
日産が、上級電気自動車SUV「アリア」のマイナーチェンジモデルを、2025年10月9日に公開しました。日本発売は2026年2月が予定されています。
改良により魅力をアップする日産新型アリアについて、スペックや装備などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】上級EVにさらなる進化!日産「新型アリア」改良発売!
- 日産新型アリアの【変更点まとめ】
- 上質!日産新型アリアの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!日産新型アリアの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!日産新型アリアのパワートレインとスペックは?
- 実用的!日産新型アリアの航続距離、充電時間は?
- 最新機能!日産 新型アリアの安全装備は?
- ワイド&ロー!日産新型アリアのボディサイズは?
- アップ!日産新型アリアの価格は?
- いつ?日産新型アリアの発売日は?
【最新情報】上級EVにさらなる進化!日産「新型アリア」改良発売!
▼日産新型アリアの画像
ボディカラー:「翡翠乃光(ヒスイノヒカリ)」

日産アリアは、新開発のEV専用プラットフォームを採用した新世代電動SUVとして開発され2021年に新設定、2024年には走行性能を高めた「アリアNISMO」も新たにラインナップされていました。
マイナーチェンジする新型アリアでは、2025年10月8日に新世代モデルが発表されたコンパクトEV「リーフ」にも採用された新しいエクステリアデザインコンセプトを採用。
加えて、インフォテインメントシステムには、Google搭載のNissanConnectシステムを採用することで、「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に対応。
さらにV2L(Vehicle to Load)機能も追加され、災害時やアウトドアなどでは走る蓄電池として活用できるようになるほか、ナビと連動し充電速度が最大となるように制御するナビリンクバッテリーコンディショニングも搭載。
新色として、ボディカラーには「翡翠乃光(ヒスイノヒカリ)」、インテリアカラーには「ホワイト/グリーン」を追加。
足まわりもリセッティングされ、日本の道路環境での乗り心地を向上。
安全システムでは、加減速を繰り返すシーンでも車間を一定に保ち、先行車両に合わせて減速し停止までをサポートする「インテリジェント ディスタンスコントロール」を採用し、ドライバーの負荷が軽減されます。
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日産新型アリアの【変更点まとめ】
▼日産新型アリアの変更点
▽最新の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- Google搭載NissanConnectシステムを装備
- V2L(Vehicle to Load)機能を追加
- ナビリンクバッテリーコンディショニングを搭載
- ボディカラーに新色「翡翠乃光(ヒスイノヒカリ)」を設定
- インテリアカラーに新色「ホワイト/グリーン」を設定
- 足まわりを見直し、乗り心地を向上
- 「インテリジェント ディスタンスコントロール」を採用
▽2024年3月の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「アリアNISMO」を設定
- 「B9 e-4ORCE プレミア」グレードを新設定
- ボディカラー「暁-アカツキ-:サンライズカッパー/ミッドナイトブラック2トーン」、「ブリリアントシルバー/ミッドナイトブラック2トーン」、「カーマインレッド/ミッドナイトブラック2トーン」を廃止
▽日産アリア新設定時の特徴
- 新開発のEV専用プラットフォームを初採用
- 最長610kmの航続距離を獲得
- 66kW、91kWのバッテリーを設定し、それぞれに2WDと4WDをラインナップ
- 新開発電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE(e-フォース)」を採用
- 12.3インチ大型デジタルメーター、インフォテインメントシステムを搭載
- 音声操作に対応するパーソナル・アシスタンスのほか、Amazon「Alexa」に対応
- 「スカイライン」に搭載するものから進化し、準天頂衛星システムから自車位置をより高精度に把握することが可能となった「プロパイロット 2.0」を採用
- リモートソフトウェアアップグレードを搭載
上質!日産新型アリアの外装(エクステリア)デザイン
▼日産新型アリアの画像

▼参考:日産アリア(前モデル)の画像

日産新型アリアの外装は、新しいデザインを採用することにより質感をアップしています。
▼日産新型アリアの画像

▼参考:日産リーフ
改良では、フルモデルチェンジしたコンパクトEV「リーフ」から採用された新しいデザインコンセプトを使用し、ワイドで洗練された印象をアップ。
▼日産新型アリアの画像

足元には新デザインの20インチホイールを採用することで、引き締められています。
最新装備!日産新型アリアの内装(インテリア)デザイン

日産新型アリアの内装は、モノとモノの間にある空間や、連続するコトとコトの間の時間を意味する日本語の「間(ま)」をキーワードにデザインされています。


室内空間は、EV専用プラットフォームによりフラットで広々したフロアを実現するとともに、これまで室内に配置されていた空調ユニットをモータールームに配置することで、CセグメントのボディサイズでありながらDセグメントレベルの広い室内空間を確保。

ラゲッジスペースも広くとられ、2WD車で466L、4WD車で408Lを使うことができるようになっています。


また、スリムなデザインのゼログラビティシートや、遮音材をふんだんに使用することで、高い静粛性を実現。


ダッシュボートは物理的なスイッチを廃し、クルマの電源を入れるとアイコンが浮かび上がるように。
スイッチは、運転中でも操作感が分かるように振動するハプティクススイッチとなっています。

幅の広いセンターコンソールはドライバーのシートポジションに合わせて電動で前後に動かすことが可能とされ、その上には「アドバンスド アンビエント ライティング」が施された新デザインのシフトノブを配置。

センターコンソール内にはQi規格のワイヤレスチャージャーも搭載。


装備には、2つの12.3インチディスプレイを採用。
改良では、Google搭載のNissanConnectを採用し、「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に対応。
ナビゲーションが「Google マップ」となることで、Googleアカウントを同期し充電スポットを予測したルート検索やお気に入りの場所、保存したルートなどをスムースに表示。
また、NissanConnect サービスアプリ機能の「ドア to ドアナビ」によって、充電残量を考慮して必要な充電を加味したルートを乗車前からナビゲーションに共有し、乗車後スムースに出発することもできるようになります。
パワフル!日産新型アリアのパワートレインとスペックは?

▼日産新型アリアのパワートレインとスペック
- 【B6】(66kWバッテリー仕様)
・「2WDモデル」
システム出力:218ps/30.6kgm
0-100km/h加速:7.5秒
・4WD「e-4ORCE」モデル
システム出力:340ps/57.1kgm
0-100km/h加速:5.4秒
・NISMO
システム出力:367ps/57.1kgm - 【B9】(91kWバッテリー仕様)
・「2WDモデル」
システム出力:242ps/45.9kgm
0-100km/h加速:7.6秒
・4WD「e-4ORCE」モデル
システム出力:394ps/61.2kgm
0-100km/h加速:5.1秒
・NISMO
システム出力:436ps/61.2kgm - 最高速度:160km/h(全車)
日産新型アリアには、新世代の電気自動車パワートレインが搭載されています。
新世代パワートレインは、66kWバッテリーを搭載する「B6」と91kWのバッテリーを搭載する「B9」が設定され、2WDと4WDの駆動方式の組み合わせをラインナップ。
91kWバッテリー4WDモデルでは394ps/61.2kgmの高出力により、0-100km/h加速タイムはスポーツクーペ「フェアレディZ」に匹敵する5.1秒まで短縮。
また、「e-Pedal」も搭載し、アクセルペダルの踏み加減を調整するだけで発進、加速、減速をコントロールすることが可能になっています。


4WDシステムは、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE(e-フォース)」とされ、フロントモーターとリアモーターの回生ブレーキを併せて使用することで渋滞時の走行においての揺れを軽減。
凹凸のある路面や加速時には、モーターを最適にコントロールすることで車体姿勢の変化を抑えて快適なドライビングを実現。
また、モーターの駆動力やブレーキを細かくコントロールすることで、ライントレース性能がアップされています。
実用的!日産新型アリアの航続距離、充電時間は?
▼日産新型アリアの充電時間、航続距離
- EV航続距離
【B6】(66kWバッテリー仕様)
2WD:470km、4WD:460km
【B9】(91kWバッテリー仕様)
2WD:640km、4WD:610km - 充電時間
130kW急速充電器:30分で375km走行分
日産新型アリアの航続距離は、バッテリー容量と駆動方式の組み合わせにより変化します。
新世代モーターは高速巡行時の消費電力を低減し、一充電あたりの航続距離は最大640kmを実現。
また、最大130kWの急速充電に対応するとともに、バッテリーの温度を一定に保つ水冷式の温度調節システムを搭載し、30分の急速充電で最大375km分を充電することが可能になっています。
最新機能!日産 新型アリアの安全装備は?

日産新型アリアには、改良された運転支援システム「プロパイロット2.0」が採用されています。
新型「プロパイロット2.0」は、先に搭載された「スカイライン」のシステムからさらに進化し、準天頂衛星システムなどからの高精度測位情報を受信。自車位置をより高精度に把握することが可能に。
7個のカメラ、5個のレーダー、12個のソナーで白線、標識、周辺車両を検知、さらにナビゲーションシステムと3D高精度地図データを使うことで制限速度をはじめとした道路状況を把握しながら、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフ走行が可能となっています。
新型アリアでは、運転支援の状態が直感的に把握できるよう、メーターディスプレイやヘッドアップディスプレイにプロパイロット2.0の作動状況がリアルタイムに表示され、インテリアの「アドバンスド アンビエント ライティング」がプロパイロットの動作状況に連動し、通常は白色、ハンズオン時には緑色、ハンズオフの時には青色に色が変化します。

加えて新型アリアでは、リーフと同じく「プロパイロット パーキング」を搭載し、車外からの操作で駐車する機能「プロパイロット リモート パーキング」を採用。
これにより、狭いスペースに駐車するようなシーンにおいても、ドライバーや同乗者の乗り降りを容易に行なうことが可能になっています。
ワイド&ロー!日産新型アリアのボディサイズは?

▼日産新型アリアのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4595×1850×1655mm
- ホイールベース:2775mm
- 車重:1920~2210kg
- タイヤサイズ:235/55R19 or 255/45R20
- ※参考
・日産リーフ
全長×全幅×全高:4360×1810×1550mm
ホイールベース:2690mm
・日産エクストレイル
全長×全幅×全高:4660×1840×1720mm
ホイールベース:2705mm
日産新型アリアのボディサイズは、コンパクト電気自動車「リーフ」から一回り拡大されています。
ミドルクラスSUVとしてラインナップされている「エクストレイル」と比較すると、全長と全高を抑えることで電気自動車SUVとして空力性能を高めたスタイルがつくられていますが、ホイールベースと全幅を拡大することにより空間効率を高め、広い室内空間が確保されています。
また、最新のEV専用プラットフォームの採用により、重量物であるバッテリーを車体中央にレイアウトし、低重心かつ前後重量配分が均等になるように設計。
バッテリーケース内にはクロスメンバーを配し、フロアトンネルがないフラットなフロアにより高い剛性を確保。サスペンション部品も高剛性な部品を採用するなどし、操縦安定性能を向上させるだけでなく快適な乗り心地と高い静粛性が実現されています。
アップ!日産新型アリアの価格は?
▼日産アリアのグレード・価格
- 【66kWバッテリー仕様】
「B6」(2WD車):6,590,100円
「B6 e-4ORCE」(4WD車):7,195,100円 - 【91kWバッテリー仕様】
「B9」(2WD車):7,382,100円
「B9 e-4ORCE」(4WD車):7,987,100円
「B9 e-4ORCEプレミア」(4WD車):8,603,100円 - 【アリアNISMO】
NISMO B6 e-4ORCE(66kWh/4WD車):8,429,300円
NISMO B9 e-4ORCE(91kWh/4WD車):9,441,300円
日産新型アリアの価格は、改良によりアップします。
アップ幅はグレードにより10万円~20万円ほどとされ、高められた機能性がアピールされます。
いつ?日産新型アリアの発売日は?
マイナーチェンジする新型アリアは、2025年10月9日に公開され、日本発売は2026年2月が予定されています。
日産はアリアを改良することで、ブランド力を高めていきたい考えです。
新型日産アリアについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!




