ホンダが、コンパクトSUV「ヴェゼル」のスポーツモデルとなる「ヴェゼルRS」の発売を2025年9月に予定しています。
新モデルにより魅力をアップするホンダ新型ヴェゼルについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】復活!走りのSUV!ホンダ「新型ヴェゼルRS」日本発売!
- ホンダ新型ヴェゼルの【変更点まとめ】
- ラインナップ拡大!ホンダ新型ヴェゼルの価格は?
- 先進的!ホンダ新型ヴェゼルの外装(エクステリア)デザイン
- 上質!ホンダ新型ヴェゼルの内装(インテリア)デザイン
- 新型ヴェゼルにさらなる魅力!「HUNT」「Play」パッケージも!
- パワフル!ホンダ新型ヴェゼルのスペック、走行性能は?
- 充実!ホンダ新型ヴェゼルの安全装備は?
- 新型ヴェゼルを試乗動画でチェック!
- 良好!ホンダ新型ヴェゼルの燃費は?
- ワイド&ロー!ホンダ新型ヴェゼルのボディサイズは?
- いつ?ホンダ新型ヴェゼルの発売日は?
- ホンダ・ヴェゼルを「おさらい」
【最新情報】復活!走りのSUV!ホンダ「新型ヴェゼルRS」日本発売!
▼ホンダ新型ヴェゼルRSの画像
ホンダ・ヴェゼルは、ブランドの主力コンパクトSUVとしてラインナップされ、海外でも「HR-V」のモデル名で販売されるグローバルモデルとなっています。現行モデルは2024年4月に新デザインを採用、パワートレインを改良するなど、ビッグマイナーチェンジしていました。
新設定される「ヴェゼルRS」は、前世代に設定されていたものの現行モデルでは海外仕様のみとされていたスポーツグレード「RS」を日本で復活設定。
「N-ONE」や「フィット」、2024年9月に新設定した「シビック」とあわせ、「RS」グレードを拡大することで、ホンダのスポーツイメージをアップするモデルとしてラインナップ。
エクステリアには、専用のドット柄グリルのほか、下部インテークに、現行ヴェゼルの開発コンセプト「“AMP UP YOUR LIFE”(日々の生活の楽しさを増幅)」の波形マークからくる特徴的なレッドのラインを採用。
リアには左右2本出しのエキゾーストを装備し、足元には専用ホイールを採用。
インテリアには、ブラックのレザーシート、レッドのアクセントなどを装備。
パワートレインにはハイブリッドを搭載し、専用の車両チューニングにより、軽快な走りを楽しむことができるようになります。
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ホンダ新型ヴェゼルの【変更点まとめ】
▼ホンダ新型ヴェゼルの変更点
▽最新の変更点
- スポーツモデル「ヴェゼルRS」を設定
▽2024年4月の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- ハイブリッド「e:HEV」を改良し、快適性を向上
- インストルメントパネル中央に上下2段トレーを新採用
- 新モデル「ヴェゼルHUNTパッケージ」を設定
- 全車に本革巻きステアリングホイール、パドルシフトを装備
- 安全システムに「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」、「急アクセル抑制機能」、「アダプティブドライビングビーム」を追加
- リモートによる「テールゲート操作」に新対応
- 新しいボディカラーを設定
- 「Play」グレードをパッケージオプションに変更
- ガソリンFF車を廃止
▽2021年4月フルモデルチェンジ時の変更点
- 外装、内装を新世代デザインに変更
- 1.5L 2モーター式ハイブリッドシステム「e:HEV」を新搭載
- 大型パノラマガラスルーフ、ハンズフリーテールゲートを設定
- ヒルディセントコントロールを新搭載
- 先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」にフロントワイドビューカメラを採用し、車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、近距離衝突軽減ブレーキ、「渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」を追加
- Honda車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載。
Honda初の機能として「自動地図更新サービス」を搭載したほか、「Hondaデジタルキー」や「Honda アプリセンター」、「車内Wi-Fi」などをHonda量販車で初採用
ラインナップ拡大!ホンダ新型ヴェゼルの価格は?
▼ホンダ新型ヴェゼルの価格
- 【ガソリン】
「G」:4WD 264万8800円 - 【ハイブリッド】
・「e:HEV X」:FF 288万8600円、4WD 310万8600円
「e:HEV X HuNTパッケージ」:FF 299万8600円、4WD 321万8600円
・「e:HEV Z」:FF 319万8800円、4WD 341万8800円
「e:HEV Z PLaYパッケージ」:FF 355万6300円、4WD 377万6300円
・「RS」【新設定】
360万円~
ホンダ新型ヴェゼルの価格は、2024年4月の改良によりアップしています。
アップ幅はガソリンモデルで3万円、ハイブリッド車では11万円~20万円ほどとされ、グレードでは、「e:HEV Z」グレードのパッケージオプションに変更された「Play」グレードと、ガソリンFF車を廃止し、「e:HEV X」グレードには新たに、アウトドアスタイルをアップした「ヴェゼルHUNTパッケージ」を設定。
新設定される「ヴェゼルRS」は、ヴェゼルのスポーツイメージをアップするモデルとして専用の装備を採用し、360万円ほどからが見込まれています。
▼参考:ホンダ・ヴェゼル(2024年4月改良前モデル)の価格
- 【ガソリン】
「G」:FF 2,399,100円、4WD:2,619,100円 - 【ハイブリッド】
「e:HEV X」:FF 2,778,600円、4WD:2,998,600円
「e:HEV Z」:FF 3,001,900円、4WD:3,221,900円
「e:HEV Play」:FF 3,418,800円
先進的!ホンダ新型ヴェゼルの外装(エクステリア)デザイン
▼ホンダ新型ヴェゼルの画像
ホンダ新型ヴェゼルの外装は2024年4月の改良時に、新しいデザインを採用することにより質感が高められています。
▼ホンダ新型ヴェゼルの画像
▼参考:ヴェゼル(前モデル)
フロントでは、SUVとしての力強いイメージをアップする、ワイド化されたグリル、新形状のバンパーを採用。
▼ホンダ新型ヴェゼルの画像
▼参考:ヴェゼル(前モデル)
リアには、先進的なイメージを高める新しい内部グラフィックを持つLEDテールライトを装備。
▼新型ヴェゼル「アーバンスタイル」
▼新型ヴェゼル「スポーツスタイル」
▼新型ヴェゼル「アクティブスタイル」
▼新型ヴェゼル「カジュアルスタイル」
カスタムパーツとして、4スタイルの純正アクセサリーも設定されています。
上質!ホンダ新型ヴェゼルの内装(インテリア)デザイン
▼ホンダ新型ヴェゼルの画像
▼参考:ヴェゼル(前モデル)
ホンダ新型ヴェゼルの内装は2024年4月の改良時に、新しいデザインを採用することにより質感が高められています。
改良では、インストルメントパネル中央に上下2段トレーを新採用し、より使いやすく、解放感のあるインテリアに仕上げられています。
ヴェゼルではインフォテインメントシステムにHonda車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載し、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応することでスマートフォンとの連携を強化。
オーディオには、新型ヴェゼルの車体に合わせて専用開発・設計を実施した「プレミアムサウンドシステム」を採用。
高級スピーカーに採用されるケブラーコーンスピーカーと、パイオニア製高性能アンプを用いて最適な音響を設計。合計10個のスピーカーを配置し、音響のエキスパートによるチューニングにより、車内でも臨場感あふれる立体的なサウンドが楽しめるように。
ルーフには、心地よい光を室内に取り入れる「パノラマルーフ(Low-Eガラス採用)」を採用することで開放感をアップ。
装備には「静電タッチ式LEDルームランプ」を装備し、スイッチの場所を探すことなくブラインドタッチで点けることが可能とされ、使い勝手を向上。
フロント左右には「そよ風アウトレット」を配置し、室内にそよ風のような心地よい風の流れを創出。
穏やかに頰を撫でる風の膜により、外気の熱や寒さをカットすることもできるように。
▼チップアップ時
▼ダイブダウン時
ラゲッジスペースは、ダイブダウンのほか、チップアップに対応したリアシートにより、多彩な使い方に対応しています。
新型ヴェゼルにさらなる魅力!「HUNT」「Play」パッケージも!
▼新型ヴェゼル e:HEV X「HUNT パッケージ」
ホンダ新型ヴェゼルには、クーペSUVとしての魅力をアップする「ヴェゼルe:HEV X HUNT(ハント)パッケージ」と「ヴェゼル e:HEV Z Playパッケージ」が設定されています。
ヴェゼルe:HEV Xグレードに設定されるハントパッケージは、専用のルーフレール、アルミホイール、フロントロアガーニッシュ、専用カラーのインテリア、FABTECT(撥水・撥油)シートを採用することで、都市部のみならずアウトドアにも似合うパッケージに仕上げ。
▼新型ヴェゼル e:HEV Z「Playパッケージ」
e:HEV Zグレードのプレイパッケージでは、2トーンボディカラーのほか、カラーバーオーナメント付フロントグリルやライトブルー加飾のドアロアーガーニッシュ、専用のインテリアカラー、ライトブルー塗装のインパネガーニッシュ&ドアライニングガーニッシュなどにより、デザインを楽しむことができるようになっています。
パワフル!ホンダ新型ヴェゼルのスペック、走行性能は?
▼新型ヴェゼルのパワートレインとスペック
- 【ガソリン】
直列4気筒1.5L
出力:118ps/14.5kgm
駆動方式:4WD - 【ヴェゼルハイブリッド】
直列4気筒1.5L+2モーター「e:HEV」ハイブリッド
エンジン出力:106ps/13.0kgm
モーター出力:131ps/25.8kgm
駆動方式:FF or 4WD
ホンダ新型ヴェゼルのパワートレインには、2モーター式ハイブリッド「e:HEV」と、直列4気筒1.5Lエンジンが搭載されています。
1.5Lガソリンエンジンでは、「フィット」で採用されていた新開発CVTに対してギヤのローレシオ化を図り、発進時はスムーズで扱いやすく、加速時にはリニアで爽快な加速フィールが感じられるように仕上げ。
▼ホンダ「e:HEV」
2モーターハイブリッドシステムのホンダ「e:HEV」は、発電用と走行用のモーターを分けることで3つの走行方式が利用できるようになり、1モーター式より高い環境性能を実現。
ハイブリッドシステムは、最新の駆動用バッテリーや制御用ECU、冷却システムなどを組み合わせたIPU(インテリジェントパワーユニット)を採用し、新型リチウムイオンバッテリーは最高出力を高め、IPU全体の重量と容積を削減。
従来はラゲッジスペースの床下に配置していたPCU(パワーコントロールユニット)も、小型化と高効率化を追求しエンジンルーム内に移設されています。
▼新型ヴェゼル「4WDシステム」テスト動画
その他、新型ヴェゼルではヒルディセントコントロールが搭載され、4WDモデルでは、悪天候や雪上走行においても安定したドライビングを可能にする「リアルタイムAWD」も採用することで走行性能が高められています。
充実!ホンダ新型ヴェゼルの安全装備は?
ホンダ新型ヴェゼルの安全装備には、機能をアップした「ホンダセンシング」が全車標準装着されています。
搭載されるホンダセンシングは、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを採用。
車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、従来機能を拡充するとともに、近距離衝突軽減ブレーキを追加。
あわせて、「渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」機能を採用することでドライバーの疲労が軽減されています。
新型ヴェゼルを試乗動画でチェック!
良好!ホンダ新型ヴェゼルの燃費は?
▼ホンダ新型ヴェゼルの燃費
- 1.5Lガソリン
WLTCモード:15.0km/L - 1.5Lハイブリッド
WLTCモード:26.0km/L
ホンダ新型ヴェゼルの燃費は、2モーターハイブリッドシステムの採用により前世代から実燃費をアップしています。
前世代はハイブリッド車で、以前の燃費規格のJC08モード値27.0km/Lとなっていました。
しかし新型ヴェゼルでは最新ハイブリッドシステムを搭載することで、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値が高められています。
ワイド&ロー!ホンダ新型ヴェゼルのボディサイズは?
▼ホンダ新型ヴェゼルのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4335×1775×1590mm
- ホイールベース:2610mm
- 最低地上高:195mm
- 参考
・ヴェゼル(前モデル)
全長×全幅×全高:4330×1770×1605mm
ホイールベース:2610mm
・ホンダ フィット
全長×全幅×全高:3995×1695×1515mm
ホイールベース:2530mm
ホンダ新型ヴェゼルのボディサイズは、前世代から全長と全幅を維持しながら、全高をダウンすることでスポーティなスタイルがつくられています。
室内空間はクーペSUVスタイルを採用しながらも、空間効率をあげたホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより拡大され、前世代以上の快適性が確保されています。
いつ?ホンダ新型ヴェゼルの発売日は?
改良されるホンダ新型ヴェゼルは、2025年9月の発売が予定されています。
ホンダは主力モデルのヴェゼルに「RS」を設定することで、他モデルとの相乗効果を高めていきたい考えです。
ホンダ・ヴェゼルを「おさらい」
ホンダ・ヴェゼル(VEZEL)は、初代となる前モデルが2013年に登場したコンパクトクラスのクロスオーバーSUVです。
ホンダが進めるグローバル化改革の主力モデルとして3代目フィットをベースに開発され、ハイブリッドセダンの「グレイス」とも基礎を共有しました。
いち早く、人気になっていたクーペSUVスタイルをコンパクトモデルで採用し、空力性能に優れたボディに最新のハイブリッドシステムを搭載。
ハイブリッド4WDとダイレクトな走りを楽しめる7速デュアルクラッチトランスミッションが人気になり、2014年から2016年の3年連続でSUV販売台数No.1を獲得しました。
室内空間は、フィットなどに採用されているセンタータンクレイアウトを採用することで拡大され、リアシートの足元空間や座面の長さは上級セダンと同等レベルに。
シートバックの角度も最適化したことでロングドライブでも疲れにくい着座姿勢とされ、コンパクトモデルをこえる使いやすさも魅力としてアピール。
2016年には、専用のエアロや足回り、パフォーマンスダンパーを装備するなどで、より軽快な走りが楽しめるように仕上げられたヴェゼルRSもラインナップに追加されていました。
新型ホンダ・ヴェゼルについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!