自律走行車でレースを行う「Roborace」が、使用するマシン「Robocar」のスペックを発表
新しい走りが
多彩なセンサー情報をAIが判断!自律走行レーシングカー Robocar
▼Roborace マシン 画像
自律走行車レース「Roborace」概要・マシンスペック
- 世界初のドライバーレス電動レーシングカー「Robocar」を使用するレース
- 自律走行技術を発展させることを目的として開催
- 映画「Tron:Legacy」のデザイナーがマシンデザインを担当
マシンスペック
- 全長×全幅:4800×2000mm
- パワートレイン:電気モーター×4
- 最高出力(モーター1基):408ps
- 車重:975kg
カーボン製ボディを採用 - 最高速度:320km/h以上
- 車両状況把握ために、5台の光レーダー、2台の電波レーダー、18台の超音波センサー、2台の光学式スピードセンサー、6台のAIカメラ、GNSSポジショニングを搭載
- 搭載するNvidia「Drive PX2」は、毎秒24兆回のAI処理が可能
- 各チームで開発するAIが車の周囲の状況を360度学習し、安全で効率的な走行を計算
- タイヤパートナーとして、ミシュランがサポート。
自律走行に対応する独自の次世代ロードタイヤを開発
自動車や大手部品メーカーだけではなく、IT企業など、世界中のさまざまな会社が開発を進めている自律走行技術
その進化のためにレースをするとし、以前マシンデザインを発表していた「Roborace」が今回公開したのが完成形のマシンスペックだ
マシンデザイン:自律走行・無人の戦いRoborace ロボカーの完成デザインを発表!
完成形の「Robocar」は、1基400馬力以上を出力するモーターを各車輪に搭載
最高速度は320km/hと、トップカテゴリレースと変わらない速さに
そんなマシンをドライブするのは、Roboraceの主役となる自律走行用AI
AIは、光や超音波などを使ったセンサーのほか、カメラや衛星測位システムなどの多彩な情報から状況を判断
半導体メーカーのNvidiaが提供する「Drive PX2」がその処理を支える
レースから多くのフィードバックを受けてきたクルマの進化のように、自律走行用のAIを進化させるRoborace
ドライバーがいない4輪車のレースは不思議な感覚だけど、そのレース内容に世界中の関心が集まりそうだね