MINIが、新世代「MINIクーパー」の追加モデルとなる「MINIクーパーコンバーチブル」の日本発売を2024年10月10日に発表しました。価格は4,640,000円~5,140,000円となっています。
新モデルにより魅力をアップした新型MINIクーパーのスペックやモデル別価格などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】オープン!「新型MINIクーパーコンバーチブル」フルモデルチェンジ日本発売!
- 新型MINIクーパーの【変更点まとめ】
- 396万円から!新型MINIクーパーの価格は?
- 凝縮!新型MINIクーパーの外装(エクステリア)デザイン
- 拡大!新型MINIクーパーのボディサイズは?
- 魅力UP!新型MINIクーパーの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!新型MINIクーパーのパワートレインとスペックは?
- 新型MINクーパーを試乗動画でチェック!
- 充実!新型MINIクーパーの安全装備は?
- いつ?新型MINIクーパーの発売日は?
- BMW・MINIを「おさらい」
【最新情報】オープン!「新型MINIクーパーコンバーチブル」フルモデルチェンジ日本発売!
▼新型MINIクーパーコンバーチブルの画像
MINIクーパーはブランドの主力としてラインナップされ、現行モデルは日本で3ドアが2024年3月、5ドアが2024年6月にフルモデルチェンジし新世代に。モデル名は前モデルの「MINIハッチバック」から、原点に立ち返り「MINIクーパー」に変更されていました。
新設定された「MINIクーパーコンバーチブル」は、3ドアのMINIクーパーをベースにしたオープンモデルとなり、ソフトトップは時速約30km/hまでの走行中でもスイッチ操作により約20秒で開閉が可能に。
ルーフを40cmだけ開くサンルーフモードでは、陽の光や風を感じながら快適なシティドライブを楽しむことができるようになっています。
さらに新型MINIクーパーコンバーチブルでは、ラゲッジスペースの2本のレバーを操作することで開口部を広げることができる「イージー・ロード・システム付ラゲッジ・ルーム」を採用。
車内の空気の流れを整えて車内の温度を下げ、風を遮って快適性を向上させることができ、簡単に折りたたみトランクに収納が可能となる「ウィンド・ディフレクター」も標準装備。
また、オープントップ・ドライブの愉しさを数字で確認することができるMINIらしい機能として、オープンで走行した1回の走行時間と累計走行時間、外気温もアニメーションで表示される「オールウェイズ・オープン・タイマー」を採用。
パワートレインには、3ドアに設定されていたEVモデルは用意されず、2タイプの2Lガソリンエンジンが設定されています。
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新型MINIクーパーの【変更点まとめ】
▼新型MINIクーパーの変更点
- 「MINIクーパーコンバーチブル」を設定
▽2024年6月の変更点
- 「MINIクーパー5ドア」を設定
▽2024年3月フルモデルチェンジ時の変更点
- モデル名を「MINIハッチバック」から「MINIクーパー」に変更
- エクステリアに最新のデザインを採用
- 最新EVパワートレインを搭載
- レザーを使用しない新しいインテリアデザインを採用
- 大型インフォテインメントディスプレイを搭載
396万円から!新型MINIクーパーの価格は?
▼新型MINIクーパーの価格
- 内燃機関モデル
MINI Cooper C 3 Door:3,960,000円
MINI Cooper S 3 Door:4,650,000円
MINI COOPER C 5 DOOR:4,080,000円
MINI COOPER S 5 DOOR:4,770,000円
MINI COOPER CONVERTIBLE C:4,640,000円【新設定】
MINI COOPER CONVERTIBLE S:5,140,000円【新設定】 - 電気自動車
MINI Cooper E 3 Door:4,630,000円
MINI Cooper SE 3 Door:5,310,000円
新型MINIクーパーの価格は、最新の電動パワートレインと装備を採用することによりアップしています。
前モデルは標準グレードとなる「MINI Cooper 3 Door」が3,740,000円とされていましたが、新型MINIクーパーでは3,960,000円からに。
電気自動車モデルは、内燃機関モデルから67万円のスタート価格アップとなっています。
新設定されたコンバーチブルは内燃機関のみとされ、3ドアとの価格差はスタート価格で68万円となっています。
▼参考:MINI(前モデル)の価格
▽MINI3ドア
- MINI ONE 3 Door:3,150,000円
- MINI Cooper 3 Door:3,740,000円
- MINI Cooper D 3 Door:3,870,000円
- MINI Cooper S 3 Door:4,330,000円
- MINI John Cooper Works:5,160,000円
▽MINI5ドア
- MINI Cooper 5 Door:3,860,000円
- MINI Cooper D 5 Door:4,170,000円
- MINI Cooper S 5 Door:4,460,000円
- MINI Cooper SD 5 Door:4,590,000円
▽MINIコンバーチブル
- MINI Cooper Convertible:4,260,000円
- MINI Cooper S Convertible:4,870,000円
- MINI John Cooper Works Convertible:5,680,000円
凝縮!新型MINIクーパーの外装(エクステリア)デザイン
▼新型MINIクーパーの画像
▼参考:MINIハッチバック(前モデル)
新型MINIクーパーの外装には、最新のブランドデザインが採用されています。
フロントには、先進的な印象をアップした新デザインのヘッドライトを装備。
▼新型MINIクーパーの画像
リアはテールライトに、特徴的なユニオンジャックのグラフィックを継続採用。
空気抵抗Cd値は、0.28まで低減。
足元には16インチ、17インチ、18インチのホイールが設定され、全体のバランスを整えることで、これまでより引き締まったスタイルに。
▼新型MINIクーパー5ドアの画像
▼新型MINIクーパーコンバーチブルの画像
ボディタイプには5ドアハッチバックのほか、3ドアをベースにしたカブリオレも設定。
カブリオレではソフトトップを、時速30kmまでの速度で約20秒で開閉できるようになっています。
拡大!新型MINIクーパーのボディサイズは?
▼3ドア
▼5ドア
▼新型MINIのボディサイズと比較
- 【MINIクーパー3ドア】
全長×全幅×全高:3875×1745×1455mm
ホイールベース:2495mm - 【MINIクーパー5ドア】
全長×全幅×全高:4035×1745×1470mm
ホイールベース:2565mm - 【MINIクーパーコンバーチブル】
全長×全幅×全高:3880×1745×1435mm
ホイールベース:2495mm - ※参考
・【MINI3ドア(前世代)】
全長×全幅×全高:3835×1725×1430mm
ホイールベース:2495mm
・【MINI5ドア(前世代)】
全長×全幅×全高:4025×1725×1445mm
ホイールベース:2565mm
・【MINIコンバーチブル(前世代)】
全長×全幅×全高:3835×1725×1415mm
ホイールベース:2495mm
新型MINIクーパーのボディサイズは、前モデルから一回り大きい設計とされています。
しかし、ホイールベースは維持され、取り回しのしやすさが重視されています。
魅力UP!新型MINIクーパーの内装(インテリア)デザイン
新型MINIクーパーの内装には、レザーを使用しない最新のデザインが採用されています。
9.4インチ円形インフォテインメントシステムは、最新のAIアシスタントを搭載し、メーターや空調制御などを統合。
さらに、ドライバー前にメーター機能などを表示するヘッドアップディスプレイも採用されています。
センターコンソールには、パーキングブレーキ、ギアセレクター、スタート/ストップ、モードセレクター、ボリュームノブの5つのスイッチを配置。
ステアリングホイールの3番目のスポークには、インテリアとの統一感をアップするストラップが採用されています。
▼3ドア
ラゲッジスペースは3ドアで通常時で200Lとなっていますが、後席を収納することで800Lを利用できるように。
▼5ドア
5ドアでは、通常時で275L、後席を収納することで925Lまで拡大されます。
▼コンバーチブル
3ドアをベースとするコンバーチブルでは、通常時で215L、ルーフを格納した状態で160Lが利用できるようになっています。
パワフル!新型MINIクーパーのパワートレインとスペックは?
▼新型MINIクーパーのパワートレインとスペック
▽電気自動車モデル(3ドアのみ)
- 【クーパーE】
・パワートレイン:電気モーター×1
・出力:184ps/29.6kgm
・バッテリー容量:40.7kWh
・0-100km/h加速:7.3秒
・航続距離:305km - 【クーパーSE】
・パワートレイン:電気モーター×1
・出力:218ps/33.7kgm
・バッテリー容量:54.2kWh
・0-100km/h加速:6.7秒
・航続距離:402km - 【ジョンクーパーワークス エレクトリック(JCW ELECTRIC)】
・パワートレイン:電気モーター×1
・出力:258ps/35.7kgm
・バッテリー容量:54.2kWh
・0-100km/h加速:5.9秒
・航続距離:371km(欧州値) - 駆動方式:FWD
▽内燃機関モデル(3ドア/5ドア/コンバーチブル)
- 【クーパーC】
▽3ドア/5ドア
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:156ps/23.5kgm
▽コンバーチブル
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:163ps/25.5kgm - 【クーパーS】
▽3ドア/5ドア/コンバーチブル
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:204ps/30.6kgm - トランスミッション:7速DCT
- 駆動方式:FF
新型MINIクーパーには、新世代のEVパワートレインが搭載されています。
EVパワートレインは、フロントに搭載するモーターにより前輪を駆動。最新のバッテリーと組み合わせることで、前世代で最長270kmとされていた航続距離を延長し、実用性と高い走行性能を両立。
より大容量のバッテリーと出力を高めたモーターを搭載する「クーパーSE」も設定。
また、新型MINIクーパーには内燃機関モデルも設定され、ニーズにあわせた選択に対応しています。
高出力スポーツEV!MINIクーパー ジョンクーパーワークス エレクトリックも!
▼MINIクーパー ジョンクーパーワークス エレクトリックの画像
新型MINIクーパーには海外で、伝統あるスポーツモデルの電気自動車バージョンとなる「MINIクーパー ジョンクーパーワークス エレクトリック」が発表されています。
新型MINIクーパーJCW エレクトリックは、「クーパーSE」から高出力化した258psのモーターを搭載。
0-100km/h加速は5.9秒まで短縮され、走行性能を高める専用のエクステリアや足回りなどにより走りを楽しむことができるようになっています。
新型MINクーパーを試乗動画でチェック!
充実!新型MINIクーパーの安全装備は?
新型MINIクーパーには、ブランドの先進システムが採用されています。
システムは、高性能カメラ&レーダー、高性能プロセッサーによる高い解析能力によってより精度と正確性が向上した最先端の先進安全機能ドライビング・アシスト(アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング)を採用。
また、パーキングアシスタントには、鮮明な画像により車両の周りの状況が確認できるサラウンド・ビュー機能、並列および縦列駐車を容易にするパーキング・アシスト機能、ペダル踏み間違い急発進抑制機能に加え、車両が時速35km以下で直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能も採用され、安心して運転ができるようになっています。
いつ?新型MINIクーパーの発売日は?
新型MINIクーパーに追加設定されたコンバーチブルは、2024年10月10日に日本で発売されました。
MINIは最新技術を採用したクーパーのラインナップを拡大することで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
BMW・MINIを「おさらい」
BMW・MINIは、初代が2001年に登場したプレミアムコンパクトブランドです。
1994年に、BMWが「MINI」の権利を持つ英国「ローバー」を傘下に収めたことで開発が始まりました。
当初はローバーが中心となって開発が進行されましたが、ローバーの経営が悪化したことからほぼ開発が終わった状態でドイツに拠点を移し、インチを使用するヤード・ポンド法から、ミリを用いるメートル法で再設計し市販されました。
ファンの間では、ボディサイズが小さい旧型を「クラシックMINI」、BMWが開発した新世代モデルを「BMW MINI」「ニューMINI」などとし呼び分けられています。
FR車を中心としたプレミアムカーを販売するBMWグループで、以前はFF車の高効率な室内空間を持つプレミアムコンパクトカーとして独自の位置づけでしたが、近年はBMWもMINIとパワートレインを共有するFF車などを販売し人気になっています。
前モデルの3代目BMW・MINIは2013年に登場し、型式はF54がクロスオーバー、F55が5ドア、 F56が3ドア、F57がコンバーチブルになっていました。
ユーザーの要望にこたえ前世代からボディサイズを拡大し、プレミアムコンパクトとして利便性をさらに向上したことで人気になりました。
新型MINIクーパーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!