
中国の電気自動車メーカー「Zeekr(ジーカー)」が日本市場参入を決定し、第1弾モデルとなる上級電気自動車ミニバン「Zeekr 009」を、ジャパンモビリティショー2025にあわせて2025年10月29日に発表しました。価格は1300万円となっています。
最新技術により魅力をアップした新型Zeekr 009について、スペックや装備などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】日本市場第1弾!Zeekr「新型009」日本発売!
- 新型Zeekr 009の【特徴まとめ】
- 高空力性能!新型Zeekr 009の外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!新型Zeekr 009の内装(インテリア)デザイン
- 圧倒的走りの性能!新型Zeekr 009のスペック、サイズと航続距離は?
- 最新システム!新型Zeekr 009の安全装備は?
- 1300万円から!新型Zeekr 009の価格は?
- いつ?新型Zeekr 009の発売日は?
【最新情報】日本市場第1弾!Zeekr「新型009」日本発売!
▼Zeekr新型009

Zeekr 009は、「ボルボ」を傘下に持ち、「メルセデス・ベンツ」とも協力関係にある中国「Geely(ジーリー)」の高級車ブランドであり、2024年時点で世界25の国や地域で販売している「Zeekr(ジーカー)」のプレミアム電気自動車ミニバンです。
Zeekrは、2024年8月に日本への新参入を計画していることを発表。今回、EV商用車を手掛けてきたEVメーカーの「フォロフライ」が日本国内での正規代理店となり、フォロフライの販売、アフターサービス網などを活用して国内展開します。



Zeekr 009は、最新の電動パワートレインにより822kmの航続距離を確保したほか、AWDモデルでは612馬力、0-100km/h加速タイム4.5秒の高パフォーマンスを実現。
インテリアには、最新の音声アシスタントに対応する大型インフォテインメントシステムとARヘッドアップディスプレイ、YAMAHA製20スピーカーオーディオシステムを採用。
ミリ秒レベルでセッティングを変更できる電制ダンパーにより、快適な走りを楽しむことができるようになっています。
▼Zeekr X
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新型Zeekr 009の【特徴まとめ】
▼新型Zeekr 009の特徴
- 新世代のミニバンデザインを採用
- 最新の大型インフォテインメントシステム、音声アシストを搭載
- YAMAHA製オーディオシステムを採用
- 電動パワートレインにより高い走行パフォーマンスを実現
- 最新安全システムを搭載
高空力性能!新型Zeekr 009の外装(エクステリア)デザイン
▼新型Zeekr 009の画像

新型Zeekr 009の外装は、最新のデザインにより洗練されたスタイルとされています。

フロントには、ライトを搭載する大型のグリルと特徴的なデザインのヘッドライトを採用。


室内空間を重視した大きなボディサイズながら、空力性能を高めたデザインによりCd値は0.27まで低減。
風切音を抑えるほか、エネルギー効率の向上にも貢献しています。
最新装備!新型Zeekr 009の内装(インテリア)デザイン
▼7人乗り仕様

▼6人乗り仕様

新型Zeekr 009の内装は、最新の装備により上質さと使い勝手を両立した仕上げとなっています。
シートレイアウトには6人乗りと7人乗りが用意され、ニーズにあわせた選択に対応。

35.95インチサイズのARヘッドアップディスプレイは、鮮明でクリアな映像をフロントガラスに投影。

15.6インチインフォテインメントシステムは、Qualcomm Snapdragonプロセッサを搭載し、スムーズな操作性を実現。
インテリジェント音声AIアシスタントにより、直感的に音楽やナビゲーション、温度調整などの機能を使うことができるようになっています。








シートは、全席にナッパレザーシートを採用することで質感をアップ。
高級ミニバンで重視される後席にはマッサージ、ヒーター、ベンチレーションなどの機能のほか、17インチOLEDルーフスクリーンや8.6L冷温庫、収納できるテーブルも装備。

音響には、20スピーカー3000WのYAMAHA製サラウンドサウンドシステムを採用。

パノラマルーフを採用することにより、開放感もアップ。

家庭用照明のように明るさと色調を調整できるライトも採用。



ラゲッジスペースは、通常時で24インチスーツケース6個を搭載できる574Lが確保されているほか、後席を収納することで最大2963Lを利用できるようになっています。
圧倒的走りの性能!新型Zeekr 009のスペック、サイズと航続距離は?

▼新型Zeekr 009のパワートレインと走行スペック
- 全長×全幅×全高:5209×2024×1812mm
- ホイールベース:3205mm
- 最低地上高:142mm
- バッテリー容量:140kWh
- 【AWD】【日本仕様】
出力:612ps/70.7kgm
0-100km/h加速:4.5秒
航続距離:822km - 【FWD】【海外仕様】
出力:421ps
0-100km/h加速:6.9秒
新型Zeekr 009には、高出力の電気モーターを使用した最新パワートレインが採用されてます。
ボディサイズは、トヨタが販売する「アルファード」の全長×全幅×全高4995×1850×1935mm、ホイールベース3000mmより一回り大きいサイズとされ、広い室内空間を獲得。
モーターは、前輪駆動モデルで421ps、日本に導入される4輪駆動モデルでは612psまで出力が高められ、0-100km/h加速タイムは4輪駆動モデルで4.5秒の高パフォーマンスを実現。
140kWhの大容量バッテリーを搭載することにより、航続距離は最長822kmとされています。
また、ZEEKR 009では、高性能のブレーキシステムを搭載することにより、100km/hから停止まで36.9mのブレーキ性能を確保。


デュアルチャンバーエアサスペンションと電制ダンパーにより、走行シーンにあわせて足回りのセッティングをミリ秒レベルで変化させ、快適な走りを楽しむことができるようになっています。
最新システム!新型Zeekr 009の安全装備は?

新型Zeekr 009には、最新の安全システムが採用されています。
システムには、11メガピクセルのHDサラウンドビューカメラが装備され、全方位の安全性を強化。
ステアリングやブレーキを制御してドライバーをアシストすることができるようになっています。
1300万円から!新型Zeekr 009の価格は?
▼新型Zeekr 009の価格
- 1300万円~
新型Zeekr 009の日本価格は、1300万円からとされています。
環境性能を重視するタクシーやハイヤーなどでの法人需要を中心にアピールしていく予定です。
いつ?新型Zeekr 009の発売日は?
日本市場に新参入した新型Zeekr 009は、ジャパンモビリティショー2025にあわせて2025年10月29日に発表されました。
Zeekrはブランド日本市場第1弾として上級ミニバンの「Zeekr 009」を設定することで、ブランドの魅力をアピールしていく予定です。
新型Zeekr009については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!


