR-Vの価格(前モデル)
- 【1.5Lターボ】
・EX
5人乗り 3,361,600円、7人乗り 3,556,300円
・EXマスターピース
5人乗り 3,686,100円、7人乗り 3,880,800円
・BLACK EDITION
5人乗り 3,774,100円、7人乗り 3,968,800円 - 【CR-Vハイブリッド】
・e:HEV EX
5人乗り 3,925,900円
・e:HEV EXマスターピース
5人乗り 4,250,400円
・e:HEV BLACK EDITION
5人乗り 4,338,400円
いつ?ホンダ新型CR-Vの発売日は?
新型CR-Vに追加設定される「CR-V RS ハイブリッド」は、2025年10月の日本発売が予定されています。
ホンダはCR-Vのパワートレインラインナップを拡大することで、ブランド力を高めていきたい考えです。
ホンダCR-Vを「おさらい」
▼ホンダCR-V(2016年モデル)
ホンダCR-Vは、ホンダが1995年から生産しているクロスオーバーSUVです。
初代と2代目はシビックのプラットフォームを基に開発されていましたが、3代目からは北米の上級ブランドのアキュラなどと共通のグローバル・ライトトラック・プラットフォームが採用され、質感が大幅に向上しました。
日本市場では4代目が2016年8月で販売が終了しましたが、海外では日本へも導入された前モデルの5代目が2016年10月に発表。
1.5Lダウンサイジングターボエンジンなどの新技術を採用したほか、室内空間を拡大したことで人気となり、2017年にハイブリッドモデルが追加されたことへの反響から当初予定されていなかった日本への再導入も決定。
米国では、広告料が30秒間で6億円と言われる、アメリカンフットボールの祭典スーパーボールのテレビCMも行われるなど、セールスにも力が入る主力モデルになっています。
新型ホンダCR-Vについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!