今年から世界選手権になった「FIA 世界ラリークロス選手権」(もと”FIA ヨーロッパラリークロス選手権”)、通称「WorldRX」の第11戦トルコラウンドのダイジェスト動画
ライン取りの自由さは観客にとっても魅力的!
激突、クロスライン、ドライバーのひらめきが速さになる
【関連記事はこちら】
FIA世界ラリークロス選手権「WorldRX」2014ハイライト動画
舗装路とダートを組み合わせたコースを走るラリークロスマシンは、舗装路では他のレースマシンのように性能のすべてを出しきれない
けれどその分コントローラブルで、どこからでもドリフトで向きを変えられる走行性能と4WDの加速性能は独特の走りで面白いよね
プロレスのように車体をぶつけあうのが普通のラリークロスの走りは、驚きの連続!
スタート直後のコーナーですでにぶつかりあっているのには、メカニックのボディ修復の苦労を考えさせられるけれど、それでもマシンを前に進めるドライバーのテクニックは、人間の判断力の限界にも近いんじゃないかな
このトルコラウンドで最高に格好よかったのは、動画0:51~のラインが交差するシーン
ブレーキングの突っ込みで前に出ようとするプジョーに対して、一歩も引かずドリフトでマシンをコーナー出口に向けるシトロエン
このバトルの結果は、前にいたシトロエンがプレッシャーに負けず、しっかり自分の走りを守りきり、勝利
ラリークロスらしい迫力だね!
レースは、フォード フォーカスSTを駆る、ANDREAS BAKKERUDが優勝している
【ちなみに…】
初年度の世界ラリークロス選手権は、このあと1戦で終了
初代チャンピオンは2戦を残した時点ですでに決定しており、スバルからWRCに参戦していたことで日本にも馴染みがあり、現在はシトロエンからWorldRXに参戦している”ペター・ソルベルグ”が獲得
ペター・ソルベルグは、WRC、WorldRXと、史上初2つのFIA世界選手権シリーズでチャンピオンをとったドライバーになった!
WRCへの復活参戦を希望していたペターだけど、この結果は良かったんじゃないかな