トヨタが、電気自動車SUVの新モデル「アーバンクルーザー(Urban Cruiser)」を2024年12月12日にワールドプレミアしました。2025年7月には日本での発売も予定しています。
最新技術により魅力をアップしたトヨタ新型アーバンクルーザーについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】スズキと協力!トヨタ「新型アーバンクルーザー」日本発売!
- トヨタ新型アーバンクルーザーの【特徴まとめ】
- 洗練!トヨタ新型アーバンクルーザーの外装(エクステリア)デザイン
- コンパクト!トヨタ新型アーバンクルーザーのボディサイズは?
- 上質!トヨタ新型アーバンクルーザーの内装(インテリア)デザインは?
- 新世代!新型アーバンクルーザーのパワートレインとスペックは?
- 充実!トヨタ新型アーバンクルーザーの安全装備は?
- ダウン!トヨタ新型アーバンクルーザーの価格は?
- いつ?トヨタ新型アーバンクルーザーの発売日は?
【最新情報】スズキと協力!トヨタ「新型アーバンクルーザー」日本発売!
▼トヨタ新型アーバンクルーザーの画像
トヨタ・アーバンクルーザーは、スズキが発表していた新世代電気自動車SUV「eビターラ」のOEMモデルとなり、ブランドの電気自動車コンパクトSUVとしてラインナップされます。
新型アーバンクルーザーでは、電気自動車用に新開発された最新プラットフォームを採用し、軽量な構造、高電圧保護、ショートオーバーハングによる広い室内空間を実現。また、メインフロアはフロア下メンバーを廃止することで、電池容量を最大化。
電動パワートレインは、前後に独立した2つのeAxleを採用することで4輪駆動に対応。片側のタイヤが浮くような路面でも空転したタイヤにブレーキをかけ、反対側のタイヤに駆動トルクを配分(LSD機能)することで悪路からスムーズに脱出できるTrailモードも採用。
走行用バッテリーには、安心・安全を追求したリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが搭載されています。
▼トヨタ新型アーバンクルーザーの動画
▼スズキeビターラ(OEM元モデル)
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▼トヨタbZ4X
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トヨタ新型アーバンクルーザーの【特徴まとめ】
▼トヨタ新型アーバンクルーザーの特徴
- 電気自動車専用SUVとして設定
- 電気自動車用新開発プラットフォームを採用
- 最新のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーにより、実用的な航続距離を確保
- デジタルメーターとインフォテインメントシステムを接続した大型ディスプレイを採用
洗練!トヨタ新型アーバンクルーザーの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ新型アーバンクルーザーの画像
トヨタ新型アーバンクルーザーの外装は、最新のデザインを採用することにより先進的なスタイルとされています。
フロントには最新LEDヘッドライトが採用され、シンプルながら力強いデザインに。
▼トヨタ新型アーバンクルーザーの画像
傷への耐久性を高めるクラッディングを備えるフェンダーは、ボリュームのあるタフなデザインに仕上げ。
リアはテールランプを左右で接続。ルーフスポイラーを採用することで空力性能をアップし、走行効率が高められています。
コンパクト!トヨタ新型アーバンクルーザーのボディサイズは?
▼トヨタ新型アーバンクルーザーのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4285×1800×1640mm
- ホイールベース:2700mm
- 最小回転半径:5.2m
- 乗員:5人
- タイヤサイズ:225/55R18、225/50 R19
- ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク
- 車重
49kWhバッテリーFF仕様:1702kg
61kWhバッテリーFF仕様:1,760-1,799kg
61kWhバッテリー4WD仕様:1,860-1,899 - ※参考
・トヨタ bZ4X
全長×全幅×全高:4690×1860×1650mm
ホイールベース:2850mm
・トヨタ ヤリスクロス
全長×全幅×全高:4180×1765×1590mm
ホイールベース:2560mm
・トヨタ カローラクロス
全長×全幅×全高:4490×1825×1620mm
ホイールベース:2640mm
トヨタ新型アーバンクルーザーのボディサイズは、先に電気自動車SUVとして設定されている「bZ4X」より大幅にコンパクトな設計とされ、内燃機関を搭載する「ヤリスクロス」と「カローラクロス」の中間となるサイズとなっています。
しかし、電気自動車用に新開発されたプラットフォームを採用することにより、ホイールベースを2700mmまで延長することで広い室内空間を獲得。
高電圧保護や大容量バッテリーの搭載なども実現されています。
上質!トヨタ新型アーバンクルーザーの内装(インテリア)デザインは?
トヨタ新型アーバンクルーザーの内装は、最新の装備を採用することにより質感がアップされています。
装備には、10.25インチのデジタルメーターと10.1インチのインフォテインメントシステムを接続した大型ディスプレイを採用。
コネクティッド技術により多彩な情報の表示に対応し、音響にはJBLプレミアムオーディオが設定されています。
新世代!新型アーバンクルーザーのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型アーバンクルーザーのパワートレインとスペック
- 【49kWhバッテリーFF仕様】
電気モーター×1基
出力:144ps/19.3kgm - 【61kWhバッテリーFF仕様】
電気モーター×1基
出力:174ps/19.3kgm - 【61kWhバッテリー4WD仕様】
電気モーター×2基
フロントモーター出力:174ps
リヤモーター出力:65ps
システム合計最大トルク:30.6kgm - トランスミッション:1速電動ドライブ
- 航続距離:400km~500km
トヨタ新型アーバンクルーザーのパワートレインには、新開発された電動システムが採用されています。
安心・安全を追求した最新のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーには、49kWhと61kWhの2タイプの容量が設定され、61kWhモデルには4WD仕様も設定。
駆動システムは、パワフルな走りだけではなく、レスポンスに優れた緻密なコントロールにも対応し、片側のタイヤが浮くような路面でも空転したタイヤにブレーキをかけ、反対側のタイヤに駆動トルクを配分することで悪路からスムーズに脱出できるTrailモードも搭載されています。
充実!トヨタ新型アーバンクルーザーの安全装備は?
トヨタ新型アーバンクルーザーには、最新安全システムが搭載されます。
システムは障害物のほか、前方の歩行者や車、走行レーンなども検知。
新型アーバンクルーザーでは加えて、隣接車線の後方から接近する車両を検知する「ブラインドスポットモニター」、駐車場などで自車の後方左右から接近する車両を検知する「リヤクロストラフィックアラート」、全車速での追従機能を備えた「アダプティブクルーズコントロール」なども装備することにより安全性が高められます。
ダウン!トヨタ新型アーバンクルーザーの価格は?
▼トヨタ新型アーバンクルーザーの価格
- 400万円~
トヨタ新型アーバンクルーザーの価格は、コンパクトな車体により選びやすい価格設定とされます。
先に電気自動車SUVとして販売されている「bZ4X」は550万円からとされていましたが、新型アーバンクルーザーは400万円ほどからが見込まれ、手頃な価格と新世代の技術がアピールされます。
▼参考:トヨタbZ4Xの価格
- Gグレード
FWD 5,500,000円 4WD 6,000,000円 - Zグレード
FWD 6,000,000円 4WD 6,500,000円
いつ?トヨタ新型アーバンクルーザーの発売日は?
新設定されるトヨタ新型アーバンクルーザーは、2025年春にスズキモーターグジャラートのインド工場で生産が開始され、2025年7月の日本発売を予定。欧州でも販売されます。
トヨタは電気自動車のラインナップを拡大することで、高い環境性能をアピールしていく予定です。
新型トヨタ・アーバンクルーザーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!