DSオートモビルが、新世代電気自動車クロスオーバー「N°8」を2024年12月12日にワールドプレミアしました。
新世代モデルとして大きな魅力を持つDS新型N°8について、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代上級モデル!「DS新型N°8」発表!
- DS新型N°8の【特徴まとめ】
- 力強く!DS新型N°8の外装(エクステリア)デザイン
- 広く!DS新型N°8のボディサイズは?
- 上質!DS新型N°8の内装(インテリア)デザイン
- 最新EV!DS新型N°8のパワートレインと航続距離は?
- 充実!DS新型N°8の安全装備は?
- アップ!DS新型N°8の価格は?
- いつ?DS新型N°8の発売日は?
【最新情報】新世代上級モデル!「DS新型N°8」発表!
▼DS新型N°8の画像
DSブランドは、以前シトロエンの高級ラインとして販売されていましたが2015年にDSオートモビルとして独立し、現在はシトロエンも属するステランティスグループの上級ブランドとなっています。
新設定された「N°8」は、モデル名をこれまでの「DS」のあとに数字がつく命名ルール(例:DS9)から変更、フランス語で数字を表記するときに使用される「N°」がモデル名に採用されています。
DS新型N°8は、ブランドの新世代EVファストバッククロスオーバーとして制作され、最新の電動パワートレインとプラットフォームを採用することで、航続距離750kmを獲得。
大型ディスプレイと、フランスの装飾技法により仕上げられたインテリアを採用することで、ブランドの上級モデルとしての高い質感がつくられています。
▼DS新型N°8の動画
▼DS9
【新型DS9】「仏最上級サルーン」日本発売!最新情報、PHEV、燃費、価格は?
▼DS7
【新型DS7】「新デザイン&大画面!」マイナーチェンジ日本発売!最新情報、サイズや燃費、価格は?
DS新型N°8の【特徴まとめ】
▼DS新型N°8の特徴
- 新しいモデル名ルールを採用
- 新世代EVクロスオーバーとして設定
- 最新電動パワートレインにより、余裕のある航続距離を獲得
力強く!DS新型N°8の外装(エクステリア)デザイン
▼DS新型N°8の画像
DS新型N°8の外装は、最新のデザインを採用することにより質感が高められています。
フロントは、グリルを閉じたデザインとすることで空力性能を向上しながら、ライティングによりデザイン性をアップ。
ドアハンドルは、クルマがロックされているときはドア面とフラットな状態になり、ロックが解除されたとき自動的に展開。
Cd値は0.24まで低減することにより、走行効率が高められています。
ボディタイプはファストバックとされ、車高を高めることにより車体下に搭載する走行用バッテリーのスペースを確保。クロスオーバースタイルに仕上げられています。
広く!DS新型N°8のボディサイズは?
▼DS新型N°8のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4820×1900×1580mm
- ホイールベース:2900mm
- 参考
・DS9
全長×全幅×全高:4940×1855×1460mm
ホイールベース:2895mm
DS新型N°8のボディサイズは、ブランドのフラッグシップサルーンとして設定されている「DS9」から全長が短縮されています。
しかし、電気自動車専用モデルとすることでホイールベースを延長し空間効率を高め、余裕のある室内スペースが確保されています。
上質!DS新型N°8の内装(インテリア)デザイン
DS新型N°8の内装は、最新の装備やデザインにより質感が高められています。
ステアリングホイールは特徴的な4本スポークとされ、フラットなセンターコンソールや10.25インチデジタルメーター、16インチのワイドなインフォテインメントシステム、ARヘッドアップディスプレイにより洗練されたスタイルに。
装備には、アンビエントライトのほか、音響に14スピーカーFocal Electra 3Dオーディオ システムを採用。
シートにはベンチレーション、ヒーター機能を採用し、フロントシートではマッサージ機能も装備することで快適にドライブを楽しむことができるように。
トランクの容量は、620Lが確保されています。
最新EV!DS新型N°8のパワートレインと航続距離は?
▼DS新型N°8のパワートレインとスペック
- 【FWDモデル】
出力(2種):230ps or 245ps - 【AWDモデル】
出力:350ps
0-100km/h加速:5.4秒 - バッテリー:74kWh or 97.2kWh
- 航続距離
74kWh(FWD):572km
97.2kWh(FWD):750km
97.2kWh(AWD):686km - 充電時間:20%から80% 27分
DS新型N°8には、最新のEVパワートレインが搭載されています。
駆動方式にはFWDとAWDが設定され、ブースト機能により一時的にFWDモデルでは30ps、AWDでは25psの出力をアップすることができるように。
バッテリー容量には74kWhと97.2kWhの2タイプを用意し、FWDモデルでは最長750kmの航続距離を確保。長距離の移動でも余裕をもって走行ができるように。
サスペンションには可変ダンピングシステムを標準採用、センサーとカメラにより道路をスキャンし、瞬時にセッティングを最適化することで、快適な乗り心地がつくられます。
充実!DS新型N°8の安全装備は?
DS新型N°8には、「DSコネクテッドパイロット」、「DSナイトビジョン」、「DSドライバーアテンションモニタリング」を含む、最新の安全システムが採用されます。
「DSコネクテッドパイロット」は、マルチパーパスカメラとミリ波レーダーを使って同一車線において加減速とステアリング操作をサポートし、車線内でドライバー任意のポジションを保持する世界初のレーンポジショニングアシスト機能を採用することで、二輪車のすり抜けなどでどちらかに寄って走行したい場合などにも対応。
さらに、渋滞時に一旦停止した際でも先行車両が3秒以内に再発進すればアクセル操作なしで追従することができるトラックフィックジャムアシスト機能が採用されます。
「DSナイトビジョン」は、フロントグリル内の赤外線カメラでとらえた約300m先までの映像を、ドライバー正面のインストルメントパネルにグレースケールで表示。
この中で約150mの範囲に存在する歩行者や自転車あるいは動物が自車の進路と交錯する可能性が高い場合には、赤くハイライトしてドライバーにアラートで警告します。
「DSドライバーアテンションモニタリング」は、ステアリングコラムの上に設置された赤外線カメラがドライバーの視線や顔の動き、瞬きを常時モニターし、わき見の頻度が高まったり、疲労による居眠りの兆候が見られた時にインジケーター点灯とともにアラート。
4度目のアラートでは音が大きくなり、同時にメッセージで休憩を提案。
ドライバーの疲労を直接検知することができるようになっています。
アップ!DS新型N°8の価格は?
▼DS新型N°8の価格
- 850万円~
DS新型N°8の価格は、電気自動車専用モデルとなることによりアップします。
フラッグシップサルーンの「DS9」はガソリンとPHEVが設定され、800万円を切るスタート価格とされていましたが、新型DS N°8では850万円ほどからが見込まれています。
▼参考:DSオートモビル「DS9」の価格
- DS 9 OPERA PureTech(1.6Lガソリン):7,857,000円
- DS 9 OPERA E-TENSE(1.6LPHEV):8,737,000円
いつ?DS新型N°8の発売日は?
新設定されたDS新型N°8は2024年12月12日に発表され、2025年中頃から欧州で販売が開始されます。
DSは電気自動車専用となるN°8をラインナップすることで、環境性能を重視するユーザーにもアピールしていきたい考えです。
DS新型N°8については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!